スマートフォンは現在においても度々新作が出ているのだけれど、一方で進化しているかといわれるとそれはなんとも言えないとしか言えない状況が続いています。
この記事では現在のスマートフォンの買い替え理由が、セキュリティ面とバッテリーの劣化くらいしかない理由についてまとめていきたいと思います。
スマホの買い替え理由が少なくなった理由
処理能力は体感では横ばい化している
新型になると多くの場合、以前のものよりも高性能にアップデートされたSoCを搭載されることになるのですが、ぶっちゃけ最近のスマホのそれは体感としてはあまり差異を感じなくなってきています。
特にハイエンド帯のモデルだった場合、ベンチマークでの数値上では結構な差があることが多いのですが、ゲームであっても普段遣いであっても、快適性にはかわりはほぼなく、それこそ2台並べてWebページの表示速度を測るとかくらいの比べ方しかありません。
今後、さらに高性能を求めてくるようなゲームが登場すればまた変わってくるのでしょうが、ミドルクラスのスマホも多い以上、ゲームの要求スペックを上げまくるのはゲームアプリの開発元としてはリスキーなので、意図的にそんな滅茶苦茶な設計にすることは少ないと思われます。
充電速度にも限界があるだろう
充電速度で競う場合もありますが、ここはXiaomiが出している120Wくらいが限界値かなと思います。実際、Xiaomiのスマホも初期設定の場合、120Wといいつつ充電にリミットをかける設定が存在しています。
なぜリミットをかけるかというと、フルパワーでの充電ではバッテリーにかかる負担が大きく、バッテリーの劣化が早まってしまうからです。
たしかに充電速度は早いほうが良いというのはわかるのですが、およそ30分以内に急速充電できればそれで十分だと思います。
なのでこの120W以上にさらに充電速度を上げるとなると、さらなる負担がかかることは理解できると思います。リチウムイオンバッテリー自体の性能が進化しない限り、これ以上に高出力化は危険といっていいでしょう。
カメラ性能に関して
カメラ性能も年々上がっていると言われています。たとえばXiaomiなんかだと、ライカと共同開発のレンズユニットを使うことで、ライカの日本市場ライセンス縛りを回避してきたりと、カメラ性能には各社がかなり力をいれているように感じます。
しかしスマホのカメラが一眼レフに勝てるかと言われると厳しいものがあるとしかいえませんし、そもそもスマホカメラの質なんて、人によって好みがわかれるものだと思います。XiaomiやOPPOみたいに結構ソフトウェア上で処理してくれているものが好きという人がいる一方で、GalaxyやXperiaみたいに写実主義で多少色味が暗くとも現実に近い写真のほうが好みという人もいるでしょう。
流石にトイカメラみたいな低画質な写真しか撮れないというのであれば別ですが、一般的なスマホであれば、それなりの写真が撮れることがほとんどなので、カメラで優劣つけて買い替えるというのは弱いと思います。
AI機能について
最近追加された機能として、AI技術があるのですが、これまた普段遣いするような機能は少なく感じます。この機能をおもちゃにして最新技術に触れたいというオタク気質な人間には魅力的に感じるかもしれませんが、一般層がこの機能を普段から活用しますということは、かなり少ないように感じました。
また、そもそもAI関連技術自体がまだまだ発展途上であることもあって、機能的に低クオリティだったりすることも多いですし、バグもあって然るべきです。それを考えると、この機能目当てというのもやはり動機にするには弱いように感じました。
まとめ
スマホの進化は目覚ましいのですが、人間が体感できるかと言われるとそうでもなくて、もはやソフト上で計算して数値化しないとわからないくらいのレベルにまでなってしまっています。
少なくとも、同じ価格帯同士でスマホを買い替える理由は、現状バッテリーが劣化したとか、OSのセキュリティアップデートが切れたとかしかないので、中々に残念に感じました。