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生物多様性分野の戦略研究開発プロジェクト

カリフォルニアでのGEOBONアシロマ会議から27日に戻り、大詰めの卒論指導・クロツラヘラサギ国際シンポの講演準備などをこなしつつ、地球環境研究総合推進費の交付申請書を準備し、4日の提出しめきりに何とか間に合わせた。国内・国際ワークショップの参加者を全員決めて、海外からのフライトの見積もりまでとらねばならなかったので、いやはや大変だった。何とか締め切りに間に合ったのは、積算根拠資料作成にご尽力いただいたSさん、Mさんのおかげである。ありがとうございました。

その後、3つの班のワークショップ参加者計60名にメールを送り、そのあとで、JBON MLに以下のメールを送った。これでスタート段階の仕事は一段落。
来週から、第4回GEOSS-APシンポジウム(インドネシア)→日本生態学会大会(東京)→COP10プレコンファレンス(名古屋)→ドイツ生物多様性コンファレンス(ベルリン)という行脚の旅が始まる。井上民二さんや東正彦さんらが生きていてくれたら、非力な私がこのような仕事を担当しなくても済んだはずだが・・・。
このような責任を負ってしまった以上、とにかく破綻しないようにしたい。

JBON MLのみなさま:

地球環境研究総合推進費戦略枠FS(フィージビリティ研究)に昨年申請した提案「ポスト2010年目標の実現に向けた地球規模での生物多様性の観測・評価・予測」が採択されました。私を代表者と、陸域班(班長:中静透)、海域班(班長:白山義久)、九大班(矢原、舘田−遺伝子、巌佐−価値評価)というシンプルなチームで、平成23年度開始予定の生態系・生物多様性分野の戦略的研究開発計画を具体化し、今年10月に本申請を行います。本申請が採択されれば、2011-2015年度の5年間、J-BON,AP-BONを推進する大型プロジェクトが実施されます。

昨年2月の第3回GEOSS-APシンポジウムで、J-BON,AP-BON組織化に向けて動き出して以後、1年間でプロジェクトの予算化の道をつけることができました。今年はワークショップ開催にFSの予算をつかうことができます。ただし、財務省の判断を経て予算が使えるようになるのが7月の予定です。それまで待つより、5−6月に第2回JBONワークショップを開くほうが良いと判断しています。

平成23年度開始予定の戦略的研究開発プロジェクトでは、オールジャパンチームを編成し、できるだけ多くの方にご参加いただいて国内外の要請に応えたいと思います。しかし、1サブテーマに1委託機関という縛りがあり、予算にも限りがありますので、全員の希望をかなえるということは困難です。予算が特定の人や機関に集中しすぎないように配慮をしながらも、一方で確実に成果を出して期待に応えていかねばなりません。できるだけ多くの方々のご意見を伺い、中静さんや白山さんらと相談しつつ、10月までに以下のようなスケジュールで、プロジェクトの具体化を進めたいと思います。

  • (1)来週の第4回GEOSS-APシンポジウム(インドネシア)、3月23日の第3回AP-BONワークショップで、本申請を念頭に置いたAP-BON実行計画の議論を行う。
  • (2)5または6月に第2回J-BONワークショップを開催し、AP-BON実行計画も考慮に入れてJ-BON実行計画の作成作業を行う。このワークショップは、昨年同様、ボランティア(旅費なし)で実施する。J-BON実行計画の中で、すでにプロジェクトとして動いているもの(たとえばサンゴ礁)を特定する(ギャップ分析)。
  • (3)7-8月に、戦略FS枠陸域班(中静+20名)、海域班(白山+20名)のワークショップを開催し、それぞれの班で「テーマ」をひとつづつたてて、申請計画を具体化する。「テーマ」はギャップ分析の結果を考慮して決定する。
  • (4)8月26-27日(25日からの2泊3日)に九大班(矢原・舘田・巌佐+20名)のワークショップを開催し、残る3つの「テーマ」(陸水生態系、遺伝子多様性、生物多様性の価値評価)の申請計画を具体化する。
  • (5)8月28-30日(4泊5日)に、国際ワークショップを開催し、DIVERSITAS,GEOBONとの連携をはかる。このワークショップは、遺伝子多様性観測や温暖化の下での進化に焦点をあて、GEOBONの中での日本独自の計画を具体化する。
  • (6)9月に申請書執筆作業を進め、10月上旬に本申請を行う。
  • (7)12月をめどに第4回AP-BONワークショップを開催し、実質的なキックオフミーティングを行う。

3月21−23日のCOP10 Preconference+APBONワークショップは、これら一連の立案プロセスの出発点となります。できるだけ多くの方にご参加いただけるよう、重ねてお願いもうしあげます。




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