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YouTubeで、あるインタビュー動画を見ました。
その方は、超一流の外資系金融の出身。
コメント欄には「さすが、外資の人は鋼のメンタルだ!」という言葉が並んでいた。
それを見て、私は思ったのです。
どんな世界も同じでしょうが、外資系にも、トップと”その他大勢”がいるよー
メンタルが強くない人間も多いよー、と。
初めての心療内科
私が、メンタルヤバイ!と初めて実感したのは、20代後半の頃でした。
当時すでに外資系企業に勤めていたのですが、上司が突然クビになり(こういうとこが外資)、
その仕事が、一気に自分に落ちてきたのです。
眠れない。
仕事の不安が頭を離れない
そんな状態が続き、「とにかく眠れるようになりたい!」と思って、心療内科を受診した。
今から約30年前のことです。
当時はまだ、今ほど一般的ではなかったと思いますが、不思議と抵抗はなかった。
子どもの頃は体が弱く、病院に行き慣れていたこと、
そして、家の近くにたまたま心療内科があったこと、
この2つが大きかったと思います。
先生に事情を話すと「おお、それは鬱だね」と言われ、
「え、私、鬱なんですか?」と答えたのを覚えてる。
「まずい」と思った段階で、すぐに病院へ行ったことが、
悪化しなかった一番の理由だった気がしています。
キラキラなあの人だって
もうひとつ、忘れられない出来事があります。
40代のある日、仕事のプレッシャーでまた眠れなくなり、
勤務先の近所にある心療内科を訪れた時のことです。
●過去記事:この前捨てたのは、この頃もらったお薬かな
なんと、待合室に、同僚の女性が座っていた。
私とは違って、彼女は“本物のバリキャリ”。
家族もエリート、子どもの頃から海外生活、アメリカの有名大学卒という、
まさにキラキラした経歴の持ち主です。
その人がそこにいるのが、とても意外でした。
だって、いつだって自信に満ち溢れているように見えたから。
それこそ「鋼のメンタル」の持ち主なんだろう、と思っていたから。
受診が終わるタイミングが同じだったので、「お茶でも飲みましょうか」という流れになった。
話をしてみると、彼女も仕事のプレッシャーがあると眠れなくなり、
辛い時はクリニックを受診してる、と聞きました。
そうなんだね・・・。
どんなに強そうに見える人でも、心の中ではいろんなものと闘ってるんですね。

外資にいる人がみんな鋼のメンタルなわけではない。
強そうに見える人でも、眠れなくなることはある。
そして、弱いなりに、なんとか外資や、この社会でやってきた人もいる。
そんなことを、動画を見ながらぼんやり考えたのでした。
もしかしたら、インタビューを受けてるこの人だって・・・、ね。
心も身体も「早期発見・早期受診」
最初にメンタルが弱った時、早いうちに医療にアクセスできたことは、
本当に運が良かったと思っています。
私はすでにセミリタイアをしているので、今後、そこまで仕事で追い詰められることはなさそう。
だけど人生は仕事じゃないものね。
経済的不安や孤独などなど、さまざまな理由で、またメンタルが不調になるかも。
その時は、迷わずお医者さんのお世話になろうと思ってます。
早めに気づいて、早めに頼る。
身体の不調と、同じなのかもしれません。
● 「習慣の力」もあなどれませんよ ●
外資の世界にも「大谷選手」と「ちびっこ野球の補欠=私」くらいの実力差が存在します