
綺麗な風景。綺麗な女の子。綺麗なセリフ。
自分は基本「恥ずかしいセリフ禁止」です。NHKの朝ドラ的な心温まる話的なものが苦手。そのため日常系でもコメディではないものは苦手で、本作も1回1話を途中まで観て、合わない感じだったので観るのをやめていました。
ただ最近その辺の苦手意識が薄れてきたので再度観てみたら、ものすごくハマってしまった。
まずは舞台がネオ・ヴェネチアというヴェネチアをモデルにした街であることがいいです。自分はもう15年くらい前になりますがヴェネチアは行ったことがあります。実際本当に綺麗な場所でした。もともとの目的はヴェネチア・ビエンナーレだったのですが、街自体が本当に美しかった。
ゴンドラも乗りました。一人旅だったしいいかなと思っていたのですが、たまたま1人分だけ空いているゴンドラがあって、ホテルの人が乗せてくれた。
もちろんネオ・ヴェネチアは架空の街なので、実際のヴェネチアとは違うのですが、雰囲気や建物は本当にそのまんまで、非常に懐かしい気持ちになりました。映像も本当に美しい。
キャラクターはメインは女性だけで美少女アニメの枠にはなると思いますが、男性も出てきます。ウンディーネの制服も丈が長く、エロ要素は全くといっていいほどないです。水着回と温泉回はあるのですが、そういう方向ではない。これも観やすい点かなと。
ストーリーも毎回非常に面白く、人情噺的なものがメインかと思いきや、SF的な話も多かったりします。1話完結の話なので、全話を通した大きな物語はありません。
主人公の灯里ちゃんが「恥ずかしいくらいの綺麗なセリフ」を毎回言うのが本作のポイントなんですが、自分も彼女であればなんか素直にいいなと思えるんですよ。
いくつか理由はあると思っていて、まず単純に灯里ちゃんが見た目も可愛いし、性格がほわっとしている系で自分が好きなのはあります。次に「綺麗なセリフ」の文章としてのレベルの高さですね。ありきたりの言葉ではないというか。
あと重要なのは藍華ちゃんの「恥ずかしいセリフ禁止」のツッコミがあることで、恥ずかしさが物語内で自覚的になることで、受け入れやすくなっているのはあると思います。まあたまに無粋なツッコミしなくてもと思うときもありますが。
アニメは3期まで、映画とOVAも4作もありまだまだ楽しめそうです。もちろん原作も買いますよ。あとこのころのアニメはサントラがちゃんと出てるのもいいですね。もちろん買います。本当に素晴らしい。