新年度が始まり数日が経ちました。
昨日までは、新入職員を対象とした記事でしたが、これまでの環境で踏ん張っている方も、少しずつ「違和感」が形になり始めている頃かもしれません。
今回は、私自身の経験と、これまで支援の現場で出会ってきた多くの方々の事例をもとに、「こんな職場からは、今すぐ距離を置く(転職・退職・休職)ことを検討すべき」という指針をお伝えします。
渦中にいるときは、自分の感覚が麻痺してしまいがちです。
この記事が、あなた様の「心のブレーキ」を確認するチェックリストになれば幸いです。
- 1. 「自分が悪い」と思い始めたら、感覚麻痺のサイン
- 2. 「受験生マインド」が仇となる時
- 3. 「心のSOS」をはぐらかす職場の特徴
- 4. 会社はあなたの「いのち」までは守ってくれない
- 5. 「逃げる力」こそが、これからの専門職に必要
1. 「自分が悪い」と思い始めたら、感覚麻痺のサイン
心身ともに疲弊しきると、人は正常な判断ができなくなります。
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「自分の忍耐力が足りないだけではないか」
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「周りはできているのに、自分に原因があるのではないか」
そうやって自分を責め始めたら、非常に危険なサインです。
本来、組織や業務の歪みであるはずの問題を「個人の資質」にすり替えられ、それを内面化してしまっている状態。そのまま浸かり続けると、あなたの感性はさらに麻痺し、抜け出すエネルギーさえ奪われてしまいます。
一度立ち止まり、「今の状況を、大切な友人が相談してきたら自分はどう答えるか?」と客観視してみてください。
2. 「受験生マインド」が仇となる時
社会福祉士や精神保健福祉士試験などの対人援助職資格に挑んできた方は、共通して「忍耐」や「根性」を美徳とする傾向があります。
「諦めたら終わり」「逃げずに継続することが合格への道」――。
試験勉強においては正解だったそのスタイルが、職場においては逆効果になる場合があるのです。
現場の環境を伺うと、頑張り屋さんの人ほど、以下のような負のループに陥っています。
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業務負荷が日に日に高まる。
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上司や周囲の理解が得られず、孤軍奮闘せざるを得ない。
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責任だけが増し、対価や余裕は減っていく。
「継続は力なり」という言葉は、あなたを壊すための免罪符ではありません。
3. 「心のSOS」をはぐらかす職場の特徴
あなたが勇気を出して「苦しい、助けてほしい」と訴えたとき、職場はどう反応しますか?
もし以下のような言葉が返ってきたら、その環境が改善される見込みは極めて低いです。
「ここだけじゃない、他の部署だって大変なんだ」
「みんな余裕がない中で我慢しているんだよ」
「真面目すぎるんだ。もっと適当に受け流せばいい」
これらは一見アドバイスのように聞こえますが、実態は「論点のすり替え」です。
「あなた様が苦しんでいる」という事実を、一般論で薄め、のらりくらりとかわしているに過ぎません。
最悪の場合、「訴えているあなたの方がおかしい」という空気に仕立て上げられることさえあります。
それは、在職歴の長い人間や権利者が、自分たちにとって都合の良い(責任を取らなくて済む)環境を維持しようとする自浄作用の欠如です。
4. 会社はあなたの「いのち」までは守ってくれない
会社への貢献度が高かったり、仕事への思いが強いほど、「自分が辞めたら現場が回らなくなる」「次が決まるまでは……」と後ろ髪を引かれるでしょう。
しかし、あえて厳しい言葉で伝えさせてください。
会社は、あなたの「いのち」や「人生」に一切の責任を持ってはくれません。
どれだけ忠義を果たしても、あなたが壊れてしまった後に残るのは、あなた自身のボロボロになった心身と、代わりの誰かが補充されるだけのポストです。
5. 「逃げる力」こそが、これからの専門職に必要
福祉業界が発展途上であるこれまでは「立ち向かう力」や「踏ん張る力」が重視されてきました。
しかし、これからの時代、そして特に変化の激しい対人援助の現場においては、自分自身を「助ける力」や「逃げる力」こそが重要です。
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違和感を無視しないこと。
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信頼できる第三者(職場外の専門家など)に相談すること。
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「逃げ道」を常に視界に入れておくこと。
自分の人生の舵を、自分以外の誰かに預けっぱなしにしないでください。
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