不妊治療の一つである卵管鏡下卵管形成術(FT)を受けてきた。朝10時から。手術は15分ほどで膣からカテーテルを入れてバルーンを膨らませ卵管を広げる簡単な日帰り手術。
とはいえ手術なので両側卵管で92万8200円。3割の保険適用でも約28万円。高額療養費制度が使えるので支払いは限度額57600円で大丈夫だったが。健康保険ってすごい。
同時に実施した子宮内フローラ検査は49500円、子宮内膜炎検査は17600円。この2つは自費診療なので10割負担で67100円。自己負担額でみたら手術より高額だった。
いよいよ手術当日。前日の夜21 時以降は絶食で当日の朝はコップ1杯の水のみ可。静脈麻酔も手術も初めての経験なので、少し緊張しながら待つ。
病院の都合で先に会計を済ませる。呼ばれたら指示に従って病室に移動し、トイレを済ませ、金具の付いた下着を外し手術着と不織布キャップをつける。手術後に履くパンツと生理用ナプキンも準備しておく。
着替えたらルート確保のために点滴。採血はいつも肘の関節近くに針を刺されるが、点滴だと刺したまま動くことになるからと肘と手首の間くらいに刺された。ちょっと痛かったがテープでがっちり固定してくれたので安心感。
これで準備完了。点滴スタンドを押して手術室まで歩いていく。手術室のホワイトボードには自分の名前が書かれており、本人確認のため名乗る。手術台には自分で上がり足は内診台と同じように乗せる所へ。
仰向けになると肩枕を入れられた。たぶん気道確保しやすくするため。右手にパルスオキシメーター、左手に血圧計を装着。腕は意識なくなると落ちるのでとバンドで固定。そして麻酔入れていきますねー。ちょっと入れるとこ痛いですよー。確かにイタ?タタ?
気がついたら病室のベッドの上だった。あれ、いつのまに。点滴が終わるまではベッドで安静にして、トイレに行きたくなったらナースコールで呼んでくださいと。ベッド上から枕が取り除かれていたのは麻酔後の舌根沈下を防ぐためらしい。
寝起きのような感じだったので二度寝しようかと思ったが、ゴロゴロしているうちに覚醒したのか眠れなかった。手足の感覚しっかりあるし、指は1本ずつ動かせるし、ふらつきもだるさもなし。
小学校の美術の授業で彫刻刀で自分の左手の指を刺してしまい5針縫った時に、局所麻酔は経験したことがあるが全然違うんだな。局所麻酔は患部の近くに針を刺した。意識ははっきりしているが、痛みどころか触られている感覚もなくなって驚いた記憶がある。
ゴロゴロ寝返りしているとちょっと軽い生理痛のような痛み。なんか血?出てる?感覚があったがナプキンは赤くなってない。FTは水を流しながら行うって聞いたからその水が時間差で出てきたのだろう。
1時間後くらいに点滴のせいかトイレに行きたくなりナースコール。止血のためにガーゼを入れていますのでトイレで取り出してくださいと。全く気づかなかった。ちょいイテとなりながら慎重に引き出したがけっこう長くてビビった。血はあんまり出てない。
トイレを済ませたらもう説明聞いて帰ってもいいですよと。手術後3時間安静と聞いてたのでびっくり。まあ確かに1人でも帰れそうだが。血がちょっと逆流してた点滴を外してもらい、着替える。卵管口から右は5cm、左は4cmと7〜9 cmの狭窄が広がったこと、水を流して線毛の状態も良くなったことを聞く。次は生理1〜5日目に来てくださいと。
全て終わって病院を出たのが13時前。トータル3時間くらいだった。人生初めての静脈麻酔と手術はなんの問題もなくあっさり終わった。よかったよかった。
今回の周期は検査や手術のため避妊していたが、次の周期からは妊娠を目指していく予定。気楽にがんばっていきたい。