
楽天モバイルがやっていた面白い試みとして、自社オリジナルのスマホを販売していた点です。もちろん、一から十まですべて楽天がやっていたわけではなくて、おそらく楽天は企画だけで出して、後は海外メーカーとかに作らせていたのでしょうけど、それでもキャリア自体が作ったオリジナルスマホというのは大変ユニークではあったんですよね。
けれど、そんな楽天オリジナルスマホは現在においては販売終了してしまっているし、以降後発も出ていません。この記事では、何故楽天モバイルオリジナルスマホが消えてしまったのかを考察していきます。
楽天モバイルオリジナルスマホが消えた理由
全体的にピーキーな性能だった
楽天オリジナルスマホの特徴としてユニークな仕様というものがあるのですが、ユニークというかかなりピーキーなスマホだったんですよね。
- Rakuten Mini:流石に小さすぎて使いにくい
- Rakuten Hand:Miniよりはマシだけど大型主流のニーズにあってなかった
- Rakuten BIG:分厚いし重たいので使い勝手が良くなかった
前者2つに関しては設計思想自体の問題で受けなかったので仕方ないのですが、BIGに関してはでかいだけならニーズ通りだったものの、分厚く重たいという残念な有り様でした。
ユニークというのは言い換えれば一般受けしにくい奇抜な製品であるということを意味するので、売れ行きや評判が良くなかったのも仕方ないでしょう。
不具合が多い
楽天オリジナル製品ということもあってか、どうにも完成度が低かった印象があります。少し調べれば大量の不具合報告が出てきますし。
特にRakuten BIGなんてそこそこ動く筈のSoCを詰んでいる癖に、タッチ感度がおかしかったりプチフリーズするとかろくでもない評判が多かったですからね。
どこのメーカーに頼んで作らせたかは定かではありませんけど、変に自社オリジナルに拘った結果ソフトウェア面の最適化がおろそかで、こういう残念なクオリティとなってしまったと思います。
楽天モバイルオリジナルスマホというのは欲をかきすぎているし、そこは限定カラーとかにしておけばまだ評判を落とさなかったと思います。
デザインがダサい
致命的な欠点として、楽天オリジナルスマホはそのどれもがクソダサいデザインをしていました。
まず背面中央に描かれたRマークが非常にダサいです。そして黒白赤のカーラーリング展開ですが、無難ではあるものの正直地味な上、質感もiPhoneみたいに高級感のある感じではなく、中華の1万円スマホとかでもまだマシといった感じになっています。
加えてそのテカテカなボディには指紋がべったりと付いてしまいますし、ケース無しでは使う気にもならないんですよね。
価格は安めだが機能は絞られている
値段に関しては結構安めでして、ミッドレンジくらいの価格で購入できました。Rakuten Miniに至っては1円でばらまかれていましたし。
しかし安物買いの銭失いとまではいわないですが、スマホ自体は結構機能が絞られているというか、価格相応になるように調整されている感じです。指紋認証はあれど顔認証がなかったり、なぜか待ち受けの変更ができなかったりと、妥当なことから意味のわからない部分まで制限がかかっていました。
ある意味この部分もピーキーであるという評価に一躍買っているのですけど、いくら安いとはいっても機能的に足りていないスマホを買うのはどうかとも思います。
他にいいスマホ売っているから
それと楽天モバイルの機種って、過去から現在にいたるまで、ラインナップ的にミッドレンジ以下は結構充実しているんですよね。
だから別に楽天モバイルオリジナルスマホなんか買わなくても、中華のコスパスマホを買えばよかったですし、なんなら楽天モバイルって別にキャリアみたいにスマホに縛りも無かったから、他の通販とかでスマホを購入しても良かったわけで。
なのでこれらオリジナルスマホは、キャンペーンでものすごく安く買える時以外には別段買う必要のない製品でした。
まとめ
微妙なクオリティ、微妙なコスパ。ピーキーな性能とかなり人を選ぶスマホだったのが祟って、現在では販売終了になってしまったのだと思います。売れ行き好調であるならば、最新機種だって出ていただろうに残念だなと思います。
本当に玩具としては面白いスマホだったんですよ。ただメインスマホとして使うのは流石に苦痛だったというだけで。……いや苦痛感じてまで使うなら企画終了しても仕方ないか。
非常に高コスパなミッドレンジスマホ。価格はミッドなのに処理能力がハイエンドクラスなのはすごいって。