ドリパスの上映で5回目のトラペジウムを観てきた。上映期間中は2週に1回くらい観てた気がするのでひさしぶりに観たなという感じ。
それでも感動するし、新しく気が付いた部分もあったりする。もうあまりまとまった感想もないけど、Xに書くにも長いので雑に書いておく。
まずOPが良すぎる
1回目でも純粋に映像と楽曲の良さに心つかまれるし、2回目以降だと過去の映像になっていることに気が付いてなお驚く。まあ自分はどこかのレビューを読むまで気が付かなかったのですが。
今になって思ったけど曲が表しているのは焦りなのだと思う。人生という意味ではもちろんこれからだけど、アイドルになるという意味では既に一度失敗しているので確かに崖っぷち。傍目からは奇行に見える手段を取らざるを得ないほどに。
一瞬の間で変わる表情の面白さ
2回目以降で観る場合は当然展開はわかっている。特に東については表面的な表情と実際に思っている表情が異なる部分が多い。それが一瞬の表情の変化で両方を表す表情が出ているのが面白い。
わかりやすいのが山で東西南北になることに蘭子が気がついた時だけど、自分も初めて気が付いたような表情をしたすぐ後にほくそ笑むような表情を見せる。
実際の人間がこういう表情になるかはわからないが、アニメーションならではの一瞬の変化に2つの表情が入るのを観るのが楽しい。一方くるみはみんなが喜ぶ場所で1人だけ微妙な表情だったりする。
車椅子登山ボランティアエピソードの凄さ
車椅子登山ボランティアの設定は本当に凄いと思う。とにかくあらゆることがこのエピソード1つの中で解決されている。
- 4人の初めての集合
- チームが分かれてしまうことに合理的な理由がある
- ボランティアに対する東の利己的な考え方
- サチとの初めての出会い
- 美嘉の東への感情
- ニコキッズのブログのトップ写真
写真館エピソードの凄さ
これもとにかく多くの物語の伏線になるエピソードで、それについて語るのはネタバレになるので避ける。
凄いのは最初はどう考えてもギャグエピソードにしか見えない点。何度見ても真司の格好はウケるし、ドン引きしてるくるみがいい。2回目以降このエピソード観ると凄すぎると思える。
日常カットシーンが一番感動する
本作の前半で細かい全員のカットが積み重ねられるシーンが3か所ある。3人のロボコン練習、東西南北デビュー後、アイドルデビュー後の3箇所だけどとにかくこのシーンが通常の演技シーンよりも感動する。
3人のロボコン練習は全員私服でとにかく可愛すぎる。東西南北デビュー後のシーンの東のナレーションは全編で最も感動する。まして結末を知った後では。アイドルデビュー後はむしろ辛いがそこがいい。
ライブシーンのCG
本作で1点だけ毎回微妙に思う点があるんですが、それはライブシーンなんですよね。たぶん部分的にCGなんだと思うのですが。CGカットと手描きカットが頻繁に入れ替わって、結構タッチが違うので違和感がある。
共感できる面も、そうでない面もある
どのメンバについても共感できる面と、共感できない面が両方ある。そのため興味のないキャラクターがいない。これは自分にとってはかなり珍しい。
- 東の他者の気持ちに無頓着な部分は自分も近い一方で、東ほど理想主義でもない
- くるみは最も現実主義的で目立つのが嫌いなのが自分に近い一方で、コミュニケーション力高い点は自分と異なる
- 蘭子は俯瞰的な情報把握は自分も近いが、あそこまで楽観的でもない
- 美嘉のコミュニケーションへの苦手意識は共感できる一方、利他的な部分は自分と異なる
4人が全員かわいい
やっぱりこれは最重要。この手の女子4人組ものたくさん観てるけど、全員好きなのは意外とない。もう単純に見た目が可愛い。
東ちゃんのボブは好きだし、くるみのあざとい可愛さもいい。お嬢様キャラも好きだから蘭子も好きだし、美嘉の黒髪ロングも嫌いなわけがない。自分が苦手なボーイッシュ系が入っていないのがポイント高い。
2024年好きなアニメ映画みたいなエントリもいくつか見たが、トラペジウムが一位の人はいくつかあって、まあそういうまとめエントリ書きたがるようなめんどくさいオタクは刺さるよねと思う。
問題はBD販売が遅れたので、配信もされていないので推そうにも観る手段がないこと。配信されたらまた何か書くかも。