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1069 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2019/03/24(日) 16:48:02 ID:y3awo8N8: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌──────┐
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1071 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2019/03/24(日) 16:57:26 ID:y3awo8N8: ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:::::: ｀`''+ミ三三三三三8三≧s｡　　　　　　　　　　　　　　　　　　 fj
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【イリヤ】　　　皆を救うついででいいから

　　　　　　　　　――――私の初体験を上書きしてくれないかな？　お願い………。

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┃　　　壁に設置されている小さな松明の炎だけが部屋を照らす薄闇中
┃
┃　　　一人の騎士の手を握り、イリヤは気品に満ちた穏やかな声で彼らを誘う。
┃
┃　　　僅かに頬が朱に染まっているように見えるのは炎の揺らめきのせいか、あるいは―――
┗
1072 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 16:59:08 ID:V+Vq856l: 虜囚の身でも損なわれない圧倒的気品、上目遣いでこんなこと言われた日にはもう…
1073 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2019/03/24(日) 17:12:02 ID:y3awo8N8: .　　　　　　　　　　　 ‐-
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二ﾆ＝-＿_,.ゝ---―　 ''"　￣￣￣　" ‐┴ ､;;;;;' /　 : :八: 　 : |　炒　ｿ　 .:.:./Ｙ＼:::::........ --―…=＝冖＼'{
ニニ三三/ .{ 〇ー―‐　　''　　￣￣　　 - ､＼'　i : /　＼ :八　/// | 　 :/　| ::::::. ￣￣￣￣　｀`丶､　　::.＼
二二二二＼.＼　　　　　　　　＿　　　　,.　.　ヽ. 人(　　　　＼ヽ　　 |　.:/( ノ＼ :.＿ :.＝－ --　　　::.＼ :::.....〉
＝＝=ﾆ二二＼｀　､　　　　　　`　､.ヽ　 {　　ヽ　〈ニ＼　　　ノ ⌒ 　　, :/／ j八／:i:i:| --―…=￢＝冖冖_彡⌒ヽ
　　　　ヽ　＼　＞　｀　、　　　　､　､ヽ　　.ﾉ ,.ｲiニニニ} 丶　ﾌ　／／　　／:i:i:i:i:i:|--―…=￢＝冖冖
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【イリヤ】　　　ねぇ、あなたは歳はいくつ？

　　　　　　　　　声の様子からだと２０代くらいだと思うけど、違う？
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【聖王国騎士】　　　えっ！？　　は、はい！今年で２６になります………

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┃　　　―――美しい。まだ若き騎士はこんな状況にも関わらず、彼はただそれ考えられない。
┃
┃　　　小さな光の中で輝く銀の髪はきめ細やかで、彼女から香る体臭はカビ臭い拷問室内の匂いを掻き消すほどのかぐわしい。
┃　　　
┃　　　目の前に迫るイリヤの美しさ以外の全てを忘れしまいそうな空気に彼は呆然となってしまった。
┗　　　
1074 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 17:13:20 ID:U/nHOAuS: 天性の魅了持ちかな？（すっとぼけ）
1075 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 17:14:00 ID:r4I/OV5V: 妻子持ちで優しくしてくれそうな騎士の方ばかり選んでるみたいだからな。
がっつくようなのが少なそうなあたりにブラックさんの地味な気遣いが光るねw
1076 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2019/03/24(日) 17:21:44 ID:y3awo8N8: 　　　　　　　　　　　　　　　_,,.. 　- ――-
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【イリヤ】　　　それじゃあさ、兜外して顔を見せてくれないかな？
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【聖王国騎士】　　　は、はい………で、では少々失礼します………

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┃　　　おどけない笑みを浮かべ、イリヤはどこか子供っぽい口調で若い騎士に素顔を見せてほしいと頼む。
┃
┃　　　忠義を捧げた主君の頼みとなっては断ることなどできるはずもなく、またイリヤの声にはどこか従いたくなる
┃　　　
┃　　　そんな空気を孕んでいるのもあって、騎士はすぐに己の兜の紐を緩めていく。
┗　　　
1077 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 17:31:01 ID:V+Vq856l: こんな穏やかな顔で微笑まれたら…
1078 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2019/03/24(日) 17:31:55 ID:y3awo8N8: 　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　ノ　　　　　　　　　　｀`丶､　　　　　　　 Π 　[[| 　　 ∠￣￣/………
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.　　　　　 /　 '　'　 |　　 |　　{^⌒', 　　　　 |　　}:　ｉ　　　　　　　　　　　　　　 Π 　[[| 　　 ∠￣￣/　
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　　　　 / ,　　|八 _,,.x‐-ミ､　|　一ト- ﾊ..,,_ /　 /　　 |　　　　　　　　　　　　　　　￣| |￣|　|　　　/　/　　 ┌ ┘! ‐┐
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　　　　　 j| |　|　　　＼　　　　 '　　／　//人　　〈⌒＼　　　　　　 |　こ、これでよろしいですか、姫様？
　　　　　　八j_ノ　 /／＼　　 ,,..　　/　/／:. :.＼　i:}　　　　　　　　　ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_
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【イリヤ】　　　――――うん。　優しい声と同じ………凄い優しい顔してるね。
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【聖王国騎士】　　　―――――ッ！？

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┃　　兜を脱ぎ捨てた騎士の素顔を数秒見つめた後、イリヤは愛おしげに目を細め口端を僅かに上げた。
┃
┃　　その表情を誰よりも間近で見ていた騎士の瞳に彼女の儚い笑顔が焼き付く。
┃　　
┃　　それと同時に、憧れだった姫君が自らの容姿を褒めてくれた事実が彼の胸と顔を紅蓮の炎のごとく熱くさせた。
┗　　　
1079 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 17:33:01 ID:N6OgTdOc: ふぅ
1080 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 17:35:21 ID:K9SyAbsm: 20代半ば　優し気な騎士
イメージはベディヴィエールあたりかな
1081 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2019/03/24(日) 17:48:38 ID:y3awo8N8: ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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:::::::::::::::::::::::/　　　斗f七　　　　＼ |::::::::: /´l　　 _
::::::::::::::::::_..斗≦　　　　　　　　　　＼::::: ,'　 |.／ /
::::::::::__／　　｡s≦'¨¨¨¨¨ ＜㍉x､　　 : l　 /　 /　　　　　　　　　　　　　＞ ''"　　　￣￣￣￣ヽ
::::::::::/　　〃　 γ⌒ ,　　　　　)/　｜./　 /　　　　　　　　　　　＞''"-ー＝'''"　　　　　　　　　　＼
:::::: /　　/　　　 f　o　}　　　　 /　　 j , 　 /　　　　　　　　　　／ｨ"　／　 /　 .,　　　　　　 .,　　､　　＼
:::::/　　　　　乂__ノ　　　／　　　 {,'　 /::　　　　　　　　　／"　／　　 /　 .;'　　　　　　 ',.　ヽヽ　　ヽ
:::/　　u.　　　　　　　　　　　 r ､　　　V 　 !〉　　ｻﾗｧ　　　／　　／　　　 /　　;;　　 /V}!　 ';　 ';,　　', ﾊ　　 V
;/　　　　　　　￣￣￣　　　 |　',　　 /　　 | ::　　　　　　　 /　　　/　　　　.ｲ　　 i　　 i　　!　　',　 ';,　　!　i　　 .i
／／／／／／／／／／／ .|　 '、／　　 ,' :　　　　　　　 {　　　〈　　　　ﾊ　　　!　　 |　　}　　}!　 .!　 .|　:|　　 i
　　　　　　　　　､__人　　 } 　　　　 / ::::　　　　　　　ヽ　　　V　　 .{ .i　　 i{　　 i　　 i　　!!　 .}!　.}　ﾊ
　　　　　　　　　 ⌒Ｙ　　　|　　　　,/ ::::::　　　　　　　　　　 }　　　V!＿,,-=イ"{　　 }ﾊ`'''‐-ミ.!　|　.|ヽ　 .{
　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　/l　　　　　　　　　　 }　　　 ! ヽ　i　./　{　　 .} } ﾘ　/　}　|　 |　V　!
　　　　　　　　　　　　　　　　{ 　　　 / ,'　　　　　　　　　　 i　 /　 }.-ｨ''芹斧ヾ　　 j　ｨ''芹斧ゞ―.,|､　V }
　　　　　　　　　　　　　 i＼　＿,/_/　　　　　　　　　　　　　　 j　i{　　|　 | 弋;;;ﾉ　　　　　弋;;;ﾉｲ　　! )　ハ　ｸｽｯ
　　　　　　　　　　　　　 >'´:::::::::::::｀ヽ　　　　　　　　　　　　　ﾉ　i|　 i|　 i|　;:;:;:;　　　　　　　;:;:;:;ﾉi　　.iｲ　　ｲ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　弋 { ﾍﾍj　　| r‐-＞　　　　　＜‐-|　　| .ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヾ　 /| 　 | .}ヾー.j｀ー　" .jー''"|　イ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 { |　　| |: : : : }!　　　　 i{: : :.:.|　　|
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【イリヤ】　　　―――こういう時、ごめんなさいって謝るべきなのか、

　　　　　　　　　ありがとうって言うべきなのか分からないね………。
　　　　　　　　　
┏
┃　　　騎士がイリヤの美貌に見惚れ、呼吸をすることすら忘れてしまったに気づかぬまま
┃
┃　　　イリヤは騎士の顔に手を当て、そっと彼を労るかのように髪を梳き、頬を撫でる
┃　　　
┃　　　突然の事に驚きながらも彼の目に今にも泣き出しそうな笑顔を浮かべたイリヤの顔があった。
┗　　　
1082 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2019/03/24(日) 18:02:07 ID:y3awo8N8: 　　　　　　　　　　　　　　　　　 -―――-
　　　　　　　　　　　　　　'"　　　　　　　　｀`丶､
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　　　　　／　 '　　／　　　　　　　　　＼　＼　　　 ',
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　　　 '　　　'　,　　 /　　　ｉ v∧: 　　 |　　　　　　　　　　　ｉ
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　　　　〈　/　　　 |　　| |　　　 '_ ,..斗 '"ヽ￣　ｉ　　|　　　|
　　　　　 ∨　　ｉ :j|　十… 　　　 l |斗ｬﾊ㍉ :|　　|　　　|
　　　　　　ｉ　　　| 八　 ,x===ﾐ　ｉ　'l |乂ソ从:|　　|　　　|
　　　　　　 |　　人　､ゞ乂'ｿ　|/ j/　 ////|　|　　|　　　|
　　　　　　 |　　, 　　　|＼､///　　　　　　　 j /;　　| 　　人
　　　　 ,:　　 { 　　 |　∧＼　　'　　　　　 /　ｉ　　|　／　ヽ
　　　　　/　　ﾊ　　　| /;込　　 v 　フ　　 ,　|　　|＼＿　　ｉ
　　　 /　　|　i　',　　　　　个　..,　　　　／　,　　 |'//／i＼|
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　　　　　　ヽ　　　 |　 |||　∨// ｉ| i // |:/　　　ﾉ/ ／:. :. :. :. :＞- ､
　　　　　　　　　　　 |　 |||:ﾊ ∨/,'|| l // |'　　　　/:／:. :. :.／￣￣￣:.:＼
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【イリヤ】　　　ううん。ここはごめんなさいが正しい―――ー

┏
┃　　　騎士の両頬に手を添えたイリヤはしばし困ったような様子だったが
┃
┃　　　何かを決心したかのように瞳に力が込められていくのを若い騎士は感じた
┃
┃　　　そして次の瞬間――――
┗

　　　　､__人_人_人_ 人　　-ｊ─
　　　　）　 __ 　＿_　　（　　二)
　　　　）　 | | （/⌒)）　（　　　ゆ
　　　　）　 !」　〔l´　（　　　つ
　　　　）　Ｏ　Ｏ　　（　　　：
　　　　）　　　　　　　　（
::::::::::::: ⌒Y⌒Y⌒Y　Ｙ　ヽ:::ﾉ　　/／/ l::::/::::::/　/辷 }|:::::::::::::::::}
::::::::::::: : :i　　　　　　　　　 f'´　　　。　 |:/::::::::′ {　　ﾘl::::::::::::::::::.
___:::::::::::::{　　　　　　　　　 ',　　　　　 /ｲ:::::: /　　　／/:::::::: ＿＿|
..八:::::::::::|　　　　　　　　　｜　　　　 /　{::::::/　　／／::::::,'´　/　｀',　　　 -ｊ─
　　＼　ハ　　　　　　　　ヽ、　　　　 _l:::: ′ 　　 {:::::::::: !.　/｀し　ｌ　　　二)
　　（　＼:{　　u. 　　　　　ﾉ）　　 /｜:::'　　ｉｊ　　|:::::::::: !　 /　　 .ｌ　　　ゆ
｀ヽ_人　＼　　　　　　　　　＾　、　　　 !::,′　　　　乂:::::: ｌ　/｀し　ｌ　　　つ
`ー--、　　　　　　　　　　　　　「ヽ__{　」/イ¨ヽ　　（　＞ l　　　つ　ｌ　　　：
:::::::::::: l　ヽ　　　　　　_　ーァ_ノﾟ　　八:∧ l::::::::ヽ　／　＼　：　 /
::: ::::::::::|　　　＞　／　　　/ ＼　　　　＼ヽ＼:::::}　/　　　　￣￣＼
:::::::::／　　　＿／　　　 /＿ _.X⌒ヽ、　ヽ{　ヽ:|./　　　　　　　　　ｒ‐‐00
--ｲ　=辷三彡へ＿.ｒ一′　　　ﾞ¨ー=ヽ、　＞´¨{　　　　　　　　　　く,勹｜ [][]「l
　＜ー---　　　　　乂___、　　　　　　 ’，|　　| 　 .′　　　　　　　　　く_ノ. 　くノ　ＯＯＯ
　　　＼　　　　　　 /　ヽ　　　　　 ’!　　 |　/
　　　　ヽ　　　　　　　ヽ、　　　　　　　　　｝　 { /
　　　　　＼　　　　　 }　　　　　　　ヽ　 /
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【イリヤ】　　　―――ーかな！　　んっ、んむ………んんん………
　　　　　　　　　　　　　
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┃　　　騎士の頬から襟元へと手を降ろしたイリヤは力いっぱい彼を己へと引き寄せ
┃
┃　　　自らの唇を彼の唇へと強引に重ねていった。
┗
1083 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 18:04:15 ID:N6OgTdOc: いったっ！
1084 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2019/03/24(日) 18:07:34 ID:y3awo8N8: 　　　　　　　　　　ﾄ､._人,.ﾍ.__人_,.ｲ_,.ｨ
　　　　　　　　 j`‐'┌┐　r‐――‐　、ｰｨ
　　　　　　､- '　　 |　|　 |　r--- 、ｌ　 L_
　　　　　　 _ ) 　　.|　|　└┘　ノ　ﾉ　く
　　　　　　）...　　　|　|　　　 i"´／　　　(_　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄ､._人,.ﾍ.__人_,.ｲ_,.ｨ
　　　　　　 ´）　　└┘　　 └┘　　　　,ﾆ=-　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j`‐'┌┐　r‐――‐　、ｰｨ
　　　　　　　 )　　┌┐　　 ┌┐　　　（_　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　､- '　　 |　|　 |　r--- 、ｌ　 L_
　　　　　　　 )　　└┘　　 └┘　　　（　　　　　　　 ,. -　、　　　　　　　　　　　　 _ ) 　　.|　|　└┘　ノ　ﾉ　く
　　　　　　 ⌒)-､ ,. 、　　　　　　　　　〈　　　　　　／　　　＼＿　　　　 _　　　　　　）...　　　|　|　　　 i"´／　　　(_
　　　　　　　　　 ′ ヽ/⌒'＾´ヽ'⌒ヽ「　　 -‐ﾆﾆ.'　　　　　　　ﾞ,‐-｀.ヽ／　＼　　　　 ´）　　└┘　　 └┘　　　　,ﾆ=-
　　　　　　 ,. ‐　､　　　　　　　　 ,'"ｒ;;;;;;;;;;/　　　　　　　　 ';;;;;;;;;））.　　　ヽ.＿　　　 )　　┌┐　　 ┌┐　　　（_
　　　　／　　　ヽ.　　　　　　　　ト､＼;;;;;!　　　rｉ　lll　r, 　 l;;;i r'　l　　　　u.ﾞ;;;;;;;)ヽ　 )　　└┘　　 └┘　　　（
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　　l　(;;;;'　,.〈i　|| i〉.,,　';;;;} } 　　　 __ゝ'　__!_l;;!　　ヾヾ ll./'/'　　l;;!_!　.li,_ ll.〃/　l .{　 {.）　　　 ′ ヽ/⌒'＾´ヽ'⌒ヽ「
　ｒ､ヽヽヾ, l! ll l!〃　.!;;ｌ i.).＿-ニ二ヽ. { Ｏ　￣￣￣￣￣￣￣Ｏ｀/ニニﾆﾆ=-_￣!/ﾆ=-__
ィﾆ',　ｒ'"￣￣￣￣￣￣' ／ﾆニニ二二＼　　ト､　 ◯　　,.ｲ　　 ./二二ニニﾆﾆヽ仁ニニﾆヽ
ﾆ二ゝl, ° ﾄ､　Ｏ　.ノ!.／ニニニニニニ二＼　　ヽ　ー-一 .ノ　　ｲ二二二ニニニﾆ',ニニニニ',
ﾆニニﾑ　ヽ二二ノ/ニニニニニ二二二二＼　　｀ー一 ´　 ,.イ二二二二二二ニﾆi二二二ニi
ﾆニニ二ヽ､_　　　　/ニニニニニニニニニニ二＼. ＿＿_ , イ二二ニニニニニニニﾆl二二二ニl
ﾆニ二二二二二二{ﾆﾆニニニニニニニニ二二二ヽ二二二二二二二二二二二二二l二二二二l
ﾆニ二二二二二二lニニニニニニニニニ二二二二ヽ二二二二ニニニニニニニニニl二二二二l
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【聖王国騎士】　　　い、イリヤ、様……！？　な、何を……！！

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┃　　突然目の前の騎士の唇を奪ったイリヤの姿を目の当たりにして、立ち竦んでいた他の騎士達が叫び出す。
┃
┃　　――― 一国の王女、それも今は人類の希望とも言える彼女が自ら男に唇を差し出すなど
┃
┃　　彼らには到底信じがたい光景だったのだ。
┗
1085 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2019/03/24(日) 18:18:21 ID:y3awo8N8: ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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　　　　／/／/／/／/／/／/　　ヽ；　　　　　　　　　　　　 l ﾘ r┐|　　ｌ　/｀し　ｌ
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ｌ　ｑ__,ﾉ　ｌ　 }　　　ゆ　　 i厂ヽヽi!Y　　　　　　　　　　　　　　　　　.ﾗﾉ´
l　　　う　ｌ　し　　つ　　 {{ ｀¨　}.| ヽ　　　　　　　　 , ＜　　-lｧ-､
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 /； i .|　､＼.`ー─---ヽ.　　　二)
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　　 /　ふ　l　　　 i　　　/:::::i　　 /　　　/　　/ﾍ}ﾍ　 ',::ヽ　 /　　ヾ　　　　　　　 └1」 ∟ﾌ
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【イリヤ】　　　……はむ、ん……じゅる……………
　　　　　　　　　
┏
┃　　　騎士たちの驚きの声を無視し、イリヤは唇だけでなく身体も若い騎士と密着し
┃
┃　　　彼の閉ざされた唇を舌で強引にこじ開け、口内にある騎士の舌に絡みついていく。
┗
1086 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2019/03/24(日) 18:29:44 ID:y3awo8N8: 　　　　　　　　　　　　　＼＿＿　　/　／／／／／／／／／／／
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／／／／／／／／／／　　/　　　　　　　　　 !　　ノ　　.!
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　　 ! 　　|　　ｌ
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　　　u.　　　　　　　　　　　　　 ,　　／　　＿＿＿＼　ヽ　　 ♥ .ノ　 l ﾘ r┐|
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【聖王国騎士】　　　( な、何だこれは……俺は、夢でも見ているのか……？ )

┏
┃　　口内から響く粘ついた音に鼓膜と脳を揺さぶられ、若い騎士はまともに思考することもままならず
┃
┃　　自分の口の中でいやらしく蠢く不思議な弾力に惹かれ、舌を動かし、溜まっていく唾液で喉を潤す。
┃　　
┃　　普段何の味もしない筈の唾液も今は何故かとても甘く感じて、虜になってしまいそうだった。
┗　　　
1087 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 18:33:03 ID:U/nHOAuS: 夢だぞ
とびっきりの（悪）夢だ
1088 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 18:34:01 ID:Iu82fLqo: しかし・・・・姫含めて絡め手とか死ぬほど苦手そうな連中しかいねぇｗ
シノアちゃんの話に出てくる闇の部分担ってたであろう連中と騎士様の落差がえらく激しいな・・これ。
1089 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2019/03/24(日) 18:45:08 ID:y3awo8N8: 　　　　　ｒ‐‐┐
　　　　く,勹｜
　　　　　く_ノ,⊆.己＿_　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／＼
　　 /　　　　｀ﾌ_厂コ L　　　　 |i 　　　 | へ　　　　 ', 　　 `､　／　/7[[l＼
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　　　　　　　／ . : :'　　　　/　　　　|l 　　　 | 　 |　　　　　i　　 f⌒⌒)/_∧し7 　（
　　i　　　　/: / /: ｉ　　　　　　　　　ﾊ　　　　 | 　 |　__ｉ＿　　　　＼／　　　「l「l/7 (
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┃　　もしも夢ならもうしばらくこのままでいたい。
┃
┃　　絡み淫れる淫蕩な水音と砂糖菓子を凝縮してもここまで甘くはならない唾液に騎士は溺れていく。
┃　　
┃　　――――しかしそれもついには終わりを迎え、騎士の唇からイリヤの柔肉は離れていく。
┗　　　
1090 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2019/03/24(日) 18:59:02 ID:y3awo8N8: 　　　　　　　　　　　　　　　　　 -―――-
　　　　　　　　　　　　　　'"　　　　　　　　｀`丶､
　　　　　　　　 '／　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　／／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`､
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　　 /　　 /　/　　/ |　　| i⌒⌒', 　　 |＼　　　　　　　　　｜　 !　　ノ　　.!
　　　　〈　/　　　 |　　| |　u.　 '_ ,..斗 '"ヽ￣　ｉ　　|　　　|　　! 　　|　　ｌ
　　＿＿_ 　　ｉ :j|　十… 　　　 l |斗ｬﾊ㍉ :|　　|　　　|　　l　　　ツ　j
　 ,'´ ―┐ ｀,　　 | 八　 ,x===ﾐ　ｉ　'l |乂ソ从:|　　|　　　|　　ヽ　　 ♥ .ノ
　 !　　ノ　　.!　人　､ゞ乂'ｿ。 |/ j/ ／／／ |　　|　　　|　　　￣￣
　 ! 　　|　　ｌ　, 　　　|＼､／／／／／／ .j /;　　| 　　人
　 l　　　ツ　j　 { 　　 |　∧＼　　'　　　　 u. /　ｉ　　|　／　ヽ
　ヽ　　 ♥ .ノ　ﾊ　　　| /;込 ij　　 v　 iiフ　 ,　|　　|＼＿　　ｉ
　　￣￣　 |　i　',　　　　　个　..,　　　 ij　　／　,　　 |'//／i＼|
.　　　　{　　 |　|　＼､i 　　／　　＞ - イ斗//　　 |''"//∧　＼
.　　　人　 |　| 　　`|　 r' 《///〈'rr==≦rr</　　　 ////,'∧ 　ヽ
　　　　＼:|＼　　　 |　 ||ｉ ∨//ﾊ |V///| V　　　 |////／￣}､人
　　　　　　ヽ　　　 |　 |||　∨// ｉ| i // |:/　　　ﾉ/ ／:. :. :. :. :＞- ､
　　　　　　　　　　　 |　 |||:ﾊ ∨/,'|| l // |'　　　　/:／:. :. :.／￣￣￣:.:＼
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【イリヤ】　　　――――――少しは雰囲気出たかな？

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┃　　　脳髄が蕩ける微弱な衝撃の連続が途絶え、呼吸することを忘れていた身体が肺に空気を入れ
┃
┃　　　おぼろげだった視界が徐々にクリアになってきた瞬間
┃
┃　　　白い肌を赤く染め、瞳に燃える炎を宿して己を情熱的に見つめる主君の姿がそこにあった。
┗
1091 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 19:00:30 ID:V+Vq856l: 淫靡に揺れる
1092 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 19:04:50 ID:Iu82fLqo: 主命やし、ちゃんと本腰いれてやらなあかんで？
君らその気にならんとイリヤ姫そのまま魔族に凌辱生活に戻るんやし。
1093 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2019/03/24(日) 19:12:55 ID:y3awo8N8: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／｀　､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　.::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　 :::::::::. ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 '　　　　　　 ::::::::::::.　､　　　　　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 '　　　　　　 :::::::::::::　',ﾆ=- ､　　　　　 |　あ、ああ………………
　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　.::::::::::::::　 ∨:::ヽヽ　　　ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_
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　　　　　　　　　　　 ,' ｆ::::::::::::::!l.//〉　　　　 .:::::::::::::::::::_,. -イ　／|
　　　　　　　　　　　 {. {::::::::::::::!l' ｌ// 〉＿　　-―　''"＿,..- ぅ {　 |　　　　＿　00
　　　　　　　　ヽヽ::::::::::l.' l'./'r'" ,.. -―,　く￣　　　ヽ´ .::|　　　 └‐┐ |
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　　　　　　　　　　　 j　＼＼:::ｌ　 .!　!　　　　 _　-‐'"　-‐┬――'"　ヽ、　　　　く_ノ.[][]「l
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　　　　　　　 /=入.　＿_　／／､_／ﾆニニニニニニニニニニニニニニ,
.　　　　　　 /ニニ＞--―＝ﾆニニニニニニニニニニニニニニニニニニ,
　　　　　　　　,二二二ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニﾆ,
.　　　　　　 ,二二二ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニi

　　　　　　　　　　　　　　￣￣　　｀`丶､
　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　＼＼
　　　　　　　 ,　　　　　　　　　　　　ヽ＼
　　　　　　　　'　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　ｉ　ｉ
　　　　　　 |　|　　　 |　　　　　　　　ｉ　　ｉ
　　　　　　 |　|　　　 | `､　　　　　　　　　|　　 |　　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　 |　|　　　　､　　　　　　　　　 |　　　　　　　　 |　い、イリヤ姫が……あんな事を……
　　　　　　 |　| 　　＼＼　 ' //　　　 | /　　 '　　　　ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_
　　　　　 j 八| ､　　＼∨//　　　 /； V　/
　　　　 /'　{ | ､＼　　　＼/　　　 / ﾉ　| /
　　　／　＞､＼＼　　∧　　　／＼ノ
　　　　　_,／///> 　＼ﾉ　> イ_,／////＞　 ,,＿
　　 _　-|///////// /￣ヽ／　人//////////}:.＼
　　|:i:. : V/////////＼　 ) 　ﾍ ///////////:. :. :.
　　|:.',:. : V/////////∧　－　 }'////////// : :. / ｉ
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　　, : : : ',:. :.}////////> ＿／〉/////////／:. :. :. :|
　 ∧:. :. :. ､:.|///////人　＼/////////人:. :. :. :. :.:|
　,:. :. ､ :. :. : |＼//////∧　ノ∨////／// } :. :. :. :. |
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【イリヤ】　　　( もう一押し―――― )

　　　　　　　　　ねぇ、他の皆には悟られないように聞いて―――

┏
┃　　　気高く、太陽のごとく輝かしい光を纏っている聖女であるイリヤが、まるで歓楽街の娼婦のように
┃
┃　　　淫蕩なキスをしている姿を目にした騎士たちは揺らいでいた。
┃
┃　　　そしてそれを感じ取ったイリヤは目の前の騎士にだけ聞こえるように小言でつぶやく。
┗
1094 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2019/03/24(日) 19:18:27 ID:y3awo8N8: .　　　　 //／ |/ |/////｀￣￣ ¨////／/／/／///／/／/// ／///////:: ::.　 :: :: :::.:.＼:: :: :: .. :: : : ＼:. 　　＼
　　　　／ｲ//ｌⅥ//// 　　　 // ／　／/／　/／　／　//:／////////＼.:―　　.::.::|.: : ＼:: :: .. .. :: .. ..＼:　∨/＼＿_
　　　　　ﾉ/　!| l// {　　　　　/／　／　　　　／　　　　 /／l／/／////　　ミ　　.:.: 八 .: .: ＼:: :: :: .. .. .. ::＼ ∨///⌒ヽ
　　　　　ー彡l l// l　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　 l／　 /／/ |:::::::::::::｜　.:.:./Ｙ＼:::::........ --―…=＝冖＼'{
　　　　　　―ミ l ∨ |　　　　　　　　／／／／／／／／／ |　　/ ＼ :八:::::::::::::| 　 :/　| ::::::. ￣￣￣￣　｀`丶､　　::.＼
　　　　　　　　ヽ Ⅵ　　u.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l (　　　　＼ヽ　　 |　.:/( ノ＼ :.＿ :.＝－ --　　　::.＼ :::.....〉
　　　　　　　　ミ=- }l 　　　　　　　　　　　　　　　　　 } ＼　　　ノ ⌒ 　　, :/／ j八／:i:i:| --―…=￢＝冖冖_彡⌒ヽ
　　　　　　　　ﾊﾊ　　　　　　　　　　　　　　　＿＿r ´ ￣｀￣　　　　　丶　　／／　　／:i:i:i:i:i:|--―…=￢＝冖冖
　　　　　　　　ヽ∧　　　　　　　　　　　　 (＿　　　　　　　　　八っ .／　　／:i:i:i:i:i:i:i:i:|＿＿＿＿＿_,,.､丶´--―…
　　　　　　　　　ミ-　　　　　　　　　　　　　　 /《　　　　　　　　 /:／／-―.＜:i:i:i:i:i:i:i:i:／:i:＼:i:i:i:i:i:i＼　 --―…=￢＝
　　　　　　　　　ヽ　　＼　　　　　　　　　 , イ　　ミ -　　　　　　　　／／￣＼:i:i:i:i:i:`＜￣￣￣_i/:＼:i:i:i:i|:i:iト ―――┐ ー
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【イリヤ】　　　　　　私の処女を奪ったのは――――ブラックよ………
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【聖王国騎士】　　　―――――ッ！？

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┃　　耳元で囁かれたイリヤの一言に若い騎士は唖然とする。
┃
┃　　主君の純潔を奪われた相手が考えうる限り最悪の人物であったことを本人から伝えれ
┃　　
┃　　彼の心は激しく動揺し、ざわついていく。
┗　　　
1095 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 19:22:50 ID:ZuHI7Ncv: 隠れて牙を砥ぐか
1096 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 19:24:53 ID:RCIdWF+O: 牙を研いでいけ
1097 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 19:29:45 ID:Iu82fLqo: 偶然かもしれない・・。
しかし、最初の相手に選ばれて主にその想いを託された以上はその責務を果たさなければならない。
最初に手をかけた裏切り者として弾劾される運命が待っていようと騎士としてはこれ以上の名誉はないわな。
1098 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2019/03/24(日) 19:31:44 ID:y3awo8N8: 　　　　 ∨二ニニ|　　　　￣￣~"''　､＿_,,　,:　￣￣~"''　､　 |二ニニ∨　 ┃　　　　　　　　　　　　　　　　　，　‘￣｀`ヽ
　　　　　 ∨二ニ=|´　　　　　ヽ　　　ヽ ′/ 　　　　　　ヽ|二ニ=∨　　 ┃　　　　　　　　　　　　　　 ,.ｨ ´　　　　　　　 '⌒` ヽ.､
　　　　　　 ∨二二|　　　　　　ι　　　　 }i　　　　　ヽ　　 |二二∨　　 ┃　　　　　　　　　　 ,.-‐メ,　　　　　　　　　　　　　　　ﾞヽ
　　　　　　 ∨ニﾆ|　　　　　　　　　　　　 u　　　　　　 u　 /ﾆﾆ=∨　　　 ┃　　　　　　　　　,ｨ／,.'´　／　　＼､　　　　　ｰ.､　ヾﾞヽ
　　　　　　 / |ニﾆム　　　　　　　　　八　　　　　　　／ニニ∨'，　　 ┃　　　　　　　　, ,ｲ　/　, /　　　　　ｉ＼､ﾍ.　　､　＼　゛､i!
　　　　　 /　:|ニニﾆ＼　　　　　　　 .:　　＼　　　　　　　 /ニニニ=|　　　　 ┃　　　　　　　　/　 /　//　　 i !　ﾄ､.|､､.＼､∨ ヽi　　 iミ､　，
　　　　 /　　|=|ﾆ=,へ=＼　　 u　イ＿＿＿__｀ー＿＿　 /=/＾ヽニﾆ|　　　　 ┃　　　　　　　　　 /　/.,′i.　 l!|i. |!i!.!ﾄ､∨i､ヾ.､. :l　　 |ミﾐ､ i !
　　　　 :　　:|=|ﾆ/ 　｀` ....::::´:::::: ｡s≦≧s｡:::::::::::::::::::::::｀`ヽ　　}ﾆ|=| 　 :.　　 ┃　　　　　　 /　,'　i　 l　　|i!|! i!　　 i!| !ｉ＼ﾄ､|!i 　.|ﾐミ､ﾄﾞ､
　　　　　　 V{=|　 ....::´::, ::: _-=ﾆ二二二二ﾆ=-_:::::::::::::::::::::＼/=/ｲ　　　　 ┃　　　　　　　　　ヽ　 ;.|!　l.　_i|_!|､゛､　 !| |!　_ヾﾒｨ| 　.|メ､ﾐ i､｀ｰ=―'
　　　 i　　　　＼／ :: ／:::._-=ﾆ／∨ニﾆﾆ/＼ﾆ=-_::ヽ::::::::::::::::＼/ 　　 i　 ┃　　　　　　　　　　i　i!ﾍ.　ﾄ､__i!zzzzx､. !| |,ｨzzzzx!|　 iﾊ iミ､.ヽ
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　　　　ﾄ､　 / :::::::/:::..-=/ ::::::::::::::::::::: ∨ :::::::::::::::::::::: ∨|::::::`､:::::::::::::::::,/　　 ┃　　　　 ‐‐==ﾆﾆﾉ　i　ﾊ＼.| i!ﾄ､　　　'＿　　　u.／　。　　__,､､:.:.{ハ
　　　　 {/ヽ':::::::: /:::: |ﾆ/:::::::::::::::::::::::::::::| ::::::::::::::::::::::::::::∨:::::::::|::::::::::::::: |　　　 ┃　　　‐====ﾆﾆ　＼ヽ.　｀ヽ! l |!ゝ　ﾏ: : : :ヽ　 , /　　　/＞--＜≧､＼
　　　　 V/|::::::::: | :::: i:/:::::::::::::::::::::::::::::: |::::::::::::::::::::::::::::::::∨::::: |::::::::::::::: |　　　 ┃　 ‐‐======== 　　＼.ﾞ､　 , ｡-`―--こ)(´ .， /　　　／　　 /≧=≧=‐j
　　　　　 V|::::::::: |::::: / :: ,jI斗ミ:::::::::::: ＿,jI斗ｬｾ:::::::::::::::::＼::::::＼::::::::::::|　　　 ┃ ‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ　　　＞'"´　　　　　　　　｀ヽ.:′　　　　　　/≧=‐ ‐=Ⅵj
　　　　 /:::::::::/:::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::.　　　 ┃ i‐=ニニニニﾆ　　rう:.:.;　　　　　。　　　　　　 {　　 u　　-‐……-ミﾆﾆⅥj
　　　　　/:::::::::/:::::::〈::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧:::::::::::::::::::::::::::::::＼:/::::::::::::::::::::.,　　　 i|‐=ニニニニﾆ　 j.:.: ノ　　　　　　　　　　　八　　　　　　　　　　　 YﾆV }
　　　　 |:::::::::::::::::::::::}::::::::::::::::::::::::::::::::: //∧:::::::::::::::::::::::::::::::::〉:::::::::::::::::::::::.　　　 l|‐=ニニニニﾆ.　 {"´　　　　　　　　　　　　..:.:.:.:.丶.　　　　　　　　 |ｉﾆ=‐
　　　　 |:/:::::::::::::::::/:::::::　　''"´⌒ー― =ミ/,::::::::::::::::::::::::::∨:::::::::::::::::::::::::|　 ┃ |‐=ニニニニﾆ　 i　　　　　　　　　　　　 ..:.:. : : : ..::｀:.: .　　　　 i　　 |}=‐,′
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【イリヤ】　　あいつに捕まってからの一週間、ひたすら私はあいつに弄ばれたの………

┏
┃　　ブラックに犯された、その一言で騎士の頭の中にはイリヤがどんな目に遭わされてしまったのかを想像してしまう。
┃
┃　　魔族に敗北してその身を穢された女は少なくないが――――それが自分の主であったなら？
┗
1099 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2019/03/24(日) 19:38:13 ID:y3awo8N8: 　　　　　　　　　　　　　　　／／／／／／／
　　　　 ,:　　 { 　　 |　∧＼　　'　　　　 u. /　ｉ　　|　／ﾞ三.ﾑ　　　　〈三三三三三三三三三
　　　　　/　　ﾊ　　　| /;込　　　v..:::::)　　 ,　|　　|＿_...三ﾆ.ﾑ　　　ﾏ三三三三三三三三三
　　　 /　　|　i　',　　　　　个　..,　　　　／　,. ／　　　｀　＜ム　　　＼ﾆヽ三三三三三三三
.　　　　{　　 |　|　＼､i 　　／　　＞ - イ　/ /　　　　　 i　｀‘,　　　＼∧三三三三三三
.　　　人　 |　| 　　`|　 r' 　　　　　} 　 /　{　　　　　　　　し　 ', 　　　　ヽ三三三三三三.|
　　　　＼:|＼　　　_|_.. |_ . -――　､''´ . /　　＼　　　　　　　　　　',　　　　＼三三三三三.|
　　　　　　ヽ.　　 (;;ｿ:::::::l　　　　 l´　　｀丶　　＼　　　　　　　　 ’　　　　　　 ∨三三三三 |
.　　　　　　　　／|:::::::::: ′　　　　,ﾑ　　　　　ヽ　＼,- ､　　　　　 ‘.　　　　　　 ∨三三三三|
　　　　　　 ´　 .ﾄ　 ´　　　　 /ﾆﾑ　　　　　　　. 　ヽ　＼　　　 ‘,　　　　　 ∨三三三ﾆ!
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　　　 ,　　　　　　　　　　　 u. ｲ三三三三≧s｡＿У＿＿__|＿_./_.＼　　ヽ　　　　　|三三三ﾆ,
.　　 /::ヽ　　　　 ‘　　　　　'}三三三三三三三三三三三三.三三 ≧s｡　｀　　　　!三三三/ﾆ
　 r;;､::::::　　　　　　､　　　ﾑ´三三三三三三三三三三三三三三三ﾆ} ≧s｡　__.丿三三 /三
.　ゞ':::::ノ　　　　　ゝ-- '､--_‐_‐三三三三三三三三三三三三三ﾆ/三三三三三三ﾆ/三三
　　　 ´　　　　ij　　　　 /´　　弋　─　フ¨　＜三三三三三三三三三三三三三三三 ,　三三
　　 ‘,　　　　　　　　 , ′　　　　｀ ¨　´　　　 .| ｀　＜三三三三三三三三三三三.／三三三
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　　　　　　　　　　　 ∧　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾏ三三三三三三三三三三三三三
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　　　　　　　　 V ニ二二ﾆ}　｀ヽヽ,ｲ;i;ヽ.／／　／　　　　　J´
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　u　　　　　　　　∨二二ﾆ}(／⌒ヽ:i:i:i:i:i:}　二ニﾆ==つ
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　　　　　　 u　　{ニニニﾆ}ニl{;;;;;;;;≠;;;;;;;;;}ニニ)ｈ、
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。s≦ニニニニニニニニニニﾆﾆ=-''´｀''‐=ﾆニ＼ニ二二二ﾆ＞｡
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【イリヤ】　　胸もあそこも―――全身あいつに触れられて、舐られて………気持ち悪いの………

　　　　　　　　だから、もう一度お願いするわ――――
1100 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 19:39:14 ID:V+Vq856l: 憎悪と悔恨と背徳と思慕とあとは………たくさん、
こんなの打ち明けられたら感情の整理がつかないよ…
1101 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 19:39:46 ID:N6OgTdOc: 最後の一押しー
1102 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 19:47:34 ID:K9SyAbsm: 絶対に許さん！
1103 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2019/03/24(日) 19:47:48 ID:y3awo8N8: 　　　　　　 , ゝ ' ⌒￣￣ヽ.ゝ―.､　　　　　　　　　　　　 ┃
　　　　 , ',´-　　　　　　　　　　　＼　　　　　　　　　　　 ┃
　　 ,.ｨ'',´ｨ　　　　　　　　　　　　　　､　ヽ.　　　　　　　　　　　┃
　, '´ ,ｨ´　　,ィ´　　　　　　　　　ヽ､. ヽ.　　　　　　　　　 ┃
´　, '　　, '/　　　　　　　　　　　　　　　iﾄ､.　!　　　　　　　　　 ┃　　　　　　　　　　 {　 {ハ　r　、:/:/:/:/⌒Y　　　/三三三ﾑ
　 i　　,' ./　 ./ /　　, ﾊ./i.i　.i ,i　 .i　　i､ヽ. !　　　　　　　　 ┃　　　　　　　　　　 |　 !　∧_` ij＿／.{____/　　,.....三＞ ´ﾆﾑ､
　ﾍ　　.//　/ /　　,ｲ/゛"'!i　 !ﾘi　 i　 i! i 　 !　　　　　　　　　 ┃　　　　　　　　 r‐.ノ　.ﾉノ.　　　 i　/　／　　、｀ﾞﾆ',ニニニニﾆ`ー‐‐ミ
　　! ,'.,'/　/, ,'＿/','/　u. i!　i!,'!_!_ﾉ,　!,ｨi i .i!　　　　　　　　　　 ┃　　　　　 /'''∨⌒.(.　ヽ　ヽi./　/　-＜ﾞ-ミ三三三ニニニニニニﾆヽ
　ﾉ/ !,'!　,i!__!rfzｚｚzz 　 i' rfzｚｚzi!ﾊ!i l i!　　　　　　　　　　　 ┃　　　　　　 ,′　　　　　.,. -──.ﾞ/ -'..　>).　ヽ三三三三三三三三三ﾑ
. ノ,'i /!.! .ili! ,i7`､廴ｿ　 .ﾉ!ﾉ' ゞ‐!','　!丿! i!i　　　　　　　　　　 ┃　　　　　　 i 　　 {　　./　.r=､:...../..　ヽ.....　).ﾞu.　ﾏ三三三三三三ニニニ}
ﾍ　i,'!,ﾍ.i ,'!i i i!i､ ///// ､ﾉ' /// ﾉ!　!'ﾉﾉi ﾄ.!　　　　　　　　　 ┃　　　　　　 ',　　 U.　 ,'　 : ゞ'': :　　　 ',　　　　　|三三三三三三三三三ヽ
. ﾍ i!i! _ﾍ!ヾﾐ､i!〉､ﾊ.u　､　　ｧ　 'ﾉ　i_/ノ〉,!ヾ､　　　　　　　　　 ┃　　　　　　　乂　　　 i　　 : : :　　　　　　ｹ　　　 lニニニニﾆ≧s｡三三三ﾆ＼
　ﾍ!ｨ!´`i!¨`ヾ､T´::!､　　　 . ｲ'　i.!::７/′　｀　　　　　　　 ┃　　　　　　　　＞ _.　 ', 　　　　　　　 ',　　　 ',三三ニニニﾆﾏ三三ニニﾆ
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　）::i!:::::::::::::::::::::ヽ::ヽ:::i.i!i,ll,.!､三三∧｀ヽ:::,'::/i　　　　　　 ┃　　　　　　 _　- ‐ ￣￣｀ ‐┤ l､　　　　 ,　　　　ヽ}‐ ､ニニﾆﾑ　｡s≦ニニ
　　!:::i::::::::::::::::::::::::.ヽ:::i:::i i､i !::ヽ三三i!::ヽ}）ﾉ::}　　　　　　 ┃　　　＞ ´　　　　　　　　　　ﾍﾞ′　　　　 ' ,ィ　　　 '.,三≧s｡s≦ニニニニﾆ
　　ﾍ::i::::::::::::::::::i:::::::::ヽ!:::ｉ i! i:::::::ヽ三i!:::::::ヽ:::::｝　　　　　　 ┃　＞´　　　　　　　　　　　　　ﾍ　　　　／　　　　　 }三三三三ニニニニﾆ
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　　ヽ::ヽ::::::::::::::i:::::::::::::::ヽ_i l::::::::::::Y:::::::::::::::}::i!　　　　　　　　 ┃ ',　　　　　　　　　　　　　　　ヽ_,_/　　　　　　ﾑ＞ ´ ￣￣', ￣￣
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　　　　ヽ::::､:::::::::::::::`-':::::::::'::`ｰ､/;!:::::::::::/::::::::!　　　　　　　 ┃　　｀　-､　￣￣　　｡s≦三三三ニ,′　　　　　　 /ﾆ`ｪ､ヽ }三ﾆ}
　　　　　　ヽ::ヽ::::::::::::::::::::::::::/::;::::::¨`ー-―'ヽ__,!､_　　　　　 ┃　　　　　ヽ ._ 　｡´三三ニニニニ,′ 　　　　　 /ﾆゝヾ_ヽ_j'ニﾆﾘ
　　　　　ヽ:::::､:::::::::::::::::::/::ﾉ::::::::::::::::::::::::::::::＼｀ヾ.iヽ､　　　 ┃　　　　　　／三三三ニニニニ{　　　　　　　ﾑ三三三三三ﾘ′
　 _,ｨ´￣￣￣¨i.!ヽ:::::i::::::::'::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i　 !|　｀ー､　 ┃　　　　　 /三三三三ニニニﾆﾆ|　　　　　　　ﾑ三三三ニﾆﾆ}
　ゝ=ﾒ　　　　　|.!　ヽ::!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| .〃　　　 'ヽ. ┃　　　　　　 /三三三三三三三ニﾆ| 　　　　　 / ´ ￣｀　､三ﾘ
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【イリヤ】　　まだ残っているあいつの感触をあなた達の手の感触で上書きして………♡

　　　　　　　　――――これは王女としての命令よ？

┏
┃　　様々な感情が渦巻き、脳が処理落ちを仕掛けている騎士にイリヤは一つの主命を与える。
┃
┃　　今もなお混乱は治まらないが、主君の命が下れば騎士としてやるべきことは一つだった。
┗
1120 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2019/03/24(日) 21:31:17 ID:y3awo8N8: 　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.　―　 ―――-　_
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.　'"　　　　　　　＿_　　　　､
　　　　　　　　　　　 ,.　'"　　　　-‐　　￣　　 -=､､　＼
　　　　　　　　　　 . 　'"　　　　　　　　＿　＿＿　　ヽ`　_.)
　　　　　　 .. _／　　　　 /ヽ　　￣　　￣　ｰヽ、　',
.　　　　　 f.　ヽ　　　　 /　 /.　 -‐,ﾍ.　　＿_　　.　ヽ
　　　　　 ,.!,　　 '､　　　/ 　/　.i┐ l　 .l.　ｰ-　_￣`ー '
　　　　　 /　!　　　＼　 /　 /　.l｀ .l　.l　 .l.＿　　｀　、
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　　　 /　　 !　　　 /　 /　￣ .l　 l　.l 　 l
　　　/　　　.l　　　./　 /　　　 .l　 l　.L　｣
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【聖王国騎士】　　　―――――ッ！　失礼しますッ！！

┏
┃　　騎士はイリヤの華奢な手を強引に掴み、彼女を恋人のように自らの身体へと抱き寄せる。
┃
┃　　本来ならば不敬であると断罪されてもおかしくないことだが、イリヤがブラックに犯されてしまった事実が
┃　　
┃　　彼の心の中で黒い感情を爆発させる。
┗　　　
1121 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 21:32:30 ID:N6OgTdOc: よし！
1122 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 21:32:42 ID:Iu82fLqo: 姫が望んだことなんだから君は悪くないんやで～・・・。
主命を果たすその忠誠存分に皆の前で見せて欲しい・・。
1123 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2019/03/24(日) 21:39:33 ID:y3awo8N8: 　　　　　　　　　　　 '"　￣　ー　　　　　　　　　　　　┃　　　　　　　　　　　 , ゝ ' ⌒￣￣ヽ.ゝ―.､
　　　　　　　　／　　　　　　　　　＼　　　　　　　　 ┃　　　　　　　　　　 , ',´-　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　／'　　　　　　　＼　　　　　　　　　 ┃　　　　　　　　　 ,.ｨ'',´ｨ　　　　　　　　　　　　　　､　ヽ..
　　　　　　'/ /　　 M　　　　　',　　　　',　　　　　　　 ┃　　　　　　　 , '´ ,ｨ´　　,ィ´　　　　　　　　　ヽ､. ヽ
　　　　 / ' / ｉ　　_| ',　__|_＼_　　　　　　　　　　　　 ┃　　　　　　 ´　, '　　, '/　　　　　　　　　　　　　　　iﾄ､.
　　　　〈　 | イ从　､　{､　ヽ|　 i　　ｉ　　　　　　　 ┃　　　　　　　 i　　,' ./　 ./ /　　, ﾊ./i.i　.i ,i　 .i　　i､ヽ.
　　　　　 }　从 rfzｚｚ＼ rfzｚｚ　;|_ 　 |　　　　　　　 ┃　　　　　　　ﾍ　　.//　/ /　　,ｲ/゛"'!i　 !ﾘi　 i　 i! i
　　　　　　,　ｉ　ヽｖﾘ　　 vｿ　｜}　 |　　　　　　　 ┃　　　　　　　　 |.! ,'.,'/　/, ,'＿/','/　　 i!　i!,'!_!_ﾉ,　!,ｨi i .i!
　　　　　 {　 |　 ∧//　'　　// |　 |'ヽ　|　　　　　　　 ┃　　　　　　ﾉ/ !,'!　,i!__!.ｨ　--‐ x　　ｰ--.テi!ﾊ!i l i!.,
.　　　　　　＼| 　个 ,, `　' 　ｲ　 |/ハ　　　　　　　　 ┃　　　　　　　ノ,'i /!.! .ili! ,i..ｃ茫芝っヽ　 '芝芳っ.!丿! i!i..
　　　　　　　　ｉ　　////＞ﾍ｜|　 ,//人ｉ　　　　　 ┃　　　　　ﾍ　i,'!,ﾍ.i ,'!i i i!i.､／／／／／／ :ノ...!'ﾉﾉi ﾄ.
　　　　　　　　|　　{／ｉ/{､//_| ,　/／／＼　　　　　 ┃　　　　　　　ﾍ i!i! _ﾍ!ヾﾐ､i!〉､ﾊ　 .`___　　 /ｲ　i_/ノ〉,!ヾ
　　　　　〈|　 /|:. :|/-===l/ ,　／＼:. :＼　　　　 ┃　　　　　　　　　　　　 /..＞､ .〈:::::::}{〉 u.i〔::＞‐…ﾐ
　　　　　 i |　 : |:. :|＼i :. /_/／:.／:. : ＼ : :.　　　 ┃　　　　　　　　　　 > ´ ￣｀　..} ＞ ´ij＜::ィ,′ 　　　∨,:'N
　　　　　 l |　ｉ: ｊ:./:O:_}_／　ノ:.':.―‐:. :. :.＼ｉ　　　 ┃　　　　　　　　　　 {Ｙ　　　　　　　＼: : ::／　/　　　　　　　ﾉ
.　　　　　　ノ| |　/:.／:. ／　　　こ):. |:. :. :. :. ／ヽ　　 ┃　　　　　　　｜　 |　　　　　. =-r,- .　{　　　　　　ﾄ
　　　　　 {:. | |ノ:./:. :. :{　　　　< :. : | :. :. ／:. :. :ｉ　　 ┃　　　　　　　　 |　　ｊ　　／　::::´::｀::.　 Y　　J　　.,　.!
　　　　　　〉:./:. :. {:. :. :. ､～r '「:. :. :j:. ／{:. :. :. ,　　　 ┃　　　　　　　　　 :＞"´　　 /　　　　　　 }　　　 ./　ﾊ
.　　　　　/:. :. :. /:|:. :. :. :.＼人从:. :. |/:. : ＼:. :/　　　 ┃　　　　　　　／　　　　 .,′　　　　　　ﾘ　　　　/　, ハ
　　　　､:. :. : /: :|:. :. :. :. :. { /　 ) :. |:. :. :. :. :. ヽ　　　┃　　　　 _／:　　　　　　 {　　　　　　　./　　　　/　/,'⌒Y
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【聖王国騎士】　　　（クッソ！　姫が、姫様があんな……あんな奴に………ッ！！）

┏
┃　　抱き寄せられたイリヤは抵抗は愚か嫌な顔一つせず、むしろこちらを肯定しているような笑みで騎士に身を委ねている。
┃
┃　　こんな状況なのにどこか安らかな表情のイリヤの顔を見つめると、
┃
┃　　どうしても脳裏にブラックに穢されているイリヤの姿が浮かび上がってしまい、怒りで身体が震えている。
┗
1124 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2019/03/24(日) 21:51:18 ID:y3awo8N8: 　　　　　　　　　　　　＞ ''"　　　￣￣￣￣ヽ
　　　　　　　　＞''"-ー＝'''"　　　　　　　　　　＼
　　　　　　／ｨ"　／　 /　 .,　　　　　　 .,　　､　　＼
　　　　　／"　／　　 /　 .;'　　　　　　 ',.　ヽヽ　　ヽ
　　　／　　／　　　 /　　;;　　 /V}!　 ';　 ';,　　', ﾊ　　 V
　　 /　　　/　　　　.ｲ　　 i　　 i　　!　　',　 ';,　　!　i　　 .i
　　 {　　　〈　　　　ﾊ　　　!　　 |　　}　　}!　 .!　 .|　:|　　 i
　　ヽ　　　V　　 .{ .i　　 i{　　 i　　 i　　!!　 .}!　.}　ﾊ
　　　　　　　}　　　V!＿,,-=イ"{　　 }ﾊ`'''‐-ミ.!　|　.|ヽ　 .{
　　　　　　　}　　　 ! ヽ　i　./　{　　 .} } ﾘ　/　}　| r-〈｀, 　!
　　　　　　　i　 /　 }.-ｨ'　　　　　　 j　ｨ''芹斧ゞ | 　', ',｀, }　ｻﾗｯ
　　　　　　　j　i{　　|　 |　ｘ≠ミ　　　　　弋;;;ﾉｲ !　 ', ', ',
　　　　　　 .ﾉ　i|　 i|　 i|　;:;:;:;　　　　　　　;:;:;:;ﾉi　 l 　', ', ',
　　　　　　.{　 .ﾊ　.i|　ﾍ　u.　　　｀　 {｀ヽ　　.ｲ　｝　 ', ', ',
　　　　　　i{　 { i{　{　　|へ　　　 r　 ',´ ヽ　 j　 / 　　　　｝
　　　　　　弋 { ﾍﾍj　　| r‐-＞　　　　 ',　　ヽ､_/　　　　　/
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【イリヤ】　　　　んっ………くすぐったい………

┏
┃　　最初こそ乱暴だったが騎士の手は以外にもイリヤの身体に優しく触れていく。
┃
┃　　先程のお返しとばかりにイリヤの頬を労るように撫で、銀の髪を指って挟んで流していくと
┃
┃　　風に乗って彼女の香りが鼻に届いてきた。
┗
1125 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 21:56:35 ID:V+Vq856l: こんな極限状態でも、あるいはこんんな極限状態だからこそ、腕に抱くこの女性がたまらなく愛おしい
1126 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 21:58:58 ID:Iu82fLqo: ここからどうやってブラックさんが全部台無しにしてくれるのかと思うとドキドキするな・・・。
同情する余地など一切なく、ただただ邪悪で外道である悪役はそれでそれで素晴らしい。
1127 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2019/03/24(日) 21:59:52 ID:y3awo8N8: 　　人(　　　　＼ヽ　　 |　.:/( ノ＼ :.＿ :.＝－ --　　　::.＼ :::.....〉
.　　　＼　　　ノ ⌒///., :/／ j八／:i:i:| --―…=￢＝冖冖_彡⌒ヽ
　　　　　　　　　丶　 u.／／　　／:i:i:i:i:i:|--―…=￢＝冖冖
　　　　　　　　八^／／　　／:i:i:i:i:i:i:i:i:|＿＿＿＿＿_,,.､丶´--―…
.　　　　　　　　 /:／／-―.＜:i:i:i:i:i:i:i:i:／:i:＼:i:i:i:i:i:i＼　 --―…=￢＝
　　　　　　　　／／￣＼:i:i:i:i:i:`＜￣￣￣_i/:＼:i:i:i:i|:i:iト ―――┐ ー　　　ｒl　 .ｒl
　　　　　／／.: .: ,;;i:i:i:iヽ:i:i:i:i:i:i:i:i＼/∧{ {７〉:i:i:i 人:i:i:i:〉　　　　＼　　　 ==|:|==|:|==
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【聖王国騎士】　　　（こんな小さな身体なのに、酷い初体験だなんて…… ）

　　　　　　　　　　（せめて、せめて今だけは……優しく……… ）

┏
┃　　本来ならこの肢体に自分ごときが触れて良いものではないと騎士は理解している。
┃
┃　　しかし先王である父親を失い、部下の死に毎日祈りを捧げ、人類の命運を背負っている彼女に
┃
┃　　一瞬でも良いからできる限り労いたかった。
┗
1128 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 22:01:54 ID:N6OgTdOc: これがブラックが演出で手を出す前にああなるってテンション上がる
1129 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2019/03/24(日) 22:15:08 ID:y3awo8N8: ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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【イリヤ】　　　　んっ……あっ……　（あ、あれ？服の上からなのに、　なんか……変な感じ……… ）

　　　　　　　　　　（それにもっと強引に触ってくるかと思ったのに……… ）

┏
┃　　騎士の手は緩やかにイリヤの頭、肩、背中に接触していく。
┃
┃　　ブラックにされてしまったように無理矢理服を奪われて、肌を無遠慮に触れらてしまうことを想像していたイリヤは
┃
┃　　思いもよらない騎士の愛撫に、痛みを耐える覚悟をしていた心を静かに解きほぐされてしまう。
┗
1130 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 22:16:16 ID:N6OgTdOc: この時点で既にちょっと艶のある声出してるあたり、自覚せぬ間に開発されとったんやろな
1131 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 22:17:17 ID:V+Vq856l: ブラックが行ったそれとは違う、確かな愛が宿る行為
1132 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2019/03/24(日) 22:27:23 ID:y3awo8N8: 　　　　　　u.　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __　　　　　　　　　　　　　　ｒl　 .ｒl
　　　　　　イ　　　　　　　　　　　　　　　 ,.　'⌒ヾ　　　 ⌒＼　　　　　 ==|:|==|:|==
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　イ　　　　.|　　　　　　　　　　　 ,､- '"´　　　＿＿,ﾉ　　　　　　　}　　　　　　　　　ﾘ
.　　　　　　八　　　　　　　　　／　　_,.､‐''"~ア￣⌒ア　　　　八　　　　　　　 r―――､
　　　　　　　 `''＜__　　　　　／_,.､‐''"　　　 , ﾞ　　 /　　　　　／￣￣~^ヽ　　　 |:| ￣￣}:|
　　　　　　　　　　　￣￣　　　　　　　　　,､'ﾞ　　　　　　　ｲﾊ　　　　　　}　　　　　　 //　　　　　　　＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _､ﾞ　　　　　{　　　 /: : : ﾉ　　　　 ,′　) )　　　〈/　　　　 '" 　　　　　　｀`丶､_
　　　　　　　　　　　　　 ''゛　　　 _､く　　　　八＿　,.ｲ: : ／　　　　　 √ 、　　　　　　　／''／　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　''゛　　　　　､ 'ﾞ　　＼　　　 : : : : : : : : :／　　　　　　 |　　 |　　／''／　　　　　　　　　　　　＼　＼
　 ……--‐''゛　　　　　　 _､ ''ﾞ　　　　　丶　　 ∨: : : : : :　　　　　／　　＼､_ﾉし　 '　 , 　　　　从|　　 | j　　　　 :. 　　 ',
　　　　　　　　　　　　 _､く´　　　　　　　　 `､　　＼: : : {　　　　　／　　　　l ｀）(´ / 　 / 　　　ｉ'" ;　　 |∧　　　|　 i:i:.　　 ',
　　　　　　　　 _､　 ´　　＼　　　　　　　　　　　＼八　　／　　　　　ｲ／/＾´　　 /　/ 　　ｉ| 　i 　　＼＿　 | 　|i:i:i:.　　',
　　　　　　_､　 ''´ 　　　　　　 '，　　　　　／⌒＼/>‐　'ﾞ　　／　　|　， ,'　　/　 '　　i　, ||/　',　 /'　　`､　|　 |i:i:i:i:. 　 i
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【イリヤ】　　　　あっ、んっ………んはぁ………あっ！

　　　　　　　　　　（こ、声が……出て………ッ！ど、どうしてこんな早くに…… ）

┏
┃　　騎士はひたすらイリヤの細い身体を労る。若い情欲に心を支配させるのを必死に堪え
┃
┃　　この後で確実に訪れる陵辱を少しでも引き伸ばし、イリヤへの負担を減らそうと思っての行為だった。
┃
┃　　しかし陵辱でしか男を知らないイリヤはその気遣いに気づけない。
┗
1133 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 22:28:20 ID:N6OgTdOc: 地獄への道は
1135 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 22:30:20 ID:V+Vq856l: 喜劇的な悲劇、とびっきりのな
1136 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 22:31:07 ID:Iu82fLqo: 騎士様は優しいな・・・・・。
でもいいのかな、そんな悠長なことやってて・・・タイムリミットとか条件も確認しなかったのに。
1138 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2019/03/24(日) 22:39:25 ID:y3awo8N8: ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━＿＿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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　　'　,　　 /　　　ｉ v∧: 　　 |　　　　　　　　　　　ｉｌ　/｀し　ｌ／　　 ∧:i{::::::jｲi｀''ー-ー'''"j　/:::::::::::/::ト-ｲ
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　 ∨　　ｉ :j|　十… 　　　 l |　　　　　:|　　|　　　|　　￣￣　　／::::::::::::::::／;;;;;;;;;;/｀-=-";;;!ﾍ:::::::::::::::::::::::ヽ
　　ｉ　　　| 八　 ,x===ﾐ　ｉ　'l |ｘ≠ミ从 |　　|　　　| ／　　　／::::::::::::::::／;;;;;/;;;;;;;/;;;;;;i;;,!;;;;;;!;;;;ヾ::::::::::::::::::::::ヽ ) )
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/　　ﾊ　　　| /;込　　　　-‐‐　　 ,　／　　　　　　　　 ::::::::/.../;;;;,,,,,,,,,,,__,,,,,,,,7....￣￣......ヽ　　　　　　_,,,jヽ:::::::::',
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【イリヤ】　　　　（な、なんだろ……身体が……熱く、なって、汗が……… ）

　　　　　　　　　　（まさか、気を失っている間にブラックが私の身体に細工を……！）

┏
┃　　じわりじわりと変化していく己の身体の異変に気づいたイリヤだったが、その原因が何なのか理解できない。
┃
┃　　ブラックの攻めを受け続けていた時には感じなかった身体がふわつくような感覚に戸惑うが
┃
┃　　それを必死に表に出さずに騎士の手の動きに耐え続ける。
┗
1139 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 22:39:56 ID:N6OgTdOc: 細工は気を失う前の１週間だったとおもいますぜ…ｗ
1140 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 22:41:11 ID:V+Vq856l: 熱く激しい性の暴虐は刻まれても、温かな性の営みを知らなかった姫様
1141 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2019/03/24(日) 22:48:19 ID:y3awo8N8: ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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　　　　　　　　　 i :: : : : : : : : : :` フ; ;};;;;;;;;ヾ;;;;;!　　　　　　　　　　　　ゞ''"
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　　　　　　　　　　　　　　　　 !;;;!;;;;!;;;;;;;;;;;ヾ;;/　! 　　　　　　　　　　　　ﾉ｀;　`　　　　　　　ニニ―
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `--ゞ;;;;;;/ 　 l　　　　　　　　　　 l
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┃　　―――――イリヤは気づかない。
┃
┃　　あの暴虐の悪夢である一週間の責め苦こそがブラックの仕込みであったことに
┗
1142 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 22:53:05 ID:Iu82fLqo: 騎士たちの敷居低くするためにわざと処女奪いましたよね、ブラックさん。
1143 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2019/03/24(日) 22:56:12 ID:y3awo8N8: -=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-
　　　 { .ﾉ　　　　 }　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　　　　　　Ｙヽ
.　　　Ｙ　　　　／　ﾉ　　　　　　　　　　　　　　 '" ￣￣`ー　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　　､　　　 .ゝﾉ
　　　　ゝ　　　{　　 {､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　　　）　　 }　　　 /
　　　　　:.　　八　 ‘，､　　　　　　／／　　　　　　　　　　＼　　　　　　　　　　　／'　　.ﾉ　　 ./
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　　　　　 ‘，　　　　.} 　＼..　　　　〈　　　　　j| 　 ',　 `''ｰﾄ＼　＼i.　　　　　／　 .，　　　　 /
　　　　　　　{ ､　　　　ﾉ　　　　:.　　　　ｉ　 |　_,,ィ''´ 　 '　ｨzzzzx.＼　＼.　　　 , 　　　{.　　　　／}
　　　　　　，　－　´　　　　　 :　　　 |　 l.　 { ヽ{ u.　∨　vリっi!　＼　ヽ. 　 , /　　　乂＿,／　,
　　　　　　　　,　　　　　　　 u　 }ヽ　 |　人人-=彡　 ,　:/:/:/:从　|^＼　ヽ,　{　　　　　　　　　 /
　　　　　　　､　　　　　　　　 ,　　，,　　ｉ　ヽヽ:/:/:, . ‐. ､　u. /　 |　} ｀ヽ/　　　　　　　　 '
　　　　　　　 { ､　　　　　　.ノ　　..V　　|＼| 　ト　ﾏ:.)(;ﾉ　 ,ｲ_l_,,｣,ノ._　/　　　＼　　　　　／
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　　　　　　　　　_ {__　　ヽ　＿,ノ　 {　ゞ':.:.:.::}　　　　　Ｙ　　　　　乂((;;,　.}　､　　　 .／　〈
　　　　　　　 _/￣__　ヽ　　　　　／　　 ',,)).ノ　　。　　　　　　　　 ´，　ヽ｀¨¨¨´　　 ⌒ヽ _
　　　　　　ﾉ､_¨ ＼ヽ_）　　 /　　　 ‘,　　　　　　 .ｉ　　　　　　　　，　　　､　　　 / ／＞― ＼
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　　　　　　　 /　　 /:，　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｨぅ､　　　{　　　　　　　　　　　　从　､
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┃　　激しい責め苦だろうと愛の無い強.姦であろうと、性器を弄られ続ければ女は愛液を流し、快感を得る。
┃
┃　　濡れてない性器に強い刺激を受ければ痛みを誤魔化すために蜜を、脳は脳内麻薬で分泌する。
┃
┃　　それは防衛本能であり、本物快感とは程遠い、耐えるべきものである。
┗
1144 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 22:57:30 ID:N6OgTdOc: イリヤの場合は身体のスペック高いから再生も適応も早かったんだろーか
1145 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 22:57:58 ID:V+Vq856l: 人の身体は順応する、それは本来誇るべき機能
1146 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2019/03/24(日) 23:02:47 ID:y3awo8N8: -=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-=≡=-
　　　　　　　　　　　〈ニニニニニニニニﾑ　　 }ﾆ}　　　　　 (ニニ≧zz'､　　　─=ﾆ￣￣￣　｀　＜
ﾑ　　　　　　　　　　　ﾑア´::::::::(_,,zzzzxヽニﾑ　　{ﾆ{　　　　　　_}≧=‐ﾆニﾆ）　　　　　＞ ´.　　　　　｀ヽ
ニヽ　　　　　　　　　　ﾏ/⌒)::::,イニニニヽ:寸ﾑ　',ﾆﾑ.　　　 (ニﾆﾆﾆﾑﾆﾆヽ.　　　／　　＞ ´　￣. 　　ヽ
寸ﾆﾑ　　　　　　　　 {,,イニニ>'" ::::::寸ﾆヽ}ﾘ　〈ﾆﾆﾑ.　　　ゞ,'　　ゞﾆﾆア　　／　　イ_∠､, イ￣＞.　　 `､
　寸ﾆﾑ　　　　　　　　　　ﾑﾆﾆア''"zzzzzzzzzゝﾆﾆヽ　ゞﾆﾆﾊ.、　　 !　　__..ｎ、!　, イ.　　　 c',ｨ=ミ､＞'´ｲ　 ,イ.　　ヽ
　　ﾏニﾑ　　　　　　　　　ﾏアイニニ======ﾆニ≧ﾆ} 　 jﾉ⌒　ヽ　,. '"´　ゝ‐ ヽ'.　　　　／////／´ / ,イ/／　　　 }
;:;:;:;:;: ﾏニﾑ　_:::::::::::::::::::::::,ｲニア´:::::::::::::::::::::::::::::｀寸ﾆﾑ/　u,　─ ´,'　　　　((　)) ∨　／'　　 ,...‐､‘　 ´　／{／　　　/
::::::::::::: ﾏニﾑ. :::::￣　‐:::::: ,'ニｱ／´￣￣￣￣￣￣｀ヽﾏﾑ.イ　　　八　　　くゝ二ﾑヽ､_,.ィ{___/:::::::::::) .//=ﾐ､,ﾊ／　　 ,'
:::::::::::.:.:.:ﾏニﾑ.:::::::::::::::::: {ﾆﾆ{'　　　　　　　　　　zzzxﾉニﾘ　　　　　　ゝ､　〈ﾆﾆﾆﾘ　　　　　｀ヽ:::::ｲ　 // }}／／　,'
:::::::.:.:.:.:.:.:.:.寸ﾆヽ :::::::::.:.:.ﾑニ| 　　　　　　　　,ｲニニニア　　　　　　　　　　　ﾏﾆｲ　　　　　 u　}' ）{ 　 // ｱ＜　 ,ｲ
:::::::::::,ｨﾆﾆヽニﾆﾑ:::::::::: ﾑﾆﾆ　　　　　　　　ィうニニア　 ',　　　　　 u. 　　 }ニ}　}'　　　　　　l､＿ ,u.＜　ﾟ｡, イ
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: : : : : : : : : :⌒ : : : : : : : :.ｱ　　',　　　　　　　　　　　　ﾑ ::::::::|::|i:ｉ:||　　寸_イﾆﾆ/ﾆア"ﾏ=ﾑ　　　＞==イ :::|
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: : : : :ノ: : : : : : : : :.≫'´　　ﾑﾆﾆﾑ　　　　　　 u. 　 ,'　 |二::::::::|::|i:ｉ:||＿ﾏア　'　　 ',ﾆ',　　　,イ}￣ |:::|　 |:::::::::|
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┃　　そして人間の身体は順応するものである。
┃
┃　　痛みを誤魔化すための偽りの快楽であろうと何度も何度も繰り返しルーチンワークとなれば
┃
┃　　身体は自然と痛みも快感も全て覚えてしまう。
┗
1147 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2019/03/24(日) 23:14:25 ID:y3awo8N8: ::::::::::::::::::::::::::::::::::/　　　　　　　　　　　　　　 ', _　　　　　　　　＿.　 _
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┃　　故にイリヤの身体は偽りの快楽を知っている。
┃
┃　　それ故に小さな刺激でも愛液は流れ、快楽も享受しやすくなってしまっていたのだ
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＼､_ﾉし
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／/＾´　 , ',´-　　　　　　　　　　　＼　　　　　　　　 l l
　，,.ｨ'',´ｨ　　　　　　　　　　　　　　､　ヽ.　　　 ,.- |　─z
　, '´ ,ｨ´　　,ィ´　　　　　　　　　ヽ､. ヽ.　　/ 　 |⌒し｛
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　 i　　,' ./　 ./ /　　, ﾊ./i.i　.i ,i　 .i　　i､ヽ. !　｢　/　♥／
　ﾍ　　.//　/ /　　,ｲ/゛"'!i　 !ﾘi　 i　 i! i 　 !　 | /⌒し｛
　　! ,'.,'/　/, ,'＿/','/　u. i!　i!,'!_!_ﾉ,　!,ｨi i .i!　｝　　ッ{
　ﾉ/ !,'!　,i!__!r　 u. 　　 i' rfzｚｚzi!ﾊ!i l i!　 ⌒ ♥､ノ　　 /l　　.,ｲ,ｲ .,ｲ
. ノ,'i /!.! .ili! ,i7`､ｘ≠ミ　.ﾉ!ﾉ' ゞ‐!','　!丿! i!i　　　　　　　 //　　ﾚﾚ /ム―７
ﾍ　i,'!,ﾍ.i ,'!i i i!i､ ///// ､ﾉ' /// ﾉ!　!'ﾉﾉi ﾄ.!　　　　　　 / ﾆﾆフ　　//''''''７/
. ﾍ i!i! _ﾍ!ヾﾐ､i!〉､ﾊ.u　　　　　 'ﾉ　i_/ノ〉,!ヾ､　　　　　 //　　　　 /'　　//
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┃　　しかし、本当の快楽は知らない。
┃
┃　　耐えるものでも誤魔化すためでもない、正真正銘悪意の無い愛撫によって
┃
┃　　中途半端に目覚めていたイリヤの「女」が休息に覚醒していくのにイリヤも騎士たちも気付いていない。
┗
1148 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 23:15:02 ID:N6OgTdOc: ブラックさんも騎士さんもいい仕事しましたなあ
1149 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 23:19:13 ID:U/nHOAuS: ブラックは女の仕立て屋だった……？
1150 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 23:21:00 ID:V+Vq856l: 自負に見合うだけの仕事
1151 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2019/03/24(日) 23:29:30 ID:y3awo8N8: ////////////////／　　　　　　　　　　　＼　＼
///////////////" 　　　从|　　 | j　　　　 :. 　　 ',
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//////////////∧　八''　u. 　 (　　ｘ===ミ|　 |ﾉ^ Y´ ，　　　　｡　　　 |　　　ツ/
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【イリヤ】　　　　あっ、んっ………んはぁ………あっ！

　　　　　　　　　　（んっ！な、なんで……こんな…ッ！あそこが、ムズムズして……下着濡れて……… ）

┏
┃　　薄い布地の裏側で花を開き始めたイリヤの割れ目から蜜が滲み出し、裏側にある騎士の指を仄かに濡らす。
┃
┃　　イリヤが感じていると知った騎士は密かに達成感と充実感に満たされ、己の行いが間違いではなかったと確信する。
┗
1152 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 23:31:30 ID:N6OgTdOc: >己の行いが間違いではなかったと確信する。
よいぞよいぞ
1153 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 23:32:16 ID:V+Vq856l: 幸福な記憶で塗り潰して欲しい姫君の願いを、かなえてあげなきゃ
1154 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 23:35:41 ID:Iu82fLqo: 自分から望んで身体差し出してるし、そりゃねｗ
1155 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2019/03/24(日) 23:47:23 ID:y3awo8N8: 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇 -―――- 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇 '"　　　　　　 <ヽ　 <ヽ､　闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇 '／　　　　　　　 r-, ヽ:;ヽ　ヽ:;ヽ　　闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇／／　　　　　　　　　　_ヽ:;ヽヽ:;ヽ　!:;:;!　　 r-, 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇／　 '　　／　　　　　　 i ヽヽヽヽ:;ヽ}:;:;ヽ　　i:;:;i 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇／　 /　／　/　　 :､　}　　　ヽヽヽ:;｀´:;:;:;:;:;:;:;ヽ-´:;:;} 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇　 '　　　'　,　　 /　　　ｉ v∧:　　　ヽ_:;_:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;./　闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇 /　　 /　/　　/ |　　| i⌒⌒', 　　 |＼　＼:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;！闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇　〈　/　　　 |　|　 |__,,　　'_ , `''ﾄ､,,|＿|　＼:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ　闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇 ∨　　ｉ :j|　|,イ|　　　　　 l | ｨ笊う炒っ＼:;:;:;:;:;:;:;ヽ闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇　 |　　人　､　 ,ｨ≠ﾐ　|/ j/　ｰ''´.:/://　ヽ:;:;:;:;:;:;:;ヽ闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇　 |　　, 　　　|　《ヾツ　　　 :/:/:/:/ j /;　　| ヽ:;:;:;:;:;:;:;ヽ闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇 ,:　　 { 　　 |　ﾍ:/:/:/ '　 '　　　 u /　ｉ　　|　／　ヽ　闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇　 /　　ﾊ　　　| /;込　 u　　 -‐　　　 ,　|　　|＼＿　　ｉ　闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇 /　　|　i　',　　　　　个　..,　　　　／　,　　 | 　　　/　闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇 {　　 |　|　＼､i 　　／　　＞ - イ八 /　　ﾉ　　／　闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇人　 |　| ′　 `|　 r'　　＼　u.　　　 '/　 / -‐‐-　、闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇＼:|＼　　　 |　 |　　　',　ヽ　　　 /　／　　　　 ∨ /　闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇ヽ ,ｧ.,ｨ.,ｧ |　 |　　　　 ''＜　　　 /イ　　　　　　u 　∨ 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇 l, .|!.j{ i!　,ｧ |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '/ 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇 iIJ傷Iiｔ,ｸ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '/ 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇 `t|洲|ﾘ {　　　　　　　　　　　　　　　　 V　　　　 l 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇、　　　洲I´　　　　　　　u 　ヽ　./　　　　　｀ヽ　 rt | 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇劣gga御f' ′ -......、　　　　　　　　 -tぅｭ､　　 , .-　ヽ }ｶ | 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇痛伽形'　 Y::(y::):::::i　　　　　　ｌ　｀ﾞミ三ﾐt､ :::(::y):: 片 | 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇偽形''´ ′乂:::::::::ノ　　　　　　＿,ィミt､　｀ﾞﾏﾐ､ ::::::: 片、 !　闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇 ´闇 |　{　　　　　　　　,､--　 _　　￣｀ﾞマ三ﾆ=ﾐ三三三ム、闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇 |　乂　　　_　‐''´　　　　　　｀　''　‐ ＿＿＿_,＞三三三ム　闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇 |.　　＞''´　　　　　 ,､､､、　　　　　｀ﾞー=＝‐´＞三三三ﾑ闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇 |　／,／／　　,ィ''´　　　　`　､　　　　　 -=ﾆ彡'￣￣｀ﾏﾆム　闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇 ∠,ｨ/ /i7 }　/　　　　　　 , 丶＞､.　　　　　　　ｌ　ﾏﾆム、　闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇ｌ ///ﾆi　ﾏｖ､ _　　-‐''"´　　}　　　` ､　　　　　 l 闇ﾏ三ム闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇 /ﾆ7　　　Eﾘi　　ﾏﾑ　　　　　u 　}　　　　　≧s｡＿＿ノ　闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇　〈ﾆﾘ　　　.Eﾆi　　 Eiﾖ　　 .i､　　　　　　　　 ,､　 { 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇 Ⅶﾑ　　 Eﾆi　　 .!ﾆii　　 .|ﾖ　　　　　　 //　　　　 ,ｨｭ　闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇マﾑ　　Eヲi、　 iﾆ7　　,ｲ7　　　 }!　　 /l{'　　　,.ィア´ 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇　マﾑ=三三三ﾆ7 .,イﾆ7　　　ﾘ　 /ﾑ{＿,ｨ彡´ ,ｨｪｧ　闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇　, マ三三三ﾆ=彡三ﾆﾆミﾆ=-　　Ｆ三三ﾆﾆ=彡'´ 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇　　　　ﾏ三三三三ﾆﾆｼ"　　　　　　Ｆ三ミ＝ﾐ彡ﾆ=- 　闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇 /　　　　 E三ﾆ夕"　　　　　　　　 F三{ ｀ﾞミﾆゝ　 '/　闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
───────────────────────────────────────────────
┏
┃　　その善意が―――――イリヤを暗闇へと誘うためのスイッチだと
┃
┃　　この場にいる者全員は気付いていなかった。
┗
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【つ　づ　く】
1156 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 23:47:57 ID:N6OgTdOc: 乙ー
地獄への道は
1157 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 23:48:40 ID:U/nHOAuS: 乙でした
ブラック……！！
1158 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 23:52:34 ID:Iu82fLqo: 乙。
ブラックさんがマジで総司令に相応しい器で草も生えない・・・・。
1159 ：黒マント ◆8alnqWF4MNwa ： 2019/03/24(日) 23:52:41 ID:y3awo8N8: 　　　　　　　　　　＞''"　ｨ≦,,,,＿　　　　　　　　　　ノ
　　　　　　　　イィ''"￣　ー--　￣　ー--=＝'''"
　　　　　　／イー- 、　　、　　￣｀ '' ー-　,,__
　　　　　 /　　　ヽ　　ヾ　　｀'''ゝ==ュ、　　　 {
　　　　イ　 /　　{ﾐ'i　　ヽ　　　　　ヽミへ　　　　i
　　　/　　ｲ　　 {ﾍﾍ　　　ヽ　　　　　ヽミｭ、__　ヽ
　　 /　　/ｲ{　　ヽ　ヽ　　!＼　　__　　　＼｀￣　ヽ　　　　　　　はい、終了！
　　/{　　ｲ {ﾍ　　ヽ　　ヽ　} ｨ''"＼　　　　　＼　　ヽ
　　{ !　　i{　!-=- ､ゞ　　｀-ｲ'テミヾ､　　　　　ヽ　　ヽ　　　　　　主君のために行った行動が実は一番の罠だったというオチでした。
　　{ !　　i／ヽｨ=ﾃミヽ　　ｲ!　i::;;::} /ゞ＼　　　ヽ　　　＼
　　.}i　　ヾ　V　 i::;ヽ｀　　　}!　ゞｿ;:;:;:}ﾄ、ヽ＾ヽ　.}!＼　　　ヽ　　　今の所は穏やかなエロだけど、裏側はブラックやで！！
　　.}!　　　ヾ-ヽ　ゞﾝ ;:;:;: ､ ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:　ヽ＼ﾉ^ﾘヾ　ヽ　　 }!
　　.}ﾊ　　　ヽ　〉、;:;:;:;:;　　　　　　　　u iソ、ヽﾉ　 }!　 }　　.ﾘ
　　.ﾘヾ　＼　 {:ﾍ=-　　　ーヽ　　　/!/;;ヽ　＼ .ﾘ　 }　　ｲ
　　　　　＼＼j: : ﾍ　　　、 _.ノ　　 /i{/;;/　＼　＼　 } ／　
、　　＿,,　-亠＝ﾐ: :ﾍヽ　　　　　／　i{;;/;;;/;;;ﾉヽ　ヽ ./
: : : ｀ '''- ､: : : : : : : ＼ゝヽ--7=＝＝亠、;;;ｲ/: :/ヽ　＼
: : : : : : : : : : ｀: ‐-: 、: :ヽヽ=＝ニ＝===ミ7: : :/　　ヽ　ヽ
: : : : : : : : : : : : :＿,,,}!: : : }　!==＝ニニﾍV: : :/　　　ヽ　ヽ
: : : : : : : : : ＼: : : : /: : : :}　 }!: : : : : ｀ ''.ヽゞ= 〈〉ゝ__　ヽヽヽ
: : : : : : : : : : : : :.イ: : :, ':.ﾉ　 }!: : : : : : : : : ,;:.＼Y
1160 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 23:53:08 ID:V+Vq856l: 乙
あまりにも鮮やかな手腕
1162 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 23:58:21 ID:N6OgTdOc: 「この後」がどうなるかを知っているからこそ愉しいですよね
1163 ：名無しさん＠狐板： 2019/03/24(日) 23:58:48 ID:Iu82fLqo: 鮮やかな手並みすぎて尊敬の念しか感じない。
敵に最大限の敬意を払い、自らの叡智と技術の全てをもって葬りにかかる敵役の鏡だわ。

蟲姦苗床常識改変イリヤちゃん

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