
近年の小学校中学校において、IT関連の教育の為にノートパソコンを使用する教育現場が増えてきました。現状では各自治体においてバラバラで、統一されているとはいえないこのノートパソコンですが、最近はChromebookを採用している学校が増えてきているようです。
Chromebookと言われると、パソコン関係に詳しくない人には良くわからないと思います。今回はこのChromebookについて簡単に解説していきます。
Chromebookとは何か
端的にいうと搭載しているOSがChrome OSという種類のノートパソコンの事を指します。
一般的なノートパソコンのOSはWindows、その次にMac OSを採用しているものが多いです。要は積んでいるOSの種類が違うということです。
UIが違うので慣れは必要になりますが、GUIなのでWindowsパソコンと同じ様に直感的な操作が可能です。特に難しくて使えないということもないでしょう。
どういった特徴があるのか
要求スペックが低い
このOSはLinuxをベースに開発されています。これのおかげでWindows系のOSと比べると要求スペックが低く、あちらのOSでは動作も厳しいようなハードウェアのスペックでも、Chrome OSであればかなり軽快に動作してくれます。
価格が安い
上述のおかげで価格も抑えられています。Windowsノートパソコンであれば最低でも5万円以上は出さないと、まともに使える製品を購入することは難しいですが、Chromebookであれば3万円程度でそこそこ使える製品を購入することが可能です。
基本はネット接続推奨
Chromebookは基本的にネットワーク上のサービスの連携を前提として設計されています。Googleにはインターネット接続で仕様できるOfficeなどの便利なものが揃っていて、それを利用することで仕事などで扱うことができるようになります。
故に、本体のROM容量は非常に少なく。32GB程度のものが多いです。新しくアプリをインストールして使うといった使用法は少々不向きでしょう。あまりアプリを入れると動作も重くなってしまいますからね。
ゲームには向かない
親御さんの中には、「子供にノートパソコンを与えるとゲームばかりするのでは?」と心配する方もいると思います。
Chromebookにも確かにゲームアプリは存在していますが、本機は基本的にはハードウェアが低スペックです。最近発売されている新しめのiPhoneよりも、ゲーム性能的には貧弱なので、わざわざこのChromebookを使ってゲームはしないと思います。
仮にChromebookでゲームを遊ぶにしても、動作の軽いゲームしか快適に動くとはいえないですし、容量の問題でアプリをインストールするにしても限界があります。ゲーム中毒をそこまで懸念するようなものではないと思います。
子供の教育に役に立つのか?
社会にでて使うパソコンのOSのほとんどはWindowsです。使用感の異なるChromebookで勉強しても役に立つのかという考えもあると思います。
確かに使用感に若干の違いはあります。しかし、一番使うであろうOffice関連のソフトは互換品なので多少の違いはあれど大差はありません。よほど凝ったマクロなどを作ったりしない限りは、普通に扱うスキルは身につく筈です。
また、キーボードの配列も一般的な英字配列に近いので、多少は癖がありつつもタイピングに慣れておく事が可能です。
処理能力的にもChromebookの方が良い
学校教育向けの製品で、初期の頃採用予定だった製品はとてもとても低性能なものでした。身も蓋もない言い方をすれば家電ゴミにそのまま突っ込みたいくらいの、とても常用できないような板でしかなく、こんなものを使っていたらフリーズばかりでまともに授業が進行しないだろうと内心思っていた程です。
しかし、このChromebookであれば少なくともそういった処理能力不足によるフリーズやカクつきは少ない筈なので、授業の進行もスムーズにいくでしょう。
まとめ
- 価格が安いので経費削減になる
- 処理能力はそこそこ
- Officeなどは普通に覚えられる
確かにWindowsとは違う種類のOSなので癖がついてしまいますが、コスパの面で優秀なので、大量に同じものを仕入れる場合は非常に良いノートパソコンです。
海外ではビジネスマン向けにも多くの製品が販売されている実績もあり、第三のノートパソコンとしてシェアを獲得している良い製品と言えるでしょう。