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やる夫でコピペ 第41話 ペアクライミング

目次

571 : 本棚のやる夫さん : 2009/05/24(日) 19:05:06 ID:xamPJ/Kw

若い頃クライミングをしていた時に、俺の先輩が最初に教えてくれた言葉が、
「ペアで登攀(とうはん)中に片方が転落した時は、上の者はできる限りの努力をしろ!ぶら下がっている者は
上の者を助けるつもりで自分のザイルを切れ!」というものだった。




            ____
           /     \
         /   \   /\  ,∩__
        /   ( ●)  (●)\ fつuu
         |          ´    | |   |
        \         ⌒   ,/._|   |
        /⌒ ヽ         i   丿
        /   /          | ̄ ̄´
        /   /          |


572 : 本棚のやる夫さん : 2009/05/24(日) 19:06:03 ID:xamPJ/Kw

そしてその先輩は2年後、俺とのクライミングで自分のザイルを切った・・・。



         ____
       /     \
     / _,ノ  ⌒ \
    /   (●)  (●)   \
   |       、 ´        |  (( ∩))
   \       ̄ ̄    /    ( ⌒)




   / ̄ ̄\
 /     ノ三\
 |    ( 〇)(〇)
. |   o゚ (__人__)
  |     |!il|!|!l|
.  |     |ェェェ|
.  ヽ        }
   ヽ     ノ  mm
   /    ̄ ̄ ̄ つノ
   |    | ̄ ̄ ̄
    |    |



登攀(とうはん):登山で、険しい岩壁などをよじ登ること。
ザイル:登山用語。登攀に用いられるロープ、細引き。

573本棚のやる夫さん2009/05/24(日) 19:06:24 ID:xamPJ/Kw

数年後、俺と後輩が岩壁に登っている最中に俺が転落・・・。
後輩はまだまだ臨機応変にできるほど経験を積んでいなかったので、
俺は「最期は笑って逝ったと嫁と子供に伝えてくれ」と言ってナイフに手をかけた。


         ____
       /   u \
      /u _ノ   ヽ_ \
    /   u (○)  (○) \
    | u     (__人__)    |
     \  u    `⌒´  /




   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \
 |    ( ⌒)(⌒)
. |     (__人__)
  |     ` ⌒´ノ
.  |         }
.  ヽ        }
   ヽ     ノ
   /    く
   |     \
    |    |ヽ、二⌒)━l二フ

574本棚のやる夫さん2009/05/24(日) 19:06:59 ID:xamPJ/Kw

その瞬間、見覚えのある手が俺のナイフを押さえた・・・。
そう、数年前に自分でザイルを切った先輩の手だった。何故かそう感じた。

そして次の瞬間、後輩がまだ教えてもいない方法で俺を助けた。
上を見た瞬間、後輩の側でザイルを握っているもう1つの手が見えた。




  `¨ - 、
      | `Tー―ーヽ、
      |  !      `ヽ
      r /      ヽ  ヽ
 、    /´ \     \ \_j
  ` ー     ⌒ー、ヽ ヽ__j´
              ゛'^´




                -─‐──‐-、
             /             \
            / ;              ヽ.
           l  U                l
           |      , 、     ;    |⌒´⌒`ヽ、
           !、  _ノ" "ヽ、__  ∪         \
            ヽ ((ー)  (ー) )::  /⌒゛`       l:
             /ヽ (_人__)__  ,ノ|     ,      |
             /   /`⌒ ´   |.    |    ,   !
            /    /     | `-,,,|"   |___,ノ   |
           /     /     |    |    |    ,l ー─- 、
        , --‐-ー、_ /      l     ,|    |   ,/ )   )
       く / / ァ- ,ノ       \ノ^ノ^/⌒ヽ.j\  /^ー-‐'
        `ー' ー´ ̄      (_(_イ_,イ、_,ィ'´__/ ̄

575本棚のやる夫さん2009/05/24(日) 19:07:25 ID:xamPJ/Kw

はっきり言って緊迫した状況だったので幻覚かもしれない。
そして火事場の馬鹿力を後輩が発揮したのかもしれない。でも俺がナイフを取り出そうとした瞬間に
押さえた手の感触は紛れも無く先輩だったと10数年経った今でも信じている。




        / ̄ ̄\
      /   _ノ  \
      |    ( ー)(ー)
     . |     (__人__)
       |     ` ⌒´ノ
     .l^l^ln        }
     .ヽ   L       }
       ゝ  ノ    ノ
     /   /     \
    /   /        \
  . /    /        -一'''''''ー-、.
  人__ノ       (⌒_(⌒)⌒)⌒))

576本棚のやる夫さん2009/05/24(日) 19:07:52 ID:xamPJ/Kw
元ネタ

32 名前:登山板より。[] 投稿日:02/02/04(月) 02:18
若い頃クライミングをしていた時に俺の先輩が最初に教えてくれた言葉が、
「ペアで登攀中に片方が転落した時は、上の者はできる限りの努力をしろ!ぶら下がっている者は
上の者を助けるつもりで自分のザイルを切れ!」と教えられた。
そしてその先輩は2年後俺とのクライミングで自分のザイルを切った・・・

数年後、俺と後輩が岩壁に登っている最中に俺が転落・・・
後輩はまだまだ臨機応変にできるほど経験を積んでいなかったので
俺が「最期は笑って逝ったと嫁と子供に伝えてくれ」と言ってナイフに手をかけた瞬間、
見覚えのある手が私のナイフを押さえた・・・そう、数年前に自分でザイルを切った先輩の手だった。
何故かそう感じた。そして次の瞬間後輩がまだ教えてもいない方法で私を助けた。
上を見た瞬間、後輩の側でザイルを握っているもう1つの手が見えた。

はっきり言って緊迫した状況だったので幻覚かもしれない。
そして火事場の馬鹿力を後輩が発揮したのかもしれない。でも俺がナイフを取り出そうとした瞬間に
押さえた手の感触は紛れも無く先輩だったと10数年経った今でも信じている。

577本棚のやる夫さん2009/05/24(日) 19:26:16 ID:Yui7twI.
>>572でやらない夫を落としたと思ったらいい話だったw

578本棚のやる夫さん2009/05/24(日) 20:12:08 ID:tBq2Z1wY
たしかに>>572は位置を逆にすべきだったなw
やらない夫が落ちてくように見えるw

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