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J・L・ボルヘス『詩という仕事について』

http://book.akahoshitakuya.com/cmt/15351865

6回目最後の講義「詩人の信条」で、5回の講義を通して何かしら信条がはっきりすると思って始めたが「特に信条のようなものは私にはありません。」(p.168)、と言うところでつい吹き出しながら感動を覚えました。ふいに結論めいた言葉が出てもそれが全体を規定することなく、ひたすら具体的な例や引用があふれ出して逃れてしまう。これを散漫で結局何が言いたいんだか分からないと否定するのは簡単だけどこれは、批評家としての分析と体系化へは進まず、あくまで詩人(小説家)として徹頭徹尾、講義の形で実践するとこうなるという良心なの。


 上のフルトヴェングラーの『音楽を語る』の直後に本書を読むと、特に対照的だなと思います。
 『音楽を語る』では実作の話があまり出てこず、抽象的な、スタティックなシステムが明確に本人の中にあって、それについて語っているようですが、『詩という仕事について』ではむしろそういうスタティックなシステムなどなく(というかあっても構わないが意味をなさず)、もはや何かを具体的に語ることしかできない、というスタンス。




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