あと一ヶ月程で今年度の宅建士試験が待ち構えていますが、この時期になると胸の痛みがよみがえる私の昔話です。
宅建士は法律の登竜門的な国家資格で、比較的受かりやすくて取り組みやすい試験である。
私が25歳くらいの時に、宅建士試験受験の決め手になったのが、ネット上で目にしたこのキーワードでした。
『』の著書である大平光代さんが、生まれて初めての受験として宅建士を受けて一発合格されていたことからも、運転免許の学科試験以外の国家試験受験経験がない自分でもイケるんじゃないかと、勇気が芽生えていました。
7割取れればOKで、回によっては50問中15問間違えても合格できるし、科目毎の足切りもないから、過去問を一周しておけば軽く受かるだろうという、算段でした。
この考えは、受験開始前だけではなくて、試験直前まで絶えず根付いていました。
初受験の結果は、想定外の惨敗ぶりです。
7割どころか、5割程度しか解けませんでした。
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試験問題を開いた瞬間、青ざめたことを今でも覚えています。
苦手科目の民法はもちろんのこと、得点源と言われている宅建業法ですら、はじめて目にするような問題と選択肢の連続で、頭が真っ白になりました。
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自分が信じたやり方(勉強法)が全然通用しない!
別物の試験を受けているようで、完全に目論見が狂っていたことが判り、プライドが崩れ落ちた瞬間でした。
こんなはずじゃなかった。
なにがいけなかったんだ。
受かりやすい国家試験じゃなかったのか。
問題の運が悪かっただけなのか。
「なぜ?」が尽きない迷宮入りのような自問自答の連続の中、不合格の現実を認めることはできませんでした。
各社の模範解答をさまよってみても、5割程度の自己採点結果は変わりません。
惜しいどころではなくて、完敗を認めざるを得なかったわけですが、自分の勉強法のどこに問題があって、間違っていたのかを的確に分析できる冷静さはありませんでした。
この答えが見えない自己分析ほど重くのしかかるものはなくて、SNS含めて誰かに話そうにもあまりにもふがいない結果だったので、とても吐露できずに抱え込むこととなりました。
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続く