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社会福祉士の次に目指す資格として人気!FP技能士3級のリアルな受検体験談(前編)

 

社会福祉士や精神保健福祉士国家試験の次に目指す資格として、根強い人気があるのが「ファイナンシャル・プランニング技能検定(以下、FP試験)」です。

 

お金を扱うプロとして、厚生労働大臣がスキルを認める国家検定でもあります。

 

直近では、2024年6月に芸人サバンナの八木さんが4度目の正直で難関の1級に合格したことが大きな話題になりました。 

 

president.jp

 

3級に関しては2024年4月1日よりCBT試験(パソコンを使った試験)が導入され、通年でいつでも最寄りのテストセンターで受験できるようになり、さらに挑戦しやすくなりました。 

 

今回は、「これからFP試験を受けてみたい」と興味を持っている方に向けて、かつて私が悪戦苦闘しながら受験した体験談をお届けします。

 

私の勝負の日:あえて選んだFP3級

さかのぼること10年前の1月24日、日曜日。 この日は第28回社会福祉士試験・第18回精神保健福祉士試験の当日でしたが、私にとっても別の意味で勝負の日でした。

 

FP技能3級試験を受検してきたのです。

 

「過去問を一冊やっておけば合格は難しくない」と高を括っていましたが、本番の学科科目は過去問と傾向が異なり、かなり苦戦しました。

 

私が受検した一般社団法人金融財政事情研究会(きんざい)の学科試験合格率は55.86%と、比較的低水準の結果に。

 

なんとか一発で「一部合格(学科のみ)」は果たしたものの、真の合格となるには「実技試験」の突破が残されていました。

 

戦略的選択!実技試験は「FP協会」に変更

すでに学科試験に合格しているため、2年間の免除期間はありましたが「先延ばしせずに早めに受けておこう」と、4ヶ月後の5月22日に実技試験を受けることに決めました。

 

ここで私は、一つの戦略を取ります。


学科は「きんざい」で受けましたが、実技は「日本FP協会」を選んだのです。


FP試験は、国家資格キャリアコンサルタント試験と同様に試験実施団体が2つ存在し、学科と実技で別々の機関を選択することができます。
どちらのルートでも、総合合格を果たせば同じ「FP技能士」として認定されます。


ちなみに、国家資格キャリアコンサルタント試験も、JCDAとCC協議会に分かれて試験が実施されますが、学科試験は共通しているものの、実技試験の内容が異なりますが、合格の効力は同じです。

 

あえて異なる機関を選んだ最大の理由は、「確実に一回で合格したい」という強い思いがあったからです。

 

過去問題集や合格率を比較すると、実技試験に関しては「きんざい」よりも「FP協会」の方が明らかに難易度が易しい傾向にありました。

 

FP協会の実技試験には、計算式(求め方や速見表など)が予め記載されている設問もあり、数学が大の苦手な私にとっては、これ以上ないアドバンテージだったのです。

 

苦悩の10日間。忘却との戦いと詰め込み勉強法

 

さて、実技試験に向けての勉強期間は、なんと約10日間でした。

 

相変わらずスロースターターすぎる私でしたが、言い訳をさせてもらうと、4月・5月は本業が想像以上に忙しく、勉強に傾注する余裕がなかったのです。

 

「1月に学科の勉強をしたばかりだし、10日あればなんとかなるだろう」という甘い見込みもありました。

 

しかし、勉強を再開してすぐに厳しい現実を痛感します。

 

当時の知識の半分以上を、すっかり忘れてしまっていたのです。

 

一度覚えたはずなのに次々と不正解になる焦りとストレスは、受験経験のある方なら痛いほどお分かりいただけると思います。

 

FP試験は細かい数字が相当数出題される暗記中心の試験。

 

保険、金融、株式など、日常生活であまり馴染みのない分野はイメージがつかみにくく、インプットにかなり苦戦しました。

 

覚えたつもりでも数日後には忘れていて、また覚え直す……この繰り返しが一番の苦行でした。

 

しかし、勉強の才能に恵まれているわけではない私には、泥臭くやるしかありません。そこで、以下のような工夫をして乗り切りました。

 

  • Google画像検索の活用 社会福祉士の受験勉強時にも使った手法です。
    テキストの文字だけでなく、キーワードを画像検索して視覚的にインプットするようにしました。

  • 他資格の知識の応用 不動産分野については、かつて受験した「宅建士」や「賃貸不動産経営管理士」の知識がそのまま応用できたため、勉強がかなり捗りました。

不正解が続くと「数学が苦手な自分が本当に受かるのだろうか」と不安に駆られましたが、「そんな自分を変えるための挑戦だ」と原点回帰し、モチベーションを維持し続けました。

こうした浮き沈みと闘いながら、スキマ時間をフル活用。
最初の9日間で学科試験の範囲を重点的に復習し、試験前日に初めて実技問題を解くという超・詰め込み型のスタイルで、ついに試験当日を迎えました。

しかし。 結果として、私は試験当日に驚くべき結末を目の当たりにすることになります――。

<後編へ続く>

 

 




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