ブライアン・イーノ先生がオランダ人アーティストの Bette Adriaanse と共著した What Art Does: An Unfinished Theory についての取材記事である。
人間がその歴史を通じて行ってきたアートという行為が、フィンテックやコンピュータプログラミングほど重要でないと我々が判断するなら、それは本当に文化の死なのだと思い、この本を書くにいたったようだ。
そして「アートとは何か」みたいなありとあらゆる本を読んだが、人がなぜ芸術を手がけるのか、生物学的、心理学的に解明してほしかったという不満を述べている。
このインタビューでは、自分の音楽史についてイーノ先生が語りたがらない話(彼はそれを、自分には「反ノスタルジア遺伝子」があると表現する)、賞賛されるのも尊敬されるのも好きでない話、amass の記事で取り上げられている AI によるアートについての話、英国の労働党政権について不満などいろいろ語っているが、イーノ先生の本って、1995年の日記本『A YEAR』(asin:4891945532)くらいしかないので、これは楽しみだし、邦訳をお願いしたいところ。
イーノ先生といえば、先週24時間限定のライブストリーミング配信が行われたドキュメンタリー映画『Eno』の日本公開も待たれるねぇ。