
割と最近になって発売が開始されている、Galaxy S24 FEについてご存知でしょうか。Galaxyのハイエンドクラス、フラグシップモデルスマートフォンのSシリーズを廉価版化して購入しやすくしたモデルになります。
ハイブランドであるSシリーズを比較的低価格で購入できるので、ほしいなと思っている人も一定数いると思います。
この記事ではGalaxy S24 FE、ありか無しかを考察していきます。
Galaxy S24 FEは購入して大丈夫?
価格は8万円前後と比較的安い
価格に関してはおよそ8万円前後で販売されています。ミッドレンジスマホ以上、ハイエンドスマホ以下の価格帯となっており、絶妙な塩梅になっていると思います。
後述するスペックと見比べると、まあまあ安いんじゃないかという価格に落ち着いているので、総合的に見たらコストパフォーマンスは優れていると思います。
処理能力は一世代前のハイエンドクラス
このスマートフォンのSoCはサムスンが自社開発し製造したExynos 2400eというものになっています。サムスンはQualcommのSnapdragonシリーズの外注を請け負うことができるくらいには高い技術力と生産能力を持った企業なので、自社でも別にSoCを開発してコストを抑えることができるわけですね。
ただしこのチップのせいなのか、本体側の最適化が未熟なのかはわかりませんが、一部の高負荷がかかるようなゲームアプリだと、フレームレートが低下したりコマ飛びしたりすることがあります。
なのでゲーム性能に関してはちょっと過信はできないですね。
RAMとROMはだいぶケチってる感じがある
まずRAM、メモリの数値ですが8GBとなっています。これはミッドレンジスマホではありがちな数値になっておりますが、せっかくのハイエンドクラスのSoCを搭載していてもここがボトルネックになりかねないのは痛手です。
またROM、ストレージ容量に関してはたったの128GBしかありません。昨今のゲームアプリは重たいですし、これで写真や動画を撮る趣味があったりすると、ストレージがあっという間にいっぱいになってしまうでしょう。
加えてMicroSDカードにも対応していないので、これでは物理ストレージを拡張することもできません。
生体認証対応
生体認証は当たり前ですが対応しています。画面内指紋認証と顔認証です。どちらも問題なく使用可能なのでここに不便はないでしょう。
ディスプレイはきれいで頑丈
ディスプレイに関しては有機ELを採用しており、ここはサムスンらしく発色もきれいです。また、ガラス材もゴリラガラスのビクタス+を採用しているので、前のS23 FEの頃に使っていたゴリラガラス5と比べて頑丈で傷に強くなっています。
画面輝度も1900ニッツあるので、外で使っても十分見やすくなっています。
画面サイズは中々大きい
画面サイズは6.7インチとなっており、最近のスマートフォンにありがちな大型モデルとなっています。背面もガラス張りになっているので、とても廉価版モデルとは思えないような高級感のある仕上がりになっています。
ただし重量もこのサイズ故に平均的な213グラムなのでまあまあ重たいです。
それに加えて問題点があり、デザインが丸まったものではなく角張ったものになっているということ。裸で持った際には手に食い込むことになるので、ケースをつけて使うのは必須ですね。
内蔵スピーカーは十分綺麗な音質
Galaxyシリーズはスピーカー音質にも拘っており、スマホ全体で見てもかなり音質に優れています。この廉価版モデルであるS24 FEもその例にもれず十分きれいな音質となっているので、音楽を聞いたり動画コンテンツを楽しむ上では困らないでしょう。
完全防水防塵対応
完全防水防塵にも対応しているので、水場で使っても一応問題ないでしょう。あまり推奨は出来ませんが、お風呂でも使えなくはないです。
バッテリ容量は4700mAh
バッテリー容量はあまり多くありません。平均値の5000に届いていないのが残念です。というかこのバッテリー容量で213グラムというのは軽量化に力を入れていないのが見えてきましたね。
あとバッテリー性能が向上して長時間使用が可能になってとか書いてありますが、前世代機と比較した検証動画があって、そこではほぼ変わってないという結果になっていました。多少環境の変化もあるんですけど、良くなったように見せかけている感があるのは印象良くないですね。
充電出力は最大でPD25W
いや遅いよ。まあGalaxyに関しては、S24 Ultraとかでも45Wとかになっており、中華スマホみたいにあまり充電出力に力を入れていないんですよね。
これは過去にサムスンが銀河爆発をやらかした為、あまりバッテリーに負担がかかることをやりたくないというおそれからくるものなんですけどね。
ただそれにしたって充電出力が最大でPD25Wというのは無いです。ミッドレンジスマホだってもっと上の出力で充電できます。しかもこの25Wってあくまで最大値の話で、Galaxy側の調整で常に最大出力にはならずに、バッテリー残量40%を超えたら15Wとかになってしまうので、数値以上に遅くなってしまいます。
おサイフケータイ対応
サムスンは韓国企業ですが、日本版の本製品はしっかりとおサイフケータイに対応しています。
付属品がしょぼい
付属品もはっきりいってしょぼいです。ケーブルとSIMピンのみになっており、中華スマホとは比べるべくもありません。保護フィルムも貼ってないので、別途自分で用意して貼らないといけません。
まとめ
良い点
- コスパ的には悪くはない
- 処理能力は数値上一世代前のハイエンドクラスで普段遣いは良好
- 生体認証、完全防水防塵対応
- 一般的な大きめサイズ
- 見た目の高級感は優れている
- ディスプレイはきれいで丈夫
- スピーカーの音質も良好
- おサイフケータイ対応
悪い点
- 最適化や発熱の問題で重たいゲームは不安定
- メモリもストレージ容量も少ない
- バッテリ容量もわりかし少なめ
- 充電速度もかなり遅い
- 重たい上に角ばっていてケース無しでは手に食い込む
- 付属品がしょぱい
わりと欠点も多いスマホではあるのですが、それでもハイブランドらしいリッチな仕上がりになっているので、総合的にみたら悪くないと思います。
中華スマホに不信感があるという人や、あまりケチったスマホはちょっとって言う人、そしてこの悪い点を許容できる人であれば購入しても損はないスマートフォンだと思います。