サマーウォーズのリバイバル上映観てきました。昔凄く好きだった作品を今観ると的な意味で面白かったです。
サマーウォーズすごく好きだったんです。細田守作品で"時をかける少女"はあまりはまらなかったんだけど、サマーウォーズはものすごく好きだった。公開当時も3回は観ているはずです。
でも公開後はテレビで観たかというとあまり覚えがなく、かなり久しぶりにに観たかもしれない。細田守の立ち位置もこのころから好き嫌いがわかれる作家ではあったけど、今ではすっかりアンチに絡まれる作家になってしまいましたね。
今回久しぶりに観て最初に思ったのは、夏希先輩思ってたより可愛くないなでした。バイトの件はかなり自分勝手だし、侘助が来たら途端にデレるし。まあそこがいいと言われればそうなのかもしれんけど。
あと最後の花札バトルに夏希先輩のアバターが出る理由あまりないんですよね。身バレしてないアカウントであることくらいで、別に花札が強い設定もない。主体的に動くヒロインではないというところが、今のヒロイン像からすると違和感はあるなと。
そう言っても鉄板の黒髪ロングに白ワンピ、浴衣、和服けも耳、謎変身で殴りに来る後半のビジュアル的な強さはさすがだと思いました。やっぱ夏希先輩かわいいよね。中身より見た目ですよ。
自分の中でかなり意外だったのは、OZのサイバー空間のビジュアル的なインパクトが今も新鮮だったことです。サイバーパンクでもリアル系でもない方向として今観ても独特な感じがする。村上隆ぽいなあとは思うけど。
あとやはり祖母が亡くなった後の縁側の横に長いカットは本当に素晴らしいと思いました。
サイバー犯罪という意味では、角川とかクラウドストライクとか超大規模なサイバー犯罪やバグによる混乱が当たり前のように連日起きている現実は、予言的ではありました。
当時からアカウント乗っ取りやサイバー犯罪はありましたけど、ここまで大規模に病院や空港が機能せず、実際に人命が失われる可能性のあるレベルの混乱は当時はなかったように思います。
田舎の人間関係の嫌なところについても、当時はそこまで気にならなかったけど、今観ると結構きついなとは思いました。とくにデリカシーのないおっさんがキツい。
実家に帰ると祖母には逆らえないので妻が実家を嫌うみたいな話も、現実に似た話友人から聞いていたりするので厳しいなと。
でも今思うと細田守監督は露悪的な部分があるので、そこはかなり意図的にやっているのではないかという気がします。そこを肯定しているのかというとまた別なのではと。女性も家事に対して明らかに嫌がってさぼってる人もいるし。
今でも大好きな作品かと言われると、そこまででもないかなと答えてしまいそうですが、それでも好きな作品ではあると思います。