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EMIのDRMとの決別は「水のような音楽」への大きな一歩か

もう散々話題になった EMI と AppleDRM に関する合意のニュースだが、とうとうここまで来たのだなと感慨深かった。もちろん今後の売り上げいかんでは、この英断も反故にされてしまうのかもしれないが、今回の発表は二つの意味で(氷室京介も推薦する!『デジタル音楽の行方』が描く未来に合致するものだ。

まず一つは言うまでもなく DRM との決別。『デジタル音楽の行方』において DRM は「デジタル貞操帯」と揶揄され、繰り返し先がないと断じられている。しかし、その根拠は至極当たり前のものだ。

 消費者は、自分達が買うものにあれこれ指図しようとする試みに一貫して抵抗してきた――不思議なことではない。あなたが車を買った後に、自動車メーカーが運転できるところとできないところに口を出したら、どんな気持ちになる? あるいは、本を買った当人だけが本を読めて、友達や家族に渡すことができないと出版社が命令したら、人々はその出版社に何と言うか想像できるだろうか? 購入後の遠隔支配こそがDRMの肝である――そしてそれこそが、DRMが端的にうまくいかない理由でもあるのだ。(231ページ)

もう一つは既存のサービスを残したままで、新しい DRM フリーの高品質サービスが提供されること。手軽にアクセスできる安価な水道水がある一方で、より質を重視する人にはそれより値がはるミネラルウォーターも提供されるという「水のような音楽」モデルじゃないですか。

しかし、である。『デジタル音楽の行方』は、現在この市場の支配的プレイヤーであるアップルのビジネスモデルの先を描いた本である。つまり今回の発表は、結果的にアップルの一人勝ちを崩すことになる可能性があるというのが面白くも恐ろしいところだ。




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