
スマートフォンに無線充電が実装されるようになってから結構な月日が経っているハズなのですが、その普及率はiPhone、Androidスマホ問わずイマイチな気がします。実際、筆者のまわりでもスマホの充電は充電ケーブルで行っている場合がほとんどです。
では何故こうも無線充電は流行っていないのでしょうか。今回はそれについて考察していきたいと思います。
スマホの無線充電が流行らない理由
そもそもスマホの機能に搭載されていない
そもそもの話としてスマホ側が無線充電機能に対応していない場合があります。たとえばAndroidスマホですと、廉価版モデルはもちろんのこと、ハイエンド帯の製品でも無線充電には対応していない場合が結構あります。
また、iPhoneには搭載されている機能になるのですが、こちらは比較的新しめな機能となっており、いくら日本人の大半がiPhoneユーザーといっても、皆がその新しい機種を使っているわけではありません。それこそ中古のiPhone8やiPhoneSEなんかの整備品を未だに格安SIMで販売していることもあるくらいなので、それらを使っている人は無線充電なんかできるわけがないのです。
無線充電器が高い
普通の急速充電器であっても、高出力なものでは5000円以上することはざらなのですが、無線充電器ともなれば追加で購入しなくてはなりません。
一応安いものも存在してはいますが、そういうものはやはり出力が弱いため、充電にかかる時間も非常に長いです。そういうのは寝る前とかにスマホをおいておくような使い方であればよいのですが、急ぎで充電したいときに使えないというのは実用性的に難があるとしか言えません。
有線よりは充電速度が落ちる
前述でも少し触れましたが、無線充電器の充電出力は安いものだとかなり弱いです。しかし、高いものなら高出力かと言われればそういうわけでもないので、やはり充電速度においてはどうしても有線接続した場合と比べて劣ります。
無線充電器ではどうやっても現状、Xiaomiとかの出しているような120Wみたいな高出力での充電は不可能なので、まったり充電しかできないと思ってください。
発熱もかなり高い
充電時にはスマホが熱くなるというのは当然のことなのですが、無線充電においてはそれがより顕著に現れます。下手したらホッカイロ以上に熱くて、ずっと持っていたら低温やけどしそうになるくらいの温度にまで上がることがあります。
充電速度が遅い上に、発熱もかなりする。となると結果的にバッテリーにかかる負担は相当なものになるので、スマホを長持ちさせたい人にも敬遠する充電規格と言わざるえないでしょう。
置き場所がシビアな場合あり
iPhoneに純正のMagSafeとかであれば問題ないでしょうが、安いスマホの無線充電だったり、安物無線充電器の場合、置き場所の判定が異様にシビアな場合があります。ちょっとでもズレてしまうと充電が出来ないことがあるため、ちゃんと充電できているか確認のために、位置の微調整が必要な場合があります。
無線充電したい人たちって、手軽にぽんと置いて充電ができるってのを魅力に感じていると思うのですが、実際にはそれをしようとしたら、細やかな微調整を要求されるとなると、ストレスがたまると思います。
まとめ
金もかかるし、充電速度も遅い。加えて発熱問題でスマホの寿命も縮めかねないとなると、あまり普及しないのも仕方ないかなと思います。実用的にはiPhone純正セットくらいなんじゃないかと。
筆者的にも、無線充電にするくらいなら大人しく有線使っとけって思いました。