
3で覚醒し、Newで黒歴史を迎えたガンダムブレイカーシリーズ。その待望の新作であるガンダムブレイカー4が2024年8月29日に発売されたから、早1年が経ちました。1年経ったことでバグ修正やアップデート、DLCも出揃ったといって問題ないでしょう。
正直賛否両論の意見の多い、残念な完成度だったガンダムブレイカー4シリーズの最終評価を、この記事ではまとめて行きたいと思います。
ガンダムブレイカー4の最終評価
アセンブルに関しては評価できる
このガンダムブレイカーシリーズは、ガンプラのパーツを集めて組み合わせ、オリジナルモビルスーツを作るというのがメインコンテンツになっています。ここに関しては順当に進化しているといっていいと思います。
今作ではパーツの位置をある程度変更できたりと自由度が向上しているし、流石にシリーズ最新作といって概ね満足いく部分になっていると思います。
ただ一つ筆者が疑問に思っていることがあって、それはパーツのサイズ変更機能です。本来のガンプラカスタマイズでは出来ないことなのでちょっともにょる部分な上に、これを実装するのであれば、ガンプラのスケールをMGとHGにわけるのはでなくて、HGだけにして拡縮倍率を上げたほうが、パーツ集めや管理がしやすくなって遊びやすかったと思います。
パーツ合成は劣悪になった
ガンダムブレイカー3にはハクスラ要素があって、各パーツにはそれぞれ特殊なアビリティがついています。このアビリティはパーツ合成で同じものをかけ合わせてレベルを上げていくことが可能なのですが、本作ではそれ目的のパーツ合成がかなり改悪されています。
3の頃はパーツ合成する際の結果予測に、どのアビリティ経験値が上昇するかきちんと表示されるシステムだったのですが、本作4ではそれが無くなっており、画面をいちいち移行しないと何が上がるのかわからないシステムになっているのです。
なので結果的に大量のパーツを一括合成した方が、無駄に消費するパーツこそ増えるけど早いし楽という仕様になってしまっています。
加えて販売から2ヶ月以上もの間、一定以上のレアリティパーツや複数部位を兼ねるパーツは一括合成できないとう仕様になっており、これがまたパーツ合成を面倒にさせる仕様となっていました。それこそパーツ合成だけで1時間以上かかるとかもザラにあった為、飽きられても仕方ないでしょう。
シナリオが残念だった
ストーリー面も正直かなり残念な仕様だったといっていいでしょう。
まず世界観がかなりミクロで、作中ゲーム内でのストーリーとなっています。なので主人公が現実世界で他の仲間と交流することもありませんし、現実で何か苦労している仲間は出るも、結局主人公が関わることなくその苦労は解決します。
出てくる仲間もあまり魅力的な人物ではなく、無駄に仲間が多いせいでストーリー上の掘り下げも少ない。挙句の果てには出会い厨の成人男性が唐突に仲間に入ってくるし、DLCでは未成年相手にナンパ始める始末であり、魅力がないどころか不快にすら感じます。
また、このDLCの内容も、本編でやるべき内容な上に、無駄に引き伸ばし展開で尺があるわけでもないのに尺稼ぎをするという、シナリオライターやる気なさすぎだろというクオリティです。
アクションシーンでちらつくNewの影
さらに酷いのがアクションシーンの問題点で、マスターアビリティというものを使うとパーツがホログラム化して自分の組んだガンプラの見た目がダサくなるんです。これってNewの頃の勝手にパーツが入れ替わって自分のガンプラが他人のガンプラに変わってしまう、悪評だけしか無かったシステムを踏襲しているんですよね。
というのもこのガンダムブレイカー4の開発チームは、どうもNewの頃の人物が多いらしくて、あの頃散々酷評されていたシステムを、自分たちは正しいとして認めてないようなんですよね。
とうぜんこの件はかなり問題視されていたのですが、運営のエゴで実装されたこれが改善されることはなくて、むしりホログラムしなかった一部のアビリティをホログラムさせてくる形で対抗してきたので、非常に不快感が強いです。
くっそつまらない巨大ボス戦
見た目の問題以外にも、アクションシーンでは非常につまらない要素があります。それはPGガンプラやモビルアーマーを相手にする巨大ボス戦の存在です。
巨大ボス戦は基本的にはハイパーアーマーで中々ひるまない上に、高火力です。まあそれだけなら高難易度なだけなので、エルデンリングみたいなものだと思えば良いのですが、問題はこの巨大ボス、特にPGガンプラは逃げ回るんですよね。
自機ユニットよりも速い速度で画面端にダッシュして逃げたり、画面外に移動して射撃攻撃を繰り返したり、体力が一定値以下になるとバリアを展開したりと、無駄に時間ばかりかけさせられるクソボスになっています。
単に難しいだけであればやりがいのあるボスと言えますよ。けどこっちのプレイスキルではどうしようもない部分で、いたずらに時間を消費させられるというのはただムカつくだけなんですよ。
しかもこういう巨大ボスを瞬殺するのに役立っていた武装を、バランス調整の名目で雑魚武器に修正される事件もあったので、もう明らかにユーザーの事を考えず、開発陣が公開オナニーしているのを見せつけられているような気分になるんですよね。
まとめ
アセンブルが好きでこれだけ黙々と楽しめる人であればよいのですが、アクションゲームやハクスラゲームとしての部分も楽しみたいという人には、退屈な上に無駄に時間もかかる、クソゲーといえる程度には酷いできの完成度となっています。
シナリオ面に関しても、褒めるべき部分がほぼほぼ存在していません。せいぜい3のキャラがちょっと未来に何をしていたのかがわかるくらいしか見どころがないです。
結論としては、定価での購入価値はあまりないと思います。DLC込みで3000円くらいであれば、まあ買っても良いかなとはいう完成度でした。
個人的に一番おすすめ。