メガテンも次からは新章に突入するし、
悪趣味もするし……そのまえにみんなにはなごんでもらうために……。
久々に私の日常にあった『我が敗北』でもするよ。
ﾄｳｿｳ
───────────我が敗北シリーズ 吾輩は高卒である、学歴はない。編
,r'Ｚヽ ＿,,,;:-､s-──--ﾐ,,_
＼l／ _,:r'''"n ,, 'l; ﾞl! ﾞl!, ﾞヽ､
,;rii" , ,ﾘ,ﾊﾍヽﾞi, l, ﾞli. ﾞlli, ﾞlli,ﾞ'i;
_,;r'" ,il' ;il' ,i'ｸﾉ ﾘ ﾞいﾐﾞゝ,､ﾞゝ ﾞli;lli, 'li;,ﾞi,
_,;r''" ,;il'"ノﾉノ ｼ'＿＿ `''弋ﾐヾミヽﾞ;llllli;, l'}
_,,:-''" ,,;ill;'",;i'-''""二二￣` ,,:''''''ｰ-ﾞlll;iii,'lllli,'} 「─────突然ではあるが、私の家は地元……
,>iii''" ,,;ｨ彡''"/f" r'''("llli)` ,/"'flliiﾐヽ.|!li,'llllliﾘ
ll'" ,:i'' }i lﾞ {! `￣ '" i ､ `'''" ,;llll,lllll;ﾂ あまり細かい明言は避けるが、
.いi' .;i' r' ;il i'{ `ﾞ ﾞi､ クｼ''"
`i, :lli, ﾞli :l: ﾞ'':､ .. i; .| 地方でも名門の大学に出前に伺うコトがある。
ﾞi, ﾞllii;, ｰﾞ''li､ ' -'''; r'" |
ﾞi, ,l''llli;, ,,ﾐ ＿－ / その大学の一つの……ゼミというのだろうか、
. ;ﾚ 'llllli; ﾞ:､ '"￣ ￣`''ヽ /
"| ,ill'l!. ﾞi､ -== ./ とにかく１つのグループの催すイベントに使うモノを
_| ,il' 'ﾞ ﾞ'ゝ､ /
/" ヽ､ {,,_ `ﾞ'''ｰ::,,,_ / 出前させていただく機会を得ている。」
,/ `''''ｰﾐ=-:;,,_ `'￣`''''ー---r''
＼,-､_,:-ー､`ー-'''7ｰ:､__
＼ `ヽ `ー''''"'＜,,_ `ヽ､
_, -―￢丁｢ ￢ｰ- ､ _
_, - ‐ ' ´ _, -┐ |│| ｢ ￢- ､ ｀ ｰ- ､ _
_, - ￢ 「 │ | │ｉ│ l | | ｢ ￢- ､ ｀ ｰ- ､ _
| │| ! | │ｉ│└- Ｌ__| l | │ ｢ ￢- ､ ｀ ｰ- ､ _ ＿＿＿
| │l _Ｌ ┘ |│| └- Ｌ__| l | │ ｢: ￢- ､｀ ｰ- ､_ |｀ - ､
_,.L ┘´ _, -┐ |│| ｢ ￢- 、 └- Ｌ__| l | | ｢ ｉ￢ |│ﾟ|ﾝ．!
_, - ￢ 「 │ | │ｉ│ l | | ｢ ￢- ､ └- Ｌ__l ｌ＿! | │| | - ､..
| │| ! | │ｉ│└- Ｌ__| l | │ ｢ ￢- ､ ￣ |│ | r1 r1
| │l _Ｌ ┘ |│| └- Ｌ__| l | │ ｢: ￢- ､ ｢ ｉ￢ |│ | r1 こ乂r1 こ乂r1
_,.L ┘´ _, -┐ |│| ｢ ￢- 、 └- Ｌ__| l | | l＿! | │| l こ乂r1 こ乂r1 こ乂
_, - ￢ 「 │ | │ｉ│ l | | ｢ ￢- ､ └- Ｌ__l ￣ |│ | ｀こ乂r1 こ乂r1
..::..::..::... | │ ,;ﾞゞゞ;, Ｌ__| .: . l │ ｢ ￢- ､ ｢ i￢ |│ | こ乂r1 こ乂r1 「区分など知らぬ、私は大学になんて
::_ノﾆ⊃::Ｌ ┘ ,;;'ﾞゞゞゞ;ゞ,､ ..:.:. .:. Ｌ__| l | │ ｢: ￢- ､ !.__! | │| ＿＿＿＿＿＿__こ乂r1 こ乂
〃´::..:: ,;'ゞﾍ;;ゞｽゞ;ゞゞ、.:.:.:.:..:.:. └- Ｌ__| l | | ￣ .. fﾄ､￣￣￣￣￣￣｀ こ乂r1 こ 自力で行ったコトがないのだ。
|| ,ゞ;ﾒゞ;ゞ;;ゞﾊ;ﾞ"ゞ;ゞ､ .: .:. :.:. ..:. . └- Ｌ__l .: . .:.:. |l ＼＼＿￣＿.￣ こ乂ｿ
|| ,;ゞﾊゞ;'ゞ;;ゞ;r';;'ゞ;ﾊゞ;ゞ､ .:.:..:.:. .:.:.:..:.:. .:..:: .:. .:.:.:.:. || ＼＿＿＿____┌ｰ┬―┬ ……それこそ、友人の学校の学園祭やこのような出前、
|| ､,;｀ﾒ､ﾞyｽゞ;r';ゞﾉゞ;ﾒ､ﾞyｽ.:.. .:.::.:.. .:.:.:..:.:.:.:.:. .:.:.:.:..:.:. .:.:.:.:.:.:.|| |l￣￣￣￣｀|┬┴┬┴
=北二了"ゞｿﾊゞ';;ゞ"ゞ';;ゞｿﾊゞ;;ゞ .:.:.:.:.::.:..T .:.:.:.:: .:.:. :.:.. .:.:.:..:.:.:.:. .:.:.. il| || || |┴┬┴┬ 高校の頃にイベントで行くことがあった程度で、
|| │ "㌻ヾ;'ｯ';;'ﾒ;y;ﾍゞゞ;;ｼ''"ﾞ刪 | . ｜刪 il jlk､|| || |┬┴┬┴
|l r＝＝=､ ｀││ 刪 ＿⊥ ,,.刪 ￣ ― 刪; _;,.. -‐ jlk､ ＿＿＿＿＿＿＿＿ |┴┬┴┬ 私自身に大学に行く能力などない。
rｪzzzzzr、 ∥____|::::| 刪 ,;'"~ﾞﾞ;,. 刪; ,;爬k、 rｪzzzzzzzzzｚ |! │ │ │ │ |┬┴┬┴
│|│|│i＝|! ,;'"~ﾞﾞ;| 刪 ﾞ' ;,,,;;''',;爬k、 ￣_;,.. -‐ ││││││|! │ │ │ │ |┴┬┴┬ あまつさえ、その出前先の学校など……
│|│|│ｉ ∥";;,,;;;;"ﾞ,;爬k､ ￣ _,. -‐ ' "´ │〔2ch.学園〕 |! │ │ │ │ |┬┴┬┴
│|│|│ｉ ∥ ,,,,,,,´二ﾆ-… '''"""´ ││││││|! │ │ │ │ |┴┬┴┬ 天の上もいいところである。」
┴Ｌl_.! | j ..__""´ ││││││|! │ │ │ │ |┬┴┬┴
￣ ｀ﾞﾞ¨`'''…ｰ‐-- ､ ...,,_ ｜｜││││|! │ │ │ │ |┴┬┴┬
┴⊥││││|! │ │ │ │ |┬┴┬┴
￣ ┴⊥|! │ │ │ │ |┴┬┴┬
｀｀ﾞﾞﾞ'''…‐- ､ ..,,_ |! │ │ │ │ |┬┴┬┴
｀ ﾞ ''' ‐- jＬ.__! │ │ │ |┴┬┴┬
￣｀ ｰ -L.＿! |┬┴┬┴
ｰ- ､ ..,,_ ￣｀|┴┬┴┬
_,;r''" ﾞi
,r'' 〈;;K〕 _,,;::ニ-ー-----=ﾆ::,,_ ,ﾉ
{ ,,:ﾆf'l" ;; :, ,, `l;,
ﾞ:､,,,＿＿＿,,;r''i" i l | li li li; li;;,, ﾞii;
_;f ﾞﾂ,川; l l l llli;i, 'lii;llliilllllliii;;;;;;;;,,,,liiiii} 「しかしその大きな大学とは────────。」
ら'"~ _,,ﾂ 川ﾄミヾﾐミﾄ,llllliii;;,''llliiillllllllllllllllllliiillll}
{i" 〃ｱ~;;;ﾆ._ﾞヾ＿_三ニ=-ﾞﾐミﾞ;iillllllllllllllllllllllllllllli}
ﾞi,{ ,{{ ﾞi "ﾓji:､ ;'" -''ﾓj-=;, ji;lllll''""ﾞ;;llllllllllﾂ
ﾞヾﾐ､ﾞl; ￣ l:: ::..' ￣￣ ,ﾉﾂﾂ i'" ,ﾉlllllllﾂ ……もはや街だよなぁ、コレ……。
ﾞﾘ':l; l: :::::;,_ ,;ﾂ' i ノ;illllli;'
'l ﾞ:,__:-'' u _,il-''";llllli;' 敷地は広いし棟は要するにビルだし研究所があったり、
'l; ー─-- ,,r''ﾉ ﾞﾐ;illlllli;;ﾐ;､
''i;, ﾞ""" ,,;r'' ,/ ﾂ'llliiﾂ l 車で移動が前提みたいなトコもあるだろ？
_,;:-''"~''i:, _,::r'".:::: '_,;ﾆ-''''~~ :l
＿,,,,,,;;;:-ｧ"ヽ ／~'===ﾃ"ー､r''''"" _,:-ｰi :|ﾞ'-::,,_ すごいよな……。
,-ス" ,/,i' ﾞi ／ ,ｲ;" ｨ;i⌒l r"_r=i-l jL_ ﾞ'''ｰ-
,/",i' ,;i'j ,} ,;f ﾉ ,i' ﾉ ∥ ﾚ-'''"" ﾞ''ー- 「学歴も大学という場所にそう踏み入れたこともない私にとって、
,/' ;l ,l,j r'"l, '' ,:ﾄﾂ ∥ ,;:r''
. /' Lﾆ--ー l,l "ﾞl;, `''ー----─''" ﾗ' iLｪｰ''" こういう感想を抱かせる場所であった。特別なのである。」
> ……もはや街だよなぁ、コレ……。
わかる
「そう、特別だと感じるが故に……こういうコトが起こる。
馬鹿と、本当に頭の良い者達だけが集まる『最上位大学』という場所が出会うと……。」
,. -‐―――＝ミ､
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:...､
〃::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:､
{:.＞―‐-＝ニ三＿:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
／::::::/:::::::::::::{::::::::ヽ::￣-...＿:.:.:.:.:.:.:.}
彳::/:::/ﾄ､::::::::::::＼::::::::＼::::::::::￣:- ノ しかしなんだ……。
V::::::{ jL斗=ミ､::::＼::::::::`ー=彡::::::::ヽ
乂い ´fiﾒ､ ｀Y:ヽfミ､ヽ:::::ヾ:::::::}} 当地方でも有数のこの大学に足を踏み入れると……。
ﾉ ヽ 从::ﾊr' }::::}:::::::}i:::::ﾘ
f^ j/}/ ,ノ:::/::::::::::}::::乂
｀ｱ´__ / {:::::::::{::::::::::八_:::::ヽ
｀´r‐' / i八ﾄ､ﾄ､ ＿,.-=ミ::::}
｀{ ,./ i! ＞'’:.:.:.:.:.:.:.:.:.:jﾉ､
八 _,.イ∠ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._,.:.:.-=ミ:.. ､
￣ 〉.:.:／ヽ:.:.:,.:.:-‐＜:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
,〈:.:.:ヽ／／、:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／,.ﾍ:.:.:.:／:.:.:.:j＞――‐＝ミ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
介s。. `丶、 ＿＿＿
￣￣)ｈ｀`=ーーrｾ7ｱ￣￣ ´"'ｰ=辷＝-彡
＞=-ニニ爻 `丶､----
,.ィ升 ＼
ｧ''´ /| .|､ ＼
／ , | .i | | ヽ ＼ ∧＼
彡／ .i【※私】 ＼ﾐ .∧ ∧. ＼
ノ 彡ﾊ ！ .| V|ﾊ, ／ ＿ ＼ﾐ | ＼ﾐ
／ ./ /|i i |. .／ .／○ , Ｎ |ﾊV 乂ﾐ. まったく勉強もしてねぇし入学したワケでもねぇのに、
/ ｨ / V|ﾊi 辷 ／ .__xく 乂ﾙ' i レ V|ﾊ＼
/ /. /.====<'｀' --ﾆ. ￣ |リﾊV|ﾊ乂ﾙ'≧=- 勝手に頭が良くなっちまった気分になるぜーーーーーーッッッッ！！！！
/ ／| ∧ｧ''´○ｿ " i /ムУ 「＼乂ﾙ'レﾍ
./, ' ﾉル.∧＿ ｨ ,, ､ つ |＼
//ｲ| i∧ ＼_｀ ﾆヽ 「＿/ /∨ヾ ギャハハハ！！俺の偏差値は今２４０００くらだァーーーーッッッ！！！
//ｲ |i. ∧ ﾞ_ -ﾆ二⌒∧ /[ﾊ
.| .∧ ｀[∨_,∨////∧ ┌--イ ﾍｷ
∧ ∨/////////| / V|ﾊ＼
.∧ ∨:///￣￣ | |ﾏヽ 「こういう化学反応を起こす。
∧ ∨ i, v-v ィ |
' . .｀ ﾆニ￣ | 一方的に。そう、なんというかこう……
∧ _,..｡rf升 |
∧ _,..｡rf升 _ -=ﾆ二￣ニ／ 【夢の国】とか、【国際的スタジオ】とか、ああいう場所に入っただけで
￣￣｀''＜ _,,,｡=‐''“´ _､‐''゛
_､‐''゛ _､‐''゛ 楽しめちゃうような感じ……アレの頭脳版が起こる。少なくとも私には。」
_､+''"~ ,,.+''’
`うト
／ ヽ`､＼ ..
/ /| /| ﾏ ヽ
// ./ ／ ／ .// / .| i ﾏ ←仕事着（大雑把に『飲食用の白衣』に分類される格好）
//. ./ .／／`～､/ / | | ヽ ﾏ
/j从ﾘ/|／ "‐- '__./ /ヽ il il ∧＼
イ // ｨ' ＼ Oヾ i| | | ∧
＞‐ `` ﾘ| / | | ハ
＿__` | | ∧ハ ぐへへ……！
', 0 ｙ| | ﾘ ﾘ
',― i i } ﾘ 今の俺ぁ他所から見たら、
― ｰ .〉 /i ﾘ リ
/ ＼ /￣ |/ その辺歩くクソ頭のいい兄ちゃん姉ちゃん、
| Z`丶、 /
{:::::::::＼ﾘア 教授にセンセイと同レベルの頭脳の持ち主に見えるんだろうなぁ……！
{ ＼::::::/ ／
ヽ ｀ﾞ' < 最高の気分だぜ……！
ム }
〕ｈ､ ﾑ .| 何もしてねぇのに学歴フィルターを掛けられる気分はヨォ！！！
/ 〕ｈ､＿ ／} ,
／ ﾑ＿/
＼ ヽ 「……まず前提として、基本、大学に『そんな他所の一般人』など入らないし、
／}. ＼
. / i そもそも仕事着の時点で『業者の人』とわかるので、学歴フィルターなんてかけてくれる相手なんていない。
/ｧ''´i | |
ﾐhニ |ヽ そのうえ、そもそもその場にいる学生教授等の人達は自力でソレを得ているので、そんなモノは持たないだろう。」
危ない人かな？
介s。. `丶、 ＿＿＿
￣￣)ｈ｀`=ーーrｾ7ｱ￣￣ ´"'ｰ=辷＝-彡
＞=-ニニ爻 `丶､----
,.ィ升 ＼
ｧ''´ /| .|､ ＼
／ , | .i | | ヽ ＼ ∧＼
彡／ .i | | | ＼ﾐ .∧ ∧. ＼
ノ 彡ﾊ ！ .| V|ﾊ, ／ ＿ ＼ﾐ | ＼ﾐ
／ ./ /|i i |. .／ .／○ , Ｎ |ﾊV 乂ﾐ. 高卒で偏差値２４０００の俺が有名大学の敷地に入ります！！
/ ｨ / V|ﾊi 辷 ／ .__xく 乂ﾙ' i レ V|ﾊ＼
/ /. /.====<'｀' --ﾆ. ￣ |リﾊV|ﾊ乂ﾙ'≧=-＼ 高卒で偏差値２４０００の俺がその大学のエレベーターに乗ります！！
/ ／| ∧ｧ''´○ｿ " i /ムУ 「＼乂ﾙ'レﾍ
./, ' ﾉル.∧＿ ｨ ,, ､ つ |＼ 高卒で偏差値２４０００の俺が我が物顔でこの棟を練り歩きます！！！！
//ｲ| i∧ ＼_｀ ﾆヽ 「＿/ /∨ヾ
//ｲ |i. ∧ ﾞ_ -ﾆ二⌒∧ /[ﾊ 歩くだけで最高の気分だぜーーーーーッッッ！！！
.| .∧ ｀[∨_,∨////∧ ┌--イ ﾍｷ
∧ ∨/////////| / V|ﾊ＼ さーて、お客様に出前のブツを届けてやるかぁ！！！！
.∧ ∨:///￣￣ | |ﾏヽ
∧ ∨ i, v-v ィ | 偏差値２４０００の俺様がよぉーーーーーーー！！！
' . .｀ ﾆニ￣ |
∧ _,..｡rf升 |
∧ _,..｡rf升 _ -=ﾆ二￣ニ／
￣￣｀''＜ _,,,｡=‐''“´ _､‐''゛
＿＿_ -=ﾆ二 ￣ ￣⌒｀`丶、
｀ﾞ'ｰ `マ
／ / ＼ ＼ ミ ＼
／ ﾉ_乂ﾉ / ヽ( ミ､ ＼ `～､、
｡s≦ / { /i l ∧｀
/ ／ 才´ 乂 / .| 从 { 乂 `丶､ヽ＼ ﾏ チーン！（エレベーターが目的の階に着く音）
/ / "´ .{ / ／｀ﾞ''| ヽ .｜ノ |ﾞ｀ }~｀ﾞ`
彡 / / , | 彡三-､｜,|寸マ i { ヽ |
-‐/ //.＼冬＼ ∨＼∧|ﾏ |
彡 , , ﾉヽ| ￣ ∨冫ﾆ,＼＼ ミ ﾏ.} あ、着いた着いた。
厶 /∨ヽ _ .} ヽ冬＼＼{ヽ( ﾊ{
jﾊイﾏ { 冫. '￣{ ヽ ヽ | よーし、そんじゃぁ拝んでやるか……！！
"彡 ゝ ､＿＿ イ∧ハ .|
j/l ﾊ, ´"''～ミヽ､ /ヽﾊ |ヽ{ 超優秀大学の廊下ってヤツをよぉ……！
ﾞ'| ヽ. ~｀ // /ヽ′
| ＼ ／{"ﾞ｀' ご丁寧にカーペットまで敷いてあって……綺麗なモンだぁ……！！
＿__| ＼ .ィi「ﾊ|
／: :/~.| ｀ ‐- ‐ ´ |: :ヽ
／: : :∧ | | ﾏ: : :ヽ 「……ここで、こんな優秀な大学がどういう場所なのか、を端的に伝える。
､-'／: : : [/ ＼i ､ , / }: : : : ＼､
_,． '｀ ／: : : : : { ＼ - - ／ }: : : : : :ヽ´"''～ミ 一風景を切り取っただけの、端的な話だ。」
「とにかく……『クリエイティブ』なのだ。」
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ｌ
| ｌ
| |
| | 「廊下の至るところにホワイトボード。
| |
| | ２つ横並びで着いているところさえある。
| |
| | ようするにここに常駐する者は、
＿ ｌ |
| l__| |_,|￣| 『いつでもどこでも』、と言っていいほど……
| lｰ| |-| |
| |.｜ |.｜.｜ すくなくともその階では『何かを書き留めるコトができるのだ。」
| |.｜ |.｜.｜
| |.｜ |.｜.｜
| |.｜ |.｜.｜
| |.｜ |.｜.｜
| |.｜ |.｜.｜
| |.｜ |.｜.｜
| |.｜ |.｜.｜
| |.└＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝┘ | |
| |.｜ | .| |
▽ 囗囗囗囗囗囗囗囗囗囗 △
｜￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
｜ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ｜
| |┬―――┬――┬―――┬| | 「２基横並びのエレベーター間や、横の空間の表面も……
｜ |｜ ｜＿＿｜ ｜| |
| ｜|. ｜::::::::::: | .|｜ ｜ 偶然かデザインなのか、『ホワイトボードと同じ素材。』ボードマーカーで描ける。
｜ ｜|: | :::::::::::｜ :|｜ ｜
｜ ｜|: ｜￣￣｜ :|｜ ｜ ココに留まらないが……エレベーターというのは
l. ｜|: | | :|｜ .!
l: ｜l ｜＿＿｜ :|｜ :! ＿ 学生・教授など様々な人間が多量に行き来する空間であるので、
|: ｜l ├――┤ :|｜ :| |П|
|: ｜| | | |｜ :| |Ц| 非常に多くの『情報』が載っている。
| |｜ | | ｜| | |△|
l |｜ | | ｜| | |▽| 会社でもそうだったであろう。社内報等の張り紙などが張ってあるであろう。
| |｜ | | ｜| ｜￣
| ｜|. | | .|｜ | その学校のこの空間ではホワイトボード兼、何かの表彰やレポート等……。
｜ ｜|: | | :|｜ |
｜ ｜|: | | :|｜ ｜ いろんなことが書いてある。」
l. ｜|: | | :|｜ .!
l: ｜| | l ｜| :|
|: ｜| | | |｜ :|
|: ｜| | | |｜ :|
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_|＿_＿_|｜＿＿＿＿|ニ二.ﾆ|＿＿＿＿｜|＿_＿_|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_
,. -――‐- ._
,. '´ /⌒ヽ /⌒ヽ ｀ヽ
/ ! ｏ l_!ｏ ! ヽ 「もちろんそんななんでも描けるホワイトボードだ、
.. / ,. ‐へ＿,ノ-ヽ＿_ノ‐､ ﾍ
,' / ｀`'''ｰ- ﾞ､_,ﾉ -‐''" ヽ ', 当然、落書きもある……だが……。」
! l ￣￣_ | _￣￣ l |
l l ‐弋´ ｜ ｀~ﾌｰ ! l
. ', ', ＞-､_ | _,. -'" / /
VV { ） ￣ / /
ヽ／ ｀ー'＿＿＿＿＿,/／
/ /--/⌒ヽ----┘、
l / ﾋΤﾌ ヽ ＼
,. -――‐- ._
,. '´ /⌒ヽ /⌒ヽ ｀ヽ
/ ! ｏ l_!ｏ ! ヽ
.. / ,. ‐へ＿,ノ-ヽ＿_ノ‐､ ﾍ 100
,' / ｀`'''ｰ- ﾞ､_,ﾉ -‐''" ヽ ', Σ（i・ｋ）
! l ￣￣_ | _￣￣ l | ｔ=100
l l ‐弋´ ｜ ｀~ﾌｰ ! l 「その横に……
. ', ', ＞-､_ | _,. -'" / /
VV { ） ￣ / / 必 ず 、私 の 読 め な い
ヽ／ ｀ー'＿＿＿＿＿,/／
/ /--/⌒ヽ----┘、 数 式 ら し き モ ノ が 書 い て あ る 。 」
l / ﾋΤﾌ ヽ ＼
.´ｰ-＝彡===-､メv'
, -'" ＼
／ ／}i ﾊ ミ=-
// ／‐-}i 〕i ﾊ＼
/／／ // 否└-'-Viい､ﾌ
彡'三彡ﾊ{i{ ￣` ､ 丐ﾚ爪ﾍ'
∧ ら ,､>^'从ｿ '
-人__, ヾ } ヽ ──────────────。
ｿバi} ヽ -=､ /
从 /.
/ /‐- '.
`'～ .,_ /
`'～,/.,_.
～ .,_ ./ﾆヾ'´
＼,ヽ `'～〈ﾆﾆｿ＼
.´ｰ-＝彡===-､メv'
, -'" ＼
／ ／}i ﾊ ミ=-
// ／‐-}i 〕i ﾊ＼ ））
/／／ // 否└-'-Viい､ﾌ
彡'三彡ﾊ{i{ ￣` ､ 丐ﾚ爪ﾍ'
∧ ら ,､>^'从ｿ ' ……？？？
-人__, ヾ } ヽ
ｿバi} ヽ -=､ /
从 /. 「エレベーターを出て一歩、
/ /‐- '.
`'～ .,_ / 振り向くだけで自分の読めない何かが書いてある。
`'～,/.,_.
～ .,_ ./ﾆヾ'´ 少し横に張り紙もあった。」
＼,ヽ `'～〈ﾆﾆｿ＼
＿＿＿
／ミミミミミミ＼
/ﾐミミミミミミミミﾐ＼
. /ミ／￣￣￣￣ ＼ﾐﾐ| 「多分、何か結構偉い実績を残し、
|ﾐﾐ| Ｖ|
|ﾐﾐ| ,zzzz,＿_,zzzzl:| 何かで取り上げられた人の紹介。」
r ―‐ { ｨ== ハ ＝ﾐ }|
| { l ー― ' l: ー‐ |
ヽﾉl ,,;;;;;;;;ー;;;;;;;;,, |
{ ヽエエア´ |
| 、 ￣ /
∧ ﾍﾊ从从从从/
／: ∧ X从ﾊ从〆 | ＼＿＿＿_
＿_／:|: : : : :＼＿＿＿＿∧: : ＼: : : : : :＼
／_: : : : : :＼__／: :∨///////∧ー― : : : : : : :＼
/: : : : : ＼: : : : : : : : : ∨/////// |',: : : : : : : : : : : : :ヽ
. /: : : : : : : : :ヽ: : : : : : : : ∨://////:|∧:. : : : : : : :.|: : : :∧
/: : : : : : : : : : : ∨: : : : : : :.∨//////}: ∧: : : : : : : |: : : : :∧
. |: : : : : : : : : : : : : ∨ : : : : : : ∨/////|: : ∧: : : : : : |: : : : : :∧
＿＿＿
／ミミミミミミ＼
/ﾐミミミミミミミミﾐ＼
. /ミ／￣￣￣￣ ＼ﾐﾐ| ↓この辺の部分全部英語。ずっと英語。
|ﾐﾐ| Ｖ|
|ﾐﾐ| ,zzzz,＿_,zzzzl:| ────────
r ―‐ { ｨ== ハ ＝ﾐ }|
| { l ー― ' l: ー‐ | ──────── 「全部、英語。」
ヽﾉl ,,;;;;;;;;ー;;;;;;;;,, |
{ ヽエエア´ | ────────
| 、 ￣ / ────────
∧ ﾍﾊ从从从从/
／: ∧ X从ﾊ从〆 | ＼＿＿＿_
＿_／:|: : : : :＼＿＿＿＿∧: : ＼: : : : : :＼
／_: : : : : :＼__／: :∨///////∧ー― : : : : : : :＼
/: : : : : ＼: : : : : : : : : ∨/////// |',: : : : : : : : : : : : :ヽ
. /: : : : : : : : :ヽ: : : : : : : : ∨://////:|∧:. : : : : : : :.|: : : :∧
/: : : : : : : : : : : ∨: : : : : : :.∨//////}: ∧: : : : : : : |: : : : :∧
. |: : : : : : : : : : : : : ∨ : : : : : : ∨/////|: : ∧: : : : : : |: : : : : :∧
ﾉ'ｯ｡,
〕ｈ､
＼＼
/ .|{ | ＼ ＼＼
/ /| i ./ | i| | | ＼ ＼
./ / /|./ | /iﾘ | i|| i| i| ＼
/ /|／ ＿|' ＼|/ | |ﾉ.| ＼ ＼
./|/ ヾ,o_） ￣∨ ~´|' | } ヽ ＼
/ .ﾐh､.,, ∨ | ﾊ ヽ
｜/|/ _ゞｨ.{ / | ヾ ヽ ＼ 「そして私は─────思い出した。」
// ＝､ | ヾヽ＼
｀J 守_ヽ.| .|＼ ＼
～, ﾏ こ./ | .| ￣
, - ｲ. / |ﾏ}
.rf〔 ﾆ=-_ /|/| | }
ﾑ /ﾍヽ 〕ｈ､. ァ) ﾘ
{ム }:::::::／´ ／
＼ ,{｀zﾑ__}}／ ／
＼ ＼＿ｱ ／
＞､ ／
/ ヽヽ ／
_､‐''゛ } ﾏ ￣
| }
, ィ 7777 = ､
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／///,r､/////////////∧
／//////y'//＞ = -‐ ￣:.:.:.:ヾ
//////＞ ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ _, ｷﾞｬﾊﾊ！！
/////／:.:.:.:.:.:.j:.:.:.介:.:.:.:.:.{i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
{//／:.:.:.:.:.:.:.:.:,ｲ:.,:八 ヽ＼:.:.ヽ:.:.:.:.ゝ:.:.:ハ
∨:.:.:.:.:.:.:.:.ﾉノ-ノ‐=､' ｀ =‐- ､:.:.:.:.:.:.:.ﾘ
′:.:.:. イ" -=く ｀ / r=‐- ｀ﾘ:.:.:ﾊ} そういえば私、高卒だったわ！！！！！！
{:.:.:.:.:._:.:ﾊ ´￣ ´ l｀ '￣｀ ,ｲ:.:.ﾘ
ﾍ:.:.:.!ﾐi:.! , }､ iレ
}:.:.l ﾊ:ﾄ ' = r ' ﾘ
ヽト､ { _ -‐= -､ /′ 「コレをである。」
ﾉ!:.:.:八 ヽ‐ -ー-ｱ
l:.:.:.:.lヽ ー- ‐′ /
ﾍ:.:.:ﾘ ､ ￣ ,ｲﾄ
fへ ＼ lLヽ
,ｨｰ / >ｰr､ ー ― ′ f{ L_
_ - ― ´ V / / ト r ⌒ v ⌒ヽイi| ∨＞rﾆ ｰ- ＿
‐ ￣ ∨ / iヽ} lヾ ｲﾊ / ￣ ≧ ､
ヽ/ ﾄv l } ﾉ {∧ノ ヽ
ヽ ＿ ´へ ∨_ レ ﾑイ ヽー ＿ { ､
／::i :::::::::;ｲ:::ヽ､::::::::::::::::`､:ヽ､ ::::::`:､`､:､､:::::｀:::ｰ::- ／
／/:::::ﾞ ::::::/:::ﾞ､::ヽ:｀:::::､::::::::::':;::::｀'::::､:::::ヽ:ﾞ､`､｀::':ｰ‐-/
／ !/:::::'､ ;':::::::::ヽ::::`:､:::::｀::::､:::i:::::::::::::::`::､:',::';::ヽ;:::::::::/ 「そう、この空間、
ﾉ::／:ヽ ::::::::Nﾞヽ::::｀:::､:::::::::r!､::::､::_:::::::ヽl::ﾄ:;:::::::::::;'
,:';:.ｲ::::::::l`､ :::| ,'T ＼:､::::`ヾ､＼;f'i i＼:::|:l:::ﾞ､:::::::l この大学の人間が書くまさしく『落書き程度の数式』も、
ノ'" |::::::::|;::､ヽ! l ヽ-' ` ｀' ､:::､`ヽ､`'' ' 丿.l:':::::::';:__」
, -＋!::{'|!､::ヽ､`` -‐' ｀ ヽ､ ''' ´ .ﾉ､::::::::l::｀i 私には一切わからなかったのだ！！
f'´/ | |:;' ヽ::::ヽ / ||:;::::::､:::l
/ | ﾞ;::f､` ､ | }:::;!`i､! 彼らは当たり前のようにこの数式を理解し、利用し、
/ ヽ. ';::ﾊ､. ､ ` ｀ , ﾚ'.|:ﾊ .|/l
', |: ヽ、 ー----‐ '" ／/ ﾘ '､ 新たなモノを作ったり、今まであったモノをより詳しく解明する！！」
', ',. i＼ ／ / l .::〉､
ヽ ', _', ', l､ l＼ ,. '´ 」.._ .／／＼
＼, ＞ '"´ ､ヽ､ !､'､|::､` - '"´ ／ ,.. ｀`' ‐＜ ＼
' ´ ヽ ヽ `' ､ヽ＼:! ／ ／ ｀ ' ｰ- ､
ゝ ,＞'" / / ,ｲﾊ ヽヽ ､ ﾐヽ､ ヽ
〉=.,,__,,.＞ '" ,.ｲ ,/,.ｲ,/ ｿ l! ゞ､＼ ゝ､ ゝ、＼ }
i ／ ,彡'／/／ / ゝ ＼ _≦ゝ＝=､ ヽ、,...ﾘ
{ '''",／-‐''"三二、¨ヾ √,.＝=.,｀ ﾞﾘ ,!
Ｖ ,. ､ { '´_ゆ）,. ’ 〃 ､ゆ）,｀ ﾙ､ ,ﾘ うん！！！全ッッッ然わからん！！！
ヽ V ﾍ.l l ￣ " | ￣ ,’ ! ,ノ
〉 .l i 'l | : | ,′'" 出前先である部屋に書いてあるモノの意味も分からないし
,' ∧ゝ l l , : ', 、 〃/
. { ,.ゝ ヾ _,,,, ′､:::r ′ ,!,/ 学生さんが向かってる画面に映ってるプログラミングっぽいのも分からないし
_,,. -‐＝'" ｀.ｰ', __,〟''" }＿__ - ＿_, / }
| ,. -=‐''" ノ . ￣ /i !｀''ｰ- ,,__ 部屋に入りづらくて待ってる間に聞こえた会話の内容も全ッッッ然わからん！！！！
, -‐ " -,.-‐''´ ¨""¨ 〃′ ! ¨'
,／ ゝ. _,ﾞ才¨＼ ,ｲ// |
'´ ヽ , {ゝ. ＼ ／ｼﾝﾞ |,,_
ゝ ヽ ゝ. ＼＞≧ .,,＿_,,,.／／ i.ﾍ. | ¨ ''' ｰ- ,, 「一方、その空間にお邪魔しに来た私には一切わからない！！
ヽ ヾ ＼ ｱ i ヽ､ ﾍ ,ｲ: ‘， |
ヽ ヽ ﾞ!'´ .｀i l ）｀ Ⅵ: ‘， . 何もわからない！！本ッ当にわからない！！！」
, ィ 7777 = ､
, ≦/////////////∧
／///,r､/////////////∧
／//////y'//＞ = -‐ ￣:.:.:.:ヾ
//////＞ ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ _,
/////／:.:.:.:.:.:.j:.:.:.介:.:.:.:.:.{i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
{//／:.:.:.:.:.:.:.:.:,ｲ:.,:八 ヽ＼:.:.ヽ:.:.:.:.ゝ:.:.:ハ
∨:.:.:.:.:.:.:.:.ﾉノ-ノ‐=､' ｀ =‐- ､:.:.:.:.:.:.:.ﾘ
′:.:.:. イ" -=く ｀ / r=‐- ｀ﾘ:.:.:ﾊ}
{:.:.:.:.:._:.:ﾊ ´￣ ´ l｀ '￣｀ ,ｲ:.:.ﾘ なぁーーーにが『IQが１０違うと会話が伝わらない～』だ！！
ﾍ:.:.:.!ﾐi:.! , }､ iレ
}:.:.l ﾊ:ﾄ ' = r ' ﾘ そもそも使ってる言語が違うじゃねーかバーーーカ！！
ヽト､ { _ -‐= -､ /′
ﾉ!:.:.:八 ヽ‐ -ー-ｱ 解るかよンなもん！！同じ日本語喋ってても
l:.:.:.:.lヽ ー- ‐′ /
ﾍ:.:.:ﾘ ､ ￣ ,ｲﾄ 業界用語だけで話しかけられてるようなモンじゃねぇか！！！
fへ ＼ lLヽ
,ｨｰ / >ｰr､ ー ― ′ f{ L_ 「マジでこの空間で私と彼らに共通してるのは
_ - ― ´ V / / ト r ⌒ v ⌒ヽイi| ∨＞rﾆ ｰ- ＿
‐ ￣ ∨ / iヽ} lヾ ｲﾊ / ￣ ≧ ､ 『生きてその場に居る』、ってくらいで、
ヽ/ ﾄv l } ﾉ {∧ノ ヽ
ヽ ＿ ´へ ∨_ レ ﾑイ ヽー ＿ { ､ ソレ以外はまるで違う。天上人と地下労働者くらい違う。」
介s。. `丶、 ＿＿＿
￣￣)ｈ｀`=ーーrｾ7ｱ￣￣ ´"'ｰ=辷＝-彡
＞=-ニニ爻 `丶､----
,.ィ升 ＼
ｧ''´ /| .|､ ＼
／ , | .i | | ヽ ＼ ∧＼
彡／ .i | | | ＼ﾐ .∧ ∧. ＼ 「しかし明確にわかったコトは……
ノ 彡ﾊ ！ .| V|ﾊ, ／ ＿ ＼ﾐ | ＼ﾐ
／ ./ /|i i |. .／ .／○ , Ｎ |ﾊV 乂ﾐ. 人とモノ、名前と権威が作り出す『空間』、雰囲気とは
/ ｨ / V|ﾊi 辷 ／ .__xく 乂ﾙ' i レ V|ﾊ＼
/ /. /.====<'｀' --ﾆ. ￣ |リﾊV|ﾊ乂ﾙ'≧=-＼ とてつもないエネルギーが働いているということだった。」
/ ／| ∧ｧ''´○ｿ " i /ムУ 「＼乂ﾙ'レﾍ
./, ' ﾉル.∧＿ ｨ ,, ､ つ |＼
//ｲ| i∧ ＼_｀ ﾆヽ 「＿/ /∨ヾ
//ｲ |i. ∧ ﾞ_ -ﾆ二⌒∧ /[ﾊ 歩いてるだけで知能指数が上がってくのを感じるぜぇーーーーッッッ！！！
.| .∧ ｀[∨_,∨////∧ ┌--イ ﾍｷ
∧ ∨/////////| / V|ﾊ＼
.∧ ∨:///￣￣ | |ﾏヽ 「誇張こそあれど、
∧ ∨ i, v-v ィ |
' . .｀ ﾆニ￣ | 私はこの空間に来てコレを実感していたのだ。
∧ _,..｡rf升 |
∧ _,..｡rf升 _ -=ﾆ二￣ニ／ 本当に、まるであたかも『自分の頭が良くなったかのように感じた』。」
￣￣｀''＜ _,,,｡=‐''“´ _､‐''゛
_､‐''゛ _､‐''゛
_,;r''" ﾞi
,r'' 〈;;K〕 _,,;::ニ-ー-----=ﾆ::,,_ ,ﾉ
{ ,,:ﾆf'l" ;; :, ,, `l;,
ﾞ:､,,,＿＿＿,,;r''i" i l | li li li; li;;,, ﾞii; 「日本語が読めて話せたが故に目的地まで優雅に（９割の距離は車を運転してから）
_;f ﾞﾂ,川; l l l llli;i, 'lii;llliilllllliii;;;;;;;;,,,,liiiii}
ら'"~ _,,ﾂ 川ﾄミヾﾐミﾄ,llllliii;;,''llliiillllllllllllllllllliiillll} 我が物顔で歩いて着けただけで、
{i" 〃ｱ~;;;ﾆ._ﾞヾ＿_三ニ=-ﾞﾐミﾞ;iillllllllllllllllllllllllllllli}
ﾞi,{ ,{{ ﾞi "ﾓji:､ ;'" -''ﾓj-=;, ji;lllll''""ﾞ;;llllllllllﾂ エレベーターを出て一歩でコレだ。」
ﾞヾﾐ､ﾞl; ￣ l:: ::..' ￣￣ ,ﾉﾂﾂ i'" ,ﾉlllllllﾂ
ﾞﾘ':l; l: :::::;,_ ,;ﾂ' i ノ;illllli;'
'l ﾞ:,__:-'' _,il-''";llllli;' 私は無知である。そして無恥であった。（顔を覆う）
'l; ー─-- ,,r''ﾉ ﾞﾐ;illlllli;;ﾐ;､
''i;, ﾞ""" ,,;r'' ,/ ﾂ'llliiﾂ l
_,;:-''"~''i:, _,::r'".:::: '_,;ﾆ-''''~~ :l 「夢を突然見て、突然現実に引き戻されたような気分を味わった。」
＿,,,,,,;;;:-ｧ"ヽ ／~'===ﾃ"ー､r''''"" _,:-ｰi :|ﾞ'-::,,_
,-ス" ,/,i' ﾞi ／ ,ｲ;" ｨ;i⌒l r"_r=i-l jL_ ﾞ'''ｰ-
,/",i' ,;i'j ,} ,;f ﾉ ,i' ﾉ ∥ ﾚ-'''"" ﾞ''ー-
,/' ;l ,l,j r'"l, '' ,:ﾄﾂ ∥ ,;:r''
. /' Lﾆ--ー l,l "ﾞl;, `''ー----─''" ﾗ' iLｪｰ''"
,. -‐―――＝ミ､
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:...､
〃::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:､
{:.＞―‐-＝ニ三＿:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ 「だが、この危うさも知った。」
／::::::/:::::::::::::{::::::::ヽ::￣-...＿:.:.:.:.:.:.:.}
彳::/:::/ﾄ､::::::::::::＼::::::::＼::::::::::￣:- ノ
V::::::{ jL斗=ミ､::::＼::::::::`ー=彡::::::::ヽ （しかしコレ……アレだよな……。
乂い ´fiﾒ､ ｀Y:ヽfミ､ヽ:::::ヾ:::::::}}
ﾉ ヽ 从::ﾊr' }::::}:::::::}i:::::ﾘ 偶に聞く、【変に熱心な親御さん】とかって……
f^ j/}/ ,ノ:::/::::::::::}::::乂
｀Ｔ´__ u / {:::::::::{::::::::::八_:::::ヽ こういう『空気』に当てられるんだろうな……。
｀{ ｀ / i八ﾄ､ﾄ､ ＿,.-=ミ::::}
｀{ ,./ i! ＞'’:.:.:.:.:.:.:.:.:.:jﾉ､ 自分の子供がこういう空間に入ると、
八 _,.イ∠ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._,.:.:.-=ミ:.. ､
￣ 〉.:.:／ヽ:.:.:,.:.:-‐＜:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼ おそらく『自分も頭が良くなった』気分になる……。
,〈:.:.:ヽ／／、:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／,.ﾍ:.:.:.:／:.:.:.:j＞――‐＝ミ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ “だから”、それを現実に近づけるために、
{ { 》':.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、
ヽ ／i{:ﾍ:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、 子供に実力以上に頑張らせる……人もいるんだろうなぁ……。）
冫:.:i{:.:.:.〉:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|::::}i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、
{:.:.:.:.|:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:::::}i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、
V:.:.:|:.:/:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|::::::}i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. 「この空間は、『実力無くして立ち入る場ではない』、と。
V:.:V:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/::::::::}i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
V/:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/::::::::::::|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. 私は恐らく、馬鹿だからこそ感じたのだ。『身の丈』というモノを。」
}／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:::::::::::::::|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
,r'Ｚヽ ＿,,,;:-､s-──--ﾐ,,_
＼l／ _,:r'''"n ,, 'l; ﾞl! ﾞl!, ﾞヽ､
,;rii" , ,ﾘ,ﾊﾍヽﾞi, l, ﾞli. ﾞlli, ﾞlli,ﾞ'i;
_,;r'" ,il' ;il' ,i'ｸﾉ ﾘ ﾞいﾐﾞゝ,､ﾞゝ ﾞli;lli, 'li;,ﾞi,
_,;r''" ,;il'"ノﾉノ ｼ'＿＿ `''弋ﾐヾミヽﾞ;llllli;, l'}
_,,:-''" ,,;ill;'",;i'-''""二二￣` ,,:''''''ｰ-ﾞlll;iii,'lllli,'}
,>iii''" ,,;ｨ彡''"/f" r'''("llli)` ,/"'flliiﾐヽ.|!li,'llllliﾘ アメリカのラスベガスでハメを外し過ぎるとか、
ll'" ,:i'' }i lﾞ {! `￣ '" i ､ `'''" ,;llll,lllll;ﾂ
.いi' .;i' r' ;il i'{ `ﾞ ﾞi､ クｼ''" サイパンで、グアムで、ハワイで……とか、
`i, :lli, ﾞli :l: ﾞ'':､ .. i; .|
ﾞi, ﾞllii;, ｰﾞ''li､ u ' -'''; r'" | そりゃぁ起きるよ、こんなモン。
ﾞi, ,l''llli;, ,,ﾐ ＿－ /
. ;ﾚ 'llllli; ﾞ:､ '"￣ ￣`''ヽ / この街サイズの大学だけでコレでしょ？？？
"| ,ill'l!. ﾞi､ -== ./
_| ,il' 'ﾞ ﾞ'ゝ､ / 国一つだの島一つでこの雰囲気を作られたら……
/" ヽ､ {,,_ `ﾞ'''ｰ::,,,_ /
,/ `''''ｰﾐ=-:;,,_ `'￣`''''ー---r'' 誘惑に負けるし、自分もその『丈』だと勘違いしちまうよ……！！
＼,-､_,:-ー､`ー-'''7ｰ:､__
＼ `ヽ `ー''''"'＜,,_ `ヽ､
_,,､､-─-‐-､､
,r '.:.:.:.:.:::.:;:;;;;:;:;:::.:.:.:;;;`ヽ､
,彳 .:. :. :.:.;:;:;;::::::::.:.:.:;:;:;::ヾ､:;:;､
,〃 .:.:.:.:;:;;ﾉﾄﾄ､､､.:.:.:.:.:::::::::;:;:`､;:;ヾ
ﾉｿｿ.:.:.:,ｨｼﾊ;;;:;;:`､ﾞ､.:.:.:.::::::::::::;:;ﾞ;;:;;;i
ｨｲｲ.:.:.:ｨｲｲハﾞ､;;:;:.ヾヽ､.:.::::::;:;:;:;;;i;;;;;;}
.Y从彳-‐''ヽ `''ー‐-､ヾ..:;:;;:;:;;;;;;;;;;;j
ﾞ､;:;:;, ,r‐ﾃﾞ:i こﾓｭ､ 1;;;,r‐､;;,!シ ……そんな遠くの話ではないな。
`ﾊ､ / ´~ ﾘ;!ﾍ 〉;;ｼ′
`1! ! .::. ,.ｲｲi′ 『東京』だけでもそうだろうよ。
ﾙ, `" ｀ u 斤;:;l:;;ﾘ
ﾞ､ r＝=- /^ﾘﾊ;;;;j_ 私みたいな馬鹿には……危ういな。
ヽ ￣｀ ／,,'､-‐''":.:L_
,.ィ入 ___ , イ／ .:.::::::/;;:;.¨`ｰ-､､､_ 良い暮らしを目指す、上のランクの贅沢を目指す……。
,r=＝''ﾆﾆﾆ/.:.:.::/^`y'⌒ﾊ r''¨"ヽ.:/.:;:;;:;:;::::::::::::::::.:..:二ﾆヽ
,/.:i .:.:.:.:::::::,:ｲ.:::;;;〈 /l1 /;;;i ヽ､-‐',/;:;::;:.:''"´ ,r '"⌒ヽ 東京のタワマンに住んでだの、港区の女性がどうの、ブランドがああだの……。
.,/.::::|.:.:::::::::/.:;1.:.:;;;:;i/ ﾘ /.:;;;;| ／.:.:.::‐‐- ､､_ ＿ ,,/ `,
,!.:.::::|.:.::: .:.:.:.::::j!.:.:.;:;;ー一 .:;:;;;;ﾄ､／ . :: ,′ i 私には今まで理解できなかったが、
|.:.:::;:|.::/.:.:.:::::::::j!.:.:ﾄ､ .:.:: .:::1 i l
!::;:;:;;ﾚ'.:.:::::::::::::::l.::::|.::ヽ .:.:! | | そうか、こういう『心地よさ』があって、ソレを目指してたのか……！！
〉;:;:;;;|.:.:.::::::::::::::::|:::::!:::. .:.:.:.:::| .:::「^7 i .:| / _＿」
|;:;:;;;;;|:::::::::::::::::::::|::::::.:.:. . .:.:::::::::::| .:.::;〈Q〉 | .::::|.:/ .::;「こコ
身の丈をわきまえないと痛い目を見るしね
ｽ::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.＼.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;ヽ
,ｨ´:::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;!
/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.＼.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;〈ｶ;!
/;:j;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;:::::::::::::::::::::::::::::::..:.:.:.:.:.＼.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;ﾊ
ﾘｲ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:..ﾞゞ､､.;__,ィ'.:.ヽ
,ｲj:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/´ , Yj;:;:;:;,r'ﾞ´ '"´ゞ''ﾞ´Yｲ!;.;.;.;..:.! ……極めて一方的で勝手にだが、学ばせていただいたよ。
/,ｲ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;! ｲ ﾉﾘ;:;:r' ￣｀`ヽ､ !;:;:;:;:;/
i/ｨｲ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞ, Vゞ !;:r' `ゞt‐ｧ´iｲ;:;／ ご教授、ありがとうございます……！！
_ヾ仆;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;入, .:. .ﾘ′ ´〈 'ﾞ´
/::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;/:.:.:.ヽ ヽ 「私は出前に来ただけだ。
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｨｲ､ .:.:.:i u ､_ 〉
广::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ､:. . . 厂´ だがその落書き、その程度に書かれているホワイトボードの数式だけで……
／.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.＼:.:. . ￣｀Y´
_／.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.ヽ､:::::.:.:.＼.:. ／ この大学で、一つの知見を得させていただいた。
.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:｀丶､.:/ヽ:.. ＿/
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.｀ヽ「 たった一つのモノでこれなのだから……目指した通りの大学に行けて、
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ,､＿
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;:;:;:::::::::::::::::::::::::.:.:.:｀`ヽ､_ 目指した通りの学問を学べたという人たちは、さぞ心地よかっただろう……。」
/ ＼ ＼ ＼-〈 ← 父上
У ､ ＼ ＼ ＿＼ }
とｒ''"~￣￣￣￣￣￣￣￣⌒ー--､ {/
.| , -zzzzzzx ＿jI斗ｚｘ､ ￣ ヽ } 「そして出前を終えて……。」
/^! '´ ,ィ㌢⌒ヾ^ :､ ´⌒, ---､､ヾt､ ./^
,′|. '´ んﾊ :::‘, んﾊ ヾ〉 ` ;ヽ
| | 刎ソ ::::| {矜ﾘ ; }
.圦 .! ﾞ'ｰ--'ﾞ :::| ､`"´, ;' ; おかえりなさい。ちゃんと目的地に届けられたよな？
∧ | .:::| ￣ ;' ./
／| ..::{ ;' ../ ……時間も間に合ったんだよな？
＿／ .| -└::._ ;'イ
. / .∧ ｒ―-‐ ､_ ;' ヽ＿＿
/ {:∧ ､｀¨¨¨¨´ / ∨
:::|∧ ￣￣ ´ /! .}
:::| ／/ {
∨ ＼ ／ / |
∨ ＼＿＿＿....:: / !
∨ :::::::::::::::: / /
/ , ｉｉｉ ﾞ!,ヽ, ,ヽ, ゝ、.. ;;;, ﾞヽ,
iﾞ , ,! , ｉｌｉ l i., l;, i, l;;;;,`ミﾞヾ';;;, ﾞi i
!iﾞ ;' ,i ,! ,/!,i,iﾊﾄ, i, !! |i', ﾞi; i;;;';';,,_ミ:: ;;, ﾘ
lv',ｨ' ,;;;i 〃;/ ﾘ.ﾘl| !lﾞ:,ﾄ,ﾞ:､li;'､ i:.ﾞi;..;;;;;;;,ヾ ;;:〈 「無事に届けたコトを伝えた。」
,ｨ,ｨ/ ,,;;:;;ｲ,/ｼノﾝ' ﾉ ﾞl! ﾞ'いﾐ`ﾐゝﾐゝ､ﾞ';;;;;;;;;;;;;'v;;;i
'" / ,;;-''ｼr--=､∠,,__ﾞ､ ﾞゝ,;≧-─ﾐｰi;;;;;;;;;;;;;;;;;;l
iﾞiﾞ ;;ﾍ | ーt‐:ｧﾐ:｀､` ' '<"t::ﾗｰ- |;;;ﾊ;;;;;;;;;;iﾞ
ﾞ;ﾞ､ （ ﾊ,! ｀""´' ﾞ: `' ｀ ´ ﾉ;ﾘ ,i;;;;;;ﾉ
ﾞ:,ﾞ:､.ヽ,ﾐﾄ: , :. ｹﾉ./;;ｬ'′ …………自分が如何に頭が悪かったかを憶え直してきました……。
`:､`ｰ; u ,'. :::, 'ﾞﾌｰ';;lﾞ
ﾉ,;;;;ﾞﾄ `ｰ-‐'ﾞ /};;;;;;;l、
,ｨ'ｽ､;;;|`､ -‐ - ─- /,.};;;;;;;;;;｢
_｣ ゝ､;;;l ;ﾞ:、 ''''''' ,ｨﾞ 'ｸ;;;:;:;;;;｣ 「でも一つだけ、悲しい事実を言わせてください……。」
＿／/ `:'､ ﾞ; ﾞ' ､ ,ｨ'ﾞ ;'ク:::::::::::;`;､＿
'"／ l r‐`ｉﾞ:, `ｰ---‐''ﾞ ｢..:::::::::;ｨ^!;;;;;;;;;;;;
ﾞ! |:::::P"⌒`ヽr～''⌒`く! ::::::::iﾟ_ノ,;;;;;;;;;;;;
| ,l:::::::| / バ ,l :::::;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;
ﾞ: /:::::::::ﾞi ヽﾉ l ::;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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,x≠¨”￣￣”¨¨ミﾐ､
ﾉ ＿＿ ”ヾ'
》≦:::/ ＿_`～､､_ .} ／|
/ ヽl:/ '~ z=ﾐx､_ ヽﾉ ／ / !
. { {6 ､θ ./ﾆV ／ / /
. 》､ ~~ lθ}' ／ , ' /
. _/ | -._ﾉ / ／ , ' /
ー─''¨!. ', u ` ､ / ／ ／ , ' ソレもしかしてわからなかったから帰ってきたって事！？！？
. | ヽ ｀ , ' ／ ／ ／
ヽ ＞ __／ ／ ／ ／
ヽ λ ／ ／ ／ いや違うって！！！＞
､ ヽ ' }＼ ／ ／ ／
`～､. ＼/ `～､／ ／ ／
＿＿ `～､､_r─'⌒ｰ､／ ＼. ／ ／
r┘ ､ Χ ,ｲ.＼／ 「あの大学に行く度、未だに自分の頭が良くなったような感覚になります。
ノ ､ ＼ ヽz''!.!
{ ､. ＼ ` ､__}. ! ! そして毎回、ホワイトボードとかを見て現実に戻ってきます。
. ￣￣￣￣＼. ＼ ` ､_ﾉ / ',
` ､__ﾌ¨´ `t''´ ヽ ……馬鹿なので、学ばないんです。」
| | ヽ
/o | ／} 【終わり】
こういうお話しでした。
いや、本当になんなんだろうねあの感覚。
外国から来て入学してる方とかもおれど、基本人との会話では日本語が通じるでしょ？
だから余計に「あ、もしかして私、この人たちと話し通じる……！？」とか思っちゃうのかね？？？
毎回現実に戻るためにホワイトボードとか見るようにしてます。念入りに。
毎回言うけどこの話は啓発とかそういうモノではない。
今回の話なんてまとめると
「高卒の私が有名大学の敷地に入ったら頭が良くなったと錯覚して、
ホワイトボード一つで打ちのめされて現実に戻された」ってだけの話だからな！！
だけどあの衝撃はすごかったのよ。見たコトある落書き程度のキャラクターの横に、
同じような『重さ』で書いてあるあの『読めない数式』が。
中学に友人達と初めてゲーセンに行った時、カラオケに行った時…今ではもうすっかり慣れてしまった高揚感がありました。
インドア小学生だった中学上がりたての自分はそれだけの外出ですら意気込んで出掛けてた。
友達の家ではなく「お金を使う娯楽施設」に子供だけで行く事にドキドキしていた
>>1547
そうそう！！その感覚に近いのかもしれない！！
ゲーセンに行く、夜に出歩く……あの時のあの感覚かもしれない！
だけど大学には『ホワイトボード』があって、そこには現実が書かれてたんだよね。
多分その学校に実力で行ける人からしたら理解できないかもしれないし、
もっと昔、小さいころにその衝撃を受けてその高みを目指したのかもしれないよね。
「自分もこの数式を扱えるようになるぞ！」って。
でも今回この場にいたのはそうではない私で、あの場に居る私以外の人はこの衝撃を受けないかもしれない。
だからこそ『貴重かもしれない』とおもって、わざわざ書くに至ったのよね。
創作の参考にwikipediaの高等数学系のページを見ると大体同じような気分が味わえます。
マジで何言ってるか分かんねえんだよなアレ（前提になる知識が多すぎる）
同じことをどんなスレでも感じてる人はきっと居るよ
沢山のお話が知見が溢れてる所に触れて、自分も創作側だと思ってしまう奴
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