朝の通勤電車内で、中学生らしき男子が、「将来何になりたい?」みたいな話をしていたのが聞こえた。
俺?(聞かれてないけど)
将来の夢は、パイロット。
小さい頃、一度は思ったでしょ。
確か中学生だったかな。
ちょうどその頃、神奈川県の厚木基地に
ブルーインパルスが来た!

当時は、T2といって今のT4の前のブルー。
(上の写真はT4)
ブルーインパルスが分からない人は、
なんのこっちゃ!
だね。
厚木航空祭は、当時は毎年開催されブルーが来たその時は、実家の屋根に登って空を見ていた。
実家は、厚木基地からある程度離れているけど、普段から旋回する飛行機がよく飛んでいた。
ブルーインパルスが来るって噂は、スマホなんて無い時代なのに、友達の間であっという間に広がっていた。
航空祭の時は、普段飛んでいない飛行機が来るので、いつものエンジン音じゃない飛行機が来た時は、よく空を見ていた。
T2ブルーが飛んできた時は、そりゃ
音が凄かった!
直ぐに分かった。
ブルーが来たって。
6機編隊であれだけ密集しながら飛んでくれば、エンジン音も6機分の大音量!
飛んでいるブルーを初めて見た。
メチャクチャ感動した!
そして、
すっげー!
あの飛行機の中に、
操縦している人がいるんだ!
単純な私は、素直に思った。
そこから調べた。
戦闘機パイロットになるにはどうすればよいか。
今はいいよね〜。
グーグルやヤフーて検索すれば、一発で分かっちゃうよね。
当時は、本屋さんか図書館で調べるしかなかった。戦闘機パイロットになるには、主に次の2つの方法があった。
- 高校卒業後、航空学生試験に合格すること
- 防衛大学校に行き、2年生から航空コースに行く
まずは、防衛大学校。偏差値的にムリ!
そりゃ、頭良くないと幹部自衛官にはなれないよね。
次に、航空学生。これは何とか行けそうかも!
よっしゃ!やってみよう!と思い立ったが、テストを受ける前に、ある事に気付いた。
俺、ジェットコースターに乗れないんだ!
怖くてジェットコースター乗れない。
何度かチャレンジしたけど、降りたらしばらく放心状態。
戦闘機は宙返りするし、急旋回する時は、何Gも身体に負担がかかる。
ジェットコースターくらいでグロッキーになっちゃうレベルじゃ、お話になりませんな。
そう言えば、昔読んだ坂井三郎さんの「大空のサムライ」に、「昼でも星が見えるくらい遠くを見る訓練をしていた」とあったような気がする。
そりゃそうだよな、1機何百億もする戦闘機に乗せるんだし、その前に操縦するための訓練だって莫大な費用がかかるし・・・。
訓練途中でリタイアするかも知れないリスクはとらないよなぁ。
そんな理由を、自分自身に言い聞かせた。
残念。
戦闘機パイロットになる夢は、叶えることが出来なかった。
怖くてジェットコースターも乗れないのに、ブルーインパルスのパイロットは最初っからムリか!
そうだ、戦闘機パイロットはムリだけど、旅客機はどうだろうか。
宙返りしないし・・・。
(^^ゞ

そうだ、旅客機のパイロットを目指そう!
直ぐに気持ちを切り替えられた訳じゃない。
だけど、無理と分かってしまったのに、引きずっていても仕方がない。
だから、次の目標、「旅客機のパイロット」を目指すことにした。