以下の内容はhttps://www.yusanpo.com/entry/pricerisより取得しました。


【最近服が高い】値上げが続くアパレル品。高過ぎてもう買えないかも?何故こんなに値上がりしてる?

こんにちは、遊佐です。

ここ最近の価格改定の波を見ていると、改めて物の値段が高くなったなと感じます。

僕の領域で見ると、洋服や革靴、時計などはまさにその通りで、毎年定期期に上がり続けており、ここ最近はその上昇率が高くなっている始末です。

昔は10万円以下で買えたのになとか、色々なところで飛び交っているフレーズではないでしょうか。

今回のブログでは、値上げの渦中にあるど真ん中のアパレル品について思うことを綴ってみました。

 

この記事はこんな人にオススメ
  • 最近、服が高くなったなー。高くてもう買えない。
  • アパレル品は何故こんなに値上げされる?
  • 最近の値上げ率が普通じゃない
  • ここまで値上げされたら、もういらないと思う。バカバカしく感じる。
  • 顧客離れを防ぎたいアパレルメーカー。そして代替メーカーはいくらでもある。

【最近服が高い】値上げが続くアパレル品。高過ぎてもう買えないかも?何故こんなに値上がりしてる?

アパレル 値上げ 買えない

最近、服の値段が高い

最近服の値段が高くなったと感じることが多いと思いますが、値上がりの理由はコストプッシュ。原材料や賃金、円安による輸入コストなどの原価が上がっているからです。

元々ゆるやかには上がってきていました。それがコロナ禍以降は人材や物資不足が顕在化し、ウクライナ侵攻以降はサプライチェーンが分断され、さらにインポートものに関しては円安が重なり、そして環境負荷コストも重なるなど、かつてないほどに原価が高騰し、それが転嫁された小売価格の上昇率がえぐいことになっています。5%は当たり前、10%程度の上昇率もある。

俄然需要が増すのが二次流通だが、こちらでも当然値上がりしています。商品状態ランクB程度でも一昔前の定価と同じ値段がつけられれているものもある。

デザインが変わらないもの、長く使えるものは今すぐ買ったほうがいいと思います。インフレ下であれば将来の地点に立って見たときに今買うことが実質値引きです。

値上げし過ぎ?

昔は原価が高騰しても価格への転嫁率は低かったんですよね。というのもアパレルは不要不急品であり、そして代替品があるため、値上げは客離れのリスクを常にはらみます。なので価格を上げたくても上げられないという状況にありました。よそが値段を上げていない中で自分のところだけ値段を上げるとよそへ行ってしまうと考えますもんね。ですが上記の世界情勢の影響により価格転嫁がいよいよ避けらない状況下になると値上げする企業が相次ぎ、であれば今まで我慢していたけど自分ところも値上げしちゃえと、値上げへのハードルが幾分も下がったと思います。原価高騰が小売価格上昇の直接的な理由ではあるのですが、それよりも我慢せずに周りを気にせずに値上げをしやすくなったというのが一番大きいと思います。

セレクトショップは厳しい

ハイブランドはターゲットが富裕層なので価格が上がろうがとるにたらず、それよりも顧客を裏切らない、変えてはいけない伝統を保守することが重要です。

一方厳しい戦いを強いられるのはセレクトショップのような中価格帯の商品を扱うところです。ここの客層はハイブランドとは違って価格にシビアなので、価格転嫁の影響は大きい。

www.yusanpo.com

こちらの記事でも書きましたように、消費者の行動変容は明らかで、旧態依然としたスタイルでは立ち行かなくなっています。

もちろん値上げが1回か2回程度なら問題ないという人も多いでしょう。たとえば30,000円のものが32,000円とかになるくらいであれば許容範囲。ですがそれが毎年くり返されていくうちに徐々に購入頻度が落ち、そして気が付けば価格が6万円になっているのを見た時に、「一線超えたな」と思うわけです。

この間に賃金が同程度の上昇率で上がっていれば問題なかったのですが、当時とほとんど変わらない賃金であれば、「欲しいけどもう買えないや」と諦め、あるいは「バカバカしい」と、長年懇意にしていたブランドへ失望するでしょう。

顧客離れ

顧客は価格上昇についていけず置いてけぼりの状態となり、やがて代替品、つまり自分が現実的に支払える価格帯のものへとシフトする。いくら欲しくても高過ぎてもう買えないという状態ですね。

これはお客さんだけでなくショップも同じです。価格にシビアな客を多く抱えるショップでは、発注数を減らしたり、最悪取り扱いをやめる事態にもなりかねません。そして代替商品としてより安価なものを仕入れるでしょう。

価格が上がっても付加価値を説くことでお客さんにわかってもらえるという正論をよく聞きますが、現実はそんなに甘くありません。というのも先ほどの「バカバカしい」という失望の感情が結構的を射ており、当たり前のように一方的に値上げをし続ける企業に対してもう愛想を尽かしてるんですよね。値上げの際のアナウンスって原価高騰でとか、為替の影響でとか、そんなんばっかりじゃないですか。実際その通りではあるのですが、そんなテンプレみたいなことをさらっと言ってこられても、お客さんは理解はできても納得できませんよ。ここに想いを馳せないでショップが顧客離れを憂いてるとしたら、何言ってんのという話です。

顧客離れを防ぎたいのなら何故値上げをするのかについて、もっと真摯に説明したほうがいいと思います。この度はお客様に負担を強いることになるのですが、価格が上がったことで売れなくなるリスクを自分たちは痛みとしてあるいは覚悟として持っていると。

とにかく説明が足らなさすぎです。

値上げはすべき

値上げが必要であることを顧客へしっかりと説明するためには、値上げが必要であるということを自分自身が主体的に理解しておく必要があります。値段を上げたら買ってもらえなくなりそうだなというような受け身のスタンスは逆に商品価値を低下させ、それこそ顧客離れにつながります。

全ては、これまでと変わらぬサービスを持続的に提供するため。そのためにも原価が上がっている以上、値上げはするべきなんです。もしお客様のためだとして価格を据え置くと徐々に生産数が減少し、その先に待っているのは事業縮小、最悪倒産です。そうなってしまっては顧客はいくらお金を出しても物が存在しないので買えなくなるので、中長期的には顧客のためになっていないんです。

消費者が支払っている金額は純粋な物の値段、つまり製造原価ではなく、そこにメーカーの運営費用や利益を足し合わせたものです。なぜ製造原価ではなく色々なものがくっついて膨れ上がった金額を支払っているかというと、その膨れ上がった部分を消費者が付加価値として認識しているからなんですよね。そしてそのサービスを付加価値として顧客が認識してくれている限りは顧客のままでいてくれるはずです。

もちろん原価が上がったことで顧客が感じる付加価値が目減りしていき、やがて一定ラインを超えると買わなくなる人が出てくるのですが、それは仕方がないことです。慈善事業ではなく資本主義社会のビジネスである以上、価格を据え置いて公平に資産を行き届けるよりも、値上がりした価格で買ってくれる消費者に販売するほうが資産の配分は効率的です。

まとめ

ここがポイント
  • 原材料や人件費、輸入コスト、環境負荷コストが重なり、アパレルの販売価格は上がり続けている。
  • 不要不急品であるアパレルは価格転嫁しにくい分野だったが、コロナ禍以降はそのリミッターが外れて値上げやむなしの企業が増えた結果、それに続いて値上げしやすい状況になっている。
  • セレクトショップのような中価格帯商品を扱うところは、価格転嫁の影響が大きく、顧客離れの問題が起こりやすい。
  • 顧客離れを防ぎたいなら、値上げの理由をもっと真摯に説明するべき
  • 価格の据え置きは短期的に顧客が喜ぶが、中長期で見たときにデメリット。また効率的な資産配分の点においても値上げはするべき。

付加価値を感じられるうちは、値上げに付き合っていくというスタンス。




以上の内容はhttps://www.yusanpo.com/entry/pricerisより取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14