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天使の分け前

ワタシが本作のことを知ったのは、いきつけのバーのマスターがスコッチウイスキーについての映画らしいので観に行くと話していたのを聞いたときで、それからすっかり忘れていたのだが、ブレイディみかこさんの文章を読んで、ケン・ローチの映画だったのか! と驚いて DVD をレンタルしてみた次第である。

なんとか刑務所行きを免れた主人公が、身重の妻ともうすぐ生まれる息子のために生活を立て直そうとするも、底辺仲間といえる主人公を目の敵にする連中や妻の父親からのプレッシャーにさいなまれ、さてどうするかという映画である。

はっきりいって、日本人の観客からみれば何気にハードルが高い映画である。それは第一に主人公がけっこうどうしようもないワルであることで、ヤクをきめて関係ない青年を半殺しにして障害を負わせたことがきちんと語られる時点で、なんでこれでムショに行かないのよ、とドン引きしてもおかしくない。

そして第二に主人公とその仲間が行う作戦が、端的にいって犯罪なんですね。あんた、もう犯罪はやらないって生まれてきた息子に誓ったんやないか?

ワタシもバーのマスターもこの点についてひっかかったわけだが、しかし、ワタシはこの点にケン・ローチの誠実さをみる。こういうロクデナシたちだろうが更正する道は開かれてないといけないのだと監督は信じているのだろう。

それを受け入れると主人公たちの作戦とその帰結は、この「天使の分け前」というタイトルの本当の意味が分かるラストまで脚本がなかなかよく出来ていて感心した。




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