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「第28回岡本太郎現代芸術賞展(TARO賞)」に行ってきた

さて、今年も恒例の「岡本太郎現代芸術賞展(TARO賞)」の受賞作を見に、川崎市岡本太郎美術館まで行ってきたぞ(2025年4月13日まで開催)。

今年の太郎賞はかなり自分の好きな感じの作品が多くて、個人的には大豊作だったぞ。ということで、気に入った作品を紹介してみよう。

今回の目次。

「Long for the Light」山下茜里(入選)

会場に入った瞬間に目を引いたのがこちらの「Long for the Light」と言う作品。なんか今回の太郎賞には、目をモチーフにした作品が多かった気がするけれども中でもこれはガッツリと目が。

「光を求める身体」と言うことで、この全体的なポーズだけじゃなくて、とにかく全身がなんか目、目、目と、光を求める器官で埋め尽くされているんだけれども、一方で「足」の先端部分とかも、朽ちているような、あるいはなんか根のような感じでなんか印象的なんだよね。

このなんか絶妙に人間的な感じから離れた体型がまた良いと思う。

www.yamashita-akari.com

「語り合う相手としての自然」齋藤玄輔(岡本敏子賞)

福島第一原子力発電所をモチーフにしたアートというのは、全体的に特定方向の政治的主張が強すぎて、今ひとつついていけない作品が多くてちょっと遠慮したい印象なんだけれども、この作品にはあまりそういう抵抗は感じないな。

モチーフとなったのは、ありし日の福島第一原子力発電所のこの建屋のデザインだな。


出典:福島第一原子力発電所1号機の建設 - Wikipedia (Deed - Attribution 2.0 Generic - Creative Commons)

立ち入りが制限された福島県双葉町で採取した植物の押し葉をカーボン紙に写し取った、青い植物の影が、内側から電気の灯りに照らされているという作品。

去年、震災以来初めて浜通りに行って、道路の脇道があるたびに設置されている立ち入り禁止の柵の向こうに広がる緑のイメージは強く印象に残っているので、そういう意味でもとても感じるところのある作品だった。


「裏返った眼から」陳 昱如(入選)

なんか妙に印象に残ったこの作品だが、寺山修司の「眼球のうらがへる病」がモチーフという。

これも「目」がひたすらフィーチャーされた作品だな。目が裏返って内側しか見えなくなった世界を表現しているらしい。

内側しか見られない目か…。


「房総半島勝景奇覧/千葉海岸線砂旅行」仲村浩一(岡本太郎賞)

今回の岡本太郎賞はこちらの作品。千葉県の海岸線を歩いて一周するにあたって、10歩を歩くごとに足元から採取した砂と、その間に見た千葉県の風景が組となった作品。

これが10歩ごとに採取された砂。

なんだかわからんけど謎の迫力があるな。

Instagram: https://www.instagram.com/hirokazu333

「森を歩くこと。」井上紗希(特別賞)

これは油絵で描かれた「森」の中に入っていく作品。

なかなか強烈な印象のこの絵の中を歩いていくと、一番奥の方で結構ドキッとした。

何だかわからないけど、とても印象に残った作品だった。

Instagram: https://www.instagram.com/ruby.yuhru/

「ささやきの棲処」前田明日美(入選)

こちらも全く何だかわからないんだけれども、海底の生物のようでもあり、お菓子のようでもあり…。

まあとにかく引き込まれる作品だったな。植物っぽさもある。

この口みたいなところがなんか気になった。ところで本当に、何なんだろうこれは。

asumimaeda.com

「Funky Dragon with Us」IWACO(入選)

布(着物や帯など)を中心にしたさまざまな素材で作られた謎の人形たちの群れ。

みんな「ドラゴン」なのかな? なんかみんなかわいい。

大きめのやつはかなりドラゴンっぽい。

soranote.art

「顔が産みだす顔」丸山千香子(入選)

羊毛フェルトで作られた人の「がま口」から生み出される羊毛フェルトの人たち。

この、次から次へと人々が生み出されていくという躍動感がなんかいい。

生まれたように見える老若男女の人々の中にも、「がま口」を持った人たちがいるのよね。

Instagram: https://www.instagram.com/maruyama.chikako/

「macrocosmos-microcosmos」山田 歩(入選)

宇宙飛行士フラクタル。

近寄ってみるとフラクタル的に細かい部分も結構ちゃんと作られているのね。

なんとなくこういう立体物を見ると後ろから見たくなってしまうのだけれども、こちらには特に仕掛けはなかった模様。

Instagram: https://www.instagram.com/yamada_ayumu/

「わたしたちの浴室」毛利華子(入選)

壁に貼られ、床に散らばった絵画たち、中央に吊り下げられた浴槽。

浴槽の中はまた謎の質感で覆われている。本当に訳わからないけれどもなんかいい。

Instagram: https://www.instagram.com/hanako_mohri/

おまけ

というわけで、自分が気に入った作品は大体この記事に書いた順だ。なかなか今年は豊作だったと思う。4月13日までやっているのでもう一度くらい行ってみたい。観客の人気投票もやっているので、どんな感じになっているのか見たいな。

食事は生田緑地内のキッチンカーで買った、ローストチキンのパニーニサンドを食べた。




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