
ロープロファイルキーボード。通常のキーボードと違って薄型のそれには一定の需要があります。ペチペチとした独特の打鍵音は、使っていてそれはそれで楽しくなることでしょう。
筆者は余っているホットスワップキーボードがあったので、これのキースイッチとキートップをロープロファイル仕様にしてやろうかと企んでいたのですが、これが見事に失敗してしまいました。
この記事ではキーボードをロープロファイル化する際には気をつけないと行けない点があることをまとめていきたいと思ます。
キーボードのロープロファイル化の際に気をつける事
ロープロファイルスイッチは規格が違うものがある
実はロープロファイルスイッチのボトム部分の接続部位は、通常のメカニカルスイッチとは種類が違います。電気的な接触をする金具の部分の位置が異なる上に、深さも違うためはめ込むことは出来ても接触しておらず、使うことができないのです。
一応、通常のメカニカルスイッチと同じタイプのボトムを使用しているスイッチもあるにはあるのですが、それはマイナーななのであまり種類がありませんでした。
筆者の場合はもろにこれに引っかかって、。せっかく1600円出して購入した赤軸ロープロファイルスイッチは無駄になってしまいました。悲しいなぁ。
スタビライザーも専用のものを用意しなければならない
また、キースイッチとキートップを変更しただけでは実はちゃんと適合してくれません。というのも一部の大きめのサイズのキーにはブレ防止のスタビライザーがついているのですが、このスタビライザーもロープロファイル用のものに変更しないと、キーが浮いてしまうんですよね。
これだと見た目が悪いですし、ちゃんと入力できないことにもつながる為、スタビライザーの交換は必須です。
しかしただでさえマイナーなロープロファイル用のスタビライザーは入手性もあまり良くなくて、AliExpressでも探すのが大変な部類となっています。しかも値段も結構するので、そこまでして通常のキーボードを改造するくらいであれば、最初からロープロファイルキーボードを買ったほうが良いのではないかという結論になってしまいます。
ロープロファイルだとだいぶ打鍵感が悪くなった
一応はめ込む事自体はできたので、その状態で打鍵音のテストをしてみたのですが、はっきりいってその打鍵感は通常のキースイッチを使ったほうが遥かに満足度の高いものでした。
キースイッチが120個で1600円という超激安スイッチだったのもよくなかったのでしょうけど、最初から搭載されていたグレイウッドスイッチよりも打鍵感はよろしくなくて、これならそのまま使ったほうが良いかなと思いました。
そもそものハウジングがロープロ用じゃない上の弊害
また、筆者は通常のキーボード、AULA F75を使って改造を施そうとしたわけですが、仮にロープロファイルスイッチを使ってロープロファイルキートップを使っていたら、キーがかなり下のほうに言ってしまい埋まっているかのような見た目になってしまいます。
これだとアルファベットキーなどはまだ良いのですが、ESCキーやファンクションキーは相当押しにくくなってしまいますので、、ハウジングも最初からロープロファイルを用意しないと駄目だと思いました。
まとめ
ケチってロープロファイルキーボードを作ろうとしたけれど、結果としては大失敗でした。キートップは通常のキースイッチでも普通に使えるので良かったものの、キースイッチは完全に無駄になってしまいました。というか安物過ぎて、打鍵感もあまりよくなかったですし二重の意味で失敗でしたね。
結論として、通常のキーボードをロープロファイル仕様に改造するのは色々と無理があるので、ロープロキーボードが欲しいなら最初からそれを買ったほうが無難だと思いました。