こんにちは、遊佐です。
真夏の暑さにやられて、少々手を抜き気味のファッションになっていた方も多いと思いますが、ようやく涼しくなってきましたね。
お洒落を楽しめるシーズンになったということで、ここらで気持ちを引き締めるためにも、あの言葉について今回は話していこうと思います。
分かっているようで分かっていないあの言葉。
「こなれ感」
こなれ感のあるファッションとか、こなれたスタイルとか、何気なく使っていますがいまいちその意味が分かっていないような気がしませんか?また、お洒落しているはずなのに、なんだか硬かったり、ぎこちなさを感じたりして、なかなか理想のおしゃれ像に近づけないでいませんか?
こなれ感を実装するには、言葉の意味をなんとなくではなく、しっかり理解することが不可欠です。そこで今回のブログではこなれ感とは一体何かということから始め、こなれ感を身に付けるにはどうすればいいのかについて話していきます。
お洒落な人はこの「こなれ感」を必ず体得しています。ファッションライフをより楽しむためにもぜひ身につけましょう。
- こなれ感とは?こなれ感を出すにはどうすればいい?
- こなれ感と抜け感は何が違う?
- お洒落しているのに、いまいち垢抜けない
- オシャレな大人ファッションを身につけたい
【暗黙知の世界へ】大人ファッションの極地「こなれ感」出すにはロジックファッションでは不可能という話。

こなれ感とは?
暗黙知
こなれ感は熟れ感と書き、文字通り熟練している様を表す言葉です。十分な経験を積んで物事に慣れており、巧みにこなせる状態ですね。
さて、こなれている人にどうやったらそんなにオシャレになれるんですか?と聞いても、うまく言葉にできないと言われることが多いのですが、これこそがこなれ感の本質といってもいいでしょう。というのもこなれ感はこうすればいいというマニュアルを作ることができないのでシェアできないんですよね。だから真似することができないんです。
もちろんこの暗黙知を明文化する動きもありまして、それが昨今増えているロジックファッションです。ファッションの感覚的なところを言語化することで誰もが同じアウトプットを出すことができるようになるという話なのですが、これは実際のところお洒落の標準化という作業にとどまっており、こなれ感の領域にまで達していません。
なぜか?
ロジックの先へ
こなれ感はロジックではなくファッション本来の感性の世界の概念です。だからロジックで解釈しようとしても無理があるんですね。誤解してほしくないのはロジックが不要だと言っているわけではありません。というのも感性とかセンスを発揮している時というのは、ロジックを否定というよりはロジックを超えた先で行われいます。つまりロジックがあるからこそアクロバティックなことができるということなので、やはりロジックは土台に据えておくべきだと思います。
ではその先のセンスをどうやって身につければいいかという話ですが、これはとにかく経験を積みまくって慣れることです。身体感覚の領域になってくるのですが。頭より先に体が勝手に動くぐらいのレベルにまで到達すると、それこそ熟れた状態になって物事を巧みに操れるようになります。
具体的には、知っているとか理解しているとかではなく、知っていることを知らないというレベルです。例えば周りから凄いと言われることを、本人は意図せずあたかも歯を磨くかのように普通にやっている状態です。なので「どうやったらそんなにオシャレになれるんですか?」と質問しても本人は上手く答えることができません。
こなれ感を出すには?
こなれ感を出すにはどうすればいいか。それにはセンスが必要だ。そしてそれには身体レベルでの経験値が必要だと話してきましたが、より具体的に話すとまずはロジック武装を解くことです。
脱「ロジック武装」
「ロジック武装」を解きましょう。
先ほども言いましたようにロジックは土台にあって然るべきですが、ロジックだけだと絶対にこなれ感は体得できません。こなれ感はロジックの先にあるものにもかかわらず、ロジックを絶対的なものとして、そこに固執する人が非常に多いです。
こちらの記事でも書きましたが、ロジックを使用する際は思考と表現とで切り分けた方がいいです。ファッションをロジカルに考えること自体はいいのですが、ロジックはあくまでも思考つまり組み立てる際にのみ使うべきです。何故かと言うと、ロジカルに表現するということは、「こういう風に考えてコーディネートを組みました」という意思表示をしているみたいなものだからです。そんなことをすると受け手に対して「なんか頑張ってんな〜」とか「めんどくさそうな奴だなー」という印象を与えてしまいますので、こなれ感なんて出るわけがないんですよね。
抜け感
混同しがちですが、抜け感とこなれ感は別物です。抜け感はこなれ感を構成する要素の一つなので、同階層ではなく親子の関係にあります。つまり抜け感があるからこなれ感が出るということです。
抜け感とは、力が抜けてリラックス感のある状態です。昔、学生の頃に無造作ヘアが流行りましたけど、あれですね。キメキメに髪を盛るのではなく、テクニックを使って、自然を装います。
このテクニックはテクニックとして受け取れられた時点でアウト。狙ってるけど狙ってないように見せられるかどうかが肝というわけです。
まとめ
- こなれ感とは暗黙知であり、ロジックファッションで体得することはできない
- ロジックを超えた先にあるのが暗黙知であり、ファッションに本来必要なセンスである。
- ロジックは土台として必要。だがロジックファッションに固執している限り、いつまでたってもこなれない。
- こなれ感を出すには、脱ロジックと抜け感が必須。
こなれ感はもちろんファッションだけでなく、料理、音楽、スポーツ、コミュニケーションなどあらゆる科目に存在する概念ですね。