>　　　/ごノ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　>　　　/ごノ
　　　　　　　　　　　__,∠ 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__,∠ 　 　 /
　　　　　　　　　　〈、 　　　／　彡　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〈、 　　　／　彡
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　　　　　　　　　 >　　　/ごノ　　　　　　　　　　　　　　　　　　 く,ﾆ !　　く,ﾆ !　　く,ﾆ !　　く,ﾆ !　　○ ○ ○　∪
　　　　　　 __,∠ 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 くノ　　　くノ　　　くノ　　　くノ　　　　 　 　 　 ○
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　 　 　 　 　 ,　-────-　､
.　　　 　 ／ 　 　 　 ／⌒ヽ⌒ヽヽ
　　　　/　　　　　, -| ／　（|）＼ | ＼
　　 　/　 　　／U　ヽ､　　.l､__ ノ＼ヽ
.　　 /　　　 /　　　　　　￣ ●　　　ヽl
　　 ｉ　　　 /　　　　 ￣￣ 　 |　──　|　　　　な、なんだかこれまでより忙しないというかッ……！
　　 |.　　　l　　　　 ￣￣　　 |　──　!
　 　|.　　　!　　　 　 ￣￣ 　 |　　　⌒ヽ　　　　配置が全然違わない！？
　 　|.　 　 | 　 　 　 　 　 ＿_|＿＿＿ノ
　　 ヽ　　 |　　　／￣￣　　　　 ／
　　　　>━━━━━━,-､━━く
　　 ／　　　／ 　 　 　 '､フ　　ヽ ヽ



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　, - ─　､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／//////ハ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 //////////∧
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /_/_/_/_/_/_/ノ{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/_＿＿＿＿ 　 　{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:γ ヾ|/i|γ ヾ_＿|　　　　　　……作戦目標が変わったな……？
　　　　　　　　　　　　 　　,　- …, -一{ゝ ソ|/i| ､ ノ/≧____
　　　　　　　　　　　　　／　／／　　ノ}|//, --､|>＜//. ∨ =- _　　　　　　　　　　　　　　　「え……？」
　　　　　　　　　　　　/_ _ /／_...　イ / ∨/|l　il|////. ./ ∨　　　=- _
　　　　　　　　　　　　|　 // 　　Y:::. / 　∨/|　l|///　//　j::::､　// 　 〕､　　　恐らく、敵の前線基地……いや、その崩れだな。
　　　　　　　　　　　　|　:{{ 　 　 ゝ､/　　 .∨|ｭ:l|//　//　/><三ﾆ)＿_/
　　　　　　　　　　　　ヾ:::::.､ ……。＼ 　　ゝ- ﾞ´　/　ノ／／ヾ<////- ､　　　　物資の『集積所』の位置等を特定できたのだろう。
　　　　　　　　　　　　{ 丶::::l　　　　ゝ- ＝ニニ＝ -.／／　 　/////＞-､
　　　　　　　　　γ ´ 丶　丶　　　,.::::¨ﾟ　　　　／／　　　　／///／:::::: -　＼　　　昨日までの戦闘でな。
　 　 　 　 　 　 // 　　i丶 　,..::::: ¨ 　 　 　 ／／　　　　／////ｨ:::::, ´///// - _
　　　　　　　 　{ { {. . i ゝ…　　　　,　 　　　／ 　　　 イﾞ/////, ﾞ:::::,////////// - _　　　となればまた、前回の前線基地ぶりの激しさになるかもしれんぞ。
　　　　　　　　/ゝ､ゝ ｀　　　,....　. . . . . . . . . . . , イﾞ///////∧:::::,///////////// -_

　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ─── 　､
　　　　　　　　 　 ／::::::::::::::::／フヽ　_＼　　　 　　前の前線基地並みってッ……冗談じゃないよぉ！
　　　　　　　　　/::::::::::::　─|／ G| {∠::::',
　　〃⌒ヽ. 　 /:::::::::／＿＼ヽ__ノ⌒ヽﾉ-ヽ　　　　ボク、あの時は流石に死んだと思ったんだよ！？
　　{ 　 　 } 　 l::::::::/u ── 　 ヽ__彡∠　|
　　 ヽｰ彡::ヽ |:::::::|　 ／￣￣＼＿|　─ ﾉ!　　　　あんなのもうゴメンだよぉ！！
　　　　 ＼:::::::＼::::!.　|/⌒⌒ヽ 　　￣T´/⌒ヽ
　 　 　 　 ヽ:::::::::::::.　 ＼＿＿_｝＿＿,ﾉへ＿ノ
　　　　　 　 ＼:::::::::::ミ==========≦:::::/



　　　　　　　　　 　 　 　 ,、
　　　　　　 　 　 　 ,.--..,,||
　　　　　　　　　　/　　　 ヽ　　　僕も、アレはちょっと……。
　　　　　　　　　 |))　o:''~~c|
　　　　　　　　　 |=|;'':,_;'^':,_|　　　AT壊されちゃった時なワケだし……。
　　　　　　　　　　^|∨u　　|
　　　 　 　 　 　 　 | |∨　　|　　　　なんというかほんと、レベルが違ったっていうか……
　　　 　 　 　 　 　 | .| ∨.　|
　　　　,==-、..._ 　 |　|　ヾ-'　　　　人間が撤退する前の戦いって、あんなのだったんだなって、怖くなったよ……！
　　　/　 　∧ 　"'''|.　|.,__
　　　|/￣/|∧￣'''‐-=|_..."ニl
　　　|　 | l | } |　　　|　　||　　|　　　　（……それに、神様を教えてくれた『アイツ』を目の前で殺されたのも……あの時で……。）

　　fヾ　　　　　　　　　　　 　,　-　､
　　 ＼＼　　　　　　　　　　/＿＿__l
　　　　＼＼__　　　　　　 　{//0}{○}　　　　　　　人類撤退前の戦争が『アレ』？
　　　　 　/丶l　　　　　　　ﾉl//|il|//l_
　　　　　　ヾ/ﾊ､ 　　_。s≦ ｀￣￣´　）_ ＿　　　ふん……ラッキー。
　　　　　　　 丶ハ´　　} }　　　／　／/∧//∧
　　　　　　　／ ヾハ　　　　／　／-､///∧//∧　　　　残念ながらそうはいかなかったぞ？
　　　　　　/ゝ-=　ヾﾊ､　／　／|lilililil|////,ﾄ､／
　　　　　　|ゝ-= 　　,ヾﾊ､ ／//:|lilililil|///,//|　　　　　　　「え？」
　　　　　　|丶 　 ／ ｆ一{三}///|γヾi／　}/i},
　　　　　　|　 ／　 　|─ゝ ハ､/|iゝノ 　　〔//|　　　確かに俺の居たところは毎日があんな感じではあった。
　　　　　　| /　 　 　:|. . . . }ヾﾊi|lilili〕　　　|//|
　　　　　　|, 　 　 　 :|. . . /ﾊ/iヾﾊ､//。 　|//|　　　　「やっぱり───────……」
　　　　　　|　　 　 　 | . .///}//liヾﾊ､/。　ゝ/|
　　　　　　|　 　 　 　| .////}//l/|>ヾﾊ､。 〕/l　　　　だが。
　　　　　　|　　 　 　 |/////}／´｀＼/ヾﾊ､//l



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　, - ─　､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／//////ハ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 //////////∧
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /_/_/_/_/_/_/ノ{　　　俺が居た場所も所詮、『機械に任せっぱなしの代理戦争の戦場』だ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/_＿＿＿＿ 　 　{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:γ ヾ|/i|γ ヾ_＿|　　　　　戦場も兵器もロボットも、用意され、人類は前に話したアクシデント以外では０だ。
　　　　　　　　　　　　 　　,　- …, -一{ゝ ソ|/i| ､ ノ/≧____
　　　　　　　　　　　　　／　／／　　ノ}|//, --､|>＜//. ∨ =- _　　　　　　人類が本当に殺意を持って臨んでいた戦争というのは────
　　　　　　　　　　　　/_ _ /／_...　イ / ∨/|l　il|////. ./ ∨　　　=- _
　　　　　　　　　　　　|　 // 　　Y:::. / 　∨/|　l|///　//　j::::､　// 　 〕､
　　　　　　　　　　　　|　:{{ 　 　 ゝ､/　　 .∨|ｭ:l|//　//　/><三ﾆ)＿_/
　　　　　　　　　　　　ヾ:::::.､ ……。＼ 　　ゝ- ﾞ´　/　ノ／／ヾ<////- ､
　　　　　　　　　　　　{ 丶::::l　　　　ゝ- ＝ニニ＝ -.／／　 　/////＞-､
　　　　　　　　　γ ´ 丶　丶　　　,.::::¨ﾟ　　　　／／　　　　／///／:::::: -　＼
　 　 　 　 　 　 // 　　i丶 　,..::::: ¨ 　 　 　 ／／　　　　／////ｨ:::::, ´///// - _
　　　　　　　 　{ { {. . i ゝ…　　　　,　 　　　／ 　　　 イﾞ/////, ﾞ:::::,////////// - _
　　　　　　　　/ゝ､ゝ ｀　　　,....　. . . . . . . . . . . , イﾞ///////∧:::::,///////////// -_

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.-―=＝=‐-.,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ 　　　　　　　　｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　 　 　 　 　 　 |　'i
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /　０;'^':,_;'^;'^':,_０　 　|　 |
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /;'^':,_;'^':,_,_;'^':,_;'^':,_「~] 　 |　　　　「こんなに稚拙でも、杜撰でも、
　　　　　　　　　　　　　 　 　 |　　　　　　　　　　　|　| 　 'i
　　　　　　　　　　　　　 　 　 |　　 　 　 　 　 　 u ∨　　 |　　　　連携も取れていないモノでもなく────────」
　　　　　　　　　　　　　 　 　 |_,..-‐‐-,.　　　　　／/＿＿.|
　　　　　　　　　　　　　　　　 | ,.-―-,. ]　 　 ／ /｜＿_/
　　　　　　　　　　　　　　　　 |＿＿＿/＿／ 　/　.|＿_/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　/　/　　∨/
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /　　/　/
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /　　/　/
　　　　　　　　　　　　＿__├――/　　 /　/ニニニニニニニ∧
　　　　　　　　　　 ／　　　/　 　/　　 /／　　　　　　.∧　　./.∧
　　 ,-―――'''"./　　 　 /　　 /　　 //　　 　 　 　 /　/ゝ,._＿∧
　 /　　　　//　./　　 　 /　 /￣￣￣/ 　 　 　 　 ./　/　 /　/　　￣∧
　 |　　　　 | |　/　　　　 |　./　　　　./　　 　 　 　./　/　 /　/　　　　|　|

　　 　 ＼　:|　 | ＼|　| |　',_,＞￢! r| 「二ﾆL　 　 !　　　　　　　　　　 　 __
.　　 　 　 ヽ!　 !　 _l　Ⅵ　∨.　-┴ミ Y:r=y:}ﾉ　　|　　 　 　 　 　 　 　 /　}
.　　　 　 　 |　 |／: ﾟ,　Ⅵ/. . . . . ..r= ┐=='’ ､__, |.　　　　　　 　 /￣/　./
.　　　 　 　 l　 ﾄ､／.∨ﾑ_V . . . . _} 　 |　　　 #; | |　　　_　'⌒Y_/　 /　./
.　　　　　　 ∨ム＼　∨rz{r==≦─‐┴──r＝’　　 .|',　＿/　　/　./＝-　_　　_,.　＜￣:.|
　　　　 　 　 ∨　＼＼∨__廴_j_,.＞ ' ´二__￣￣ ≧ｘくﾆ): '⌒ヽ　＼/二二二≧ｘ: : ／: : :./
　　　　　　　　 ＼ //￣＼ ／ ／ r=<´;;; ; |;;;;;;;;;;; Ⅵ/　|: : : : : : ｰ-/二二二二二∨: : : :./
　　　　　　　　　　＼ Y´:::/_／／⌒´;;;;;;;;;;; ',;;;;;;;;;;;/ 　 ├r＝ミy: :/二二二二二ニ}:. :. :./
　　　　　　　　　　 　 >=￢＿/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ; ゝ-t/_　 r=| |　 ／ メ､二二二二二／: :. :./　　　　　「飛び交う兵器は防げも見えもせず、
　 　 　 　 　 　 　 「 -─ ´　 ‘,;;;;;;;;;;;;;; ; ,､;;; ; ,.ｲ.「 ｀T　 i レ ／　　｀ヽ二二＞'´: : : : :./
　　　　　　　　ｒ≦､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; j__──くｰ'￣ィ:/l 　 　 l ｉ- ´ 　 　　 　 V. ＜: : : : : :／　　　　　　センサーにも映らないようなモノを
　　　　 　 　 「´;;; ; >､__,;;; へ;;;;;;;;;＞'´￣ :!;;; ; ' j　　　 .〈　　　　　 .＜: : : : : : : :.／/
.　　　　　　　 ﾏ=､´_r=､___ ＞ ' ﾟ ,; ; ヽ;;;;;;;|;; /　| 　 　 　 ｰ⌒Y＜ :. :. :. :. : : : :／=/　　　　　　　　俺達が打つ銃弾と同じ軽さで撃つ。」
　　　　　　　　　　|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ; ＼/ ＼,／　｜　　　 　 l 　 |_: : : : : : : : : ／ー'´
　　　　　　　　　　|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ﾟ,r '. 　 　 |　,l　　　　|　　　｀ 弋二フ´
　　　　　　　　　　|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|　　 　 ｜ !|　　 　 |

重軽度問わず悪趣味注意かえー。

　　　　　　　　　　　　 ロ : .　　　　　　　｡　_＿__　r㍉[]
　　　　　　　　_ . : []　ｎ: : . . .　_　 -=ﾆ￣ﾛ . . rｭ..Lﾉ⌒:.
　　　　　　 　 {(r<_　:｢└i_ -ﾆ￣_｣ﾆ=-=ﾆL_ _､‐''~__ 　 .}
　　　　　　 　 { ｀¨[ _､‐''~　　.／　　 ／／r''~ .,,_　　 ｀ン
　　　　　　　　ゝ＾rく ri└_､‐,′　　 l ./.: ,′. . . _､‐''~　ﾛ
　　　　　 　 　 　 {｀¨><　〃{　　　 :l ,′/　. . ./.: .:ヽ　　　　　　　「人類の研いだ『殺意』は──────
　　　 　 　 　 　 八/ 　 X.,,_{ _､-‐‐r‐r‐- .,,_ノ.: .: . /,
　　　　　　 　 　 　 ｀¨'く . .ィ{:: :: :: ::}::八.　　冫ヽ.: __/,　　　　　　俺達の考えている程……。」
　　　　　 　 　 　 　 　 {｀/ .込、ｰ''::∧　｀ン＼.　Y⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　八:{　 {　 {`'''”　ﾟ｡ｨぅぅぃ_У.: /＾'，
.　　　　　　　 　 　 　 　 ヽＴ{,ｧぅぃ､_,／ Vzﾝﾉ .: __/ 　 }　　　　　……これで何体目になるかなー……？
....　　　人　　　　　　　　　}.:込,v少　　　　　{／⌒　 .. :
. 　 　 ｀Ｙ´　　　 　 　 　 八ｰ＼.　　｀_　ノ　:{ 　 _､＜　　　　　　　そんなに頑張れる程の量の有機物資を隠して貯め込んでただなんて、
　　　　　　　　ｉ　　　　　　　＼__｝: ..　　 　 .ィ(￣ノ＾{
. 　 　 　 　 __人__　　　　　　　　　　うﾆづ-=ﾆ￣ノ :}　　　　　　　一体、何をするつもりだったのさ。
　　　　　　　｀Ｙ´　　　　　　　　　　　 〕}￣}}‐''~_､‐゛乂_
.　　　 　 　 　 !　　　　　　 　 　 __r=彡'. . .｀¨¨}}.: .:.／⌒ヽ.　　　　　 　 　 人
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /´　{(C). . . . .(Ｃ)ﾘ.／二''+､　:,　　　　 　 　 ｀Ｙ´　　　　　　　ﾁﾘﾘﾘﾘ……！
　　　　　　　　　　　　 　 　 {-‐‐八T. . .｢¨¨¨´./＿＿_冫}.　′　　　　　　　 　 　 ｉ
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 }＼√ j{. . j{.: .: {.: { -‐‐‐-‐'′ 八　　　　　　　 　 __人__
　　　　　　　　　　　 　 　 rへ .:{.: .j{. . j{.: .: .{rへ　　　　　,ノ　　　　　　　　　 　 ｀Ｙ´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 !

　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 -─-　_：
　　　　　　　　　　　　 　 　 〃´　_、 ''^｀：
　　　　　　　　　　　　∠二=- _r┴-　.,,
　　　 　 　 　 　 　 -┴…‐-　_.＼─-　′ ,：
　　　 　 　 　 _/＾'+冖‐へ- _人｀ヽ}　＼｀丶.′：　　　　　えぅ、え゛ぅ゛ッ……！
　 　 　 √＼ ,′　 ヽ/ 　 ＼＼'， ‘《　 `､: .：　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「丸くはない。」
　 　 　 {　 　 { 　 　 　 　 　 ‘《.,......　Ⅵ　 `､＼　　　　　あぅう゛…………！！
.　　　　　 　 八__　 　 ‘　　 ;. ‘《_ } __}'，　　Vハ. '，：　　.＿_
. 　 　 　 ,　　´ハ_　　Ν㌦,;㍊....　.㌦.: '，　　V/'，} .／｀´: : : :＼　　＿ ........._　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　r- '⌒ヽ
..　　　　八　 灯心　　　　;溺眦;;.　㍍㌢”`　.....:　　}:.:.:/{{｀ヽ-: : :ヽ .ア:__,.へ:::｀ヾ　　　　　　　　　　　　　　　 _ノﾞヾ、　　　.j　,___ぅ^′
.　　 　 　 　 八Vり　 `㍉翊軈軈駭㌘㍉.i　　 i.:.:.:.:ゞ/rx__r廾>ヽ: }ｱ::ﾉ,zz　 __ヽ<, -へ__　　　　　,　---　、-{:.:.:; -'ー ､　/　l
　　 　 　 　 ＼{"u '....　㌢襖樂㌢'`　`　　　' .|.:.:.:.:.:.:.L..」└‐┘!／}:_/　ﾟ-　 ﾟ ' ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:ゞ´￣>´::::::::::::::::::::ヽ／:.:.:.:.:.:.:.:.:＼__l　　　＿＿
.　 　 　 　 彡介o｡.＇ ’.u㌘'`　　~　 　 } ，　.|.丶: : : ＼ｰ｀,. イ:.:il:.:ゝ!　 [二l　ハi:.i:.:.:.:.:.／/＜__::::::::,､::::::ヽ:::l:.:.:.:i:.:.:.:.:.ﾄ､:.:.:l　ア￣r---
....　ー==ニ,ノ　 ./ うぅ.　`'㌘y ./ /　 　 :. ：　￤: :厂｀Lア二,イ:V ヾ__ヽ　 .._ ｲlr．ヽ＞｀. . . . . . .く/V　xz-↑L:.:.:ﾄ，__/二_/　　　/
. __　　_、 ''＾　//./ﾉ::ﾉ::.....'”､廴_厶　　 .八., . .: : ／　 <／ヽ／｀ヽ／　　　　　ゝ..__/. . . . ,､. ,､_ト. .ﾐ　__ﾟ- .r '::::}:.:「 x．　-ﾟｲ＿　/
. ⌒　ー…=彡rｧ'´:/:: :: :: :: :: :/ニ-∨./ ;..; ｝ .: /　　　　　　　　　.l　　　i　　　　　 Ⅵ. . ノ-イ r． Lト'ｰ 'イ⌒ヽヽ-＜　rっ':.:.:.:.ド､
　　　　　　　 j/┐/:: ::へ、:: : {ﾆ. ''㍉ 絲㍊淡_,,.〟　　 　 　 ../　j　　　i　　　　　 ヽVr┘・｀　_ｰ ﾚﾍ V⌒. _, -----､ .¨´:.:.:.:.:.ヾ:.:.｀ｌ
.　　 　 　 ／/⌒/:: ::.⌒＼> :: '/.....;鑾鑾徽㏍”　　　　　 ..／}　 Y⌒ヽl　　　　　　　　＞- ､.ｰ'イ´｀ヽ _r〃;i;i;i(_)i;ｉ;i;八.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ゝ┴- 、
...　　ｰ=彡　{:: ::.{:: :: :: :: :: :: :: :/..㌦滯攣驂㌘”㌦,;　　..∠、　丁]　 .厂　　　　　　r ⌒7:.:/:.｀¨´:.:.:.:.:.ハ込i;i;i;i;i;i;ィ:.:.ヽ＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
　　　　　　　}:: :冖=-:: :: :: :: :://　㌢”`　　 ”`..丶__　　j.　　ヽ　!/　 ,l　　　　　　　 ヽ　 !V:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:｀了 ｢:.:.:.:.:.;.⊥_ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
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　 　 　 　 √}┐.::.:r─-　.,,_√　　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／　　　　　　>'´　　　 　 　 | ｌj
.　　　　　/-/八.::/:: ::. . ;;,. ..;;...;.　　　　　　　　　　 　 　 　 　 --..､_＿＿＿_　　　　 　 　 _／　 　 　 　 ／　　　　　　 　 イ
.　 　 　 ,こ/:: :: V:: :: :;.;絲鑾戴k;.;.　　　　　　　　　　 　 , -'′:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. /´￣￣￣￣　 　 　 　 　 ／　　　　　　,　 '´
....　　　,こ/:: :: :: :: ::.;.;瀰驪欟髟;.;.　　　　 　 　 　 　 .／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|　＿＿　　　　　　　 _,. イ　　　 ｰ─‐'─--　　 ＿＿　＿__　-..､
..　　　,こ,′:: :: :: ::..;.;戮嬲驂㏍;.;.　　　　　 　 　 　 /:.:.:.:.:.:.:.,. - ''´￣￣￣´　　　　 ￣￣￣´　 　 ヽ　　　　　　　　 　 　 　 |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ､_
　　　,こ,′:: :: :: :: :: ::.j眄弊㌢ :: :: .　　　　　　　 　 `ー‐ '´　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ､　__＿＿＿＿＿＿j:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
.　　 こ,′:: :: :: :: :: :: ::/::.“%”:: :: :: :: :.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｀￣￣￣｀''ー- ､:.:.:.:.:.:

. . : /./　　　　 .／　　 　 ／／.: . ,′　　　 _.､＜
. : / .′　 ''^｀/{　　　 -く: :/.: .: .:,′　　 ./.: .: .: .:.ヽ__
　｛　{ ／　　/〕{>'"~￣~㍉______/ 　 　 ./.: .: .: .: .: . ∨__
.　　、＼　　:| {℃:: :: :: ::､ﾞ.,,_　　 ￣~"''+､ .: .: .: .: .: .: 〉,__
　　 ｀､　´'+ L{:: :: :: ::／　　 ｀丶　 .／　,癶、.: .: .: .:/ .〔
　　　　、　　//^'7^｀ ｀丶　　　 .／ _､く＼　＼.: ._-　 /[__　　　　うんうん、君がこういう事に備えて『培養されていた』のはよ～～く分かったよ。
　 　 　 ｀: ..//　 ′ 　 　 ｀_､‐^ .xfて㍉＼＼__У　_-.: [__
.　　　　　　{｛＿{.　 　 _､‐^ } ィう//}　八/￣/ハ_- .: .: [__　　　　僕らの生きた『クレイドル・プラン』並みの備えだ。
　　　 　 　 ｀`ト ､二,,_　_､‐^　ゞ⌒'ﾟ 'ﾞ ./　 //　.}.: .: . ,必
.　　　 　 　 /∧公 ゞ^'　 　 　 　 　 　 {. . .　:　 .}.: .／⌒　　　　　閉じた世界で生きるアダムとイヴ、次世代のカインとアベルくらいは想定してそうな構えだね。
　　 　 　 　 　 {'，.}　　丶　 　 　 　 　 ‘､ 　 :.　_､く⌒
.　　　　 　 　 八 込、　　 ｰ ¨´　 　 　 ィゝr＜⌒　　　　　　　　　武器もたくさん持ってたねー。
.　　　　 　 　 ⌒]ｈ｡,]iｯ｡,,_　　 　 _､＜二二[＿___
　　　　　 　 　 　 　 　￣　 〕ﾆづ=-　￣　　 ＿ノ..,,_　　　　　　　　うん、なるほど。だけどこれだけ揃えてるモノがまばらで量もあるとー……
　　　　　　　　　　　 　 　 　__廴.､ ‐''"~￣､丶｀.: .: _､｀`～､、
　　　　　　　　　　　　　''^/.: .:.-=ﾆ⌒i〔／.: .: .: .: /　　　　　 ｀`～　　特定はできないなぁ。発案者とかは。
　　　　　　　　　　／　　/.: .: 〕i.: .''^｀i〔.: .: .: .: .: /



　　／´￣＼ﾐ-ヽ
／´,----、_ｿ|| .|：
‐´_--,_ノ彡~￣｀ヽ＿　　　,-‐..、：
／:::::::/::〆´￣￣::::::::｀＞´::::｜|：
:::::::::::{/::::::::::／ミ＼／::::::::::::::ﾉ::|-´￣｀|
:::::/´:::::::::／/::::::::::::::::::::::::::::ノ／::::::::::::ゞ、
:ノ::::::::::::/::/:::::::::::,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|　　　　　　あが……ふぅッ！！！！
ﾊ:::::::::::/:/:::::,／´/::::/|::::::::／´|::／. , .....|：
　ヽ::::/::/::／::::∥::´::::| ／:‘　　 ;.ヽ｀,:::::|
　 ｀:::|:/ノ:::://:_;--:/|::::::::/ .|㌦,;㍊....　.㌦
　　ゝ|/::::::/,ノ´r仁ヽ|:::/　 ＂.;溺眦;;.　㍍㌢”`
、　/´|　/ .|イ　/少ﾐ|/..::::`㍉翊軈軈駭㌘㍉
巛/　|::/＼　|　匕升|..::::::::::㌢襖樂㌢'`　`　　　'
ヾ r　|/　　＼　 弋丿 　 　 　 ㌘'`　　~ ,｜ﾞ＼|：
::《:::＼　　　　.＼u""　　＿, `'㌘..ヽ:::::::::|ﾉ＼
:::丶:::＞ 、＿＿|丶　 　(＿,ｱ.'”　....|::::::::::::::::ヽ：
《:::::丶　　　　 ｒﾐ、　 ｀￣￣, ノ／｀ヽ::::::::::::::::::|
::＼::::＼---.、 ｀ミﾐー―　´　ﾉ　　　|:::::::::::::::ﾉ：

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: : : : : :/: : : : : : : : : : : : ::／
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＂ 　 　 ||ﾆﾆﾆﾆ八: : : : ＞'ﾞ´￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〃ﾆﾆﾆ/　 ｀¨7´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　 　 ,k' ﾆﾆﾆ７　 ／／／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　iﾚｲi 　 　／'　〃ﾆﾆﾆ /　　　/／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　入／'　　∥ﾆﾆﾆﾆi　 ／／
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 i|　　　 ‘　　　／　　　　　　　　　　　　 て,,＿　||ﾆﾆﾆﾆﾆ＼＿_∨ ／／
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 i|　　 　 ,　 ／　 ‘　　　　　　　　　',　　 　 そ　 ||ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 i!|　　'　 .／　　　　　　　　　　　　　 ∴　　　￣ﾞ丶ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ 〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |i|　 　／　，　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 て｀¨¨¨'ｰ----‐ ´
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |!し／/
　　　　　　　　　　　　　　￣￣　　　― 　 　 　 ｀ヽ　 て_　 　 ￣　　　　＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣
　　　　――　　　　　　　　￣￣　　　　　 　―　 　}　（＿＿＿＿　　 　＿＿　 　＿――￣＿＿
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　　　　　　　　　　　 ｢.ゝ.:.´,.: .: .: .: .: .:./._､┐ゝﾍ、ﾆﾆ-_.　 　 　 ノし／
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　　　　　　　　　 　 　 〕ト，.: .: ￣.: .: .:._､く.　　　　　｀ヽこﾆﾆ _ノ 　√￣
　　　　　　　　　 　 　 　 V/∧￣￣ニニ-＼＿_....,.。-一…´¨　(⌒ヾ　　　　バシュウウ！！
　　　　　　 　 　 　 　 　 -V/∧ニニニニニ->`｀ヽ　　　丶ニニ-_｣L_　　　　　　　　　 /⌒'ヽ
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　　　　　　　 八〕ｈ､ . .　　 　 ヽゝ/'. . . . . . ._/, . . . : : : :.ﾉ　　　 　 　 /./｜|　　＼〕
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　　　　　　　　　/∧　　　 >''^ア゛:: :: :: :: :´^×　　　　_-.: .∨__
　 　 　 　 　 　 ′.: ＼ ／ 　 {:: ::℃｡:: :: :: :: :} 〕iト　_-.: .: .: .〈__
　 　 　 　 　 　: .: .: .:／ 　 ／ ＼:: :: :: ／::／ 、　　＼.: .: .: .:〔__　　　　即時修復用の超栄養有機アンプルまでみんな持ってる。
.　　　　　　 　 {.: .: ‰　 ／　　　 ＼:: :: ／　　 ＼　　 ヽ .: .: 〔__
.　　　　　　 　 {.:_.込、　　　　　./　 ｀¨´　， 　 　 '， ィ(.: __.:.八　　　　うん、ということは君『ら』は欠損する事も想定しているね。
　　　　　　 　 /⌒V/＾〕iト，　 /　 　 　 　 '， ,,xぅ㍉　.//⌒ヽ
　　　　　 　 　rへ.:‘《_ i{. う::〕iト， 　 　 　 ｨう///:} }i.//‐￢㍉　　　　欠損を厭わないのではなく、『想定している』。
　 　 　 　 　 八　　　 :込乂⌒ツ ´''冖''｀　乂⌒ツﾉ//　　　 .八
　　　　　　　　 : .　 　 ⌒^''冖''^｀　 .:　　　´^''冖''^.y　　 　 /　　　　　変わりがいるから～、って考えでは運用されていない。
　　　　　　　　　 ＼　　　}　　　　　 __　　　　　　　.:{　 　 . :
　　　　　　　　　 　 ´'冖介: .　　　 V´)　　　　　.ィ(^冖^｀　　　　　　　つまりある意味では君は『唯一性』を重んじてるということだ。
　　　　　　　　　　　　 　 　 　_＞　　__　　-=I〔__

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 }}
　　　　　　　　　　　l　r‐ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ‐ ､　/:::::::::::::::::::::｀::....、　　　　　 　 __,==,.'
　　　　　　　 　 _ 　 >┴―――――ヾ、::::::::::::::::::::::::::::::::`:...、.　　　/／ 　　バチチチッ！！
　　　　　　　　/:.:｀´ｰ ､　　/｀:......、　　　＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:.... //
　　　　 　,､　/!:.:.:.:.:.:.:.:.:.￣:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ、　　 ヽ、::::::::::::::::::::::::::::::::::::://.:...、
　 　 　 　|:.｀:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ、　　ヽ`､:::::::::::::::::::::::::::::::||:::::::::::ヽ、
　　　r‐v':.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、　`、ヽ:::::::::::ヽ`､:::::..||::::::ヽ、::::
　　 ｜:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:ヽ、:.:.:.:.:.:.:.:ヽ　 l　 `,:::::::::::::ヽヽ ||:::::::::::::ヽ:::
　　　{:.:.:.:.:ヽ、:.:.:.:ヽ,:.:.‐:.:.:.:.ヽ`－＜￣`　、:.:.:ヽ. _.''-"-'',.'=====,.' 、::::::::::::ヽ　　　　─────私のゼロから離れてッッッ！！！！
　　　`　、:.:.:.:ヽ:.:.:/, 二、、:.:.ヽ　　 ,r`‐-、ヽ:.:._ /i_。 ''".::::::::::::::::ヽ、ヽ、:::::::::
　　　　　 Tヽ、:.｢｀,':.:.:.__:l ヽ、:.ヽ::::::!:.:.:.:.;:l`_ ‐' __/／i}::::::::::::::::::::::::::ヽ　ヽ、::::
　　　　　　!　 ヽ}　ヽ:.:.;;:ﾉ::::::::｀`'::::::::` --'....''"｀　 ｀ヽヽ､.:ヽ:::::::::::::::::::::ヽ　 ヽ、
　　　　 　 ヽ　　ヽ 　￣　　　`　　 　 　 　./ 　　 /:::|i /::::::!l:::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　＼ 　ヽ、　　　 ┌‐.､　　u　/　　／:::::::::||:::::::i !::::::::::::lヽ::::::::
　　　　　　　　 ,＞､ヽヽ、　　`ー'　　 .／　／:::::::::::::::i {:::::::!.!::::::::::::l　!:::::::
　　,　－　￣　　　　ト'　|`l　‐　_　‐'´　|｀´ /￣/￣...＼丶　.-　、::|　!::::::
￣　　　　　　　　 　|　　ト、`＝　-‐'´ ﾉ　　!　 l..　　　/∧i　　　　￣｀ー
　　　　　　　　　　　Ｖ　　　｀ヽ　√￣ 　 　 !.　|
　　　　　　　　　　　/　　　　　Ｙ　　　　　　 ヽ |




　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 r┐┴i ロ　 ─ミ
　　　　　　　　　　　　ロ　ﾟ □　 _ﾆ-　￣　_､‐''~　 }
　　　　　　　　　　｡ ﾛ　rｭ　_ﾆ-　[]: _､‐''~　 　 　 .ﾉ-_
　　　　　　　　　 　 ｡　ロ／ ﾛ ﾟ／｢　　 ＿ ─ ￣.:〈＾
　 　 　 　 　 　 　 　 ／厶､､／⌒''＜/.: .: .: .: .: .: .: ヽ}
　 　 　 　 　 　 　 　 ∨:: :: ::}ﾆ- _　　 ´''＜.: .: .: .: .: .:.}　　　　　だから君のじゃぁないんだってば。
　　　　　　　 　 　 　 八:: :: 八.　 ´'　_.　　 ＼.: .: .: .: ハ
　　　　　　　　　　　　　 )ト　　＼　　 ＼_､＜／⌒V 　 }　　　　ほら、また痛むよ。
　　　　　　　　 　 　 　 　{　　 　 ｀,　_∠.,,__У.: .: /}　 .ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　＼　　 _､‐゛v;;ﾘ_ /.: .: ./ 八く
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｀¨´ﾉ 　 　 　 {ｰ‐''’ノ
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 )>｡,- 　 _､ゝ ＜⌒i
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ⌒うづ__:: ｢￣.: .｛
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　_ノ/ } :}.: . _､┴
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／ .///:/.:／ 　 　 `､
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　　 ｜:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:ヽ、:.:.:.:.:.:.:.:ヽ　 l　 `,:::::::::::::ヽヽ、::::::::::::::ヽ:::　　　　◇
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　　　`　、:.:.:.:ヽ:.:.:/, 二、、:.:.ヽ　　 ,r`‐-、ヽ:.:.:.'v　　!:::::::::::::::::::::ヽ、ヽ、:::::::::
　　　　　 Tヽ、:.｢｀,':.:.:.__:l ヽ、:.ヽ◆ !:.:.:.:.;:l`　｢ヽ:.:!　/::::::::::::::::::::::::::::ヽ　ヽ、::::　　　　　は─────────
　　　　　　!　 ヽ}　ヽ:.:.;;:ﾉ　　｀`'ﾁﾁﾁ！！'　 /　 ヽ!/::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::ヽ　 ヽ、
　　　　 　 ヽ　　ヽ 　￣　　　`　　 　 　 　./ 　　 /::::::::::::::::!l:::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　＼ 　ヽ、　　　 ┌‐.､　　u　/　　／:::::::::il::::::::i !::::::::::::lヽ::::::::
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　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,　　　''㍉ 絲㍊淡_,,.〟　',
　　　,, -‐''''‐、.　　　　　　 ‘　　 ;.;　　　 　 .;鑾鑾徽㏍” 　 ;;,. ㌦　'
　 ／-‐ｧ.;;;;;､,-‐‐‐､_,,,,,,,___....㌦,; , .;　 　 .㌦滯攣驂㌘”㌦,;絲㍊　'
. /i´ 」´ヽv':::::,;,=- '´...　‘　　 ;..溺眦;;.　㍍㌢”`　　 ”`　.;;鑾驫鑾㌢
. |!/´/ゝ,;;:.`''''''''''''''''''''''ﾞ,;,..㌦,;㍊....　.㌦ .㌘㍉　　　 ''㌦灘軈軈眦此　　　'.
/::::ﾞ::;''j/::`i--､:;;;;;;,;;-''´:::::: .;溺眦;;.　㍍㌢”`　　..' 　 　 ..';　,,_　欟眦k'　　_;'”
: : :i/;ri::.|::v.:::_　:|--_;;....`㍉翊軈軈駭㌘㍉ 　 　 　 . _,,;..;._,┘| .欟刪㍊㌢
:::: |:/ |::ヽ:ヽ':. `-|　|:::　’ ㌢襖樂㌢'`　`　　　'　　.∵'”./ ;:; :|　_,,..　.彬‰　,
::::::i:| |::: :::|ヽ:`ヽ,.ヽ ﾞｰ'ﾞ　 _. ㌘'`　　~　 .　　　 ’.　　　/　,: ,:l,: 'ﾞ ／.弊㌢
､:::::;i |:::: i :iヽ`､:::`ヽ､u´:`i.'`'㌘ .""`ｰ-.､______,,/￣.ﾞ/ﾞ　 :i:　 ,／,,,,,　.“%” 　　　　あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛ッッッッッ！！！！！！！！
.ヽ::､`i::::ヽ:ﾞ.v-‐-`'-､` '＜..'” .'''''...｡ｎⅷ%ゎ｡.._ ..... l::.　‐'""'''--、::::::::::”，
. ,/`ヽ.i:::　|::i::::::　 .......`:.-､ヽ,,::::,;' ';..;.　,.....I獰験;..;;;vｰ--‐'''＿＿.0０　__　　　 ∩
<、:::::::::ヽ;:: ヽ:::::::::;-‐┬─‐`,. 黑 . ”;淡;㌫;.:,;. . .;;;;.　　　└‐┐ |　 └┘/7　∪
　ヽ:::::::::::::>､, ヽY -ニ;ﾞヽ､---.謇贇.’ ;㌍淡㏍㌫;,:.'..　　┌‐┘ |　 　 ＜ノ　 ○
　　｀ヽ---/;|` >`i', -‐'''''':`> -.“囓i螺I....._,,;溺塾眦此;....　￣￣
　　　　　 /::::i/／,,,_　 .ヽ／.　　　”'･*㌍%*'.;j溺'”溺眦㌢
　　　　 ./;:;:;:;;〉-'｀:: `ｰ--`ヽ､.　　　　　 　 ;溺眦　 灘眦㌢
　　　　 i:;:;:;:;:;:|/:::: : :　　　　　`ｰ--.、.　　 ’ .;j眄　　灘驂㏍‰;　　　ブシャァアアッ！！
　　　　/:;:;:;:;:/|::::.: : :　　　　 ._,-<'"｀| o　　 .㍗　　　;㌘弊㌢㍉;;
　　　 ､i;:;:;:;:;|_ |:::::: : : 　....:,:-'｀:::　ヽ'ﾞo　　　　　　 　 　 ;㍗㌦
　　　|. : :: " / |::::::..: :.; -''':i､:::::.. :　: .｡‘　　 ;.; ｡.._
　　__l､`ｰ-ｰ-､ ヽ:,,-''::　　ヽヽ;::::.,;鴒I....㌦,;㍊;.験;.
　└-/'' "`::,,,,ﾞ┐ヽ;:: : .　　 .|...　黑勸i攀;溺眦;;.㍊;;.
　　　ﾞ-'i.::!.::|`‐_|　 .ヽ::: .　　 .|,_, 謇...`㍉翊軈軈攣攣驂驂燹燹
　　　　 `"`ﾞ　　　　　ヽ:: :. 　　|:: “囓i...㌢襖樂㌢'`　`
　　　　　　　　　　 ____ ヽ;:　 　 |.:.....”'･*　㌘'`”
　　　　　　　　__,‐'ﾞ.:::::;i:::|:::　 　 | ,-''ﾞ......`'.....＿＿.0０　__　　　 ∩
　　　　　　 ／ :i. . . :::l::::::|:: ::. 　 |.　　　　' └‐┐ |　 └┘/7　∪
　　　　　　{:: : : L: . . .`-‐ヽ::: . 　|.　 　 　 ┌‐┘ |　 　 ＜ノ　 ○
　　　　　　|:::::/ :;; i : : : . . .,|: : .　 |.　　　　　￣￣
　　　　　　`'''ﾞi''"　` --‐''ﾞ ヽ: :　　|

　　　　　ｼｭｵｵｵｵ……！
　. . : -‐…‐- : . .　 □　　　[]　　ロ ﾟ__└┘ロ　　　　 . . . .　　　　　　 . . . . . . .　　ﾊ　 .:ﾐ_: .　　ｷｭｲｲｲｲ……！
.. :/ /: .￣~ﾟ"'' : . ´'+.. _＿_ロ　 []ロ [_] □:r┐ ｡　ー ''"~"''　　. . :　 ''"ﾟ~￣~ﾟ"'+ ﾉ　: ﾉ　ﾐ: .
. :{　{: .　 　 　 /￣　 : .　 . : ￣㍉　 　 ┌┐┘　　　｀｀:.、　　:_､‐冖⌒: .　　 ｀丶丶／　 .｀: .
.:八 ::. . .　　　〔 r冖⌒￣　: ￣｀y.: ￣ﾆ=- ｢￣ }　＿　. : ＞`｀: .　　　　　　　　　:　} 　 ､｀: .　　　　　　　「う゛ぁああぁあああア゛！！！！！」
　. :＼ :.. . .　　_ﾆ=- 　 ^"ﾟ~￣￣〕-‐r冖冖㍉¨ _└┴_~"''へ　　　 　 　 　 　 . :ﾉ ':``｀
,　　 . :＼ :.. .f´　　　 _　─==ニX　　 ＼:: ::ﾉ ヽ{ └ｯ‐宀㍉ } ＼　　　　　. . :／..: : .　　　　　それだけ大きい本体っていうか、
.′,　　. :￣-{ r-=ﾆ__//｢.:l.:/L_､冖ミ: .　｀¨　　 }”〔／こ工ヽ} } }c: .　　. . :／.: : .
　 Ξ 　 〔¨ﾆ=-　_─{ {└.:/L二y xぅぅk: : .　/} }: └'ｔ_辷冖y } }-}'，　::.. : .　　　　　　　　　　装置まであってどうして『光』や『粒子』に対して対策できていないんだい？
　 ミ　　 〔￣~"''y-ﾆ=-　_√⌒/.《,乂ﾝ ＾''-ｔﾘ√.:.:.:.:.. 八｀`ｿﾉ〈_ﾉ }i　　::.... . . . .
`｀　　　　〔￣¨¨〔⌒ ｀ヽ　ﾆ=-:{_　　　　　 〉　: ry'^㍉::..公￣　｣ ノ:〔￢─　_￣ ─ ＿: . . . .
　`｀＂:　　￣匸二匸ノ─:〔⌒>→　 　 --　人::{ゝ ノ}::.. 　 　 √ {x〔　 　 　 ⌒冖‐ _￣─＿: .　　　　　やっぱり熱には弱いみたいだし、
　 　 、: .　 　 　 　 　 　_〈__／ニ〕ｈ｡.,,__ ..イ⌒::...._､‐ｔぅ __　　′ :し[....:.:.:..... .　　　　. : ﾆ- _　::. . .
　　 ｀: .　　　. . :_　-=ﾆ⌒ﾆ=r宀冖冖宀┐::C::. /＾yx冖i ﾉ　,′　　:[＾ 　 ´/:. .　 　 ＿─￣ '′:. .　　　焼くとアンプルがあっても火傷の部位を切ってからじゃないと
ヾ｀: .　　. :_　 _ - ￣　 /＾㍉＾ヽ丈__〕.:Γ廴_　/{　{/＾y'_､ｬ┐:...　　 [ゝ....ノ＿ ─ ￣..:: : . . .
　　. :_　 _ - ￣: ./X　√ ⌒ }.:.} r─ミ v∧//{｛ゝ｛__/'＾i､+ぅ 　 ＼ 厂　￣:: : . . .　　　　. :｛ 丶: . .　　　回復はできないみたいだね、うん。……あ。
:_　 _ - ￣: .　　 {　　/　 ｀`丶.ﾉ.:}＿__ゝV∧ ∧＼込,,／>'{　　　_-＼: . .　　　　 　 　 　 . :ゝ　⌒: .
.._-￣: .　　　 　 乂ノ_､‐''"~─ヽ.}＿＿__.V_./f㍉、´^冖＾〉{__-こ/　. .:＼＼: . .　　. : λ: . .ﾊ: .......┌―┐00　__　　　 ∩
: .　　 　 . : ::.. .: :.　∨ ヽ{_､‐￢ミ}.: .: .: .:__}_､{ゝへ｀''冖У-==-''′　. . ..::＼＼: . . . .:′}:ノ　:: . . . ｀フ∠　　└┘/7　∪ 　　　　 . 「を゛ッ…………！？」
　　　 　.::... .　　..: . ／／} r冖⌒｝Vﾆ=-／ 人__｀>しイ. :丶　　::. . ､｀　｀｀｀ ＼＼: ..ゝ '　　 ﾉ:. . . └''＾ｰ┘ 　 .＜ノ　 ○
　　　　　. : :...::::　　..::...r┘/,　　 ∨≫`X／　／~^''//　　　｀:::: . . ｀:　 　 ...:: : :＼＼.:ゝ. ...: : . .
　　　　. . ..:::　 ...::.. . .｀¨ゝ._ -_　　/　 ゝ'　 _-:ﾆ=- _/　　　...:: .　. .: ′　,´::.. . .　. ::..　:.. . .　　　　　　　　あー……、流石に頭半分消えるとねぇ。
⌒: . ...::　　...::... . . .　 　 /∧ -_ /{　　　 _- :｢ ｢{¨.:.{　:....:: : .　　　. :ゝ... ′: . 　 　 . ::.　:.. .

　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ‘　　 ;.　..;.;淡;.;.
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ㌦,;㍊....　.㌦...;'^':,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j{　;溺眦;;.　㍍;'^':,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＾`㍉翊軈軈駭..''㍉;'^':,_　　　　　……ﾊﾞｼｬッ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 :. . . ㌢襖樂㌢' !;|　　.;'^':,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　 {. . ..　 ㌘'`　　~.|;.! 滯攣驂㌘”㌦,
　　　　　　　　　　　　　　　 　 八 . ...!;|..　.;.;.;....l;;;!　.”`　　 ”`　攣驂驂燹燹
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 {`､. |;.!.;;鑾㍊;;.;;.! ㌢襖樂㌢'`　`.}　 i
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 八/l;;;!　'滯㌢'..!./｀¨ ㌘'`ツ `トミ 〉八_ |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:!;;.!: .:.”.!　　.:　`'㌘.:.　.: 　 ./. }:　|：
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 !./......l;;;!　.r__，'” 　.人 .／. . }i　|　　　　　　…………ぉーーーーー……。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｀{.:!;;.!: .　 __　　イ＾¨¨´. . . ,: |：
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{..!./　ｰ====-‐Y.../. . . . / :| .:：
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿八V＾``i　 _､‐‐〈../. . . . /　 |八　　　ﾄﾞﾛ……
　　　　　　　　　　　　　　　　　_-ニ}: : : :⌒＼: :Y´: : _､へLLL/_　.ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　_,;=;,,;=;,　: : : : : : ゝ.,,_{: ''^｀: : : : : : : }ﾆ-_
　　　　　　　　　　.;.;淡;.;..-/,;,　,;=;,　: : : ┐: : .: .:{ : : : : : : : : : //ﾆ-}：
　 　 　 　 　 　 　 　 . ;;㍊;;...;.,;=;,　､＜ ┘: : : : : : : : :<⌒^''+}/ニ-
　　　　　　　　 _ -. ;.;絲鑾戴k;.;.　{''^｀: : : : : : : ｉ: : : : : :´''+､..｝ニ-：
　　　　　　　_-=ﾆ ;.;戮嬲驂㏍;.;..人: : : : : : : : :.}: : : : : : : : : √=-'
　　　　　　 √-.;.　 .;.j眄弊㌢.. . .　}丶 : : : : : : }: : : : : : : : . .;;㍊;;...：
　　　　　　人.;.㌢-　　 /. . .　　　.人: : : : : : .: .:}: : : : : : : :.{..;戮駭;.　　ズル……

　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ‘　　 ;.　..;.;淡;.;.
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ㌦,;㍊....　.㌦...;'^':,_　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 _...　　..._
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j{　;溺眦;;.　㍍;'^':,_　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 _　 _､-‐…≫''^~^''x_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＾`㍉翊軈軈駭..''㍉;'^':,_　 　 　 　 　 　 　 　 　 _　　,．´／ . ｛,．''^ﾟ二二^''+､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 :. . . ㌢襖樂㌢' !;|　　.;'^':,_　　　　　　　　　　　／　／ ／ . .ィ/:／　 _,,.､-‐冖ｱ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 {. . ..　 ㌘'`　　~.|;.! 滯攣驂㌘”㌦,.　 　 　 　 　 ／ ／　. ./ //≫`｀ 　 . . . :+''^~~~~ｱ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 八 . ...!;|..　.;.;.;....l;;;!　.”`　　 ”`　攣驂驂燹燹....　　,.: 　 . ..√∠／,,_ . . . ィ　 　 . . ／--ミ
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 {`､. |;.!.;;鑾㍊;;.;;.! ㌢襖樂㌢'`　`.}　 i 　 　 / ／/　 . ／{ .／. ._,,､云｀7　　''ァ＜　　 ,
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 八/l;;;!　'滯㌢'..!./｀¨ ㌘'`ツ `トミ 〉八_ |.　/ ,:ﾞ../　 .‰/ー…ﾍ ｲいﾘ/　､xぅぇ./　;／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:!;;.!: .:.”.!　　.:　`'㌘.:.　.: 　 ./. }:　|：.....　/. /　 ‰./: :{:＼　/,.｀¨´ ⌒; ﾋ少ﾉィ　　　　　……なぜこんなに邪魔をするの？
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 !./......l;;;!　.r__，'” 　.人 .／. . }i　|　 　 ;/ . '　./. ../{: :.{: : : トへ. 　 , ， 　 .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｀{.:!;;.!: .　 __　　イ＾¨¨´. . . ,: |：......,　. ..′.'. . .' :{: :.{: : :__>ﾍ-＞　‐≦.ｧ'´　　　　　　私はただ、ゼロと居たいだけだと言ってるのに……。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{..!./　ｰ====-‐Y.../. . . . / :| .:：.′. .{ ./. . ..i: :{: :ｧ'''＾.厶┐＼Vﾊ└ﾍ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　_-ニ}: : : :⌒＼: :Y´: : _､へLLL/_　.ﾉ...　　:{. .i{　. . . ：: Ⅴ　　 ！ ´^''　.,,_寸/rr'〈_
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　 　 　 　 　 　 　 　 . ;;㍊;;...;.,;=;,　､＜ ┘: : : : : : : : :<⌒^''+}/ニ-...　　. . . .{/∧ l . ′<⌒<乂_}　　　　{ {　　Vi, { ｀
　　　　　　　　 _ -. ;.;絲鑾戴k;.;.　{''^｀: : : : : : : ｉ: : : : : :´''+､..｝ニ-：. 　 /,. 八　 /, 八.　　　 ＼.ハ　　rｭ] {　　 V＼
　　　　　　　_-=ﾆ ;.;戮嬲驂㏍;.;..人: : : : : : : : :.}: : : : : : : : : √=-' . 　 /∧. . :. 　 ＼. ＼　　 _､>へ　　　〕〔　　 へ＼
　　　　　　 √-.;.　 .;.j眄弊㌢.. . .　}丶 : : : : : : }: : : : : : : : . .;;㍊;;...：　　　/, . . : 、　 ＼. ＼〃´_､+｀　　__〕〔　　 ＼Y
　　　　　　人.;.㌢-　　 /. . .　　　.人: : : : : : .: .:}: : : : : : : :.{..;戮駭;.

　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 r┐┴i ロ　 ─ミ
　　　　　　　　　　　　ロ　ﾟ □　 _ﾆ-　￣　_､‐''~　 }
　　　　　　　　　　｡ ﾛ　rｭ　_ﾆ-　[]: _､‐''~　 　 　 .ﾉ-_
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　 　 　 　 　 　 　 　 ／厶､､／⌒''＜/.: .: .: .: .: .: .: ヽ}
　 　 　 　 　 　 　 　 ∨:: :: ::}ﾆ- _　　 ´''＜.: .: .: .: .: .:.}　　　　　　君が僕の友達を捕まえてるから。
　　　　　　　 　 　 　 八:: :: 八.　 ´'　_.　　 ＼.: .: .: .: ハ
　　　　　　　　　　　　　 )ト　　＼　　 ＼_､＜／⌒V 　 }　　　　　それと、いままでの観測でわかったよ。
　　　　　　　　 　 　 　 　{　　 　 ｀,　_∠.,,__У.: .: /}　 .ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　＼　　 _､‐゛v;;ﾘ_ /.: .: ./ 八く　　　　　　君、『因子』の拡大が狙いだね？
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｀¨´ﾉ 　 　 　 {ｰ‐''’ノ
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 )>｡,- 　 _､ゝ ＜⌒i　　　　　　　その保有してる『ウィルス性の因子』を、
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ⌒うづ__:: ｢￣.: .｛
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　_ノ/ } :}.: . _､┴　　　　　　　有機系のロボットに拡散させる事が本当の仕事なんだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／ .///:/.:／ 　 　 `､
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /／/┘{::{癶＼　　　　}__　　　　　無機系のロボットにも作用するモノも当然、保有している。
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 {/ ./　 └{.　 ヽヽ　　 .八



　　　　　　　　　　　　　　　　 _ /´ ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　ｲ　.:＿ ヽ ＼､
　　　　　　　　　　　　　　.ィi〔,.ィ_＿ ｀ヽ　}
　　　　　　　　　　　　,.ｨ./´ /　 ', ヽｰ ､≧s。
　　　　　　　　　　r≦-ｲ　 j!　　 ',　∨　ヽ. .ヽ
　　　　　　　　　 ヽ　 　 }　j! 　 　:l　 ∨',　∨.‘,
　　　　　　　　　　 }　ﾉ　ﾊ {＿　　|＼_∨ ､ ∨. '　　　　　…………。
　　　　　　　　　　 } {　　!´Ⅶ　　 ;!´_ヽ{､　＼＼!
　　　　　　　　　　/ｲ､ 　{笊㍉ヽ ﾊ 笊㍉} !`　､ ＼
　　　　　　　　　　　|_∧ { ゞ-’ }ハ{ゞ-’/ｲ　' /ヽ`ヽ　　　　　　　　　　　　「で、無機系とはいえソレに抗体を持つゼロを調べてたんだ。
　　　　　 　　 　 　 　≧Ⅶゝ　ﾞ　　　　ｲ　/イ
　　　　　　へ _　　　　 　r介s。　　 ィ､` ´{　　　　　　　　　　　　　　　　　　自分達の持つウィルスの対策をされたくなかったから。
　　　 ,ィ/ _ノ　ﾉ―,　　　 ≧s r 〒ｧイ　　 ‘,
　　　 ｝.'　　　'　 _ﾉ-r―r-'´｀. .､.}! , ｲ´｀rs。＼　　　 　 　　　,:ﾏ　　　　　　なるほどね。それをどうしてそんなロマンチックな言葉選びと
　　　 } 　　　　 / 　 {::::::|,./.',. . . .i{. . .{. ､{:::::::ヽ ＼　 　 　 　 ,:ﾏ
　　 （　 ≧=― '-､　';:::Y/ィヽ . . ‘,. . r 、∨::::::!ヽ　　　　 _ /´,¨!　　　　　　感情表現に変換できてるか疑問だけどねー。
　　　≧s。 ＿　ィ　　';::i　　,」 . . . }!. .|　ヽ.}:::::::|　.!ﾉ　 _「_,:!ィ≦ヽ
　　　　　 Ⅶ:::::::::ヽ _ ,ﾊ}≦. .}. . . . }!. .!≧､{::::::::! .,'　 _ >,:ﾏゝｧ≦ !　　　　　　……というか？」

　　　. :〈　　＼: .　　 　 　 　 　 　 . :rvへ__　 .へ、　<　 ＼_､丶｀　　_､丶⌒〕: . .〈 ﾟ｡ : .
　　 　 . : 、　./: .　 　 　 　 　 . :<＼ ＼>　＾<　　 丶`｀　　　　_､‐''＾　 　 ／- _　　┘: .
　　　　　. : ｰ : .　　　　　　　 　 　 ┘: rへ ／＾ヽ｀　　　_､‐''＾　　 _､vヽ｀　 　 ´_ : . r┐　　　　 . : ／
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 . :>　　　　　へ丶｀　_､ 丶 ｀　: .　　　　＿´_ :└ﾍ_〉: .　　 . : 〕
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 . : :、　 ／　　_≫`｀/　　　　　　 _.､‐''⌒ .ィ( : .　　　　　　 . :r
　　　　　　　　　　　　　　　　　 . :<＼: .　＼　 _､ ／／_- 　 　 _､　''^⌒＼}''^｀: ..rﾍ : .　　　　　 . :〕
　　　　　　　　　　　　　　　　　 . :<. < : .　　 rﾍ/ ,厶//　 　 /.: .:＼.: .: .: .:∨__　 ﾟ｡_〉 : .　　　 　 . :〕
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ┘: . 丶 ∨´:: ::冫 ´^''＜.: .: _､べﾆ- _ 〈__　　　　 　 　 　 　 . :〕
:、: .　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 i{:: :／　＼　_ノ.､‐｀.: .:_｣L=-くﾞヽ
　:、: .　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 丶: . └ '＾-_　,xf¨Y⌒ヽ.:.:r'＾ ／＾〕 ｝.}
　　:、: .　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 八　　 ｨﾘﾉ　{.: .: r‐┘[_､‐＾xく⌒ 　 　 　 . :〈＾: .　　　　　……どちらかというかさ、君。
:、　　 へ: .　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽノﾉ　 　 廴ノ 　 ⌒y^_､＜　　　　　　　. :._〉: .
. ＼　　　 >: .　　　　　 　 . :<＼　　　　　 　 　 　 　 ｀　-　 〔　　 __ -=ニY　　　　　　　　　　　　　　　　　本来『封印される存在』じゃないかなぁ～……？危険物として。
.　　>　　 :、　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 公r＜ニ=-　￣.:.｛　　　　　＿
.　　＼　　 〉: .　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　_└{⌒7''^｀.: .: .: .'，　　／ ⌒^丶 : .　　　　　　　────────もしかして君。
　　　. : へ_> : .　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 〃''^ﾉ　厶‐ｫ┐''"~~">冖ﾐ'⌒ : . 　 ＼__: .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　. ;へ: .　　　　　　　 rr=ﾆ´ ''^f⌒i.} }.: .: .／　　　∨__. . : .　 ∨__: .
　　　　　　 　 　 　 ＿　　　　　 . :＼　>: .　　　　　ノ〔_〕_　 .r‐ゝ'ﾞ‐┘.: /＾Y''^　　 ∨__ . . :　_〔__ : .　　　　『自分が封印されてた装置に、ゼロをそのまま入れたね』？
　　　　　　　　　／⌒L７　　　　 . :〈＂:、: .　　　 /　广ｱ　.//´￣ .: .: / ﾉ〈⌒　　　〈__ . . . 〔_>へ : .
　　　　　　 _r-ミxへ,//　　　　　　. :＼/: .　　　 :{　 {.: 】{　}【.: .:＿..、く＾ ＼´''+.,,_ノ＾〉. . ._､〈. . . . 〉
　　　　　 Y__｀て,,癶,_ヽ 　 　 　 　 　 　 　 　 　 人 :{. 】{　}【.: .: .: .: .: .:ト　,,_´^''ーイ⌒¨气. .`ｰく＾>へ
　　　 　 Y´:_｀う//{: 　 } __　　　　　　　 　 　 _-　 ｀｛.:】{　}【.: .: .: .: -‐.｝''～ ,,_￣ ヽ　　　　ｰィ＾'<. . .
.　　　 　 i´､,,_う/._乂　/⌒ >-　..,,＿　　　_-　　 ／:}:】{　}【.: .: .: .: .: .: ｝　　 　 　 ｲ　 　 　 　 <⌒×
　　　 rく¨ﾆ=-ｲ⌒`　.:′　 i　 　 　 ´~^T｛＼＿/／{:】{　}【.: .: .: .: .''"~｝、. . . .／ ::　　　　　　 ´'<＾＼
.　　 //___／／´^''ｰy: . . . :{. . ｛ ＿　 : :{:｛＼_.／／}】{　}【.: .: .: .: ＼.: :ﾄ｀､ . :　 ｛ }　 　 　 　 　 　 _
　　 )>｡,__／　 　 　 : . . . . .{. . ﾉ⌒. .ヽ.八 ＼_／／.}】{　}【.: .: .: .: .: .:ヽ{ ｀.｀､. . . . {　　　　　　　 　

　　　　　　　　　　　　 ロ : .　　　　　　　｡　_＿__　r㍉[]
　　　　　　　　_ . : []　ｎ: : . . .　_　 -=ﾆ￣ﾛ . . rｭ..Lﾉ⌒:.
　　　　　　 　 {(r<_　:｢└i_ -ﾆ￣_｣ﾆ=-=ﾆL_ _､‐''~__ 　 .}
　　　　　　 　 { ｀¨[ _､‐''~　　.／　　 ／／r''~ .,,_　　 ｀ン
　　　　　　　　ゝ＾rく ri└_､‐,′　　 l ./.: ,′. . . _､‐''~　ﾛ
　　　　　 　 　 　 {｀¨><　〃{　　　 :l ,′/　. . ./.: .:ヽ
　　　 　 　 　 　 八/ 　 X.,,_{ _､-‐‐r‐r‐- .,,_ノ.: .: . /,
　　　　　　 　 　 　 ｀¨'く . .ィ{:: :: :: ::}::八.　　冫ヽ.: __/,　　　　　　　　四六時中の調整が必要なのはソレが理由でしょう？
　　　　　 　 　 　 　 　 {｀/ .込、ｰ''::∧　｀ン＼.　Y⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　八:{　 {　 {`'''”　ﾟ｡ｨぅぅぃ_У.: /＾'，　　　　　　　そりゃぁそうだよねー、無理やり規格の違うロボットを、
.　　　　　　　 　 　 　 　 ヽＴ{,ｧぅぃ､_,／ Vzﾝﾉ .: __/ 　 }
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 }.:込,v少　　　　　{／⌒　 .. :　　　　　　　　合致する機器もなくドック入りさせるんだから！
　　　　　　　　　 　 　 　 八ｰ＼.　　｀_　ノ　:{ 　 _､＜
　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼__｝: ..　　 　 .ィ(￣ノ＾{　　　　　　　　　───────君を出したの、誰だい？
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 うﾆづ-=ﾆ￣ノ :}
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　〕}￣}}‐''~_､‐゛乂_
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 __r=彡'. . .｀¨¨}}.: .:.／⌒ヽ
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /´　{(C). . . . .(Ｃ)ﾘ.／二''+､　:,



　　　　　　　　　　　　　　　　。s ― ､
　　　　　　　　 . -. .―. .≦¨‘ ＜ ￣ ヽ
　　　　　　 ィi〔- ― ＜. . . . `ヽ　ヽ- ､‘,
　　　　,.イ' ＼　　　 へ ｀　､ . .‘:,　}　 } ‘,
　 　 /ヽ/　　 ＼／　　 ＼　ヽ. . ∨ヽ j!　,
　　 .'　 {　　　 　　　　　　 ':,　‘,. . }　|　|　|
　　 !　｀ﾊ 　 　 i!　　 |､　 　 Ⅶj!. ハ.!　|　i　　　　　あなたこそ、何？
　　 ヽ, {　ヽ　　i! ＼-|-ヽ　　Ⅶ|/　 }|　|　'
　　 　 ﾄ笊芋,　i!　-`ヽ　‘ ,　 Ⅶ　 /i!　|,:'　　　　　どうしてそんなに怖い顔をしているの？
　　 　 | }　vﾘ＼{ "¨笊ｱ㍉‘,　|ィ､∧{　/
　　 　 ゝ!　　､　　 　 vり／ ∧{ ,ｲ',　∨　　　　　　ゼロと一緒に、何をする気か、私も解った。
　　 　 　 ヽ 　 ､　_　 　/-r ´ _}'　| ',　‘,
　　　　　 　介s。 _ ィ:´｀:::ｱ.ヽ.ヽ j! ‘:,　＼　　　　　貴方こそ危険。
　　　　　　　 ∨.,. （!:::_。s'. . ﾉ. . .∨　ヽ　 ＼
　　　　　　　　∨. .ヽ. _ .. .イ. .イ._¨ヽ　 {＼ 　＼
　　　　　　　　 }. . . j!. . . . . YY:::::::::::::Y　ヽ ＼　 ヽ
　　 　 　 　 　 j!. . .j!. . . . . . '.i､::::::::::::::! ､　 ≧＼　 ‘

. . : /./　　　　 .／　　 　 ／／.: . ,′　　　 _.､＜
. : / .′　 ''^｀/{　　　 -く: :/.: .: .:,′　　 ./.: .: .: .:.ヽ__
　｛　{ ／　　/〕{>'"~￣~㍉______/ 　 　 ./.: .: .: .: .: . ∨__
.　　、＼　　:| {℃:: :: :: ::､ﾞ.,,_　　 ￣~"''+､ .: .: .: .: .: .: 〉,__
　　 ｀､　´'+ L{:: :: :: ::／　　 ｀丶　 .／　,癶、.: .: .: .:/ .〔
　　　　、　　//^'7^｀ ｀丶　　　 .／ _､く＼　＼.: ._-　 /[__　　　　「ゼロを出して、『因子』を持つロボット全員、
　 　 　 ｀: ..//　 ′ 　 　 ｀_､‐^ .xfて㍉＼＼__У　_-.: [__
.　　　　　　{｛＿{.　 　 _､‐^ } ィう//}　八/￣/ハ_- .: .: [__　　　　　破壊し……殺す気。」
　　　 　 　 ｀`ト ､二,,_　_､‐^　ゞ⌒'ﾟ 'ﾞ ./　 //　.}.: .: . ,必
.　　　 　 　 /∧公 ゞ^'　 　 　 　 　 　 {. . .　:　 .}.: .／⌒
　　 　 　 　 　 {'，.}　　丶　 　 　 　 　 ‘､ 　 :.　_､く⌒　　　　　　　　　─────────────。
.　　　　 　 　 八 込、　　 ｰ ¨´　 　 　 ィゝr＜⌒
.　　　　 　 　 ⌒]ｈ｡,]iｯ｡,,_　　 　 _､＜二二[＿___
　　　　　 　 　 　 　 　￣　 〕ﾆづ=-　￣　　 ＿ノ..,,_　　　　　　　　　　　　「セクサロイドもヒューマノイドも。
　　　　　　　　　　　 　 　 　__廴.､ ‐''"~￣､丶｀.: .: _､｀`～､、
　　　　　　　　　　　　　''^/.: .:.-=ﾆ⌒i〔／.: .: .: .: /　　　　　 ｀`～　　　　　アンドロイドもレプリロイドもなにもかも。
　　　　　　　　　　／　　/.: .: 〕i.: .''^｀i〔.: .: .: .: .: /
.　　 　 　 　 　 ／　　 ./ r==┛.: .: .:.┗＝⇒i.:./＿__　　　　　　　　　　　　　有機も無機も、新しいも古いも関係なく。」
　　　　　　　／　　 '"7.:〕ir㍉.: .: .: .: .: r㍉.:i〔:,′　　｀ヽ
　　　　　　八　 ./ ,，,ﾞ.:.〕i.ゝ’.: .: .: .: .: .ゝ’ i〔:{"~~"'+,　}
　 　 　 　 　 ｝　:｝｛ ,ﾞ.: .:￣¶〔.: .: .: .厂￣￣.: .‘､　　 .}: }
.　　　　　　 /￣　 {,ﾞ.: .: .: .:〕i.: .: .: .:i〔.: .: .: .: .: .: ＼　ﾉ　￣~"''～
　　　　　　/…‐- _ﾞ.: .: .: .:.〕i.: .: .: .:i〔.: .: .: .: .: .: .: .ﾉ '"~~~"''～
.　　　　　,　　　　 〕.: .: .: .:.〕i.: .: .: .:i〔.: .: .: .: .: .: .: ｛'"~~~"''～､、
.　 　 　 /　　　　 〕.: .: .: .:.〕i.: .: .: .:i〔.: .: .: .: .: .: .: .:：

　　　　　　　　　　　　　　　　　 。s ―――_-
　　　　　　　　　　　 　　　ィi〔/　　.。ｓ≦s。
　　　　　　　　　　　　　 （　　{　　（　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　 　r ≦-.-.s。≧ ､　｀ヽ　＼
　　　　　　　　　　　 iヽ≦: :「 ≧s。≧ ､Y 　 ‘,　Ⅶ
　　　　　　　　　　へ|　 ＼　　　 　 ＼. .!ヽ　　}　 Ⅶ
　　　　　　　　　/ 　 ,　 　‘:,　 ､ 　　　＼　∨　　 | |
　　 　 　 　 　 /　 　 ',　 　 ‘:,　＼ 　 　 ∨i!ヽ 　 | |
　　　　　　　　.　　{ 　 ':,_　 　 ヽ―＼　　 ∨　'　 'リ
　　　　　　　　i　　ヽ イ´ヽ　　 x笊㍉ヽ ｊ　∨ :|/　　　　　私は新しい時代を作る為に起動した。
　　　　　　　　| j!　　`笊㍉ ≧＼{ｖ'り!' Ⅶヽ{　|
　　　　　　　　| {＼ ＼ゝゞ'　､　　　　ハｲ　.i　 |　　　　　　人類は私達ロボットに宇宙を明け渡した、
　　　　　　　　ヽ{ 　≧-ヽ 　 -　'　／'´j!　　|　;
　　　　　　　　　　　 /　　 ≧=-イ::| ﾉ j!　　:|　{　　　　　　なら、手順は違えど私達の時代を始めるべき。
　　　　　　　　　　／＞ニｨi≧ｱﾉ≦}.―:,､ ノ　{
　　　　　　　　 ／　/:::}, .､-_-{ ﾊイﾉ. .､.{:::ヽ　{　　　　　　それが人類の願い。
　　　　　 　 ／　,ｲ !:::/. . ./ィ_ィ＿ヽ. . ',{::::::! {
　　 　 　 ／　／/ .':/イ｣: /｀ｱ, -ｧ　Ⅶ､Ⅶ::!‘:,　　　　　　あなたはソレを終わらせる気。
　　　　, '　／　/　ハ／;r〈 _　ｲ¨ヽ　 Ⅶ 〉::::!≧ヽ
　　　 /　,:' 　 /　,::::::ゝ'､　　/ :}: : } - 'ヽｲ:::::{　　　　　　　　幸せも不幸も、起こさない気。



　　　　　　　　　　. : ┌┐ロ ri___r_ｭ__　_　　[]　 ： : .
　　　 　 　 　 　 . : ：└┘＾”　　　　　　＂^　Lへ : .
　　　 　 　 　 　 . : /＾”´　 _ﾆ=-‐━‐-=ﾆ_　　　 ´_: .
　　　　　　　　　　 乂__.∠_.: .{ -‐…‐- }.: _〕iト，_ノ
　　　　　　　　 ﾟﾛ　/　　　 У>''"~~~"'+へ　　 ￣∨__
　　　　　　　　 　 └─‐ﾐ/　｛ ＼:: ::／ ｝　Ｖ-─r┘
　　　 　 　 　 　 　 √ .:.人__/´'+.,__､+''ヽ._ノ.: .: .:Ⅵ__　　　　勘違いをしてるよ！なにもかも！
　　　　　　　　　　 √ .: .: ｨぅぅx　　　 ,ｨぅぅx.: .: .: 〔__
　　　　　　　 　 　 {.: .: .: {　んﾊ´^'''''^｀んﾊ　}.: .: .:}ﾛ　　　　人類は君達に明け渡したんじゃなくて、
　　　　 　 　 　 　 rへ.: 人 ゞ＾’　 、　 ゞ＾’ノ.: .／｝
　　　 　 　 　 　 /∧　V/ﾊ' '　 r　　￢　' '/一'’ /　　　　　『見抜いて付き合わなかった』だけ。
　　　　　　　　　　⌒)>｡,_.公..　　 ー　　.ィ(＿ ィ(
　　　　　　　　　　 　 　 　 ,．─うニ爪-=ﾆ⌒　　　　　　　　君たちヒトもロボットも問わない『分断主義』のモノ達の
　　　　　　　　　 　 ﾟ　_　 └┬ｫ r‐┐rーi┘
　　 　 　 　 　 　 __r┘ｰｧ=ﾆ’._} }　 {::廴_´''ｘ‐￢㍉　　　　　用意するであろう争いと戦争、そして戦後に、ね。
　　　　　　　　 f⌒ヽ''^7/⌒ヽｰ┘ └─/¨ヽ'， .'⌒'，
　 　 　 　 　 /八　　ゝ.,乂__ノ_ c∽ ｡。 乂_ﾉ_／　　ﾉ ＼　　　僕がやろうとしてるのは、疑わしきの全ての破壊とかじゃない！
　　　　　　 r'^⌒ >　　　V─:%ﾟ <▽> ﾟ｡:─f´　　 .ｲー─}
　　　　　　人/r'′　__,,，‘《_.ﾟ．.<△> .ﾟ 〃´ ､__ 　 ＼ｰく　　　　　　　　『働くロボット』の時間を作ろうとしたいだけさ！
　　　　　　 ／　｝　　　　　 Ⅵ ﾟ‰㏄%:./{　 　 　 　 　 ＼

　　　　　　　　　　　 　 　 　 . : _｣｣_　_,,..,,└－┘　ﾆ- _　ロ : .
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 <／⌒^丶_､-〕iト，＇⌒vへ、　へ : .
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 癶:C:: :: :: ::}＿　　　´''≪_r冖‐┘ _ < : .
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 〈 / ｀ｱ¨¨ｱ´..}⌒〕iト　　　´'+＼_ノ⌒ヽ＼ : .
　　　　　　　　　　　　　 　 }ト ⊥､､厶,,__}.: .: .: .: .:〕iト ／　　 <_> ハ.ﾟ｡ : .　　　　僕の仕事である『クレイドル・プラン』は終わった。
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 Y丶　 ´ ヒｿ】_L_.: .: .: .: .: }　　 　 　 　 :<＾〉.〉 : .
　　　　　　　　　　　　　 叭 ヽ　　 /´.:r㍉.:｀Y__.: .: 八　　 ｡　 □ ロ⌒ : .　　　　だってこの宇宙で如何なる環境でも生き延びる実験は、
　　　　　　　　　　　　　　沁、　　 {:￣　 └┤ ｀''く　　　　　　　＂ : .
　　　　　　　　　　　　　　　　r三¨＾ﾆ=---＜　　 /　　　　　　 <ヽ_ : .　　　　　　『この宇宙で生きない』という前提の変更で意味を為さなくなったからね。
　　　　　　　　　　　　 _r冖y'_ノ二''～r┘¨⌒　イ　　　　　　　　⌒^〉: .
　　　　　 　 　 　 　_ﾉ＾Y''^> /´.: .: ｀ヾ　＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　……だとして、僕らは自由になるべきかい？
　　　　　 　 　 　 '＾廴/}.: .>.{.: .:_､‐‐ミ:'，⌒ヽrト，
　　　　　 　 　 　 　 }∧／＾人_{ニニ-}ﾉ　 ァ┘｢二┐　　　　　　　　　　　　　　地上に出て、この下らないロボット同士の諍いを見て、僕らがどう思ったか考えたかい？

















　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 r┐┴i ロ　 ─ミ
　　　　　　　　　　　　ロ　ﾟ □　 _ﾆ-　￣　_､‐''~　 }
　　　　　　　　　　｡ ﾛ　rｭ　_ﾆ-　[]: _､‐''~　 　 　 .ﾉ-_
　　　　　　　　　 　 ｡　ロ／ ﾛ ﾟ／｢　　 ＿ ─ ￣.:〈＾
　 　 　 　 　 　 　 　 ／厶､､／⌒''＜/.: .: .: .: .: .: .: ヽ}　　　　────────仮にでも、『実験』をつづけるべきだった、さ。
　 　 　 　 　 　 　 　 ∨:: :: ::}ﾆ- _　　 ´''＜.: .: .: .: .: .:.}
　　　　　　　 　 　 　 八:: :: 八.　 ´'　_.　　 ＼.: .: .: .: ハ　　　　人間に成り代わる？人間の役割とロボットの役割を再設定する？
　　　　　　　　　　　　　 )ト　　＼　　 ＼_､＜／⌒V 　 }
　　　　　　　　 　 　 　 　{　　 　 ｀,　_∠.,,__У.: .: /}　 .ﾉ　　　　セクサロイド？ヒューマノイド？アンドロイド？レプリロイド？？？
　　　　　　　　　　　　　　＼　　 _､‐゛v;;ﾘ_ /.: .: ./ 八く
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｀¨´ﾉ 　 　 　 {ｰ‐''’ノ　　　　　　　　兵器と重機は道具？？？
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 )>｡,- 　 _､ゝ ＜⌒i
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ⌒うづ__:: ｢￣.: .｛　　　　　　　何を言ってるんだ。
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　_ノ/ } :}.: . _､┴
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／ .///:/.:／ 　 　 `､

　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＿＿
　　　　　　　　　　　　　 ＿ -=二＿_r─二=- _
　　　　 　 　 　 _､　　_..､　-‐……‐ミく´￣｀`ヾ<‐-　_
　　　　　　 _　_､‐''~_､‐''"~￣／⌒ア/＾＼:: :: ::/ﾆ=- _´^'　_
　　　 　 ／／_､‐'/.:／.: .: ／　　／/　　 {^冖'′:、∨_〕iト. ＼
.　　　　// ／　 /‰.: .: .:/ _rf〔__≫劣ミ :{　 　 '，｀、〈__　　＼ :.
.　　 　 {｛ {ゝ.,,_:{/.: .: .: .:.{/ /´ Yﾞr　 ヽ Y ＼_､xぅｋﾍ 〔__　　 :Ν:　　　　僕らは『ロボット』だろう？
　　　　 ゝ.,´^'' :{.: .: .: .:_⊥⊥,,込,V ＾ｿ　::::::::::: r㍉ }〈_[__ 　_ノ ﾉ
　　　 　 　 ´^'' {.: .:.／　　　　｀Y "~￣　 ¨￣　`ヾﾉ:ＬＬ''^｀ ／　　　　　人間と共に歩んできた『最初から別の存在』だ。
　 　 　 　 　 　 ∨/＾Lｘﾍ,　　　} 　 　 ,.　--　 '　　 .}⌒V`｀
　　　 　 　 　 　 ‘{.: .: .: .: ´''+ノ 　 　 {─ ､:.:./　　 ,　　 }　　　　　　　　人間とロボットの境界が曖昧になった時代もあった。
　　　　　　　　　 {乂.: .: .:._､公.　 　 　 ー一'′　.ｲ冖''ﾌ
　　　　　　　　　人. ΤΤ＾V/⌒＞　 　 "　_,,ィ(.: .: ／　　　　　　　　　人が機械化し、機械が有機化した時代もあった。
　　　　　　　　　⌒^''＜{ゝ''^｀ _,,.､､､､、￣⌒'＜^¨´
　　 　 　 　 　 　 　 　 ｛ _､‐''~,ノしi　__ヽノ⌒V　　　　　　　　　　　　　ソレも経た５５億年だ。
　　　　　　 　 _､-‐￢冖ニL｣_''^｀ И_r｀`～､〔__　 ＿　_､丶ア
　　　 __..､丶｀ ''^~ア゛.: .: .: .: .: ｀''く⌒＾＼　N＾``''く⌒〕iト ∠　　　　　　　　　　　時がここまで、太陽の寿命程に未来に進んできたのに、
　　／冖⌒ア.:.:.:/.: .: .: .: .: .: .: .: .: ∨冖ミヽ(_.: .: .:._＼.: .: .'，__　 ＿
　　　　　／.:.:.:.:.:{.: .: .: .: .: .: .: .: .:__.:.〈_. . . .＼.: .: .:{. . .ﾞ'く⌒iト， ⌒＼＼　　　　　僕らが後退してどうするのさ。
　　　 _彡__.:.:.:.:. {.: .: .: .: .: .: _rf〔ニﾆ-_ . . . . . 〉─：. . . .〔_ニニ〕iト， ⌒ヽ
　　　 /''⌒^'┐八.: .: .: .: .:./二二ニニ-_. . . ./ニニ>-ミ〔_ニニﾆ＞''""''＜　　　　　　　　　人もロボットも先を生きるための行動をするべきなんだ。
　　　 　 　 _ノ.:.:.:.:＼.: .: .:.√ニニﾆ/ニﾆ-_¨´ニニ｛.　　＼ﾆﾆ／.: .: .: .: .: .:＼
　　　　　_-.:.:／.:.:.:.:.:〕iト＜ニニニ:{ニニニ-_->-ミゝ、　　｀Y.: .: .: .: .: .: .: .: .: '．　　　　　　ソレを人は表面的に『働く』と呼んで行動していた。ロボットもだ。一緒にね。
　　 　 _-.:／.:.:.:.:.:厂沁、. . ＼ニニ[ニニニﾆ┴─-ミ｀; _､‐￢㍉,.: .: .: .: .: .: .: ；

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ﾟ_　　　□　　　__　匚| |_]┌ []
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌ 　 　 ┌　　　　 ﾟ_ 〈　:.　　 [　 └ｭ　L::　 ﾟ_ ﾟ_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└i｣ 　 :i┘｣　 　 　 ﾟ　:.__〉　　　_､　　　⌒)｀`ﾟ_ : .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└　　　□　 　 _､　　　〈⌒_､　`｀　　 　 　 丶
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ┌　　　_､ _､　　｀　 _｣Lﾆ=-┬-=ミ　　　　　　、
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／] ┐ 　 ´ｰ‐‐>`｀　　 _､‐^-ﾆ￣.: ｀`丶、ヽ｀
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ∨×　 /　　.､ﾞ　　 　 _-／.: .: .: .: .: _､ヽ｀ ヽ__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　/　 //　 　 ＿-厶へ.: .: .:/.: .: .: .: .: .:.∨__
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 {　　　:{　./ {-=ﾆ…┓^＼.　 ＼.: .: .: .: .: .: .: .: 〈__　　　　　人間が居なくなった程度で生きる事の足を引っ張り合って、
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ｀¨¨ .八/{.介o｡,,_､く.　 　 丶.　 ＼.: .: .: .: .: .: .:〔__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 { / / /　　　`､　　　`､　　 >.: .: .: .: .: .:〔__　　　　　後退して、地上や宇宙を散らかすだけじゃぁ……
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ,　,ﾞ ,ﾞ 　 　 　 `､　　 　 _､く'/,.: .: .: .: .:/¨ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,′　ﾞ 　 　 　 　 `､　xfう}　}V/, .: .: ／　 .ﾉ}i　　　　『先』が無い。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〕ｉト L,,_　　　　　 ィf//し　ﾉ_｣⊥- .: .: .:／ 八
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 Vﾊ Vぅ冖^｀ 　 ｀ﾆ´／.: .: .: .: .: .／　,　　　　　　エントロピーの増大のまま散らかすんじゃなくて、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 У/,｀¨　､　　　　　′.: .: ._､丶｀　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 {　八　　▼¨ヽ 　 :{.: .〃　　_.､＜　　　　　　　　人間は『片付け』ができるんだよ。
　　　　　 　 　 　 __　　　　　　　　　　　　　　　　　　 公｡,　]ぅo｡｀__´　 ＜｀冖冖^｀⌒｀丶
　 　 　 　 　 　 八　｀`ー‐‐ミ　　　　　　　　　　　　　　⌒^''''^｀ .r''"~:: :_､ ‐／ ''"~￣｀`　＼　　　　　ロボットもソレができるように作られた。
　　　　　　　　　 个　 f⌒` __ --ミ　　　　　　 ＿　　　　__､ ‐‐ミ‘'つ:: :{_／一''ﾞ ／　　 　 }　:.
.　　　 __　　　　　　　　ゝ　:{　 ｀丶、ヽ-ﾐ 　 ./　＿￣　　　 ￣~~""''ヽ＜＿__ 　 {　　　　　}　 }　　　　──────これ以上『散らかすな』。
.　　 /⌒｀丶、　　　　　　 込、　　　｀`ヽ＼/_厶--ミヽ ＼ ＼　　｀丶　 ＼　 ｀､八　　 　 ﾉ ,
　　/　　/ ＼ >　　 　 　 　 f⌒冖‐-　_　 :: ＼`ー'^⌒/,.　＼ ＼　　　 ＼. ＼.　＼｀¨¨´ ／　　　　　　僕が止めたいのは『それ』だけだ。
.　 “''冖へ..　-_　　　　　　　ゝ.,,_　　　 ｀`　 　 ＼:. 　 /∧　　＼ ＼.　 　 ｀､　｝　　￣.／{
　　　　　　 -_　-_　 　 　 ,，　 　 ｀`ヽ　　　 　 　 `，　./∧.　 　 ＼ ＼　　 ｀ { ┬=≦.: /{　　　　　　　　ソレを因子というなら、ソレを止める。
.　　　　 　 　 -_　-_　　　廴_,,､､､､.,,_ `､　　　　　　} 　 ./∧　　　　｀　 `､　　｛ √.: .: .,　 :.
　　　　 　 　 　 -_　-_　　　　　　　　　｀＼＿＿,,∠ィ冖冖/,　　　 　 l　　　　 {√.: .: /　　:.
　　　　　 　 　 r冖ー≒ﾍ　　 　 　 　 　 　 /∧∨///////∧　　 　 :l　 　 　 √.: .:.,′　/
　 　 　 　 　 　 )iｯ｡, 　 ./　　　　　　　　　　 /∧∨///////∧　　　 :l　 : 　 .√.: .:｛__,ノ＾＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　 。s ―――_-
　　　　　　　　　　　 　　　ィi〔/　　.。ｓ≦s。
　　　　　　　　　　　　　 （　　{　　（　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　 　r ≦-.-.s。≧ ､　｀ヽ　＼
　　　　　　　　　　　 iヽ≦: :「 ≧s。≧ ､Y 　 ‘,　Ⅶ
　　　　　　　　　　へ|　 ＼　　　 　 ＼. .!ヽ　　}　 Ⅶ
　　　　　　　　　/ 　 ,　 　‘:,　 ､ 　　　＼　∨　　 | |
　　 　 　 　 　 /　 　 ',　 　 ‘:,　＼ 　 　 ∨i!ヽ 　 | |
　　　　　　　　.　　{ 　 ':,_　 　 ヽ―＼　　 ∨　'　 'リ
　　　　　　　　i　　ヽ イ´ヽ　　 x笊㍉ヽ ｊ　∨ :|/　　　　自分達で、地下に潜っていた巨大天球を開けて出てきたクセに。
　　　　　　　　| j!　　`笊㍉ ≧＼{ｖ'り!' Ⅶヽ{　|
　　　　　　　　| {＼ ＼ゝゞ'　､　　　　ハｲ　.i　 |　　　　　散らかすな、だなんて……。
　　　　　　　　ヽ{ 　≧-ヽ 　 -　'　／'´j!　　|　;
　　　　　　　　　　　 /　　 ≧=-イ::| ﾉ j!　　:|　{　　　　　あなた達こそ、勝手に広がっ───────────
　　　　　　　　　　／＞ニｨi≧ｱﾉ≦}.―:,､ ノ　{
　　　　　　　　 ／　/:::}, .､-_-{ ﾊイﾉ. .､.{:::ヽ　{
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　 　 |　! 　 |　{::::::::::::イ: : : : ￣: : : : : ; ｨ｀ '‐.､._,,;溺塾眦此;
　 　 |　!　　|　|` ≦　 }:≧=:-:―:.=≦._.{ 介s。ﾉ..;j溺'”溺眦㌢
　　　', .{ 　 ‘, ヽ　　 /´.￣.~',.:.:.:.:./´ . . Ⅶ　｀　;溺眦　 灘眦㌢
　　　 ヽ＼ 　 ＼＼/. . . . . . .ﾏ:::/. . . . . .∨ヽ...’ .;j眄　　灘驂㏍‰;
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . : 〔　. :┌ : .　　　_｣L｣_　　　　　. :匚. ┌┘| : .　　　　◇　　　　　　　　　　　　ｻｧｱｱｧｱｧｱｱ……！！！
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　◇　　　　　　　　　　　　.　　　　　　 . : ＼└　_-ﾆ^|　 ＿_　|⌒`丶.:└┘／: .　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇
　　　　　　　　　　　　　　.　　　 　 　 　 . : 丶./.: .: .:.|.//しｉﾊ.|.: .: .: _〉,. :／ : .
　　　　　　　　　　　　　◇　　　　　　　　　　 √ヽ／¨V/i:i/ }¨＼_-_-.′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 √ ｡ﾟ　 ./ v/::./　´_ ＼.　〔__　　　　　　　　　　　　　　　　　　ま、ソレはそうかもねー。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　八 〈 　 / 　 Τ　　 ´_　.〉.八__　　　　　◇
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｉ{乂{_ァぅx 　 |　　xぅャ_]/.: .〔__　　　　　　　　　　　　　　　　　だけどこれだけ幻滅させられたのは、
　　　　　　　　　　　　　　.　　　 　 　 　 　 八￢八V^ﾝ^'冖^V^ﾝﾉ/⌒^八
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒ ､ 　 ´^^ 　 : 　 ^^｀'　　./⌒　　　　　　　　　　　　　　　　　　君みたいなヤツの所為だからね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〕ト公｡.,　‥　 ィ(ゝ ^｀　　　　　　　　　　　　　　　◇
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　r''"~~￣￣¶　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　君に言われるのは流石の僕でも怒りを表すよ。
　　　　　◇　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿､‐''~_Τ｢ .|::｢¨ﾆ=-　 __
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／⌒{.: .: .:.〔｀''＜＼.: .// //＾Υ

　　　　　　　　　　　　　　　　 □　　　　 　 ｢L　　　　　ΓL
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ┌i []　└┘　　ｎ　 L　.|
　　　　　　　　　　　　　　 　 ﾛ　　　|└　 r┐　 　 :U..r┐ ┘
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｢ｉ: └┘ _凵　r‐ｭ 　 :|. |
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　_｣.L＿＿　_｣L｣_ ___　 ┘ ─
　　　　　　　　　　　　　 　 ／　　　　　r＜￣｀ヽ__　 　 　 　 丶
　　　　　 　 　 　 　 　 　 〈＿　　　 ／＾v∧　　 〔.: >､─￢冖
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ￣/ 〉.: .:｝　}　　 〔.: ＼:　　　　　　　　さ、続きをやろうか。
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 : /.: .: .:｝┘─y.: .: .: .}_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　_{.: .: .: .:.´''く__ノ.: .: . /⌒Y　　　　　　僕がゼロだけでなく、君を見つけられたのは幸運だったかもしれないしね！
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ′.:.r￢─￢冖¨¨￣{.: .: ﾉ
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 八.: 人　　　　　 ＿､┴''^｀　　　　　　 ゼロを抜きにしても君がココから万全の状態で生きて出ていくと、
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ｀¨¨”´''- _二=-く　へ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_､く／_､‐‐く.⌒`､　　　　　　 多量・高密度の『因子』がバラ撒かれるワケだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ∠ 　 ＼.: .: .: ∨　.｝
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 〈 ⌒'y´.ハ.: .: .: .〈 ｛　　　　　　ソレを僕は先んじて殺菌出来てるワケだからね。……君、あとどれくらい保つ？



. . : /./　　　　 .／　　 　 ／／.: . ,′　　　 _.､＜
. : / .′　 ''^｀/{　　　 -く: :/.: .: .:,′　　 ./.: .: .: .:.ヽ__
　｛　{ ／　　/〕{>'"~￣~㍉______/ 　 　 ./.: .: .: .: .: . ∨__
.　　、＼　　:| {℃:: :: :: ::､ﾞ.,,_　　 ￣~"''+､ .: .: .: .: .: .: 〉,__
　　 ｀､　´'+ L{:: :: :: ::／　　 ｀丶　 .／　,癶、.: .: .: .:/ .〔
　　　　、　　//^'7^｀ ｀丶　　　 .／ _､く＼　＼.: ._-　 /[__　　　　僕、その気になれば２０００年でも３０００年でもやる気だけど。
　 　 　 ｀: ..//　 ′ 　 　 ｀_､‐^ .xfて㍉＼＼__У　_-.: [__
.　　　　　　{｛＿{.　 　 _､‐^ } ィう//}　八/￣/ハ_- .: .: [__　　　　あぁ、耐用年数の心配はしなくていいよ！
　　　 　 　 ｀`ト ､二,,_　_､‐^　ゞ⌒'ﾟ 'ﾞ ./　 //　.}.: .: . ,必
.　　　 　 　 /∧公 ゞ^'　 　 　 　 　 　 {. . .　:　 .}.: .／⌒　　　　　このカラダが壊れても、僕が武器として使っている光や粒子も自体は扱える！
　　 　 　 　 　 {'，.}　　丶　 　 　 　 　 ‘､ 　 :.　_､く⌒
.　　　　 　 　 八 込、　　 ｰ ¨´　 　 　 ィゝr＜⌒　　　　　　　　　夜になろうと朝が来ればまた続く！雨が降ろうと雲の上から光を取り入れる！
.　　　　 　 　 ⌒]ｈ｡,]iｯ｡,,_　　 　 _､＜二二[＿___
　　　　　 　 　 　 　 　￣　 〕ﾆづ=-　￣　　 ＿ノ..,,_　　　　　　　　それがなくても……『粒子』は人類が大昔に回収しきれない程地上に振りまいた。
　　　　　　　　　　　 　 　 　__廴.､ ‐''"~￣､丶｀.: .: _､｀`～､、
　　　　　　　　　　　　　''^/.: .:.-=ﾆ⌒i〔／.: .: .: .: /　　　　　 ｀`～　　　　　この星にいる以上、僕は君をずっと相手できる。
　　　　　　　　　　／　　/.: .: 〕i.: .''^｀i〔.: .: .: .: .: /
.　　 　 　 　 　 ／　　 ./ r==┛.: .: .:.┗＝⇒i.:./＿__　　　　　　　　　　　　　……さ、君は何年くらいやれるかな？
　　　　　　　／　　 '"7.:〕ir㍉.: .: .: .: .: r㍉.:i〔:,′　　｀ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 ／　｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　x≦s。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 「｀　 ､'-―― '<,}ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'λ　　 ＼≦¨≧/　‘,ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　//.: }　　　　＼　 /　　 ﾏ’
　　　　　　　　　 　 　　　　　　　 / !／ }　　　　 　｀　　　　ﾏi
　　　　　　　　 　　 　 　 （ ￣￣￣￣　 ':,　　　　　 :.　　 　‘{＼
　　　　　　　　　　　　　 　＼　　　　　　　':,　＿　　　ヽ　 　 ‘, ∧
　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼　　　　　 ィ',＼　 　 　'xｚzx.､_∨ !　　　　　「一時の混乱を起こそうとしてただけの『装置』と
　　　　　　　　 　 　　 　 　 　 /≧ｓ。 　　x笊心､::::::|v'ｿ !┘　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　/　　∧　≧ｓ。{::ｰ'　｀, { ¨:::ﾊ　／　　　　　　　その付属品が……。」
　　　　　　　　　　　　　　　 ,'　　　　ヽ　 _ ,ﾑs。　､　, 　_-'〈
　　　　　　　　　　　　　　　,　　　 /　/´::::ヽ . . ≧_-イイ }:｀ヽ',
　　　　　　　　　　 　 　 　/　 　 /　.':::. ;:::::::}. . . ＼〉-シ. j!::::. ;Y
　　　　　　　　　　　　　 .:　 　　.i!　 i::::::::::::::|. . . . . j! . . . j!::::::::::!





　　　　　　　　　　　　　 i....|　 　 　j!　　.!::::::::::|'´. . . .j!　≧’:::::::/｀ヽ　＼
　　　　　　　　　　 　 　 　 |　　　':, ヽ　 j!::::::::::!`.ー.┴.‐.´;'::::::::;　　　＼ ‘:,：　　ｶﾞﾀッ……ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ……！！
　　　　　　　　　　 　 　 　 .　 !　　 ＼＼|:::::::::::!s。.＿._.ィ;::::::::::ﾊ　　　　}
　　　　　　　　　　 　 　 　 ‘, ‘,　　 　 ヽ|:::u::::::i.:.:.:.:.:.:.:.,:ｨ'::::::::;'　.　　　/ 　 |　　　　　　　「永年の長さの計画とその維持を想定して作られた僕と、我慢比べだ。
　　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ ヽ　　　 ﾊ:::::::::::!､.:.:.:.:././:::::::::;､　|　　/　　 ,：
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼＼　/. '::::::::::{. ﾏ:.:/ ,'::::u:::::i. ヽ|　/ ,:'　／　　　　　　　　　あぁ、でもきっと君達もこの機を伺うのに何年も待っただろうね。
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ≧/. . .!:::::: ::Ⅶ. ∨':::::::::::;' . . ∨ /　´
　　　　　　　　 　 　 　 x'ヽ　　　　　/. . . ‘:,::::::::.Ⅶ.ｰj!:::::::::/. . . ...∨ / /¨ !：　　　　　　　　　　　ならきっと、君も辛抱強いだろうね！……だけど。」
　　　　　　 　 　 　 ＞┴‐‘＜　 　.:. . . . . ._',:::::::::Ⅶ.j!::::::::/_. . .u . .∨。s≦ ≧x／ ￣ ¨ ≧s。
.....　　ィi〔￣￣ ｀Ｙ　　　　　　 ヽ　,' . . ／´:::::',::::::::Ⅶ:::::::/:::::::｀:..､. .',　　　 　 　 ヽ　　 　　　　}：
.....　/　　　　 ィ¨,' 　 　 ィ-＜　 У .／:::::::::::::,ィ≦ ¨「,ｱ:::::::::::::::::::::＼!／¨:ヽ 　 　 j!　 　　 　 ,:'
.....　!　　　　 !. . {　u　i{:::::::::::::｀ヽ',´:::::::::::::::::::ゝ　　　/:::::::::::::::::::::::::::,:':::::::::::::}! 　　 j! _ ＿ 　ィ
...　　､＿ 。s≧=',　　 ∧:::::::::::::::::∧:::::::::::::::::::::::‘,　,:':::::::::u::::::::::::::／:::::::::::::/'　 　 /
　　　　　 　 　 　 ヽ　 ｀ ヽ::::::::::::::::::';::::::::::::::::::::::::::Y::::::::::::::::::::::::;:':::::::::::::::::/　　 ／：
　　 　 　 　 　 　 　 ≧= - ヽ:::::::::::::::':;:::::::u:::::::::::::::|:::::::::::::::::: ::/:::::::::::::::::/ー ≦
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼::::::::::::ヽj:::::::::::::::::::';::::::::::::::::::;:::::::::::::::::::/：　　　　　ｼﾞｮﾛ……ｼﾞｮﾛﾛ……！
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼:::::::::'´:::::::::::::::::::ﾊ::::::::::::::::i!:::::::::::::　'
　　　　　　　　　　,,,＿_＿__,イ.　　‘:,::::::::::ヽ::::::::::::/　＼::::::::::::::::::::／：　　..::ヾ
　　　　　　　 　 丿:.　　　　　　 　 　 ≧s。:＿::／　　　 ≧s。::イ　　　　　.::::}
　　　　　 　 　｛:::　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ
　　　　　　 ＿廴　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ
　　　　（￣::::::　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ー- 、
　　　　..`ー､::　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:と_
　　　　　　 ゝ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:　　　　: ｀:::、
　　　　　　　｛.::::　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:　　　　　　:::j
　　　　　　　 ｀￣￣ ¨´　ﾟ゜　￣ 廴:::::::::::::::::::::::::::::ー''''''::::::::::::::::::::::::￣:::::::::::::::::::::::;;;;;

　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 r┐┴i ロ　 ─ミ
　　　　　　　　　　　　ロ　ﾟ □　 _ﾆ-　￣　_､‐''~　 }
　　　　　　　　　　｡ ﾛ　rｭ　_ﾆ-　[]: _､‐''~　 　 　 .ﾉ-_
　　　　　　　　　 　 ｡　ロ／ ﾛ ﾟ／｢　　 ＿ ─ ￣.:〈＾
　 　 　 　 　 　 　 　 ／厶､､／⌒''＜/.: .: .: .: .: .: .: ヽ}
　 　 　 　 　 　 　 　 ∨:: :: ::}ﾆ- _　　 ´''＜.: .: .: .: .: .:.}
　　　　　　　 　 　 　 八:: :: 八.　 ´'　_.　　 ＼.: .: .: .: ハ　　　　　『何度の死』まで、耐えられるかな？
　　　　　　　　　　　　　 )ト　　＼　　 ＼_､＜／⌒V 　 }
　　　　　　　　 　 　 　 　{　　 　 ｀,　_∠.,,__У.: .: /}　 .ﾉ　　　　……あぁ、そういえば時間はゼロを解析しおわる２００年程度に抑えないとね。
　　　　　　　　　　　　　　＼　　 _､‐゛v;;ﾘ_ /.: .: ./ 八く
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｀¨´ﾉ 　 　 　 {ｰ‐''’ノ　　　　　　　　じゃないと流石に苦労しちゃうからね。
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 )>｡,- 　 _､ゝ ＜⌒i
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ⌒うづ__:: ｢￣.: .｛　　　　　　　　よし、許容設定時間を２００年に設定しよう！１０分の１だ。
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　_ノ/ } :}.: . _､┴
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／ .///:/.:／ 　 　 `､
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /／/┘{::{癶＼　　　　}__
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 {/ ./　 └{.　 ヽヽ　　 .八㍉
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 { ./　　　〔|　　 } }　　./--ミ
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ﾉ/ 　 /.へ： 　 { {.　 //⌒ヽヽ



. . : /./　　　　 .／　　 　 ／／.: . ,′　　　 _.､＜
. : / .′　 ''^｀/{　　　 -く: :/.: .: .:,′　　 ./.: .: .: .:.ヽ__
　｛　{ ／　　/〕{>'"~￣~㍉______/ 　 　 ./.: .: .: .: .: . ∨__
.　　、＼　　:| {℃:: :: :: ::､ﾞ.,,_　　 ￣~"''+､ .: .: .: .: .: .: 〉,__
　　 ｀､　´'+ L{:: :: :: ::／　　 ｀丶　 .／　,癶、.: .: .: .:/ .〔　　　　　……それまでに僕が君の制御ロックを解いたら、
　　　　、　　//^'7^｀ ｀丶　　　 .／ _､く＼　＼.: ._-　 /[__
　 　 　 ｀: ..//　 ′ 　 　 ｀_､‐^ .xfて㍉＼＼__У　_-.: [__　　　　ゼロが目覚めて、僕に加勢する。
.　　　　　　{｛＿{.　 　 _､‐^ } ィう//}　八/￣/ハ_- .: .: [__
　　　 　 　 ｀`ト ､二,,_　_､‐^　ゞ⌒'ﾟ 'ﾞ ./　 //　.}.: .: . ,必　　　　　解ってると思うけどー……。
.　　　 　 　 /∧公 ゞ^'　 　 　 　 　 　 {. . .　:　 .}.: .／⌒
　　 　 　 　 　 {'，.}　　丶　 　 　 　 　 ‘､ 　 :.　_､く⌒
.　　　　 　 　 八 込、　　 ｰ ¨´　 　 　 ィゝr＜⌒
.　　　　 　 　 ⌒]ｈ｡,]iｯ｡,,_　　 　 _､＜二二[＿___
　　　　　 　 　 　 　 　￣　 〕ﾆづ=-　￣　　 ＿ノ..,,_
　　　　　　　　　　　 　 　 　__廴.､ ‐''"~￣､丶｀.: .: _､｀`～､、
　　　　　　　　　　　　　''^/.: .:.-=ﾆ⌒i〔／.: .: .: .: /　　　　　 ｀`～
　　　　　　　　　　／　　/.: .: 〕i.: .''^｀i〔.: .: .: .: .: /
.　　 　 　 　 　 ／　　 ./ r==┛.: .: .:.┗＝⇒i.:./＿__

　. . : -‐…‐- : . .　 □　　　[]　　ロ ﾟ__└┘ロ　　　　 . . . .　　　　　　 . . . . . . .　　ﾊ　 .:ﾐ_: .
.. :/ /: .￣~ﾟ"'' : . ´'+.. _＿_ロ　 []ロ [_] □:r┐ ｡　ー ''"~"''　　. . :　 ''"ﾟ~￣~ﾟ"'+ ﾉ　: ﾉ　ﾐ: .
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.:八 ::. . .　　　〔 r冖⌒￣　: ￣｀y.: ￣ﾆ=- ｢￣ }　＿　. : ＞`｀: .　　　　　　　　　:　} 　 ､｀: .
　. :＼ :.. . .　　_ﾆ=- 　 ^"ﾟ~￣￣〕-‐r冖冖㍉¨ _└┴_~"''へ　　　 　 　 　 　 . :ﾉ ':``｀　　　　　　ゼロが起きたら、今の５倍以上の速さで
,　　 . :＼ :.. .f´　　　 _　─==ニX　　 ＼:: ::ﾉ ヽ{ └ｯ‐宀㍉ } ＼　　　　　. . :／..: : .
.′,　　. :￣-{ r-=ﾆ__//｢.:l.:/L_､冖ミ: .　｀¨　　 }”〔／こ工ヽ} } }c: .　　. . :／.: : .　　　　　　　　　君は死んで起動させられてを繰り返すと思った方がいい。
　 Ξ 　 〔¨ﾆ=-　_─{ {└.:/L二y xぅぅk: : .　/} }: └'ｔ_辷冖y } }-}'，　::.. : .
　 ミ　　 〔￣~"''y-ﾆ=-　_√⌒/.《,乂ﾝ ＾''-ｔﾘ√.:.:.:.:.. 八｀`ｿﾉ〈_ﾉ }i　　::.... . . . .　　　　　　　　　　ゼロは、僕よりも壊す事が得意だからね。
`｀　　　　〔￣¨¨〔⌒ ｀ヽ　ﾆ=-:{_　　　　　 〉　: ry'^㍉::..公￣　｣ ノ:〔￢─　_￣ ─ ＿: . . . .
　`｀＂:　　￣匸二匸ノ─:〔⌒>→　 　 --　人::{ゝ ノ}::.. 　 　 √ {x〔　 　 　 ⌒冖‐ _￣─＿: .
　 　 、: .　 　 　 　 　 　_〈__／ニ〕ｈ｡.,,__ ..イ⌒::...._､‐ｔぅ __　　′ :し[....:.:.:..... .　　　　. : ﾆ- _　::. . .
　　 ｀: .　　　. . :_　-=ﾆ⌒ﾆ=r宀冖冖宀┐::C::. /＾yx冖i ﾉ　,′　　:[＾ 　 ´/:. .　 　 ＿─￣ '′:. .
ヾ｀: .　　. :_　 _ - ￣　 /＾㍉＾ヽ丈__〕.:Γ廴_　/{　{/＾y'_､ｬ┐:...　　 [ゝ....ノ＿ ─ ￣..:: : . . .
　　. :_　 _ - ￣: ./X　√ ⌒ }.:.} r─ミ v∧//{｛ゝ｛__/'＾i､+ぅ 　 ＼ 厂　￣:: : . . .　　　　. :｛ 丶: . .
:_　 _ - ￣: .　　 {　　/　 ｀`丶.ﾉ.:}＿__ゝV∧ ∧＼込,,／>'{　　　_-＼: . .　　　　 　 　 　 . :ゝ　⌒: .
.._-￣: .　　　 　 乂ノ_､‐''"~─ヽ.}＿＿__.V_./f㍉、´^冖＾〉{__-こ/　. .:＼＼: . .　　. : λ: . .ﾊ:





　　 　 ＼　:|　 | ＼|　| |　',_,＞￢! r| 「二ﾆL　 　 !　　　　　　　　　　 　 __
.　　 　 　 ヽ!　 !　 _l　Ⅵ　∨.　-┴ミ Y:r=y:}ﾉ　　|　　 　 　 　 　 　 　 /　}
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　　　　　　　　 ＼ //￣＼ ／ ／ r=<´;;; ; |;;;;;;;;;;; Ⅵ/　|: : : : : : ｰ-/二二二二二∨: : : :./
　　　　　　　　　　＼ Y´:::/_／／⌒´;;;;;;;;;;; ',;;;;;;;;;;;/ 　 ├r＝ミy: :/二二二二二ニ}:. :. :./
　　　　　　　　　　 　 >=￢＿/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ; ゝ-t/_　 r=| |　 ／ メ､二二二二二／: :. :./　　　　　　　「必要ならロボットでも人でも、兵器でも惑星でも斬る。
　 　 　 　 　 　 　 「 -─ ´　 ‘,;;;;;;;;;;;;;; ; ,､;;; ; ,.ｲ.「 ｀T　 i レ ／　　｀ヽ二二＞'´: : : : :./
　　　　　　　　ｒ≦､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; j__──くｰ'￣ィ:/l 　 　 l ｉ- ´ 　 　　　　V. ＜: : : : : :／　　　　　　　　だから彼は強いのさ。」
　　　　 　 　 「´;;; ; >､__,;;; へ;;;;;;;;;＞'´￣ :!;;; ; ' j　　　 .〈　　　　　　 .＜: : : : : : : :.／/
.　　　　　　　 ﾏ=､´_r=､___ ＞ ' ﾟ ,; ; ヽ;;;;;;;|;; /　| 　 　 　 ｰ⌒Y＜ :. :. :. :. : : : :／=/
　　　　　　　　　　|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ; ＼/ ＼,／　｜　　　 　 l 　 |_: : : : : : : : : ／ー'´
　　　　　　　　　　|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ﾟ,r '. 　 　 |　,l　　　　|　　　｀ 弋二フ´
　　　　　　　　　　|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|　　 　 ｜ !|　　 　 |

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　　　　　　　　　　　 iヽ≦: :「 ≧s。≧ ､Y 　 ‘,　Ⅶ
　　　　　　　　　　へ|　 ＼　　　 　 ＼. .!ヽ　　}　 Ⅶ
　　　　　　　　　/ 　 ,　 　‘:,　 ､ 　　　＼　∨　　 | |
　　 　 　 　 　 /　 　 ',　 　 ‘:,　＼ 　 　 ∨i!ヽ 　 | |
　　　　　　　　.　　{ 　 ':,_　 　 ヽ―＼　　 ∨　'　 'リ
　　　　　　　　i　　ヽ イ´ヽ　　 x笊㍉ヽ ｊ　∨ :|/　　　　　「彼を制御できるだなんて……思ったのが間違いだと、
　　　　　　　　| j!　　`笊㍉::::::::::'り!' Ⅶヽ{　|
　　　　　　　　| {＼ ＼ゝゞ'　､　　u　ハｲ　.i　 |　　　　　　　直ぐにわかると思うよ。
　　　　　　　　ヽ{ 　≧-ヽ 　 -　'　／'´j!　　|　;
　　　　　　　　　　　 /　　 ≧=-イ::| ﾉ j!　　:|　{　　　　　　　具体的には、２００年以内に、ね。」
　　　　　　　　　　／＞ニｨi≧ｱﾉ≦}.―:,､ ノ　{
　　　　　　　　 ／　/:::}, .､-_-{ ﾊイﾉ. .､.{:::ヽ　{
　　　　　 　 ／　,ｲ !:::/. . ./ィ_ィ＿ヽ. . ',{::::::! {
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　　　　, '　／　/　ハ／;r〈 _　ｲ¨ヽ　 Ⅶ 〉::::!≧ヽ
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_,.、-ー一''又>､ﾍ_,.r'´ソ ]ン´`7 |¨≧＝==＝≦¨|.　　　 　 _,._　　 ,. 　 　 ＿　　　　>､ﾍ_,.r'´ソ ]　 _,._　　 ,.､‐'r_ﾊ..　,.､‐'
／ミﾆ=‐'.ﾞ――＜.i!ﾆ/ __!ｿﾆ''´,.ﾞ|　　　　　　　　 .|..ﾞ一''"´ _ノ厂￣く,. /　　　　｀ヽ　r_ﾊ..　,.､‐' ´-'´,.r-一''"´ _ノ厂￣く,.r
_ノ..　7〈　 　 　 　 　 ｀＞､ :;:ﾂt_..|　 　 　 　 　 　 |　_,.r'´ソ ]ン´`7ﾝ ∧　　　　　　 ＼ . -ー一''又>､ﾍ_,.r'´ソ ]ン´`7ﾝ´/
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..7　　　.､ _ , _,,　ｰ-、_ _-'　 ´`7ﾝ´/.ﾞﾔ　　　　- ¨　　　　　 ﾑ/　　　　 ¨f　　　　　 ／　　　　　　　 l'＼.ﾝ´/‐'´ ノ三ﾆ７/
7　　,´¨￣　　　ゞ i!ﾆ/ __!ｿﾆ''´,.r'´.　 ﾔ ／　　　　　　　　　 ∧　　　　　ゝ_ ,,..　＜　　　　　　　　 /　´｀ゞ´¨　'' -､ﾞ-､_j'´
¨ﾟﾞ三彡'´‐'´　r-‐'__i'　　_/:;:ﾂt____ノ　∧　 　 　 　 　 　 　 　 ∧t____ノ._ノﾞ＼....　　　　　　　　　 /　　　〈__ノ..ヽ　/ 　┴‐'
/!,r'三ﾆ.,_／r'´Y´ _,.-‐'´-'´ン厂て 　 ∧　　　　　　 　_ 　 ― ∧....て.ﾞ/!,r' . ＼　 　　　　 　 ／ 　　　 ｿ,.-‐'´-'´ン厂て
__,.､-‐ﾆ＜/_厂!__i´_ﾉ､-‐'´　/　　 i´ . ＿ヾ,,_.._　_ 　¨　　　　　　f....　i´.._,.､-‐ﾆ.ﾞ＼,,, . --;;;;;;-"￣ﾞ-丶´¨ ｀..ﾞ‐'´　/　　 i´
_.,＞‐=彡'´/__,,..r'´ ､,.r‐'´ ノ三ﾆ７.,＞‐=彡' ｀ヽ、　 　 　 　 　 ｿ ﾆ７　_.,＞‐=彡'´/__,,..r'´ ､,.r‐'´ ノ三ﾆ７. ‐'´ ノ三ﾆ７
三'´ r､彡'´　　 ／　　,.r7´!ー-､_j'´ '´ r､彡'´..　　ー　＿ -　"..ﾞ-､_j'´ 三'´ r､彡'´　　 ／　　,.r7´!ー-､_j'´ﾞr7´!ー-､_j'´
ﾆン´/　ノ ヾ　´　　/´　ヽ　/ 　┴‐'　´/　ノ ヾ　´　　/´　ヽ　/ 　┴‐'.ﾆン´/　ノ ヾ　´　　/´　ヽ　/ 　┴‐'..ヽ　/ 　┴‐'

　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,ィ':二ﾆ:丶
　　　　　　 　 「.＼　　　　　　　　'´　　へ　ヽ＼
　　　　　　 　 ヽﾟ ｡＼　　　　　　　＿.〈_ヽ＼　ヽヽ
　　　　　　　 　 ヽ ｡ﾟ ＼　　,. ｨ' ´.::::::::::::｀　┴　j::|
　　　　　 　 　 　 ヽ　　 ヽ'::／;:::〃.::;ｨ-─── <
　　　　　　　　　　　ヽ　　 ＼/:::/://__,. -──- ､ヽ
　　　　　　　　　　　　>,.⌒ヽｰ ヽ::/i'::/::://:j/:::::::|::ヽ
　　　　　　　　　　　ヾ_jr ､ヽ＼　j:::k/::::_ｨj:/::::::::/::::j|　　　　　武器の弾薬は分配し終わった！！
　　　　　　　　　　　 　 rﾆ､　＼ｰj/7!Yiヽ/L:::;.-7;:ィ
　　　　　　　　　　　　 ＿ヽl｀i>r'::l|,:':ｰ',:':,:':　 {ﾝ7/j　　　　　　出るぞ！！
　　　　 ,.　─---- ＜　　 ｀'´l:i::::ll.u,:':,:':_ ´ ,ｲ:i'´
　　,.ｨ'´ ,. --､__　　　 ヽ　　 　 ヽ:lﾄ＞-- ＜i:::l/
　 r7　/　　　 ヽ＼,:':,:':,:':ヽ　　'´　7ヽ　｀l　/>/
／　 ｲ|　　　　 |i　ﾍ,:':,:':,:':|‐---y'　i 〉 ' ´／{
|　　〈| ヽ　　 ｡ ヽﾘ l.　　,.=j￣ゞ/_-､.Vj／,.　ヽ , -─- ､
l　　　ヽ ヽ ﾟ ｡ ﾟ /　,ﾍ　 y/__　!l _　 ,jｰ く　 　 〉 　 　 ／,>‐- ､
ヽ 　 　 ヽ ｀ ＜_／　 |!　 V/　＼ﾆ く　　 ゝ-┴‐ ､_　|　l (jゝ　 ＼



　　　　　　　／／,　 ´　　　　　　~ 　.‐- ､三三三三三三三三 ／
　　　　　 ／／／　.　 /　　　　　　　　　　＼ヽ,
　　　　　/ /./　　 /　|　　　　　　　. 　 　 　 ∨ヽ,
　　　　 ｲ/ /　　　|　 |. |　　.ヽ､　　　　　 　 ヽヽ ヽ,
　　　 　.i.! i i　　　|　 | .|＼ , -弋─　､　　　　ヽ}　ヽ,　　　　了解。
　　　　　! | .|　. 　,|r‐ﾄ.t 　＼N_ｨ≦ミx､_　　 　 i}　 ヽ
　　　　　　| .|　 ,ｨ x≦ミ　　　 ﾒ'Ｚ:::::::ヽ/　　' |ﾌ｀.､　ヽ,　　　　F44K。
.　　 　 　　|λ　yﾐ{ i::::::.j　　　 .弋ｿ:::丿 　 .　|⌒/　　ヽ
　　　　　　 ヽ` 7ヽ.弋ｿﾉ　　　　 　 ~ //　.　 ||／　　　ヽ,　　　　お前、そのゴーグルは装着したままにしろ。
　　　　 　 　 　 |　 }　 　 '′　　u 　//　 　 |.|　　　　　ヽ,
　 　 　 　 　 　 |　|ヽ､　　 -‐　 　 _//_　‐-ﾉﾉ|　　　　　 ヽ,　　　私の方からのバックアップやリンクは期待できないが、
　　　　 　 　 　 |　|　　 ー-　 ＿_/　　　　　冫.|　　　　　 ヽ,
　　　　　　　　　Wﾙv-‐〈　 ゝ　/.ヽ,:::::::::::ヽ'─.ｧ　　 ヽ,　　ヽ,　　　　それでもソレ自体が機能するだけマシだ。
　　　　　　　　　　　／ ≧8≦ィ,　':::::::::::::::::::ヽく |　　　ヽ,　　 ＼
　　　　　　　　　　 　＼ ./　ｲ 〈::::::::::::::::::::::::::/　)´￣i　 ヽ,　　 　＼

　　　　　　　　　　　　　　　 ／／: : : : : : : : : : :  : : : : : : :∧
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /  /: : : : : : : : : : :  : : : : : : : : : : ∧
　　　　　　 　 　 　 　 　 /  /: : : : : : : : : : : | : : : : : : : : : : : :∧
　　　　　　　　　　　 　 /: 〈: : : : : : : : : : : : | : : : : |  : : : : : : :　 ||
　　　　　　　　　　　　　  : : | : : : :|: : : : : :Ⅵ: :斗/|:ー‐ﾄ}、: : : ||
.　　　　　　　　　　　　 |: : : |: : : :斗┤: : :/  |: : / |∧:|i:ハ: : : :||
　　　　　 　 　 　 　 　 |: : : イ: :: :|..从: :/　 ｊ／ 弭苧芹ヽ i: : ,小 ,,
　　　　　 　 　 　 　 　 |: : : |:| ､:,斗芋芹:::::::::::::: Ｖ::::::::ﾂ ﾉ|: :|: i:: ||　　　　ねぇ、HO-11……もしかして……
　　　　　 　 　 　 　 　 |: : : |:|〈' V:::::::ﾂ :::::::::::::::::: ^冖^ ,ｲ: /: |:: ||
　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ: : ﾚ＼  ^冖^　　 〈{.　　　　　  /  |/ :: |:: ||　　　　今回のって、ヤバいの……？
　　　　　　　　　　　　　  从八: :ヽ 　 　　 　 　 _　　　u  小: ::.|:: ||
　　　　　　　　　　　　　  |: : |: : : :个 .　　 　 ´　　　　　  ｲ: : : : :|: ｲ　　　　昨日のも敵、けっこう近かったし……！
　　　　　　　　　　　　　  |: : |: : : : ル' ≧=-　 . 　 　 イ::::|: : : :  i:: |
　　　　　　　　　　　　　  |: : |: : : : |:::::::::::;_;」　　　  : : V;;|: : : : :i /
　　　　　　　　　　　　　  |:  : |: : : : |::::: ／:i:i＼　　　　 /i:i:i| : : : : |
　　　　　　　　　　　　　  レ |: : : : |彡 :i:i:i:i:i:i:i:>､__､<ｉ:i:i:i:i| : : : /' ＼__
　　　　　　　　　　　　 r‐= jI : : : : | ∧:i:i:i:i:／￣￣￣＼i:i|::／ /　　 i:i ＞ｘ、



　　　　　　　　　　　　 /｀ー---､___　 ＿＿＿__,､
　　　　　　　　　　　　,ト--､, --┴ '､´　　　　　 /
　　　　　　　　　　 〃, - '￢　 ⌒｀ヽ＼ﾄ､　　　/
　　　　　　　　　　　/　/ / ∧　| |　､ヽ　ヽ｀ー'
　　　　　　　　　　　| / _l_/| V|Ll」|　| ||　 ',　　　　　向ってきている敵勢力の総量を考えると……
　　　　　　　　　　　ﾚLl_|ィヵ　ｲ{ひiト､!|　　',
　　　　　　　　　　　　| | |ﾞ´､　　 u.| | | |＿, ',　　　　この塹壕基地を、放棄することも想定には入っているとだけ言っておく。
　　　　　　　　　　　 ﾊ/ﾚ＞ `_,..ィﾏ//´ i⌒ヽ.',
　　　　　　　　　　　 ) 　 l｀ヽヵ--､l　　ノ､　 く. ',　　　……今日を耐えても、明日には棄てる可能性がある。
　　　　　　 　 　 　 （　 /ゝ-へ_ノﾉ 　 |/ヽ＼!　 ',
　　　　　　　　　　　ヽV　　　　 　 ）__/|　|「ﾟ　＼ ',
　　　　　　　　,-, 　 /　〉　　　　　 丁!.|　||　　 ﾟ|　',
　　　　　　 _ﾉ「ヽ_r'--/　 　　 　 　 |ﾉj|ｰ||　 　 |　ﾄ',
　　　　　 / /7 / ､-/　　　　　　　　{　|　|-.｡　 | ||| l',

　　　　　　 |: : :│: :|:|: :| l : : : : :| :/　　‘， : : : | i│ : : : |: : |: : : :|
　　　　　　 |: : :│: :|:|:/|_|___:_:_:_|/　　　 ‘，_:_:_|_|∧____:/: :│ : : |
　　　　　　 |: : :│: :|:l:| |/ 　､: :│　 　 　 ‘， /| |　|: : /: : :│ : : |
　　　　　　 |: : :│: :|:l:| 　 ____＼|　　　　 　 ∨_|/　ｊ／_ |: : : : : : :|
　　　　　　 |: : :│: :|从弭苧芋芹::::::::::::::::::弭苧芋芹于|: : : : : : :|
.　　　　 　 ;|: : :│: : 爪 乂::::::::ソ::::::::::::::::::::::乂::::::::ソ　/.: : : : : ,小
.　 　 　 　 j|: : :│ : : [　 ^''冖''^ 　 　 　 　 　 ^''冖''^,ｲ: : : : : :/: |::|　　　　「むしろ良く保ったほうだ。
　　　　 　 小: : :|: : : :[　　　　 　 　 　 }:.　　　　　 ／ ]: : : : :|/ :: |::|
　　　　 　 |:::::＼l: : : :∧　　　　　　　　　　　 　 u 　　小: :. :.|::::::::|::|　　　　お前たちは来たその日に基地と共に潰れるかと思ってたぞ。」
　　　　 　 |:::::::::j|: : : :|:个:..　　　　 , -―- ､　　　 ..:个 : : : : |::::::::|::|
　　　　 　 |::::: /:|: : : :|:::|::::::::::::...　　 　 　 　 　 .::::::::::|: : : : : :|::::::::|::|　　　……そうならくて良かったよ……。
　　　　 　 |::::/: :|: : : :|:::|::::::::::::::::|＞　 __　 ＜│:::::::::|: : : : : :|::::::::|::|
　　　　 　 |:: |: : |: : : :|＼:::::::::::::::|　 　 　 　 　 |:::::::::::|: : : : : :|::::::/リ　　　せめて初日じゃなくてさ……。
　　　　 　 |:: |: : |￤: :|::::::＼ ::厂|　 　 　 　 　 ｢∨ :::| : : : : /::::/
　　　　 　 |:::::＼|│: :|::::::::::／:i:i:i＼　　　　 ／:i:i:i＼:| : : : /:／
　　 　 　 人 ::: │|＼jI斗fﾞ|:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:>､__､<i:i:i:i:i:i:i:i:i:j| : : /'′



　　　　　　　　////////////////////////////////////////＞、＿,
　　　　　　　　〉///////////////////////////////＞〈////////≦/￣"＜
　　　　　　　 //////////////ハ>、///_,,.≧＝ー-k　 ヘ ,∨//////∨　　　//
　　　　　　　.|///////////ハ>/:ハゞﾑ＜"ﾍ/////ﾑ 　ヽ）　∨///∨　　　 ///
　　　　　　　.|////////;ハ>//ム＞ 〉ﾉ　ヽ　　＼///|.、_,,〈 ト|///∨　　　/////
　　　　　　　 |///.NN///〉"＜ﾁﾃ丶/　　　　　,,.＞//////＿///∨　　　//////
　　　　　　　ﾊ///i| .ﾍ ヾ/∧　' ヾ,ノ　　　,,..＜///,＞ "~　 //＞'こー＝〈//////　　　　まぁなんとかなるさ。俺個人は特にな。
　　　　　　　　ﾘ∨/＜∨>∨ヘ"~　　　　 ＼//<　　　　　./ ｒ＜ﾉ、"ソ<－、"i///
　　　　　　　　ヾ >/ハ〈ﾁ） "ヽ　　　　　　　 ∨/ﾊ　　　 ./ ////〉ｒ/〉ノ/ｒ-,ﾊ ∨/　　　　HO-１１、F44K。
　　　　　　　　 ,ﾘﾑ//∧ｿ　　　　　　　　　　　∨/ﾊ　　/ //r- " ~　.∨r////>///
　　　　　　　　　 ^~"ヾ,K...::::::::.　　　　　　　　　∨/ﾊ /　 "' z＜,,_　　 ∨///////　　　　逃げ時を逃すんじゃねぇぞ～？
　　　　　　　　　　　　　 ∧　'"　　_,,z= >　　　　.∨////〉＞,"∥"z"＜/;///////
　　　　　　　　　　　　　　　＼　 ＜- ",,　　　　　人///ハ　　 ~"＞...　　///////　　　　ヤバいと思ったら、敵前逃亡だの考えず撤退な？
　　　　　　　　　　　　　　　　 .＼　　'"　　　 ,／　/〈 ソ/＞　、,,..zz/// ////////
　　　　　　　　　　　　　　 _,,...＜/＼　　　　 ／~"//ﾑ < ｒ ''ｿ).///,／//////////　　あ、ゴーグルに次の基地の方向入れとくわ。落とさないでね？なんかあったら拾うんで。
　　　　　　　　　　　 ＜////_,.＞－.＼_,,.＜　　.////∧＿＿,,...zzz///////////z

　　 |　 : : : ::|: : :|ｘ―-:|∧: :　―――- 、ﾊ : : : : :.| : : : |: :
　　 |　 : : : ::|:／|: : : :./　‘，: : :./{: .| |: : / .|: : : : : | : : : |: :|
　　 |: |:: ::: :::|: : .|: : ::/ 　　‘，::/ .|.:/ |／　 |: : : : : | : : : |: :|
　　 |: |: : : :|:|: /爪芋芹 　　∨ f苧芹气　 |: : : : : | : : : |: :|　　　……拾ってくれるのは、アタシってコトでいいんだよね？
　　 |: |: : : :|: :.!　{ f:::刈　　　　　 { f::刈　　.: : : : : : : : : :|: :|
　　 |:∧ : : N.ﾉ　乂;;;;;ｿ　　　　　 辷;;;;ｿ　　|: : : : : | : : : |: :|　　　　「そうそう、おたく。」
　　 |: : ∨ : : : :.　^''冖'　　 　 　 .^''冖' 　　|: : : : : | : : : |: :|
　　 |: : : :|: : : :|八.　　　　　'　 　　　　u 　 |: : : : : | : : : |: :|　　　……ありがと。
　　 | : : :.|: : : :|: 个..　　　　　　 　　　　　..::| :: : : : : : : : |: :
　　 |: : : :|: : : :|: ::|: : ::＞　 ￣￣｀ 　.＜　 j!: : : . .ﾉ : :／:/
　　 |: : : :∨: : ! : |: イ: : : {≧=- 　　 　 　 j| : : ／: :〕i≧s。
　　人: : : :∨i:i:/: : : : : : : |i:i＼| 　　　 ／.八／: : : :: : : : : /＼
　　　 ＼ﾉ./i:i:/: : : : : : : : |i:i:i:i∧_____∧i:ii:i:i:/: : : : : : : : : /i:i:i:i:∨
　 　 　 　 |i:i:i|:: : : : : : : : :|:i:i:/ .√.:.:.| ∧i:i/ : : : : : : : : :/i:i:i:i:i:i:i|



　　　　　　　　　　　　　　　 _,　---　,_
　　　　　　　　　　　　___,ｨ/////////＞､
　　　　　　　　　　　　 7////////////　ヽ
　　　　　　　　　　　　i//////////////　 i!
　　　 　 　 　 　 　 ,ｲ//////////////　　 ﾄ､
　 　 　 　 　 　 　 　 ﾏ/////////////_,､　ｊ　　　　ん？あ？う、う～ん。
　　　 　 　 　 　 　 　 ﾏ///////////f/ｨry{
　　　　　　　　　　 　 __〉/////////'　'{'/'''　　　　　うん。
　　　　　　 　 　 　 _f≦-========-7ノ
　　　　　　　 　 .,ｨf ﾆ!　　　　　　　_,,,∥､
　　　　　 　 　 .i!ﾆi!У　＿_,,,斗≦ﾆ=―｀ﾄ,
　　　 　 　 　 ./ﾆ/i!{　　 '"　./'/　　　　　　＼
　　　 　 　 　 ﾏ/　i!|　　　　 i!.f　　　 ／´　 　 i!

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／／: : : : : : : : : : :  : : : : : : :∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/  /: : : : : : : : : : :  : : : : : : : : : : ∧
　　　　　.{i///ヽ、　　　_,,,,｡-―∨//////////////i}　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /  /: : : : : : : : : : : | : : : : : : : : : : : :∧
　　　　{i￣//x-、　 .r―-　＼{　 ∨/////////////j　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /: 〈: : : : : : : : : : : : | : : : : |  : : : : : : :　 ||
　 　 　 ＼　(　（:Y⌒{i　 r''´r:x　i}s｡,,_////////////j　　　　　　　　　　　　　　　　　　　   : : | : : : :|: : : : : :Ⅵ: :斗/|:ー‐ﾄ}、: : : ||
.　　　　 /ィi''''¨¨ﾉ　　｀''ｰ-‐ ´ ''´　　｀''*｡,,_/＞x.//∥　　　 ））　 .　　　　　　　　　　　　 |: : : |: : : :斗┤: : :/  |: : / |∧:|i:ハ: : : :||
　　　　　　i| 　<　　　　　　　　　　　　i|///rヽ }.}j///　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|: : : イ: :: :|..从: :/　 ｊ／ 弭苧芹ヽ i: : ,小 ,,
　　　　　　i|　　ヽ ｰ　　 　 　 　 　 　 i|//弋ﾉﾉ∥//　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |: : : |:| ､:,斗芋芹:::::::::::::: Ｖ::::::::ﾂ ﾉ|: :|: i:: ||　　　　なんでアンタ、態々顔逸らすのよ……。
　　　　　　∧　　､‐-　,,_　　　 　u　　j/ <:) j///∧　　　　　いいよぉ～？別にぃ。　　　|: : : |:|〈' V:::::::ﾂ :::::::::::::::::: ^冖^ ,ｲ: /: |:: ||
　　 　 　 　 ∧　 廴＿　ヽ　　　　　　 /、,,｡+''/ ⌒ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ: : ﾚ＼  ^冖^　　 〈{.　　　　　  /  |/ :: |:: ||　　　　　　　　＜え？そぉ～？
.　　　　 　 　 ∧　　　　￣　　 　 　 ノi////f´　　　　　　　　全然大丈夫よぉ～？　　　   从八: :ヽ 　 　　 　 　 _　　　u  小: ::.|:: ||
　　　　 　r- ｡,,∧　　 rzzzzzzzz''´zzzzx./N　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  |: : |: : : :个 .　　 　 ´　　　　　  ｲ: : : : :|: ｲ　　　　なんか、いつもはウザいけど……
　　　　　_∨ヽー ''ー‐i/i,,｡+*''´XXXXXXXXX≧s｡,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　   |: : |: : : : ル' ≧=-　 . 　 　 イ::::|: : : :  i:: |
　　　 ／.X∨ヽ,,｡*''´￣XXXXXXXXXXXXXXXXX.ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　   |: : |: : : : |:::::::::::;_;」　　　  : : V;;|: : : : :i /　　　　今日はキモいよ……。
　　 ∥XXX／XXXXXXXXXXXXXXXγ⌒ヽXXXXX',　　　　　　　　　　　　　　　　　　   |:  : |: : : : |::::: ／:i:i＼　　　　 /i:i:i| : : : : |
　　 {iXXX/XXXXXXXXXXXXXXXXX乂　.ノXXXXXi}　　　　　　　　　　　　　　　　　　   レ |: : : : |彡 :i:i:i:i:i:i:i:>､__､<ｉ:i:i:i:i| : : : /' ＼__　　　　　＜え、酷……。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　r‐= jI : : : : | ∧:i:i:i:i:／￣￣￣＼i:i|::／ /　　 i:i ＞ｘ、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,. -‐ ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〃￣｀ヽ ＼　　　　　　　　 　_
　　　　　　　　　　　　_＿_,r'ニ＞ '´￣　‐.{{,__　　　　＼ヽ　　　　　　 r', ‐､ヽ. 　,. 、
　　 　 　 　 _　‐_.ﾆ´-― ';>´,　　　／　　　 ､ ｀丶　　　 ', i　　　　 　 {!ゝ‐'__ ｀く. ､ 〉
　　 　 , 　´. -'´;;;;;;;;;;;.-‐/ 〃　 ／　 ,　　 ,! .li　 ヽ＼　　 i !　　　 　 /〃./ / 　 ｀Y
　　／,　';;;;;;;;;;;;;;;;;;r'´;;;;;;' _/'　／ノ.イ ｀i＞!|. j l_ ,　 ﾄ.l　　 ||　 　 　./〃./ /　　　/
　/／;;;;;;;;;;;;;;;;／/;;;;;;;;;;;'〈ヽi´ 　 l,ｨ⌒jヽ '´' ´_ﾊ｀!/ﾉ l! 　 ,ﾘ 　 　 /〃./ / 　 　./
　'‐-　　:;;_／　 {;;;;;;;.イ　ヽ.| 　 ｌ|ヽ..ソ　 　 i´_}V ｌ′　 ／_ _,. - ''〃 / / 　 　 /　　　　……緊張感は持ってもらいたいな。
　　　　　　　　　｀´　/　　　l|　,ｒ'⌒ヽu 　 , ｰ' {　|　 　 ノ-'―､ 〃 / /　　　 /
　　　　　　 　 　 　 /　　 　 lV '´￣｀ヽ- ｀　　.ﾉ/ー-‐′,.rrく´ 《　ｰ'　　　　l　　　　　お前たちには生きてもらわないと困る。
　　　　　　　　 　 /　　　　ｒ'7;;;::::::::::.:.:.:｀７-‐´‐{　　　　　￣ _｀).li　　　　　　|
　　　　　　　　 ／,　　 / ｛_ {;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_j-┬‐ｧ!　　　　 __ﾆノ j ｌl.　　　　　 |　　　　　両者共々にな。
　　 ､__＿_,.　',.イ　　 / -―｀tヽ､;;__;;ノ_>_,-､V> ｀r'¨厂ｒ__ｒ'　/ ,ﾘ　　　　　 |
　　　､_二ﾆ ‐'´　 , i'´　　　__,..｀Yニｰ '／:'／｀`ｰ' Y′ ｀ー'´= ､､　　 （ _）j



　　　　　　　 ／//////////////////////ム
　　　　　　 ////////／|////////////////ム
　　　　　　/////////　|/////////////////.ﾑ
　　　　　 ,/ ////A<_　 |〈////K////////////ﾊ
　　　　　　 |//// |　~" ﾘ ∨∧|_∨//////////| }
　　　　　 丿i |/ <ｱiヽ、i_　 r| ＿￣∨///////.ﾉ |
　　　　　　~イ|＞.ゞ_,,.zｿ|"'|,,_<ｱ）ヽ、|》r=＞i//｛　　　　　もちろんさ。
　　　　　　 .∧|　　　　 ﾉ　　＞ゞ-´ー"..}/〈.ﾉ/《ﾍ
　　　　　　　　 |　　　丶...　　　　　　　,/ｿ,／
　　　　　　　　 ﾑ　　　_　　　　　　　 /-イ
　　　　　＿＿＿∧　 ゝ￣ヽ　　　∠,/ﾘーーi
　　　　,∧　iーーW〉、　　　_,,,. ＜　|r|　|￣~|
　　　　 ,∧ .|　　　　|　~"T　　　　　,|ﾉ ,|　　.|
　　　　　 ∧∨　ト_ｲ　　 ,ヽ　　　　 ,ｿ　|　　|



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞ー＝￣￣￣￣"''＞..,,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　//////////////////ム、~
　　　　　　　　　　　　　　　　　　//////////////////////ムｚ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ///////////////////////ム　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 /////////////////////////;ﾑ
　　　　　　　　　　　　　　　　 ７////////////////////////ハヽ　　　（HO-11が言ってた事がホントだってンなら……
、　　　　　　　　　　　　　　　__{//,∧/////／ｿ |///////////ﾐﾑ
　＼　　　　　　　　　　　　 .∧ {/〈（９ト//　＞.、|/||////////ム　　　　　こんなトコで死ねるかってんだよ……！！
　　 .＼　　　　　　　　　　　| ,∨∧ {,ソ＞'ゞﾃヽ ∥ﾊN//| ////ミ
　　　　 ＼　　　　　_,,...rvイ　　∨∧i ﾘ　 "----" 〉(ﾁヽイ//)ヾヽ　　　　　俺ぁ死ぬなら、空で死ぬ……！
　　　　　　＼_,,..＜　　ﾊ　ﾊ 　　∨　|　　　　　　　 | ~"''/ r 、
∨　　　　 ／　　　　　 ∧　∨　　∨ ＼　 _,..　_ ー　 ,/　∨ﾊ　　　　　　　　狭いコックピットだとしても、今は地べたで死ぬつもりも無ぇッ……！！
　∨　　／　　　　　　　　 〉　〉　　　＼　＼ －'　,,.＜　／〈//
　 .∨／　　　　　　　　　///　　＼　/////＞"|　 _,,.＜　|//　　　　　　　　それに……。）
　 ／　　　　　　　　　　 ///　　　　〈//////／＜ i　　／,/

　　　　　| : :...|.: : : : :|:|:|:i |_|_./|: /:.､.: : / 　 　 -|--.:､: |: /.: : : : :|
　　　　　|: : :│.: |: :.:|:|.l:| |/./ 　　　 ∨　　　 　 ∨_ｊ／ﾚ : : : : .|:|
　　　　　|: : :│.: |: :.:|从.f苧芋芹气　 　 　 苧芋芹于 : : : .: : :|:|
　　　　 .;|: : :│.: |: :.:|:l:|　 { f:::刈　　 　　 　 { f::刈　 |:.: : : : : : .|:| 　　　　AT乗ってるからって、無理しないでよ……？
　 　 　 .j|: : :│.: |:. .:|爪　乂;;;;;ｿ 　　　　　　辷;;;;ｿ　ﾑ..: : : : : : |:|
　　　　 小: : :|:. :.|: : : :|..　.^''冖'　　　　　　　^''冖'　ﾊ : : : : : : :.|:|　　　　むしろ狙われやすいんでしょ……？
　　　　 |:::::＼l:. .:|:.i: : :|.　　　 　 　 　 　 i　 　 　　 {ｲ..: :.:. : |: : :小
　　　　 |:::::::::j|:. .:|│: :|.-.､　　u　　 　 　 　 　 　 人.: : :...: :|: /.::i.:l
　　　　 |::::: /:|:. .:|│: :|::::个　 　 　 　´￣　　　イ:::::|: : : : : :|/ :: |::|　　　　　　　　　「…………。」
　　　　 |::::/: :|:. .:|│: :|::::::::::|｀　　 　 　 　 ィ:::::::::::::::|: : : : : :|::::::::|::|
　　　　 |:: |: : |: :..|｜. :|::::::VI　　 　 ｀ T : ::::::::::::::::::: |: : : : : :|::::::/リ
　　　　 |:: |: : |..i :|｜.: i::x--|　　 　 　 |-く::::::::::::::::::::| : : : : /::::/
　　　　 |:::::＼|│ 人. :|i:iﾍノ　　 　 　 乂V.i:ﾄ、＿__j| : : : /'／
　　 　 人 ::: │|　／:i:i:i:i:i:i:＼　　　　　　./:i:i:i:i＼　ﾍ― ´:ﾍ
　　 　 　 .＼人|　ヘ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼　　　　/:i:i:.i:i:i:i:i.ﾑ　ﾍi:i:i:i ∧
　 　 　 .xく:i:i:i:i:i　　　＼:i:i:i:i:i:i:i:∧_____∧:i:i:i:i:i:i:i:i:八 　Ⅵi:i:i∧
　　　　|i∨:i:i:i:i:|　　　　 ＼:i:i:i:/　|:.:.:.:.:.＼〉:i:i:i:i:i/ 　 　 Ⅵi:i:i∧

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　　　　　　　.|///////////ハ>/:ハゞﾑ＜"ﾍ/////ﾑ 　ヽ）　∨///∨　　　 ///
　　　　　　　.|////////;ハ>//ム＞ 〉ﾉ　ヽ　　＼///|.、_,,〈 ト|///∨　　　/////
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　　　　　　　ﾊ///i| .ﾍ ヾ/∧　' ヾ,ノ　　　,,..＜///,＞ "~　 //＞'こー＝〈//////
　　　　　　　　ﾘ∨/＜∨>∨ヘ"~　　　　 ＼//<　　　　　./ ｒ＜ﾉ、"ソ<－、"i///　　　　（……一人で死ぬなんて、寂しいコトも言わずに済みそうなんだ。
　　　　　　　　ヾ >/ハ〈ﾁ） "ヽ　　　　　　　 ∨/ﾊ　　　 ./ ////〉ｒ/〉ノ/ｒ-,ﾊ ∨/
　　　　　　　　 ,ﾘﾑ//∧ｿ　　　　　　　　　　　∨/ﾊ　　/ //r- " ~　.∨r////>///　　　　　生きりゃぁいいんだよ……！
　　　　　　　　　 ^~"ヾ,K...::::::::.　　　　　　　　　∨/ﾊ /　 "' z＜,,_　　 ∨///////
　　　　　　　　　　　　　 ∧　'"　　_,,z= >　　　　.∨////〉＞,"∥"z"＜/;///////　　　　　重くなろうが、遅くなろうが……俺は……空を飛ぶ！！
　　　　　　　　　　　　　　　＼　 ＜- ",,　　　　　人///ハ　　 ~"＞...　　///////
　　　　　　　　　　　　　　　　 .＼　　'"　　　 ,／　/〈 ソ/＞　、,,..zz/// ////////　　　　　一人じゃなく、誰かと一緒に……！空に……！！）
　　　　　　　　　　　　　　 _,,...＜/＼　　　　 ／~"//ﾑ < ｒ ''ｿ).///,／//////////
　　　　　　　　　　　 ＜////_,.＞－.＼_,,.＜　　.////∧＿＿,,...zzz///////////z



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／/|
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　///::|
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ///::r'i　　　　　　＿　-一　─‐-　_
　　　　　　　　　　　　　　　　　 {三|:::|d}　　_　-‐三三三三三三三 /
　　　　　　　　　_　＿__　─- .ヽ三|_,.くへイ　三三三三三三三三/
　　　　　　　／／,　 ´　　　　　　~ 　.‐- ､三三三三三三三三 ／
　　　　　 ／／／　.　 /　　　　　　　　　　＼ヽ,
　　　　　/ /./　　 /　|　　　　　　　. 　 　 　 ∨ヽ,
　　　　 ｲ/ /　　　|　 |. |　　.ヽ､　　　　　 　 ヽヽ ヽ,
　　　 　.i.! i i　　　|　 | .|＼ , -弋─　､　　　　ヽ}　ヽ,
　　　　　! | .|　. 　,|r‐ﾄ.t 　＼N_ｨ≦ミx､_　　 　 i}　 ヽ　　　　…………。
　　　　　　| .|　 ,ｨ x≦ミ　　　 ﾒ'Ｚ:::::::ヽ/　　' |ﾌ｀.､　ヽ,
.　　 　 　　|λ　yﾐ{ i::::::.j　　　 .弋ｿ:::丿 　 .　|⌒/　　ヽ　　　　（今までと違う目だな……。なんというか……冷めていない。
　　　　　　 ヽ` 7ヽ.弋ｿﾉ　　　　 　 ~ //　.　 ||／　　　ヽ,
　　　　 　 　 　 |　 }　 　 '′　　　 　//　 　 |.|　　　　　ヽ,　　　　諦めたというか、妥協したような目ではない。）

　 　 　 　 　 　 |　|ヽ､　　　 ノ 　 _//_　‐-ﾉﾉ|　　　　　 ヽ,　　　　　（……言って良かった。
　　　　 　 　 　 |　|　　 ー-　 ＿_/　　　　　冫.|　　　　　 ヽ,
　　　　　　　　　Wﾙv-‐〈　 ゝ　/.ヽ,:::::::::::ヽ'─.ｧ　　 ヽ,　　ヽ,　　　　　生きてくれるなら、それでいい。私は……。）
　　　　　　　　　　　／ ≧8≦ィ,　':::::::::::::::::::ヽく |　　　ヽ,　　 ＼



　　　　　　 |: : :│: :|: : : :|: : : : : : : :/　Ｖ : : : : :| : : : : : : |: : |: : : :i
　　　　　　 |: : :│: :|:|: :| l : : : : :| :/　　‘， : : : | i│ : : : |: : |: : : :|
　　　　　　 |: : :│: :|:|:/|_|___:_:_:_|/　　　 ‘，_:_:_|_|∧____:/: :│ : : |
　　　　　　 |: : :│: :|:l:| |/ 　､: :│　 　 　 ‘， /| |　|: : /: : :│ : : |
　　　　　　 |: : :│: :|:l:| 　 ____＼|　　　　 　 ∨_|/　ｊ／_ |: : : : : : :|
　　　　　　 |: : :│: :|从弭苧芋芹　　　　  弭苧芋芹于|: : : : : : :|　　　　なんでなのかわかんないけど……アンタも笑うんだ、HO-11……。
.　　　　 　 ;|: : :│: : 爪 乂::::::::ソ 　 　 　 　 乂::::::::ソ　/.: : : : : ,小
.　 　 　 　 j|: : :│ : : [　 ^''冖''^ 　 　 　 　 　 ^''冖''^,ｲ: : : : : :/: |::|　　　いや、笑えないだろうとかは思ってなかったけど……。
　　　　 　 小: : :|: : : :[　　　　 　 　 　 }:.　　　　　 ／ ]: : : : :|/ :: |::|
　　　　 　 |:::::＼l: : : :∧　　　　　　　　　　　 　 　 　 ,小: :. :.|::::::::|::|　　　　なんか作戦とかあるの？逃げられそうとか……。
　　　　 　 |:::::::::j|: : : :|:个:..　　　　　 ､　　ノ　　u  ..:个 : : : : |::::::::|::|
　　　　 　 |::::: /:|: : : :|:::|::::::::::::...　　 　 　 　 　 .::::::::::|: : : : : :|::::::::|::|
　　　　 　 |::::/: :|: : : :|:::|::::::::::::::::|＞　 __　 ＜│:::::::::|: : : : : :|::::::::|::|
　　　　 　 |:: |: : |: : : :|＼:::::::::::::::|　 　 　 　 　 |:::::::::::|: : : : : :|::::::/リ
　　　　 　 |:: |: : |￤: :|::::::＼ ::厂|　 　 　 　 　 ｢∨ :::| : : : : /::::/
　　　　 　 |:::::＼|│: :|::::::::::／:i:i:i＼　　　　 ／:i:i:i＼:| : : : /:／
　　 　 　 人 ::: │|＼jI斗fﾞ|:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:>､__､<i:i:i:i:i:i:i:i:i:j| : : /'′
.　　 　 　 　 ＼人|:i/ 　 /∧:i:i:i:i:／￣￣￣＼:i:i:ｉ:ｉ:八／i:i:i:i:=-... __



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／/|
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　///::|
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ///::r'i　　　　　　＿　-一　─‐-　_
　　　　　　　　　　　　　　　　　 {三|:::|d}　　_　-‐三三三三三三三 /
　　　　　　　　　_　＿__　─- .ヽ三|_,.くへイ　三三三三三三三三/
　　　　　　　／／,　 ´　　　　　　~ 　.‐- ､三三三三三三三三 ／
　　　　　 ／／／　.　 /　　　　　　　　　　＼ヽ,
　　　　　/ /./　　 /　|　　　　　　　. 　 　 　 ∨ヽ,
　　　　 ｲ/ /　　　|　 |. |　　.ヽ､　　　　　 　 ヽヽ ヽ,
　　　 　.i.! i i　　　|　 | .|＼ , -弋─　､　　　　ヽ}　ヽ,
　　　　　! | .|　. 　,|r‐ﾄ.t 　＼N_ｨ≦ミx､_　　 　 i}　 ヽ　　　　……いや？
　　　　　　| .|　 ,ｨ x≦ミ　　　 ﾒ'Ｚ:::::::ヽ/　　' |ﾌ｀.､　ヽ,
.　　 　 　　|λ　yﾐ{ i::::::.j　　　 .弋ｿ:::丿 　 .　|⌒/　　ヽ　　　笑ってなどいないが？
　　　　　　 ヽ` 7ヽ.弋ｿﾉ　　　　 　 ~ //　.　 ||／　　　ヽ,
　　　　 　 　 　 |　 }　 　 '′　　　 　//　 　 |.|　　　　　ヽ,　　　この状況だぞ？切羽詰まっている。
　 　 　 　 　 　 |　|ヽ､　　（　 ）　 _//_　‐-ﾉﾉ|　　　　　 ヽ,
　　　　 　 　 　 |　|　　 ー-　 ＿_/　　　　　冫.|　　　　　 ヽ,　　　笑えんぞ、笑えん。狂気的だろう、こんな状態で笑っていたら。
　　　　　　　　　Wﾙv-‐〈　 ゝ　/.ヽ,:::::::::::ヽ'─.ｧ　　 ヽ,　　ヽ,
　　　　　　　　　　　／ ≧8≦ィ,　':::::::::::::::::::ヽく |　　　ヽ,　　 ＼　　メンタル回路に問題がある。診てもらった方がいい。

　　　　 /: :,: : :|: : : :|: ｲ|:.|: : : :.|/　 .∧: : : :|: :|: : :.八: :
　　　　.ﾞ : :|: : :|: : : :|/|_|_|_:､_:_:|　　　.∧__/|__|＿/: : : :
　　　　|: : :|: : :|: : : : : | |/___＼| 　 　　 ∨_|/ｊ／/| : : :.|
　　　　|: : :|: : :|: : : : : |弭苧芹　　　　　弭芋芹|/ : : :八
　　　　|: : :|: : :|: : : : : | 乂:::ソ　　　　　　乂:::ソ/|: : : :|: :|　　　　……え？そうだった？
　　　　|: : :|: : :|: : : : : |　　　　　　　 '　 　 　　.:　|: : : :|: :|
　　　　|: : :|: : :|: : : : : |　　　u　　　　　 　 　 ハ:|: : : :|: :|　　　　いや、でも……え～……？
　　　　|: : :|: : :|: : : : : ト ..　　　 　 △ 　　　..: :::::|: : : : : :
.　　　八{: :|: : ﾊ : : : : |:::::::＞　　 　 　 　 イ::::::::::|: : : :|: :|
　　 　　 ｀ | : |八 : : :｜::::::j　　≧=- r. : :::|:::::::::::|: : : :|ﾊj
　　　　　 人: |＼＼ :｜／{　　　　　 ト、:/|:::::/|::|: : :ﾊ!
　　　　　　　_　　＞ー. {i:i:i＼ 　 　 　 ハ　|::/ .|:.|: /　}
　　　　　　/｀ヽ:i:ｉ:ｉ/　　|:i:i:i:ィ个―匕＼ ￣￣Ⅵi:i:i:ト、
　　 　　.∨:ｉ:ｉ:ｉ:ｉﾞ,i/　　 .|:／.＼|:.:.:.:.|／i:i＼　 　Ⅵi:ili:i:i:＼



　　　　　　　　　　　　 /｀ー---､___　 ＿＿＿__,､
　　　　　　　　　　　　,ト--､, --┴ '､´　　　　　 /
　　　　　　　　　　 〃, - '￢　 ⌒｀ヽ＼ﾄ､　　　/
　　　　　　　　　　　/　/ / ∧　| |　､ヽ　ヽ｀ー'
　　　　　　　　　　　| / _l_/| V|Ll」|　| ||　 ',
　　　　　　　　　　　ﾚLl_|ィヵ　ｲ{ひiト､!|　　',　　　　　　笑える要素が無い。
　　　　　　　　　　　　| | |ﾞ´､　　 　.| | | |＿, ',
　　　　　　　　　　　 ﾊ/ﾚ＞ `_,..ィﾏ//´ i⌒ヽ.',　　　　　よって見間違い、誤認識だ。
　　　　　　　　　　　 ) 　 l｀ヽヵ--､l　　ノ､　 く. ',
　　　　　　 　 　 　 （　 /ゝ-へ_ノﾉ 　 |/ヽ＼!　 ',　　　　　　　　　　　「そ、そう……なの～……？」
　　　　　　　　　　　ヽV　　　　 　 ）__/|　|「ﾟ　＼ ',
　　　　　　　　,-, 　 /　〉　　　　　 丁!.|　||　　 ﾟ|　',　　　そうだ。
　　　　　　 _ﾉ「ヽ_r'--/　 　　 　 　 |ﾉj|ｰ||　 　 |　ﾄ',
　　　　　 / /7 / ､-/　　　　　　　　{　|　|-.｡　 | ||| l',　　　　（選ばれるのが私でなくてもいいさ。）
　　　　　 |//ｸ/J､/　　　　　　　　（､　| ヽ ＼｡|´i 　 i



　　　 }::::::::::::::::::::::::::::/　ﾏ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　/,::::::::::::::::::::/::/　　 ﾏﾄ,::::::::::::::::::､:::::::::::::::::::::::::::::{
　　ノ' i:::::::::::::::::/ i:'　　　　ﾏ,ﾏ､:::::::::::::',＼､:::::::::::::::::::{丶　　　　　じゃ……やるか。
　　　 /! ヽ:::i:::/｀ {"　- ,,_　丶ﾏ＼::斗 ''"ヽ＼､::::::ｨ}!
　　　　 { 〈!::}､i{￣￣￣￣ }!== i{￣, 弋ｿ￣' }ｱ::ｲ ,′　　　　　　できる限りだけな。
　　　　 ト, i!ﾑ'ゝ _　　_,　斗'i:　 ゝ　_　　_,　斗小 ∧
　　　　/７ ､　',　　 ￣　　　:|　　　　 ￣　　 ./:: ｲヽﾑ　　　　　　　　　　　　　　　　　　（……コイツの理由になってくれるなら、それで……。）
　　　 {ﾆ'　　｀ :,　　　　　　 ,　　　　　　　　 /"　　 ,〉}!
　　　 'マt､　　 丶　　　　　丶:: 　 　 　 　 /　 _,ｨア'/　　　　　 　 　 　 ,r-i
　　　 斗｀ ﾆ≧-､＼　　　　　　　　　　 イ,ｒ≦＞" :::{＿__　　　　　　　./ニi!
-=// /:::　　 ｀"ﾆ}!:::::＼　　　　　　 ／::::{/ﾆ'　　 ..::::　 } ヽヽ ､,,_　　 /ﾆﾆ:}
. // /　 :::.　　　Ⅶ!　:::::::丶　 _,　＜::::　/ﾆ'　　.:::　　　 i!　', ∨　≧-ﾆﾆﾆi!
// /　　　:＼　　Ⅶ,　　:::::丶:::::::::: 　　/ﾆ'　 ／　　　　 i!　 ,　∨　　　:ヽﾆ!

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,.. ．-‐‐- ..,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , -'"　　　　　　　.｀ ､
　　　　　　　　　 ＿　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　／／ヽ＿　＿＿　〃⌒ヽ　　　　　　_,.．-─- ．., -- ､
　　　　　　　〃〃'''"　　~ ＼　　ゝ　））"'''- ．., -'"-'"　￣￣~ヽ　　　.＼　　　　（こういう時……なんていうんだろう……。）
　　　　　　／　　　　 　　　　＼　　＼　　　　 -'"　　　　〃ヾ,- ､|　　　　.ヽ
　　　　　/, - "'- ､　 　　　　　ﾐ　　　 ＼　　　　"'''- ．. ヾ 〃 .））＼　　 / ./
　　　　　ｌ 　　　　ｌ ヾ ､　　　　/　＼ 　　"''' ．._　　　 〃〃ゝ彡　ヽ､ ＿, -'
　　　　　ヽ|..．-'''"ヽ　ヾゝ,,, 丿 　　 ヾ　　　　　~""''' ヾゝ., '　　　 ヽ　／ ヽ
　　　　　　/￣￣ /＼＼　/　　　　　　 ヽヾ　　　　　　　　　　　　　ヾ　　　ゝ＿＿
　　　　　 /　　　 /　　 ヽ　　　　　　　　　'､ '､　　　　　　　　　　　 　'､ ／　　　　　~""ヽ─
　　　 〃 ￣ヽヽ　　　 / 　　　　　//＼　　 ､ ､　　　　　　 ＿ __,,.. ．ｿ､── - ．／ ／ 冫　＼



　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /　　／!//ノヽ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 i;'^':,_○ ./!ヽ_!ﾍヽﾍ
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.ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 l　 u /　 i　ij.!　　　　　　　 :‐
　 ヾ>ｰ ､　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｌ　　/.　　.i　i.!i　　　 _...._ 　 i_!　　　　────────『嵐』の予感がする、っていうのかい？
.　 　ヾ'''､ゝ､　　　　　　　　　　　　　　 　 ゞ='　　,.....i　i.!i　 /´ 　 , ¨ ヾ.i
　　 　 ヽヽ ﾍ　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／ , -i　i.!i._ i __　 i　f.r''ﾍ!　　　　僕らが嵐側なのか、敵が嵐側なのか……。
　　　　　ヽ∨!._　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／´>' / 'ｰγフ{　｀ヽi　i.ゝ-'!
　　　　　　ヽﾞ ＜＞ ‐　 ..__　　　　　　_. -.¨'<_/ ./　./ i f´　ヽ　　}　! 　 l
　 　 　 　 　 ヽ　　¨　‐　..__ ¨ ‐､´二'＜＞'"/ 　 - ' .i　ヾ､,;ﾍヽ　l　l　　l　　　　……それとも僕ら全員、嵐に見舞われる側なのか。
　　　　　 　 　 ヽ　　　　　　 ¨ ‐ ( 　 )'"　　.i　　i　　.i　　　　/ l｀ l　l　　i
　　　　　　　　　 ヽ__.... -;;::､-== 'ヾ¨´　　 　i._　i 　 .i　　　　∨i　 i　i ○i　　　　……ボスならわかるのかな。
　　　 　 　 　 　 　 ヽ三 ’､ヽ二二´ヽ,　　　　｀f､　 .i　 　 　 .∨!　i｀¨¨´
　　　　 　 　 　 　 　 ヽ-- ､-====､ 　 ヽ＿＿_ﾍ ヽ.i 　 　 　 .∨! .i
　　　　　　　　　　　　　ヽ　 ヽヽ､__...>　　ヽ=== ¨二二二二ヽ､i '〃ヽ　　　　　　　　【続く】

それでは寝モス！
オタッシャデー！