
オウガ・ジャパンから販売されているスマートフォン、OPPO Renoシリーズですが、現在の評判的には割と顧客を舐めてるんじゃないかというような微妙な評価と言わざるえません。というのも後継機の性能が据え置きでマイナーチェンジレベルの性能向上でしかなかったり、そもそも機能面で性能が低下していたりなど、決して手放しで喜べるような製品ではなかったからです。
ただ今回の製品に関しては、ある一点を除けば軒並み高性能化されているので、買ってもそこまで不満点はないかなという仕上がりになっています。
この記事ではRenoシリーズの新型スマートフォンである、OPPO Reno11 aについて解説していきたいと思います。
OPPO Reno11 Aの特徴
SoCが刷新され処理能力が向上
Reno7からReno9までの間、搭載SoCはSnapdragon 695を採用していました。二世代にわたって同じSoCを使いまわしてきていた関係で、その処理能力はミドルレンジスマホの中ではあまり優れているとは言えなかったこのRenoシリーズですが、流石に今回はより高性能なものである、MediaTek Dimensity 7050に変更されました。
CPU、GPU性能ともに向上しているので、普段遣いもより快適になったほか、ゲーム性能も多少はマシになったと言えるでしょう。ただし、そもそもがミドルレンジスマホなので、そこまで快適にゲームが出来るほどに高性能になったわけではないので、そこは注意したほうが良いでしょう。
急速充電機能が大幅アップしたがケチくさい
今までのRenoシリーズは18W急速充電だったので、Xiaomiなどの驚異的な急速充電機能を備えたミッドレンジスマホと比べると、どうしても見劣りする部分となっていました。
しかし今回のモデルにおいては、かつてのフラグシップモデルだったOPPO find X3 Proと同じく67W急速充電に対応したので、最速で48分での満充電が可能となりました。ただしこれはOPPOの独自規格であるSUPERVOOCに対応した専用充電器とケーブルが費用な上、これらは付属してこないし値段は8000円近くするという問題点を抱えています。
ただReno11 Aは、Find X3 Proとは違って、PD充電も最大55Wまで対応しており、1時間ほどで満充電に対応しているので、値段も加味してこちらを購入するというのもありだと思います。PD充電器であれば100Wのものでも4000円程度で買えることも多いですし、汎用規格なので他の電子機器でも使えますので。
一応セット販売だったり格安SIM会社で買うと無料でついてくるキャンペーンなどはあるようですが、そういう売り方はちょっとずれてるかなと思います。
カメラは便利になった
今回のカメラ性能は結構向上していると思います。というのもAIによる画像編集機能が追加されたことで、Google Pixelみたいな消しゴムマジック的な機能が追加されているのです。
基本的なカメラ機能も色々と向上したみたいですが、これ自体は他社とどっこいどっこいな感じもあるので、特別優れているというわけでもなさそうです。好み次第かなと。
防水性能は残念ながら低下
Reno5から完全防水だった機能ですが、残念ながら今回の機種ではIPX5、流水を防げる程度の防水性能へとランクダウンしてしまいました。水没させては使えないということです。
そこまで多いとは思えませんが、お風呂でもスマホを使っている人は、この機種を使うのはやめたほうが良いと思います。
イヤホンジャックは無し
長らく搭載されてきたイヤホンジャックですが、今回の機種に関しては廃止されました。ミドルレンジスマホだし合ったほうが良いとは思うのですが、他社も軒並み廃止する方向で動いていることを考えると、仕方のない流れなのでしょう。
その他の機能は据え置き
MicroSDカードスロットだったりおサイフケータイだったりなど、あると便利なその他の機能は軒並み据え置きとなっています。
なのでそれらの機能が欲しくてOPPOのスマホを買っている人であれば、十分買うだけの価値は担保されていると言えるでしょう。
まとめ
イヤホンジャックの廃止と、防水性能の低下が痛いものの、その他の性能は順当にアップデートが図られている上、MicroSDカードにはまだ対応しているので使い勝手は結構良い方だと思います。
この2つのデメリットが気にならないのであれば、買っても損した気分にはならないコストパフォーマンスはあるスマートフォンだと思います。
ライバル枠としてはXiaomi Redmi Note 13 Pro+が当たりますが、あちらは値段が15000円ほど高い価格設定になっているので、棲み分けはできていると言えるでしょう。