では、始めさせて頂きます。

今回の投稿はあくまで私の個人的想いなので、あまり面白いものではないかもしれません
異論反論頂ければ幸いです

終局。
それは始まりの後に必ず訪れるもの。

全ての物に終わりは来たりて、人はその度、別れを告げる。

されど、囚われ続ける者は在り。
あの日、手を振らなかった者達の、胸に燻る想いは今も。
あの日、手を振れなかった物達の、心に宿る願いは未だ。

それでも夏は、終わりを告げた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ‘,　　　　 ＼
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この素晴らしい作品に祝福を！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  __＿__　　　　　. :´: ／: : : ∧　　　　　 　 ,
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {: :.ｲ: : : :/: :／　　　　　　　乂ノ　　　　|: : :. :./　i___八: :. :.∧　　 ＼ﾆ≧ｓ｡../
　　　　　　　　　　君を忘れたこの世界を！　 　　　　　 ::/ : :. :. :.／　 　 /: ＼ 　 　 　 　 　 　 |: :. :./　 .|.....ﾉ} : : / 　 .　　　｀ ＜ﾆ./
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　　　 　　 ｉ: : : {　　　　/: : :. :.＼　　　　 . .イ　|:. :./ ..｡s≦....,: : .′ 　 ＼ 　 　 　 ,
　　　　　　　　　　愛せた時は会いに行くよ！　  .　 　 　 　 : :. :. ;.　　　,.: : : : : : : :ヽ｡s≦ﾊ　　　:.:./ｲ.............../ /,　　　　　　　ー‐‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l : : / 　 ／: : ／: : : : : ／........ }　　.ﾉｲノ}..............ﾊ//　　　　　 　 　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　: : /　／: : ／　: : : : : : V...｀Yー....＜...../.........／ｲ/,　　　　　 　 　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　　　　　 ﾉ:ｲ／:. :.／: :_:_:_＿_:く⌒V..八.............}../..，''~....///! 　 　 　 　 　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ／:. :.／: : : Ⅳ∧　　 }......｀ヽ..＼....，''^~.......ヽ..{ {/,{　 　 　 　 　 ,
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秋刀魚や松茸、栗にキノコと言った秋の味覚と食欲の秋！松茸の土瓶蒸し食いてえ！
皆様、体重管理にお気を付け下さい。関係無いけど、マンハッタンカフェが十連で来てくれました。

過ぎ去りし夏の熱量に想いを馳せる読者投稿「或るエヴァオタの追憶」始めます。

※今回、いつも以上に何を伝えたいのか分からない上に、独断や偏見等が溢れます。
　　異論、反論等はめちゃくちゃ欲しいので、いっぱいちょうだい！

　　エヴァを知らない人は
　　「何かにドハマリして20年以上囚われ続けた人間が、そのコンテンツの終わりを見届けた時の姿のサンプル」として見て頂ければ

2021年3月8日、月曜日の朝8時に私は映画館に着きました。
この日はシン・エヴァンゲリオン劇場版が公開され、新世紀エヴァンゲリオンと言う作品に幕が降ろされる日だったからです。

8:30からの上映を観終わった後、私は茫然自失のまま海を見に行きました・・・そして


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:/: : : /: : : : ∧: : : : : :|　　＼ 　　　　　　　　　　　　　　　 ｲ 　 ,ｨi∨: : : : : | 　　　　　　　　見知った天井だ・・・
: : : :/: : : :.:/:_:∨: : : :.|⌒ヽ　::::::.......　　　　　　　∠つ ／　}　/:i/...∨: : : :/
: : :/: : : 〃「　 .∨: : :.|　　{ ＼.　　　 ≧s｡. 　 　 　 ／　 __ﾉ　ﾏﾑ　 |: : : /
: :/ : : 〃　乂　 .∨: :.|　 人　 ぃ ､　　 　／⌒￣　/ 　　） 　　.ﾏﾑ .|:.:.:/







次に気がついたのは夕方、雀卓を置いている部屋のソファでした。

お昼前に海を観に行った後の記憶は全く有りませんでした。
車を運転して帰った筈ですが、全く思い出せませんでした、腹具合からお昼ご飯も食べていない様でした。


何が有ったかも思い出せないまま、
胸の内には寂寥感や喪失感、終わったのだと言う安堵、
取り留めもなく溢れ出す26年の記憶の断片、その他の言葉に出来ないモノが渦巻いていました。

これが○○ロスと言う物なのでしょうか？

さて、そもそもヱヴァンゲリヲン新劇場版とは何だったのでしょうか？
一度は終わった筈の新世紀エヴァンゲリオン、それを何故、何の為に再び作ろうとしたのでしょうか？
ttps://dotup.org/uploda/dotup.org2623320.jpg



　　　??i|: : : : : (　　 〃℃.......／: : : : : : : : : : : : : : : :｀: .
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　　　　　＼: : : : : : :ーO/: : : /: ,: : : ,: ´: : : : }!: : : : : : : : : ＼
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　　　　　　　　　　　　?.: : : :, : /: : :/: /: ´:／ i|:､: :',: : :i!: : : : : : :.
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　　　　　　　　　　　  : : : :. :.｀∧ : : ＼:.　 　 　 　 　 ' "/: : ;:.ｉ|
　　　　　　　　　　　 .: : : :. :./:.∧: :込 ＼　　ｒ: : .、　　.: : :/:从　　　　　　  上に有るのは2006年九月に、
　　　　　　　　　　 /: :/: : /: /:.∧: : :.〕ト　　ゝ‐ ' 　 ｲ: ::/:,　　　　　　　　 庵野秀明総監督から出された所信表明です。
　　　　　　　　　　/: :/: :r‐ ､: 人 .＼:. :.＿ ＞　 イ: :/: ,: /　　　　　　　　　 「我々は再び、何を作ろうとしているのか？」
　　　　　　　　　 /: ,　´￣｀ ､ 廴＜｀'＼:.__{77ﾌ:.///: ｲ:/
.　　 　 　 　 　 /: /　　 　 　 ＼＼ー＜}__､_人:.:人___.:,
　　　　　　　  /: / 　 　 　 　 　 ＼＼__　　　　 　｀＞_　　　　　　　　　　　 この翌年から新劇場版は完結迄の、
　　　　　　  .:.斗---　 、　 　 　 }　ト　{__　　　/ﾍ __｀ ､ヽ　　　　　　　　　 約14年の旅路を歩み始めました。
　　　　　 ／} 　 　 　 　 ＼/　 　:　 .....＞...:::´￣::℃　Y´￣::::｀ヽ
　　　  ／:.:/_____　　　 　 ハ ヽ　,　 く:::::::::::::::r＜乂...ノ⌒ヽ:::::::/.｀..、
.　　／: : :/　　　　｀　、　／　 ／ /.....＼:::::::::::::::::::八〉人:::::::::::ハ.......
. ／:. :. :./　　　　　 　 〉ヘ　´　. ｲ...............Y:::::::::::ｲ.......(O)＼::::::::}i､....,
: : :. :. :./　　　　　　／/:. :.ゝ＜.叭.............八:::／:八........ｉ　 }!.....ー'i:i＼
: :. :. :./　　　 　 .／:.:/: : : :.∧...........、................i:i:i:i:i∧... ｌ　 }!........ト :i:i/〉
: .:. :./　　　 　 , :. :.:/: : :. :./:∧...........〕iト......... |:i:i:i:i:ｉ∧....(O).........＼／



曰く、
「この12年間エヴァより新しいアニメはありませんでした」

「本来アニメーションを支えるファン層であるべき中高生のアニメ離れが加速していく中、彼らに向けた作品が必要だと感じます」

「我々の仕事はサービス業でもあります(中略)誰もが楽しめるエンターテイメント映像を目指します」

この様に述べて新世紀エヴァンゲリオンと言う作品は、ヱヴァンゲリヲン新劇場版として再起動したのです。

新劇場版は主題歌の歌手として宇多田ヒカルさんが参加しています。
私は新劇場版で聴くまで、宇多田ヒカルさんの曲を聴いた事が無く、名前は聞いた事あるなぁと言う感じでした。

新劇場版:序のラストで歌声を聴いた時、碇シンジのイメージに合うなぁと思ったのを思い出します。



※One Last Kissを初めて聴いた時に脳裏に真っ先に浮かんだイメージ
　　　 _　 .、　　 ､　　　　　　　　　　　　　　　　　 、
　　 ./　 .､ ｀'､　　!　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ! /　 ! L !
　　　　　　　/　 .ﾉ　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |'　 /　 ./
　　　 ／　 i'　　､　　　　　　　　 　 　 　 　 　 _, -∧ 'ヽ /´
　　.,ノ´　　ｺ　 .<‐‐ニ-- ､_ｯ 　　　　　, _,二‐''￣ .∨ .　l
　　　　 ／　 ＼ |─　ー-､　　｀'┐　／ -　￣＼、　ヽ .｀
　　　／　.／ﾞ/./ 弋辷ﾌ＼ ﾌ　　　　 l　'ﾞ､二シ┬｀　 l‐
　　 / 　 　　| .|ヽ二‐' ´　ノ　　　　　 !`'　｀ ￣゛　　　!
　 ´ ／　　 / / 　　　　 / 　　　　ヽ_,人　 　 　 　 　 !〃ヽ
　　  !　　　ヽ !　　　　　　　　　　 　 !　 ヽ　　　　　 亅,!'ｉ ヽ
　　ヽ|　　　　l .!　　　　　　　　 ､i'´ .| .レ'　　　　　　 |'´ |　!
　 ､　「-､　　　'‐'l、　　　　　　　 ＼ !‐'　　　　　　l、.|　 | /
　　ヽ 　　＼　　　.!　　　　 　 　 　 　 　 -､　　　 .!　|　/ l
＼　!　ヽ　　＼、　　　　　　　　　　 　ー- ､ゝ 　 　_ | ´ /　　シャブ　シャブ
　＼_‐' ´　　　 .ﾄ、　　　　　 , 　_, --‐' . 二￣ ､ /| .Y´　　　　　チュバ　チュバ　　　　　　　 私だけのモナリザ～♪
＼　　 ｀‐､　　　 ヽ　　　 ｒ　' ,ｨ´　　 : ヽ、　`'く　| ｀''＼　　　　　　ペロン　ペロン　ペロン
　 ｀'-y-､_ゝ、　　 　　　　　 ､　 ｀ｰ、　　 ＼　　｀ ｰ ､￣' ､_
　　　　ヽ　 |　　　 ＼　　　　 / ￣' lL_　　　 ` ､　　 '､ ヽ　 ヽ
　　　　　|　 ヽ　　　　　　　　＼ ／+ ／　　　　 　　　　　 `　 ヽ
　　　　 , |　　ヽ､　　　　　　／''=| ./　 ｀＼　　_,, - ヽ　　　　　　､
　　　　/　＼　　 ｀'ｰ-､_　 ヽ　　　`　　-､ ￣ .ヽ_-イ-‐' 'ｉ　　　 ヽ
　　　 .|　　　＼　　　　　｀'｀丶､　 , ‐'´　 .／ヽ　　　 　／" .,!　　 ヽ
　　／ !　　　　＼　　　　　　　‐~ｰ　　／　　　 ､ 　｀　　 .／　　　　/
／　　 ヽ　　　　　＼　'､　 ／　　 ／　　　　／　　 : _, ‐'゛　　　　 /｀ゝ､
　　　　 ヽ　　　　　　ヽ ,ﾌ　 　／　　　 _,／-　　　／ _ ._, 　　　 ./、　　　｀ｰ-. ､
　　　　　.!　　　　　　/　　　　　　　 ／　　　　 ／ ￣　`　_lヽ、 .|　!
　　　　　 ヽ　　　　 / 　 /　　　 丶　　 _,-　.'／　　, r‐''´:;:;:;:;; ;; |　.!
　　　　　　 ヽ　　／　　　　　　/　　　　　　　 ゝ-‐' ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/　.l


宇多田ヒカルさんは「序」「破」「Q」「シン」の新劇場版四部作全てで主題歌を担当しました。
個人的にはこの人選は当たりだったと思います！
まあ、それ以外の宇多田ヒカルさんの曲知らないんですけどね(小声)

先日、幼稚園児、小学校低学年の児童を車に乗せた時にOne Last Kissを流していたら、
「エヴァの曲だ～！」「ざーんーこーくーなーってヤツ流してー！」と言う反応がありました。

エヴァと言う作品は下の世代にも、一定の知名度を保っているようです、これからも受け継がれて行くのかもしれません。

2007年9月1日 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序　公開。

美麗な作画で再び始まった碇シンジの物語。
旧作をトレースしながら、後半のリファインされたヤシマ作戦とラミエル(新劇場版では第6の使徒)は
旧作ファンに途轍も無い衝撃と喜びを与え、次の「破」への期待は天元を突破する勢いでした。


.　　 　　＿＿__ 　 ＼　 ＼
.　　／　 /　　　＼ 　 ＼　|
　 / ｜　{　　　　　＼,..斗┴:ミ
　　　　 八　　　　　/:::::::::::::::::::::ヽ　　 ＿＿
.　| 　 ＼　＼ 　 　 {:::::::::::::＞　''´￣ 　 　 　 ｀`～､、
､　、　　 　 ｰ―γ⌒ヽ／　　　　　　　　　　　　 　　`丶、
. ＼＿＿＿＿彡〉,,__ノ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　  ／　 ｒ'　＼　-/　　 /　　　　　　　　　　　　　 `、
　　　  --==彡 　 /　　　 ｀7　 　 　 　 　 |　　|　　　 ｜　 |　　　　　 次回予告に映し出された弐号機とアスカに大興奮しましたねぇ
　　　　　　／　　 ' 、　ヽ＼|　　　l　 |　　 |　　|　　　　|　　|　　|　　　 私はキャラクターではアスカが、機体では弐号機が一番好きです。
　　　　 ／　　 　 |　＼　　｜　　 |　 |: 　/|　 ∧　 　　|　　|　　|　　　 エヴァの「格好良さ」を担当しているコンビだと思いますからね！
.　　_／ 　 　__　八　　　ミ｜ 　 ｜　| 斗┼-ﾞ　 ,　 　∧⌒|　　|
　 ｀¨¨¨¨￣　 /／|＼ 　　 |　　　l　/|:/　 |/　　 ｉ　 / 　', ∧　 |　　　 そして、私がエヴァの楽曲で一番好きなのは、次回予告の曲です。
.　　 　 　 　 ／　 |　 |＼/ |　　　|:/ 斗=≠ミ　　|: / x=ミ 　|　 |
　　　　　　　　　  |　 |　 {　|　　　|' ヽ{　んj l　　 |/ 　|::j|ﾉ /|　 |　　　 この曲はいつだって、私の胸を高鳴らせ、未来への期待を掻き立て
.　　　　　　 　 　 |　 |　八｜　　 |　　　乂_ｿ　　　 　 ﾋｿ　ﾞ　　 |　　　 全ての陰を吹き飛ばし、元気の少ない状態を癒してくれたものです。
　　　　　　　　　　　 ｌ/ 　 `!　 　 |　　　　　 　 　 　 　 　 {　 　 |　　　 知らぬ間にガン等の病気も治してくれていたかもしれません。
　　　　　　　　 /　 /　 　 :|　　　|　　　　　　　　　　′　ﾊ　　 |
　　　　　　　　/　 /　　　　|　 　 ﾄ､　　 　 　 ｰ-　‐ 　 ｲ|　 　 |　　　 旧劇場版から10年の時を経て、またこの曲でわくわく出来る時が来た
　　　　　　　 /　 /　　 　 __|　 　 |　　 .　　　　　 　 ／:|｜
. 　 　 　 　 /　 / 　　 　 {:∧ 　　| 　 ____＞　.,_, ィ　 　|｜　 ,′　　　それが本当に嬉しくて、ギャンブルに明け暮れながら、
　　　　　  /　 /　　 　 　 〉:∧　　|￣∨ /|__,ﾑ､}＿　　l｜　/　　　　  この頃の私は、
. 　 　 　 /　┌―ーく￣＞ミ∧　 |　　〈Γ　　}ﾉ　 厂￣l　/　　　　　 自分は世界一の幸せ者ではないかと胸を躍らせていました
　　　　 / 　 ／＼　　＼／　`∧　トミ .」＿／ヽ＾7 　 　|∧
. 　 　 /　／ 　 　 `　、　｀⌒ヽ厶 |＿　　{　　 _,厶へ,　/　l
　　  /　/　　　　　　　＼　 　 |　 ＼　￣γ⌒ヽ　　　',〈　｜
. 　 /　/ 　 　 　 　 　 　 |　　｜ 　 　 　 人___ノ　　　 l　'、|
　 / ／　　 　 　 　 　 　 | 　 八　　　　　 イ', V＼＿_｣___| ﾄ
/￣`　、　 　 　 　 , -‐　L 斗‐ ＼_　イ/　|:∧∨＼　＼::∨|
　　　　 ＼　　　 ／　　 　 /:::::::::::::::::::::/　 i|/:∧∨:/＼_」::::＼
￣＼　　　＼,. 〈　　 　 ／::::::::::::::::::::::: ヽ／:::/:∧∨:/:::::::::::::::::`、
　　　＼　 　 ｝ ﾊ　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:∧∨:::::::::::::::::::: `、
　　　　 ヽ_／ ∧｀¨´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |::::::::::::::::::::::::::::',


リメイクではなくリビルド。
「次第に壊れていく碇シンジの物語」と言う予告のフレーズに期待と希望が湧いて来て、徹マン等も楽々こなしました。

「もう一度、乗ってみます」
シンジのこの台詞は、旧作を見届け、やがてエヴァから距離を置いた我々オールドファンが、
再びこの物語を見届けようと、この時噛み締めた言葉でもあったのではないでしょうか？

私の周りには旧作を観ていない人が居なかったので、新劇場版で初めてエヴァを観た人の感想等も聞いてみたいものです！

2009年6月27日 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破　公開

新劇場版の最高傑作だと思います。旧作を良く知る者ほど衝撃は大きかったでしょう。
それなりの数の映像作品や映画を観て来たと思いますが、私は初回鑑賞時にこれ程の衝撃を受けた作品は他に在りません。

TYPE-MOONの奈須きのこ氏は、破の公開日の日記にこう記しています。
「色々たてこんでいるのに、吐き出しておかないと死にそうなので一言だけ。
　エヴァ破が凄すぎて生きているのが辛い。ありがとう、ありがとう」

私も心の底からそう思いました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／/////≧､　　い,＼　　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ =イ――ｰ-=-/ )ーｲ.::.::.::}　　　}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　,　 ´　　　 　 　 　 　 　 ｀乂ﾘ::.::.:/　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　､　　 ヾＶ　　 厶_ ｨ'
　　　　　　　　　　　　　　  ／ 　 　 　 　 ,　　　 l　　　　　＼, ハヾ二＝ ＜
　　　　　　　　　　　　　  / 　　　　　　 ,ｲ　　　 .ﾄ、､　　　 　 ＼｝iﾍ　＼_´
　　　　　　　　　　　　  /　.{　　　,|　 ./ ∨　　　} ﾍヾ､　　、　　＼ﾍ 　 　 ￣￣　 ｱ′
　　　　　　　　　　　　　　  i　　 ,' i　√　 、 ﾄ､　i!　刈__ﾐ＼≧-＿　ニ=-　　　 イ
　　　　　　　　　　　  ｜　 |　　i　,{ .{示､　Ⅵ ＼!((´　｀,)｝Ⅵ≧ｰ|　 |=-―　´
　　　　　　　　　　　　 { 　 i! 　 l {{Ⅵ　,}}　　　　 `　 ￣　　∨　　}Ⅵー｀=‐
　　　　　　　　　　　　 Ⅵ |＼ﾄ,|　｀ﾞ¨¨´ 　　 ＿＿､　 　 　 }　　 | ﾉ{`ヾ　　　　　 フゥゥゥー！↑アアアァァァ！助けてマインドアサシン！
　　　　　　　　　　　　　 Ⅵ 　 ヾ､　　　 |´￣　　　 i!　　　　 i!　　|!　|
　　　　　　　　　　　　　　∨i.｜　　　　 |　　　　 　 i!　　　　 |　　.i!　|　　　　　　　 私の記憶を消してくれ！
　　　　　　　　　　　　　　 ∨ |　　 　　 | 　 ,.:－==､!　　　　 i!　　i　　　　　　　　 記憶を消してもう一度、初見の衝撃を味わわせてくれ！
　　　　　　　　　　　　　　　  Ⅵ、　 　　 {／.:::::::::::::::::|　　　 .:::|　 ,ﾍ　%
　　　　　　　　　　　　　　　　  ､ ＼　　　|::::::::::::::::::::::::i　_ イ:::::| ./.　∨.%
　　　　　　　　　　　　　　　　　 Ⅵ　≧ ._!::::::::::::::::::::::_}ミｿ7;≧|/=7ﾐ､∨ %
　　　　　　　　　　　　　　　　　 Ⅵ .Vｿ〈`ー――≦ /-､ヽ　　〃/＾ ､∨ %
　　　　　　　　　　　　　　　　 ､ー＜´ f⌒＜　　 ＞　ヽ／ 　 ///　　 i ∨ %
　　　　　　　　　　　　　　　　 ｆ｀ ＜ 7 ｀ヾ: : : : : : : ＞´＜￣}丶ヽ　　 l　∨ %
　　　　　　　　　　　　　　　　 { 　 //f　￣￣ヾ' ⌒ Vi´　 　 i!rf'´　　　|＞.7、%
　　　　　　　　　　　　　　　　 V　ー7､　　　 {{　 ｒｃ)}　　 　 t　〉-― ´　/　∨ %
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,廴_斗 V.　 　_＞-＜　､　　　ﾍ　〉=- 彡'》,
　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ、　　　｀fー ´　| | |　　 ＼　ー'ﾆ|￣　 　 {　 　∨　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　  }三ﾆイ | | 　 _ﾉ | }__＿,} }三三ﾆ!　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　〈 　　,|ﾆヾﾆー'ｨiｷ`'ｰ=-ソ三三ﾆ}　　　　 |!　 　　＼　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼　.{三三三三〔　,ニ三三三//iヽ.　　 小 　 　 　 ＼　 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }　 ＼三三三ﾆ∨三三三三/　V 　 　 { !　　　　　　＼　 　＼


庵野監督が所信表明で言った「誰もが楽しめるエンターテイメント映像を目指します」
その言葉はこの作品で結実し、完成を見た・・・二十回を超える映画館での視聴を経て、私はそう思いました。

エヴァファン達のテンションは、この「破」公開から止まるところを知らずして、宇宙が一巡する勢いで上昇。
そして三年後、2012年7月1日21:00、新宿バルト9。
ビル壁面に次作「Q」の予告と公開日が映し出された時、そのテンションは頂点を極めたのではないでしょうか？

※当時の様子と熱気が感じられるバルト9参考動画
ttps://m.youtube.com/watch?v=B7ZIGJRvnEU

2012年11月17日 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 公開。

小雨降る秋の日に、朝一の回に「連れてけ」と言って来た妹と共に、観に行った事を覚えています。

「なにがQだよ！」をはじめ、色々言われる本作。確かに公開当時は序と破の流れから、かなり困惑しました。


　　　　　　　　 　 　 . : ´: :￣￣: : ｀: .、
　　　　　　　　　 ／: : :´￣￣｀: : : : : ﾊ　　 　　___＿____
　　　　　　 　 ／: : : : : : : : : : : : : ヽ:,: : :´: : : : : : : : : : : : : : :｀: .､
　　　　　　　/: ／´￣　｀ヽ: : : : : ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼
　　　　　　 .: /: :{　　 ...::::::::::::::..,. : : : :. :, : : : : : /: : : : :. :. :.}!: : : : :. :.ヽ
　　　　　　 i i{: 八　〃℃........ /: : /: : /: : : : : ｲ: : : : : : : : :}! : : : : : : ハ　　　　  今回、この投稿を作るにあたって、
　　　　　　 : i : : : : :i{...............〈: : / : : ′: :／: :|: : : : : : : :ﾊ;:.: :.ｉ| : : : : : :.　　　　 また新劇場版を通して全て視聴。
.　　　　　 八: : : : : 人............/:ヽ′: :i{::.:./　 .:八: : : : : : : :.Ⅳ:.八 : : : : : :.
.　　　　　　　＼: : : : :. :.〃.〈: : ; : :. :.i{: /　´/￣｀: : : :. :. :.ｉ|´V:￣｀ : : : : :.　　　 当時は何とも思わなかったホモピアノのシーン、
　　　 　 　　 　 ｀　.,,:_:_:乂..′i{: : : : i{/　　　　　ﾉ' ＼: : : ｉ|　‘,: :.　＼: : : :.　　　 今見ると、少しドキドキしました。
　　　 (____＿__,,..｡ｓ≦: : :叭: :.i{: : : : :　　 .ィ斧ミ　　　＼:八ィf斧㍉ u＼ : :.
　　　　　￣ ＞: : : : : : : : :∧:.‘, : : : :.　く ´ う)'ﾊ　　u. 　ヽ: う)'ﾊ　》　;: :＼:.　　 腐の方々はこんな気持ちだったのかなぁ、と
　　　 ..｡s≦ : : : : : : :. :. :/: :.＼:,:. : : :. 　 ヽ乂zﾂ　 　 　 　 乂zﾂ　 　.: :.:.:.ｉ＼　 少しシンクロした気持ちになりましたね。
-=≦: : : : : : __:jI斗: :／/ : : : /´.: : :八　　　 ー　　　 　 {::　 ー　　 / : :. :.|
　　 　-=≦: : :＞　´ 　.: : : :.八 ∧ : : :.＼ www　　　　　｀　　www,′: : : :!
　　　　　　　　　　　　/: : : /:. :.ヽゝ.: :. :.　uト　　　　　　　　　　 　 .: : :}!: : :　　　 何だかんだあるけど、アバンの戦闘や、
　　　　　 　 　 　 　 /: : : /: : : : : :∧: : :.　　　　ｒ: : : . _____,　　　u从: :}!: : ;　　　 最後の戦闘とそのBGM、ピアノシーン、
　　　　 　 　 　 　 ./: : : /:. :. .:.r‐/ .‘,: : :＼　　.乂: : : : :)ノ　 　 ｲ : : : ; : /　　　 カヲル君が自分でチョーカーを着けた時の
　　　　　 　 　 　 /: : : ; : : : : 八..＼　. :. :.　　　　　　　　 　 . : : :i }!:. /:.:/　　　  「あっ・・・(察し)」感など
　　　　 　 　 　 ./: : ／: : :／｀ヽ＼...｀‘,:.: :.　　 个ト　 　 イ:. :. : :l }!:/:.:/　　　　  好きな所も多いですし、ワクワクもしました。
　　　　　 　 　 /:.／: : :／ﾆﾆ..斗- ､､...‘::.∧ーｧ /..＼: : :.i!:. : : : :ﾉｲ: /
　　　　　　　 .:／: : :／＞ '´　　　　 ヽ .i.＼ﾍ./＼......ハ:.:.:i!:. : : : ;　:./　　　　　　いや、シンジに状況説明してやれよ。
　　　　　　 ／: : :／／　　 　 　 　 　 ‘,}..... ＼...........ー'、:.i!:. : : / .ﾉ'
...　　　　／: : : :/=/ 　 　 　 　 　 　 　 :ヽ.ノ................./ヽ＼:.:.:.:/



「序」「破」の流れと「誰もが楽しめるエンターテイメント映像を目指します」と言う庵野監督の言葉。
それがあった為、私は少し違和感を覚えながらも、

Qのエンディングで流れた主題歌「桜流し」の「どんなに怖くたって目を逸らさないよ。全ての終わりに愛があるなら」
このフレーズを護符として、当初は2013年に公開予定となっていた、
完結編である「シン・エヴァンゲリオン劇場版」を楽しみに待ちました。

新劇場版はどの作品も、当初の公開予定より延期されて公開されていますが、
旧作からのファンで、当初の公開予定を信じていた者など、この地上に一人も居ないのではないでしょうか？


コレを予告や特報と称して許されるのはエヴァぐらいでは？当時そう思った特報。
但し、本編視聴後は何となく分かるような気がします。
ttps://m.youtube.com/watch?v=9YFhfeYpsBI

　 ∧＿∧
　( ´･ω･)
　 (∩∩) 音沙汰無いけど、いつになったらシンエヴァやるんだよ



　　　　　　　　　　  . : :‐‐: : .
　　　　　　　　　 /: : : : : : : : :ヽ
　　　　　　　　　.: : :. :./⌒ヽ: : :}!　 　 　 ノ) ノ:)
　　　　　　　　　: : : :八　(℃＞: ´: :￣: :｀: ＜
　　　　　　　　 人: : : : :(ﾟ／: : : : : : : : : : : : : : : .、
　　　　　　　　　　　ー,: : ／: : : : : : : : : : : : : : : : :.
　　　　　　　　　　　  /: :, : : /: : /i: : : : :ﾊ: :ヽ: : : ',:.
.　　　　　　 　 　 　 .′: : : : : : ＼ : : : : :i!:／: : : : : :.　　　　 なあに、私はシンジが自分の意思で戦うその日を、
　　　　　　　　　　 ｉ{ : i!: : :i{:.:/ 八:.､: : イ: : : :.',: : :}:i　　　　 あの旧劇から破まで12年待ったんだ。
　　　　　　　　　　 八:.:i!: : :.ｨﾁう㍉＼.:. :.ｨﾁうヽ: : :}:|
　　　　　　　　　　  ハゝ:.:.:圦Ｖ)ツ　　)从ﾋ)ツﾉ: : ;从　　　  序と破を観た時、
　　　　　　　　　　　　 :.∧:八"""　　　　　"""ハ:/:　　　　　自分の中で止まっていた時計の針が動くのを感じた
　　　　　　　　　　　　 }! : ＼:ゝ... 　｀ 　 ´　 ィ: :ﾉ':ｉ{　　　　　だから今更ジタバタしない、ただ公開の時を待つよ。
　　　　　　　　　　　　 ; : : : :.＼: (}≧==≦:.:.:|: : : : :
　　　　　　　　　　　  .: : :. :.Y⌒Y＞水＜⌒Ｙ: : : : :.　　　　  心配なのは声優さんの健康状態が変化して、
　　　　　　　　　　　 /: : : :/く´￣})::::(ﾟ):::(ﾊ ７: : : :. :.　　　　 キャスト変更とかになる可能性くらいさ。
　　　　　　　　　　 /: : : :/: :∧´人_/´V乃７八: : : ∧
　　　　　　　　　 /: : : :/: :/:.∧__,,.　＜..,__j: : : ＼/:.∧　　　正直、他の誰が交代しても我慢はするけど、
　　　　　　　　　/: : : :/: :/: : : 人........}0{....‘, : : : : ＼ : :.　　 碇シンジだけは緒方恵美さんじゃないとダメだと思う。
　　　　　　　　 /: : : :/: :/: : :_〈＼.......ｲ人...∧＼: : : :.＼::.
.　 　 　 　 　 /: : : :ｲ: : : .: ゝу ､__／}＞ イｧﾌ:ﾊ: : : :.ハ:.　 私にとっては碇シンジが緒方恵美さんじゃなくなったら、
　　　　　　  /:.:.イ:从:.:.圦: i{: :Y＜7__Tフ＜イヽ: ;｀　､: :}i＼ それはもうエヴァじゃないんだ。
　　　　　  八:(　　　 )ノ　):人:.}~´从ﾙ从~~{ﾉ' ﾉ '　　 ):ノ
　　　　　　　　　　　　　　　  〈 V 〉　　 〈ヽ'ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　  辷j　　　　V八
　　　　　　　　　　　　　　　　 辷]　　　　 V__〉



　　　(~)
　γ´⌒｀ヽ
　 {i:i:i:i:i:i:i:i:}
　（　´・ω・）
　 （　　　　）　 お前、エヴァの話題になると早口になるよな
　　 し─Ｊ



こんな感じの会話を友人としつつ、Q公開から待つこと八年余。
途中、「シンゴジラ作るわ」とか言い出した時は、「早くエヴァの続き作れよ」と思いましたが、シンゴジラも面白かったので待ちました。

「碇シンジが緒方恵美さんでなくなったら、それは私にとってエヴァではない」
これは私がずっと思って来ていた事で、その会話をシン・エヴァンゲリオン公開前日にも友人としています。

2021年3月8日 シン・エヴァンゲリオン劇場版　公開

以下はこの作品を観た私の個人的な感想になります。


　　　　　　　　　　　　　　 |　／⌒＼　/　 |　　|
　　　　　　　　　　　　　　 ∨:::::::::::::::∨　ノ 　 ﾉ
　　　　　　　　　　　　　 (＞　''¨¨''　＜)＿_／
　　　　　　　　　　　 ／　　 /　　　　　 ＼ミ＿ノ＿＿＿,
　　　　　　　　　　 /　/　 /　　　 　 　 　 ヽ　＿______／
　　　　　　　　　　/　/ 　 　 　　 l　|　　　　 ',＿＿／＿,
　　　　　　　　　　　  |: |　|　|　　 l　| 　　 V　|＿______／　 観終わって、抱いた感覚は「少し残念で・・・無念」でした。
　　　　　　　　　 |　　|/| ∧∧　 　∧　｜ ∨|
　　　　　　　　　 |　　|: | ¨''ト　、　l '´＼ﾄ､　',|　　　　　　  新劇場版をスタートさせる時の所信表明
　　　　　　　　　 |　　l ｒ笊㍉ 　＼lx笊㍉ |＼ヽ　　　　　　 「誰もが楽しめるエンターテイメント映像」をこの作品は実現出来たでしょうか？
　　　　　　　　　 |　　|、 Vリ　　　　Vリ　｜　l＼　　　　　 それに期待して長い旅路を共にしたファンに、それを提供出来たでしょうか？
　　　　　　　　　 |　　ト　　　　 ，　　　　/」　/
　　　　　　　　　 |　　|公､　　 _ _　 　 .ｲ　| /|　　　　　　　 「エヴァより新しい作品は無かった」
　　　　　　　　  八　｜ ｒ:个　　 　 .イヽ　l/ :|　　　　　　　そう言って再び作り始めた作品の完結編は、新しいものだったでしょうか？
　　　　　　　　　 | ＼｛ ヽ:＼__｀´__／:/　/　｜
　　　　　　　　　 |　__,＼/≧=====≦ヽ,____　|　　　　　　  エヴァと言う作品は、
　　　　　　　 ｒ‐┴‐ヽ／: : :ア: 7~ ＼: :／―┴‐ ｧ　　　　 圧倒的な格好良さとスケールを感じさせるアクションも大きな魅力です。
.　 　 　 　 　 /＼＼＼＿∠　/＿＿∨ 　 ／／ヽ　　　　 私はシンエヴァにそれは無かったと思います。
　　　　　　　 | 　 |:::|___{￣｀`Y⌒Y´￣`7__|:::|
　　　　　　　 l 　└‐ｧｰ} 　 ,人__人＿__{ ―┘　　|　　　　 ここまで長く続いた作品を終わらせる、それは大切な事です。
　　　　　　　｜　ヽ/::::::::￣:/　| |　ヽ::::::::::::::∨　　|　　　　 ですが、「この作品を終わらせる」事だけを優先させた様に見えました。
　　　　　　　 ／¨７ :::::::::::: ｛／| |＼/::::::::::::::::トミ /
　　　　　　　∧ 斗::::::::::::::::::::::::| |::::::::::::::::::::::::|_　 /　　　　 「もうエヴァから卒業しろよ」と言う御題目を唱えたかった？
　　　　　　 / ∧八 :::::::::::::::::::: | |::::::::::::::::::::::/-ﾐ∧　　　　 誰よりもエヴァを卒業したかったのは庵野監督だった気がするわ。
.　　　　　 /　　∧ `、::::::::::::::::::| | :::::::::::::::: /　∧　',
　　　　　/　　 　 }　 ＼＼:: ヽ | |/::::::::::::ｨ'ﾞ　/　 　 i　　　 ・・・これで良かったんでしょうか？
　　　　　　　　　　　　  `、:::::::::| |::::／:::/　　{　　｜|
.　　　　 |　　　　 |　　　　'::::::::::| |::::::::::/　　 　　　　|
.　　　　 |　　| 　八　　　　ｉ::::::::| | :::: /　　　,′　｜|
.　　　　 |　 ｜　　　　　　 |:::::: | |::::::′ 　 ∧　　｜|
.　　　　 |　　　　　∧　　　| :::: | |::: |　 　 /::::',　　　|


新劇場版を作り始めた時と、シンエヴァを作った時の庵野監督の想いや構想は同じなのか？
私はおそらく違うのではないか、と思います。

シン・エヴァンゲリオンのパンフレットには
「我々は三度、何を作ろうとしていたのか？」と言う所信表明の様な物が最初のページに載っています。
その内容と、一度は変えたヱヴァンゲリヲンと言うタイトルがエヴァンゲリオンに戻っている事。

新たに誰もが楽しめるエンターテイメントを目指した、最初の方向性とは、やはり変わっているのでは？

シンエヴァの興行収入は100億円を突破していますから、無論この作品を支持する方も多いでしょう。
しかし、破の路線を求めるファンも多かったはずです、破のBD.DVDは出荷枚数が百万枚を超え、シリーズ1の売上なのですから。

奈須きのこ氏は「序」公開の翌日、エヴァンゲリオンへの滾る想いを日記に記しました。
その中で「不死鳥は灰になってなお蘇った」と新世紀エヴァンゲリオンとヱヴァンゲリヲン新劇場版:序へ述べています。

それを踏まえて、シンエヴァを観た時の私の想いは「不死鳥は灰になってなお蘇り、何処へともなく飛び去った」でしょうか？
奈須きのこ氏の序と破の感想は、旧作にどっぷり浸かった私の様な者ならば完全にシンクロ出来ると思います。
そう言う人間の想いが良く分かる物になっておりますので、興味のある方は御一読下さい。
ttp://www.typemoon.org/bbb/diary/log/200709.html


※鑑賞中の私

: : : : :＼: : : : : : : : : :.∨
: : : :.:/　＼: : : : : : : : :}
: : : : |　　 _}_:_:_:_: : : :/　　＿＿＿　　　　　　　　　　　　　 第3村ね、おお、トウジとケンスケ生きてたかー
: : : :∧ ./三三:ム__/..: : : : : : : : : : : : ~"''*､
: : : : :.:Ⅵ三三㌢´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼　　　　　　 いや、これアスカただの嫌な奴になっちゃってないか？
: : : : : :圦三㌢: : : : : : : : : : : : : : : :＼: : : : : : : ヽ
＼; : : :{⌒У: :./: : : : : : :.|: :.|!: : : : : ﾑ＼: : : : : :.‘,　　　　 自分で決めなかったから、助ける事も(以下略) それ旧劇場版の時もだったね
--‐=≦:ゝ′:.;′: : |: : : : |!: :|＼: : : : :ﾑ,.. -、:.＼:.:.:.　　　 12年越しの破で、自らの意志で綾波助けて、涙出たよ
: : : : : : ;′: :.:|: : : : |: : : :/,Ｌ --:.:':, : : : }　　 ＼: :＼ヽ
: : : : : : |: : ＼|: : : : |: : :.「　＼!.＼:.＼: : | ｼ芹ﾐ　T≧=‐　  アスカ、眼から何か引き抜いとる、ああ、やっぱアスカと弐号機格好良いわ
: : : : : : |＼: : |: : : : |: : :.|　,.zzzx　＼}＼} .んﾊ 〉 |: : :.!　　 ・・・こいつら、いつも酷え目に遭ってんな
一＝彡!: :.:＼!: : : :.圦: :|〃.んﾊ　　 　 　 乂:ｿ　 |: :.: !
　　　　′: ＼|: : : : |　`;| ` .Ｖ:ソ　　　　、　　 　 .ヽ: :.|　　 リツコさん、躊躇いの無いヘッドショット痺れるわぁ
　　　/: : : :.:.∧: : : ‘,　　　　　　　　　　　　　　　　 ‘,:|
　　./: : : :.:./:.∧: : : ‘,　　　　　　　　　　　　　 　。　从　  鈴原サクラさん、ヤベー奴だったわ、でもここの沢城みゆきの演技すき
　 /: : : :.:./: : :.∧: : : ‘,　　　○　　　　　　　　　　 ｲ:.:|
. /: : : : :/: : : : :.∧: :.:.:‘,　　　　　　 　 ）ノ^ 　　 ｲ: : :.|　　 ベタだけど、ミサトさんが髪下ろして以前の姿になった時、ちょっと泣いた
/: : : :.:/: : : : : /: :.＼:.:.:‘,　　　　o.　　　　　｡o个|: : :/
: : : :.:/: : : :.:.:/: : : :/ ＼:‘,￣　７　　‐=≦　　　　|: :/　　　 エヴァが次々出ては消えて行く演出、流石にクドいわ。
: :.:／: : : : :./: : : :/￣￣＼}ー┴---ｧ　　　　 　 |:/　　　  どうせなら旧劇場版のエヴァ量産機も入れといて。
／: : : : : : : : : :.:/　　　_,,..　-‐　'' "/　　 　 　 　 ´
: : : : : : : : : : :.:/ ＞''"　　　　　Y::/
: : : : : : : : : :.:/ /　　　　　　　　|/　　　　　　　　　　　　　  そう・・・碇シンジは緒方恵美さんじゃなくなったんですね・・・
: : : : : : : : :.:/| .|　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　 どうしても、何とかして、終わらせたかったんですね・・・
: : : : : : :.:／. |. |　　　　　　　　 |
: : : : : ／　　.| .|　　　　　　　　 |



「涙で救えるのは自分だけだ」
ただの個人的経験からですが、この台詞が最も受け入れ難いものだったかもしれません。
誰かを救う涙もあります、ただ誰かが自分の為に泣いてくれるだけで救われる人もいます。
まあ、涙の質にもよるでしょうけど。

旧劇場版で世界から他者の存在を拒んだ碇シンジ。
シンエヴァでは自分の思う様に世界を創り変えました・・・コレは成長と呼んで良いのでしょうか？

リツコ「我々は絶望のリセットではなく、希望のコンティニューを選びます」
この願いや、第3村で懸命に生きようとしていた人達の頑張り・・・無になったんでしょうか？

　 ∧＿∧
　( ´･ω･)　 うーん、サクラ・・・エヴァの女性キャラに地雷が一人増えてしまった。
　 (∩∩)　 最後、何か駅で走ってたね、なんじゃろな？



　　　　　　　　　　  . : :‐‐: : .
　　　　　　　　　 /: : : : : : : : :ヽ
　　　　　　　　　.: : :. :./⌒ヽ: : :}!　 　 　 ノ) ノ:)
　　　　　　　　　: : : :八　(℃＞: ´: :￣: :｀: ＜
　　　　　　　　 人: : : : :(ﾟ／: : : : : : : : : : : : : : : .、
　　　　　　　　　　　ー,: : ／: : : : : : : : : : : : : : : : :.
　　　　　　　　　　　  /: :, : : /: : /i: : : : :ﾊ: :ヽ: : : ',:.
.　　　　　　 　 　 　 .′: : : : : : ＼ : : : : :i!:／: : : : : :.
　　　　　　　　　　 ｉ{ : i!: : :i{:.:/ 八:.､: : イ: : : :.',: : :}:i
　　　　　　　　　　 八:.:i!: : :.ｨﾁう㍉＼.:. :.ｨﾁうヽ: : :}:|　　　　　 思い出せ、エヴァの女性キャラには元々地雷しかいなかっただろ。
　　　　　　　　　　  ハゝ:.:.:圦Ｖ)ツ　　)从ﾋ)ツﾉ: : ;从　　　　  地雷原に埋まってる地雷が一つ増えた所で、どうと言う事はない。
　　　　　　　　　　　　 :.∧:八"""　　　　　"""ハ:/:
　　　　　　　　　　　　 }! : ＼:ゝ... 　｀ 　 ´　 ィ: :ﾉ':ｉ{　　　　　　走ってたねぇ、後ろからサクラが迫って来てたのかもねぇ
　　　　　　　　　　　　 ; : : : :.＼: (}≧==≦:.:.:|: : : : :
　　　　　　　　　　　  .: : :. :.Y⌒Y＞水＜⌒Ｙ: : : : :.
　　　　　　　　　　　 /: : : :/く´￣})::::(ﾟ):::(ﾊ ７: : : :. :.　　　　　 それと一つ思ったのは、第3新東京市と言う舞台を失ったのは痛かった
　　　　　　　　　　 /: : : :/: :∧´人_/´V乃７八: : : ∧　　　　  集光ビルや兵装ビル、迎撃システムにジオフロント・・・
　　　　　　　　　 /: : : :/: :/:.∧__,,.　＜..,__j: : : ＼/:.∧　　　　あの都市は私にとって、エヴァに欠かせない大事なキャラクターだった
　　　　　　　　　/: : : :/: :/: : : 人........}0{....‘, : : : : ＼ : :.
　　　　　　　　 /: : : :/: :/: : :_〈＼.......ｲ人...∧＼: : : :.＼::.
.　 　 　 　 　 /: : : :ｲ: : : .: ゝу ､__／}＞ イｧﾌ:ﾊ: : : :.ハ:.
　　　　　　  /:.:.イ:从:.:.圦: i{: :Y＜7__Tフ＜イヽ: ;｀　､: :}i＼
　　　　　  八:(　　　 )ノ　):人:.}~´从ﾙ从~~{ﾉ' ﾉ '　　 ):ノ
　　　　　　　　　　　　　　　  〈 V 〉　　 〈ヽ'ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　  辷j　　　　V八
　　　　　　　　　　　　　　　　 辷]　　　　 V__〉



　　　(~)
　γ´⌒｀ヽ
　 {i:i:i:i:i:i:i:i:}
　（　´・ω・）
　 （　　　　）　 最後のアレ逃げてたのかよ、自走式地雷に追われて
　　 し─Ｊ


二度目は友人達と観に行きましたが、内容を熱く語ったりする事も無く「終われて良かったね」と言う言葉しか。

かつて、児童に関心の有る、とあるジャンプ連載漫画家が、単行本で旧劇場版を観た時の感想を書いています。
「作った人が作品もキャラクターも全く愛していない事が伝わってきて、少し不快」

当時の私には分かりませんでしたが、シンエヴァを観た今は少し分かる気がしました。

「思てたんと違う！」
ただその一言から来る、感情的なモノで私はこの作品を受け入れられないのではないか？
自分は今、冷静にこの作品と向き合えているだろうか？

そう自らに問い、落ち着いて向き合おうと、私はシンエヴァを観に四度劇場へ赴きました。




　　　　 ／　 /　l　　　 　 　 /　　　 / 　 / 　 |　 　 　 　 　 |　　│ 　 　 ｀､
.　　　 　 　 ｛　l 　 　 　 　 /　　　 /　　　　　:|: 　 　 　 　 /|　　│　　|　　｀
.　　　 　 ／,ﾊｌ　　　　　　/　　　 /　　 :|　 　 |　 　 　 　 //|　　│　　|　│ ;
.　　　 ／／/l　　　 　 　 　 　 ＼　　／|: 　 /|: 　 　 　 ///|　　│　　|　│ |
. 　 　 ／// l　　　 　 　 |　 　 /　><,　 |　 / :|　 　 　 /// :|　　／　　|　│ |  ううむ・・・いや、やっぱコレ駄目じゃない？
.　　　　//　l　　　 　 　 :|: 　 /／　　＼|: /　 |: 　 　 ///　 | ／　　　│ │ |
　　  ／´　 l　　 　 　 　 |　 /斤ﾃ＝=‐-ミ'ｰ-|-‐'ﾉ ///_..､イ／| 　 　 |　│ |  結局、世界創り直しちゃうなら、
　　　　　　 |　　 　 　 　 |: /八| {:｛::::(_　　　　|: 　 /／云==ミメ| ＼　 |　│ |  アスカをケンスケの元に送ったのとか、何の意味が？
　　　　　　 |　　 　 　 　 |//　　 乂^ソ　　 　 |　 /　　{｛::(_,　ﾉ八＼＼|　│ |
　　　　　　 |　　　　 　 　 ｌ　　　 　 ｀`'　　　　|／　 　 Vン　 　 /＼＼＼ |　|  色々、救済したっぽい空気出してるけど、
.　　　　　 /|　 　 　 ＼　　l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　 ＼＼ | /　誰か救われたのかコレ・・・カヲルぐらいか？
.　　　　／ :|　 　 　 　 ＼　l　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 / 　 　 　 / ノ'^
　　　　　　 |　　　　　　 | ＼l　　　　　　　　　　　　ノ 　 　 /　　　 　 /　　　　 この作品がエヴァの完結編として作られたのは分かる。
　　　　　  /ｌ　　　　　　 ｌ 　 `､　　 　 　 　 ＿＿ 　 　 　 /　　　 　 /　　　　　 でも、この作品「エヴァの完結編」と言う点以外で、
. 　 　 ＿/__ｌ　　　　　　 ｌ　　　＼　　　　　　　　　　　_ イ　　　 　 /　　　　　  脚本、演出、アクションなど褒める所あるだろうか？
. 　 　 (＿＿ｌ　　　　　　 l ＼　　　　　　 　 　 　 ,.　'´　 |　 　 　 /
　　　  ＼　　l　　　　　　 l 　 ＼/＼　 ｀''‐--‐''´)　　　│　　　/





メカデザイン、原画などを担当している、山下いくと氏はTwitterで語っています。

「徹底的に、いつまでも、互いの体が失われてもなお、永劫を、
　もはや世界がどうなったかも判然としない時空のかなたで、あくまで戦い続ける父子もシミュレーションした」

そのエンド案よりは、まあ、今の形の方が良かったような気もしないでもない？


私にとってエヴァとは、あの頃、心臓に刺さった棘の様なモノなのかもしれません。
それを引き抜く事なく、時を過ごした為、今や完全に癒着し、引き剥がそうとすれば自らの一部を失うでしょう。

色々文句言いたい事もあるけれど、それでも忘れる事が出来ない。
今の私はまるで、パートナーからDVを受けているのに別れられない人みたいになっている気がします。

最早ただの愚痴になっていますが、何かを過度に拗らせるとこうなるぞ！と言うサンプルとして役立てて頂ければ幸いです

エヴァンゲリオンと言う作品が好きかい？
そう問われれば、私はYESと答えるでしょう。

色々な想いが胸に渦巻きながら、今の私がエヴァンゲリオンと言う作品に言える言葉は
　　　　　　　　　　　　　　　　　 -
　　　　　　　　　　　　　　　 '　　 　 　｀ヽ ⌒　、
　　　　　　　　　　　　 ／　 ´　　 　 ,　　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　　　 '´,.　　　　　 　 '
　　　　　　　　　 __ ／　／　　　　 /　　 ,　　　　　丶
　　　　　　　　　　ｰ/ｨ　 ,'　　　 ／'　　 ﾊ､　　 .　ヽ ＼
　　　　　　　　　　 / i /; l　　／__ !　　/ ＿ヽ　l　 ゝ
　　　　　　　　　　　 ハ , ｨ' /‐ｔ::ｧヽ /　ィ::ｧ‐ヽ.!　}
　　　　　　　　　　　　 乂 ヽ　　　 '´ｉ　　　　'ノ ヽ
　　　　　　　　　　　　　　ｰ;ﾉ ヽ　　_　 ,　　' ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　  j/, ' i　 _　 ｲ､ ゝ  　　　　　　　　　　　　　ありがとう
　　　　　　　　　　　　　　 ハ　/ , !　　　 l＼
　　　　　　　　　　　.r ､,.-{　V　 .|　　　/ }.　ヽ  　　　　　　　　　　　　　君に会えて、嬉しかったよ
　　　　　　　　　　  ,.ヽ ＼ヽ　' __.!‐＿　-l　、 ヽ-　._
　　　　　　　　　 (｀ ｰ- `　｀ 　 ＼ヽ::::::::::j〈._　ー '" ､
　　　　　　　,.　'" ,＞　 　 _,..,　　.._｀ ｰj:/ ／　　　　　ヽ
.　　 　 　 ,.　　 `ｰ― '"　　./ 　 　 ￣V／　　　　　　 ;　､
　　　　  〈 　 　 /　　　 　 /　　　　　 /　　　　　　　 l/
　　　　　 ヽ、　.l!　　　　,ｲl　　　　　　l!　　　　　　　 ｌ　　　 `
　　　　　　　 ｀ヽ ｰ- .／"´　　　　　　l　　-－ 　 ￣!　　　 　 　 ＼
　　　　　　　　　｀ｰ "　 l ＼　　　　　 ; 　 | 　 　 　 l　　　　 　 ,.　- 〉
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エヴァンゲリオンは夏の物語です。
私はこれからも、夏の青空や蝉の声、空に聳える入道雲や夏の夕暮れ・・・
そう言った物を目にする度に、何度もこの作品を思い出すでしょう。

今、夏は終わりを告げました。
人の人生を四季に例える事もありますが・・・夏は終わりを告げたのです。

私はエヴァンゲリオンと言う作品の去り行く背中を見て、掲げた手を未だ振る事が出来ないでいます。
いつか、この手を振れる日が来るのか・・・私にはまだ分かりません。

ネットで庵野監督がインタビューにて
「語り残した14年の物語がある」「シンジや他のキャラクターに、いずれ再会する時が来るかもしれません」
そう語っていると言う記事を見ました・・・「夏への扉」が開かれる時が、また来るのかもしれませんね。
その時、その扉を私がくぐるのかは分かりませんが。

以上になります、お目汚し失礼致しました。

「拗らせたヤツのなれの果て」のサンプルとして見て頂ければ！

ではお付き合い頂きありがとうございました！