自分はジムで走っている時が暇すぎるので、オーディオブックを1年くらい使っています。しかしオーディオブックは通常の本と比べていろいろ罠が多いです。
オーディオブックのブランドで最も有名なのはAmazonのAudibleではないでしょうか。サブスクで月額1500円。ほとんどの人がこれが高いか安いかを判断するために、単品売りの値段を確認すると思います。
例えばこの本"「好き」を言語化する技術"を見てみます。この本を選んだのに深い意味はありません。単品購入の値段は2800円と書いてあります。これは高い。これならサブスクの月額1500円はお得と思いますよね。
https://amzn.asia/d/dPn65cW
一方でGoogle Playの単品購入の値段を見てみましょう。なんと1499円で半分程度の値段になっています。
https://play.google.com/store/audiobooks/details/?id=AQAAAECyJgJmoM
この本だけでなく、他の両方のストアにある本を比べればわかりますが、AudibleはGoogle Playのおよそ倍の価格になっています。要するにAudibleはサブスクを安く思わせるための価格設定になっているということです。Google Playにはサブスクはありません。
困ったことにオーディオブックはサブスクがほとんどで、他社も含めて多くがこのような価格設定になっているようです。オーディオブックは書籍と違って再版制度もないので、価格は自由につけても全く問題ないのですが、紙の本と同じだと思うと騙されます。
もちろん多く読む人はサブスクの方がお得なのですが、1カ月に1冊程度であれば、Google Playで単品買いしたほうがお得です。オーディオブックは新書ですら読み終わるのに8時間くらいかかるので、意外と進みません。
比較サイトをみても、アフィリエイトのためかサブスクのサイトしか紹介されず、単品売りについて記載されているサイトは皆無です。
またオーディオブックは品揃えにかなり偏りがあるので、サービスを選択する際にはそこも注意が必要です。
文学やラノベもベストセラーであればそれなりにされています。フィクションの場合、文字では読めても音声で声優さんに演技されると結構印象が違うので、その辺好き嫌いは分かれるかと思います。
難しいのがノンフィクションです。最も多いのが自己啓発系やビジネス書です。それ以外となるとかなり選択肢が減ってきます。歴史ものならいいのではと思うと、右寄りの主張の強い本が多いです。また当たり前ですが図は表示できないです。
それに加えて先ほど自分が紹介したGoogle Play Booksは本を探す機能が貧弱です。カテゴリは一応あるのですが、ベストセラー45位、新作10位までしか表示されない。ベストセラーのラインナップはあまり変わらないことを考えると、本をまともに売る気があるとは思えません。
運動や家事などの間に本を読むことができるオーディオブックは確かに他にはない価値もあります。きちんと自分で比較してサービスを選ぶことが重要かと思います。