元々ぬいぐるみが好きだった。どのくらい好きだったかというと、子供の頃、押し入れの片方の下段が全部私のぬいぐるみだった。部屋にでかいハンモックを釣って、その上に山盛り乗せていたこともある。今にして思えば、親はよくあれを許容したものである(ていうか小遣いもないほんとに小さい頃からなので、親が全部買ってくれてたんだけど)。
しかし成長過程で大量に処分した切なさもあり、もうぬいぐるにみは手を出すまいと、どんな可愛いぬいぐるみを見つけてもグッと我慢で過ごしてきた。少子化のせいかおもちゃ屋からぬいぐるみ売り場が無くなり、昔のようなバリエーションがなくなったのも幸いした。昔銀座の4丁目あたりにぬいぐるみの専門店があった気がするんだけどいつの間にかなくなっていた。今ぬいぐるみ買いたいと思ったら博品館か浅草橋の吉徳なんですかね。
まぁそんなわけで、多分20年近くは羊のジェームズ1匹と暮らしてたんですが、

この数ヶ月でこれ

こうなると思ってたから手を出さないようにしていたのに! 一度タガが緩んだら終わりだと!
左からいちほまれの米袋、シャベリーマンぬい(カスタム済み)、R.B.ブッコローの16センチぬいですよろしくどうぞ。
米袋についてはXでわーわー言うてたので知ってくれてるお友達もいるかと思いますが、一番右のミミズクについては多分Blueskyでしか言ってなかった気がするので今言います。少し前から「有隣堂しか知らない世界」というYouTubeチャンネルに駄々はまりして、家にいる間ずっと流している状態だったりする。
このチャンネルの面白さについては、ほんとに見てもらえれば説明するまでもないので騙されたと思って一度見てほしい。今の所私が一番好きなのは「有隣堂伊勢崎本店の世界後編」です。
ブッコローの話術がとにかくすごいので延々と見ていくうちに、有隣堂社員の皆さんも、メーカーの方も、とにかく情熱と商品に愛情を持っているのが伝わってきて、社会人として心が洗われる思いがする。
もちろん本も読んだけど、有隣堂社員の平均年齢が40代後半と知って、ますます感心した。弊社も高齢化著しく、別に何がどうではない、ただただ中年ゆえの怠惰さと億劫さによる停滞をひしひしと感じているので、この年齢の人たちが全く新しいことを始めてここまでにするのがどれほどすごいことかと。
このただお祝いメッセージ読み上げる動画が好きで何回も見てしまう。商品と、企業と、ライバルと、業界に、愛が溢れている。
有隣堂は神奈川の本屋で、千葉にも東京で私の行きやすいところにもあまりないのだけどなんでこう親しい感じがするのかと「有隣堂 閉店 東京」でググったらヨドバシアキバ店が出てきて、あれかー! あれが有隣堂だったか!となった。あの店は私が転職して乗り換えで秋葉原使うようになった頃にできたので、会社帰りによく行った。私のくたびれた30代をほんとうに慰めてくれた本屋が有隣堂だったことがわかり、俄然親近感が増してしまった。親近感というか、恩義というか。
まぁでも理屈ではなくただ面白いから。ただ面白いから頼むから見てくれ。ちなみに私が勧めた人の中に、私より先にグッズ買った人が2人もいて、多分私と気の合う人への訴求力がすごい。
9月に誠品生活から24時間生配信をやっていたそうで、すげー行きたかった……電鍋のブッコローちゃんステッカー欲しかった。電鍋愛好家としては。あと普通に夜中3時に誠品にいられるの面白そうすぎて。
ひょっとしたら昔の東京吉本に詳しい人とかは、これ見たら察するところがあったりするのかも知れない。でも別に中の人を詮索したいわけではなく、本当におもしろい人はなにかの形でいつか見出されるのだとしたらいいなと思ったというだけのことである。
いやでもブッコローちゃんはMCやろうとやるまいとずっとおもしろかったんだろうから、自分が見られるところに出てきてくれたことを「見出す」というのも失礼か。
あと、私が長いことYouTube動画ってどう見ればいいのかわからんと思っていたのは、オタクのサガとして大量にあるものはどうしても順番通りに見ようとしてしまうせいだったんだなというのがわかった。
このチャンネルに関しては、わざとおすすめで流されるままにバラバラに見ている。そんでそれでいいんだなというのがよくわかった。多分まだ全部見てないけど、残りの数も知りたくない。
でもお勧めされるがままに見ているので、最近は学研の松原編集長のサイン書きライブとかまで見ている。
なんか久々に、好きなラジオ番組を見つけた時みたいな喜びを感じている。すごい細かく編集が入っているからラジオとは別とわかっているんだけど。しかしほんとに細かく会話の間を詰めていて、この大変そうな編集で毎週1本……と気が遠くなる。動画の世界は知らないことばかりだ。
そんなわけで最近は、米袋、異形頭、ミミズクの3本柱でやっています。もう何が増えても驚かない。