こんにちは、遊佐です。
今回は2025年ベストバイにランクインさせたPOSTELEGANT(ポステレガント)のウールブルゾンを遅ればせながらご紹介していきます。
初見のブランドで、たまたまショップで目にしたのがきっかけでした。
また一つ気になるブランドの発見です。
- POSTELEGANT(ポステレガント)の評判は?
- 綺麗目に着られるアウターブルゾンが好き
- ワークジャケット、カバーオールデザインが好き
- ミニマル、クラシックなデザインが好き
【孤高のリアルクローズ】POSTELEGANT(ポステレガント)のウールブルゾンをレビュー!ドレスとクラシック、そしてスポーツが融合したモダンクラシックなデザインです。

POSTELEGANT
POSTELEGANT(ポステレガント)は中田優也氏が2017年に立ち上げた日本ブランド。
日本の職人たちによる高い縫製技術と独自のテキスタイル、そしてミニマルデザインから成るリアルクローズを展開しています。ブランド名はPOSTとELEGANTから成る造語で、「エレガントの先にあるもの」を生み出していきたいという意味が込められています。エレガントな服を作るのではなく、エレガントな服の先にあるものを作るという、エレガントとは何か、何故エレガントである必要があるのかを考えさせるなんとも難しそうな思想です。

ポステレガントにはシーズンごとのコレクションテーマがなかったり、スカートなど一部の商品を除いてジェンダーレスデザインだったりと、言うなれば「制約」をとっぱらった物作りコンセプトがあります。制約があるのとないのとでは物作りの難易度が格段に違ってきまして、というのも制約があるからこそ色の付いたユニークな物が作りやすく、またマンネリを防げる。考えが行き詰まったりブレそうなときには、制約が羅針盤として機能する。
ポステレガントはそういう当たり前でありがたい制約ツールを使わずに、自由という難しい道をあえて行っています。だからこそ感じる孤高のブランド哲学。そして思想の押し付けがましい服が世の中にごまんとある中で、アウトプットされるのはリアルクローズであるという優しさ。
ウールブルゾン

一目見た時にもう買うことが決まっていたやつ。凛とした落ち着いた佇まい。威厳と気品を纏い。それでいてリアルクローズ。
パッチポケットが4つのワークジャケットデザインをベースに、クラシック、ドレス、スポーツの要素が混じり合った、洋服好きを楽しませてくれる一着です。

生地は高密度に編み込んだウールツイルで、ハリを出す加工が施されています。ハリと共にしなかやさもあり、生地の艶やかで深みのある紺色と相まって非常に美しい表情を構築。それでいて雨を弾きそうな機能性を感じさせる風合いがスポーティさをさりげなく表現しています。
シワの入り方はお気に入りポイントの一つ。
この生地は言うなればテーラードジャケットには向かないが、ジャケット然としたブルソンやアウターに向きます。このブルゾン作りが生地の選定から始まったのかどうかは分かりませんが、生地がデザインの根幹を成しているのは間違いありません。

背中には機能的なアクションプリーツが入ります。英国ハンティングジャケットを想起させるクラシックでスポーティな意匠です。また、ウエスト部にはベルトこそないもののドローコードの仕様がノーフォークジャケットを彷彿とさせる。とはいえそっち系のデザインをダイレクトに取り入れているのではなく、あくまでクラシックの要素として抽出したような取り入れ方です。そのため、そっち系特有の土くさい印象が全くなく、あくまでクリーンで現代的。

デザインの大きな特徴とも言えるムートンカラー。生地に合わせて紺色のムートンです。立ち襟にしてチンストラップで留めたりと表情を変えられるのも面白い。さらに着脱式のため、有無で着こなしの幅が広がる。

そもそも何故着脱式かというと、デザイナーいわく、このブルゾンは秋、冬、春と3シーズン着用をイメージして作っているからでした。春秋は襟をとって、冬は襟をつけてヴィジュアルを変化させる。
ムートンジャケットというのは基本的に秋冬に特化して作られるものなので本来生地がそれなりに厚みがあるのですが、このブルゾンの生地はコンセプト通り3シーズン向けなので分厚くはない。それもあってムートンとこのツイル生地とのコンビネーションが中々ユニークに感じました。防寒性は高くないので、冬は暖かいインナーが必須です。
コーデ

PANTS:ATON
SHOES:J.M.WESTON
白パンを使ったウィンタールック。
ブルゾンのドレスやスポーツ要素をベースにして、親和性のあるスウェットパンツとローファーを持ってきました。スラックスやデニムももちろん合うのですが、このブルゾンの魅力をより引き出せそうな最適解パンツはなんだろうかと色々考えた結果、白スウェットが導き出されました。
そして足元はローファー。スウェットにローファー合わせは正直好みではないのですが、このATONのスウェットは非常に優秀なやつでして、スウェットの垣根を超えて活躍してくれるパンツ。僕のスウェットパンツワードローブの中では唯一ローファー合わせを許されています。次回あたりにあらためてレビュー紹介したいですね。
まとめ
- POSTELEGANTは2017年に中田優也氏が立ち上げた日本ブランドで、国産にこだわった物作りとミニマルデザインが特徴。エレガントの先にあるものを生み出す。
- ウールブルゾンはワークジャケットをベースに、ドレスとクラシック、そしてスポーツの要素が入り混じったデザイン。
- ハリとしなやかさ、艶のある生地は美しとスポーティさを兼ね備えており、ブルゾンのデザインコンセプトとマッチしている。
- ムートンカラーは脱着式。夏以外の3シーズン着用をイメージして作られている。
旅行に来ていきたくなる服