
これまで日本市場以外において、OPPOはハイエンドスマホにおいてはイマイチやる気を感じさせませんでした。Find X3以降はミッドレンジまでしか出さない年もあったりして、高級機はiPhone以外は売れないからと、諦めに近いムードが漂っていました。
しかし昨年はFind X8が発売されて、今年がFind X9が発売ということで、OPPOならびにオウガ・ジャパンもようやく本腰を入れ始めたなという希望が見えてきました。
この記事ではOPPOが2025年12月23日に発売するOPPOの新型フラグシップスマホ、OPPO Find X9について比較解説し、購入価値があるか判定していきたいと思います。
OPPO Find X9についての比較解説
今回比較対象にするのは、日本で使用率の高いiPhoneの最新機種であるiPhone 17無印とPro版。そして中華スマホとしてライバルになる、Xiaomi 15T Proとしています。
価格比較
ここでの価格帯はすべて同じストレージ容量となる512GBモデルのものを表記します。
容量を揃えた場合、やはり価格だけみるとXiaomiが一番安く見えます。それに対してiPhoneはかなり高額で、OPPOの方もXiaomiと比べると高く見えますね。
ただiPhoneシリーズはストレージ容量を増やすとボッタクリみたいな値段の上げ方をしてきます。最低容量の256GBモデルの場合は、
となるので無印iPhone 17であれば高い高いという印象の強いiPhoneですが、意外と良心的な価格設定に見えてきます。
ちなみにXiaomiの方を256GBにすると1万円引きになります。やっぱAppleのストレージ容量での値段アップは異常だと思います。
OPPOはそもそも512GBモデルしかないので、価格変化はありません。
ただし! OPPO Find X9は発売日特典が色々存在しています。まず公式ストアから購入した場合は、数量限定でアラミド繊維のハードケース、自撮り棒、55W無線急速充電器が付属してきます。これらは別途購入した場合、合計2万円ほどするので、欲しい人にはかなりおすすめのセットです。
次に楽天市場。こちらで購入した場合は無線充電器はついて来ませんが、代わりに価格が安くなっています。134,820円です。1万円以上値引きしてくれます。加えて楽天ポイントも高額商品ということ沢山ついてくるので、かなりお得だと思います。
格安SIMのIIJmioでMNP契約とセットになった製品を購入する場合は、109,800円になります。4万円引きという非常にお得な価格になっています。ただしこちらで購入した場合は、数量限定購入特典のアクセサリーは何もついてきません。
結論、価格帯の面で見ると、定価であれば高い印象が拭えませんが、特典だったり値引きがあるので実際は割とお安くなっています。
またこれはXiaomiもそうなのですが、中華スマホはAmazonで度々値引き対象になることが多いので、今後もそういうセールの時に狙って購入すれば、安く買うことが出来る機会は多いです。
処理能力比較
処理能力面に関しては、OSが違うのでiPhoneとAndroidスマホを比較する手段はありません。体感でもアプリごとの相性とかありますしね。ただiPhone 17シリーズと、OPPO Find X9はほぼ同格、その下がXiaomi 15T Proだと判定できます。
というのもiPhone 17シリーズは無印はA19チップ、Pro版はA19 Proチップを搭載しています。これらは最新チップであり、去年のチップから刷新されたものです。A19 Proチップは無印よりもグラフィック性能を強化したものになっており、ゲーム性能で強くなっています。
それに対してOPPO Find X9ですが、こちらはMediaTek製のSoC、Dimensity 9500を採用しています。こちらも最新チップとなっており、高い処理能力と省エネを両立した素晴らしいものとなっています。
iPhoneのA19チップと同じOSで比較することはできないので、実行性能でどちらが優れているとは言い切れませんが、決して極端に勝るとも劣るとも言えない性能差だと言えます。
問題は中華スマホライバル枠のXiaomi 15 T Proくんです。こいつの搭載しているSoCはDimensity 9400+となっております。型番を見てわかるとおり、これは9500の前世代にあたるチップです。つまり去年の型落ちチップになります。
型落ちと言ってもフラグシップモデル向けのSoCなので現在でも通用する性能なのは間違いないのですが、流石にこれではiPhone 17シリーズやOPPO Find X9と比較した場合、性能が劣っていると見なされても仕方ないでしょう。安さの理由がこういう部分にあらわれているわけですね。
電池持ち
電池持ちに関してはiPhone 17シリーズがかなり強いとされています。XiaomiがぶつけてきたパクリスペクトスマホであるXiaomi 17と比較して、2倍のバッテリー容量差があるにもかかわらず殆ど持ち時間がかわらないという、事実上の公開処刑みたいなことをしていましたので。Appleはこの分野本当に強いですよね。
OPPO Find X9は海外モデルのPro版との比較動画が上がっていて、そこではiPhone 17 Pro Max相手におよそ2時間上のバッテリー持ちを見せていました。なので殆ど持ち時間の変わらなかったXiaomi製品よりは持つことが予想されます。
もっとも、この動画で使われたFind X9 Proは7500mAhのバッテリー容量なので、やはり2倍くらいの容量差。ここでもiPhone 17シリーズの省エネ能力の優秀さが目立つ結果にはなってしまっています。
なのでバッテリー持ち時間自体は
OPPO Find X9 → iPhone 17シリーズ →Xiaomi 15T Proとなることが予想されますが、普段の電気代のことを考えた場合はiPhone 17が一番優れていると言えるでしょう。
充電性能
残念ながら、この分野はiPhoneがもっとも低いです。最大出力40Wなので、馬鹿みたいな出力が急速充電してくる中華スマホと比べると控えめだからです。ただiPhoneはそもそものバッテリー容量がPro MAXでも5000mAhほどしかない(これが平均値ではある)ので2時間もあれば満充電は可能なのですが。
対してOPPOとXiaomi。OPPOのほうは80W、Xiaomiのほうは90Wでの急速充電を可能としております。X9はまだ発売前なので充電にどれだけ時間がかかるかはわかりませんが、前もでるのX8が1時間弱だったことから推測すると、こちらも1時間前後で満充電可能だと考えられます。
15T Proのほうは最短で30分ほどで急速充電可能となっています。頭おかしい速さですが相応に発熱して負荷がかかるので、充電中はあまり操作できない欠点があります。
なので速さだけ見るとXiaomi 15T Proがもっとも優秀で、時点でOPPO Find X9、最下位がiPhone 17シリーズになります。
ただしバッテリーにかかる負担はXiaomiが一番上ですし、OPPOのほうはそもそもバッテリー容量が7025mahとかなり多いです。なのでOPPOの充電に時間がかかるのは仕方ない部分もあります。
そしてiPhoneは遅いですが、そうは言っても40Wなのでスマホ全体で見ればだいたい平均値くらいはありますし、バッテリーの労りも考えたらこれはこれでありな設定値だと思います。
カメラ性能
静止画に関してはおそらくXiaomi、OPPOのほうが強いと思います。というのもXiaomiはライカ共同開発、OPPOはHasselblad共同開発ということで、有名カメラブランドの力を借りて作った強力なカメラユニットを搭載しているんですよね。なので静止画に関しては、こちらに軍配があがると思います。
一方動画性能に関しては、やはりiPhoneシリーズは最強だと考えられます。なにせiPhoneは風がビュービュー吹いていて、現地の人間が聞き取れないような店から流れてくる音楽を、風切り音をノイキャンしてかき消したうえで、その音楽をはっきりと録音するなんて離れ業をやってのけます。
手ぶれ補正も滅茶苦茶強力で、走り回ってとってもかなり酔いにくいブレの少ない映像になるので、スマホのくせにアクションカムに片足突っ込んでるような性能になっています。
なのでインスタ映えとかで高画質の写真を乗っけたい場合はXiaomiやOPPO、自分のお子さんの写真を取ったり、YoutubeやTikTokで動画をアップロードしたいという人はiPhoneがおすすめになります。
付属品に関して
iPhoneは説明書くらいしかついてないです。充電器なんてもう何年も前に付いてこなくなりました。
対してOPPOとXiaomiですが、こちらはかなりついてきます。充電器、保護ケース、保護フィルムなんて最初から貼り付け済みです。サービスが良いですね。
SIMカードはiPhoneだけ非対応
Appleは日本を冷遇している節があります。アジア向けモデルやヨーロッパ向けモデルだとSIMカードスロットあるのに、わざわざ日本版はそれ塞いでありますからね。なんのイジメだよと。
OPPOとXiaomiのはちゃんとSIMカードスロットありますよ。安心してください。
画面サイズ
まず言わせてもらうけど、最近の中華スマホはデカすぎます。6.9インチくらいが平均値になってきていて、左手で持って右手の指で操作する時にも左手がつかれてきます。中華のデカいスマホの対抗馬のiPhoneのMaxモデルも当然のようにデカいので、やっぱり持っていて辛いかなと。
かといって標準サイズですけど、持ちやすくはあるけどちょっと小さいかなと思います。全然使いやすいサイズで支障はないんですけど、もうちょっと大きくてもいいかなと。
そして今回のFind X9ですけど、これかなりサイズ感がちょうどいいんです。画面サイズがインフレし始める前のサイズ感で、6.59インチとなっています。これ本当に嬉しいですね。僕はスマホのサイズ感は6.4から6.6インチくらいがベストだと思っているので、高性能でこのサイズ感は本当にありがたいんですよね。
巷だとFind X9 Proのほうが良かったという声も多いのですが、あっちはだいたい6.8インチでまあまあデカいから、個人的には無印で良かったと思っています。
共通項目
- 完全防水防塵対応
- おサイフケータイ対応
OPPOが珍しくフラグシップでもおサイフケータイに対応してくれました。おサイフケータイないスマホは選択肢にならないって人にもありがたい仕様ですね。
アップデート期間
アップデート期間は最低値で切られた場合はOPPOが一番短いですし回数も少ないです。というかこの回数はグローバルモデルと比較しても少なくなっているので、日本版が割りを食っている部分になります。一説によるとおサイフケータイを搭載するとここが割を食うという話ですが、真偽は不明です。
ただスマホはだいたい4年も使えばバッテリーがヘタってきて交換ですし、キャリア版のこれを買うなら、買えトクプログラムなどで2年機種変を半ば強要されてしまうので、4年あれば十分という見方もできますね。
結論
個人的にはかなり素晴らしいスマホだと思っています。しかし万人におすすめできるかと言われるとそういうことでもないです。
おすすめできる人
- Androidスマホユーザー
- 高性能モデルで安定した動作のものが欲しい
- Xiaomiみたいな癖の強いスマホは避けたい
- iPhone無印は小さくてMaxはデカいと感じている
- バッテリーは持てば持つだけ良い
- 写真にはこだわりたい
おすすめできない人
とりあえずこれに当てはまっているかどうかで判断すると良いでしょう。僕は楽天市場で買います!