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ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト

2008年最後の映画(館に行くということ)はストーンズとなった。

何と言っても名作『ラスト・ワルツ』をはじめとしてロックとのかかわりが深く、しかもこれまで何度もローリング・ストーンズの曲を映画の中で使ってきたスコセッシだから鉄板なのは確信していたが、冒頭からちょっと様子がおかしい。

かの巨匠をしてストーンズとまともに意思疎通がとれないのだ。ギリギリまでミック・ジャガーからセットリストが渡されず不安を募らせるスコセッシが笑えるが、直前になってようやく届いたセットリストをひったくり、「1曲目は……」と半ば叫ぶところにあの不滅のリフが重なり、ライブが始まる演出がかっこよすぎる。

で、映画本編だが本当にすごい。キース・リチャーズのズタボロさ加減が。

ワタシがストーンズのライブを観たのが Voodoo Lounge ツアーのときだから10年以上前になるが、当時から比べても相当なものだ。あの "Satisfaction" のイントロから平気で間違うレベル。

ツボだけポーズ決めながら押さえるだけで、あとはヨレヨレ、ヘロヘロの演奏を垂れ流すキース、対照的に年齢を超越したシャキシャキさが恐ろしいコントロールフリークのミック、明日にも死にそうなじーさんの外見と裏腹に涼しげに叩きまくるチャーリー・ワッツ、そして30年ストーンズにいながら未だにパシリにしか見えず、思い出したようにギターソロを弾いて場をもたせる気配りロン・ウッドというベクトルが違いすぎる4人の演奏がひとつになると、確かにそこには独特のグルーヴが立ち上るのである。

クリスティーナ・アギレラやジャック・ホワイト(この映画では彼の緊張が伝わってきて微笑ましい)といった現在キャリアの頂点にある人たちと共演してまったく見劣りしないのはやはりこのグルーヴのおかげである。

ただバディ・ガイだけはギター1音とシャウト一発でストーンズをふっ飛ばしていてそれもすごい(その衝撃でキースは曲が終わったらバディに自分のギターをいきなりプレゼントしてしまう)。

スコセッシ指揮の流麗なカメラワークについては文句なし。おかげでミックの顔の皺までくっきりとらえているが、それにしても4人ともまったく太らず、精悍さを保っているのは尊敬せずにいられない。

演奏的にもメッタにライブでやらない "As Tears Go By" とか、キースがギターを持たずに歌う "You Got The Silver" とか上記ゲストとかこうしたライブならではの希少性もあり、それでいて定番ナンバーもしっかりやっていて、"Brown Sugar" の頃にはワタシも立ち上がって歌い出しそうになってしまった。

あと最前列の客がミックを携帯電話のカメラで撮影してるのが何度が映るのが時代を感じた。




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