本記事にはブリティッシュ・カウンシル社によるPRが含まれます。

ブリティッシュ・カウンシル主催イベント
「英語でひらく子どもの未来2026」にご招待いただき、参加してきました。
私はこれまで中学校で16年間、英語を含む教科学習と向き合う子どもたちを見てきました。そして現在は、保護者として子育ての当事者でもあります。
英語教育をめぐる選択肢が増え続ける今、
「いつ始めるか」よりも前に、親として考えておきたいことがあるのではないか——
そんな問いを抱きながら、当日の話を聞いてきました。
英語教育を“消費”するのではなく、“設計”する視点で考えたい。
それが、今回このイベントに参加した私自身の問いでもあります。
実は私自身、大学1年生のときにイギリスへ短期留学をした経験があります。
3週間を過ごしたカンタベリーは、大聖堂が静かに佇む歴史ある街で、週末にはロンドンへ足を延ばすこともできました。
その経験は、英語力以上に「世界の広さ」を体感させてくれた出来事でした。
そして息子もまた、中学2年生のときにアメリカ・ペンシルベニア州でホームステイを経験しています。
親として、そしてかつて海外に憧れた一人として、
子どもが世界と出会う瞬間がどんな意味を持つのか——
私は、その点に強い関心を持ちながら、このイベントに参加しました。
- 「英語でひらく子どもの未来2026」イベント概要
- 当日印象に残ったポイント
- 参加して感じたこと ― 保護者として、そして教育現場経験者として ―
- ブリティッシュ・カウンシルとは ― 英国の公的教育機関としての役割と日本での取り組み ―
- まとめ・関連リンクのご案内 ― 英語を学ばせる前に、親が決めておきたいこと ―
「英語でひらく子どもの未来2026」イベント概要
― 開催趣旨・主催協力・会場(浜離宮朝日ホール)・登壇者紹介 ―

ブリティッシュ・カウンシル主催、朝日新聞社メディア事業本部の協力のもと開催されたトークイベント「英語でひらく 子どもの未来2026」。保護者を対象に、「お子様の英語教育と未来」をテーマとして実施されました。
英語学習を通して子どもの可能性をどう広げていくか。その具体的なヒントを共有することを目的とした催しです。
開催日は2月23日(月・祝)。会場は浜離宮朝日ホール 小ホール。参加費は無料で、事前応募・抽選制にて実施されました。
当日は三部構成で進行されました。
第1部:スペシャルトークショー
俳優であり二児の母でもある瀬戸朝香さんが登壇。「子どもの英国留学に思うこと」をテーマに、幼少期に英語を学ぶ意義や、海外生活に期待することについて語られました。
第2部:セッション
ブリティッシュ・カウンシル シニア・ティーチャーのスワスティック・グハ氏が登壇。対面で学ぶ英語教育の意義や、家庭で保護者ができるサポートについて、国際的な指導経験をもとに解説されました。
第3部:パネルディスカッション
瀬戸朝香さん、成蹊大学教授で通訳としても活躍する森住史氏、ブリティッシュ・カウンシルのスワスティック・グハ氏、ロビン・スキプシー氏(アカデミックマネージャー)が登壇。「グローバル時代に求められるコミュニケーション力」をテーマに、英語力に加え、異文化理解や思考力をどう育てるかについて議論が行われました。
当日印象に残ったポイント

① 英語は“ツール”であるという視点
登壇者の話の中で一貫していたのは、英語そのものを目的にしないという姿勢でした。
英語ができることよりも、
英語を通して何を見るのか。
何に挑戦するのか。
「英語はツール(道具)である」という視点が、イベント全体を貫いていたと感じました。
英語を“学ぶもの”として積み重ねるのではなく、
世界とつながるために“使うもの”として捉える。
その発想の転換こそが、今回私にとっての大きな気づきでした。
② 子どもの視野と可能性を広げるという考え方
瀬戸朝香さんのお話で特に印象に残ったのは、「子どもの視野を広げたい」という言葉でした。
英語を話せるようにすることがゴールなのではなく、
その先にある世界に触れさせたいという願い。
瀬戸さんの16歳の息子さんと12歳のお嬢さん、2人お子さんが英国留学という選択に至るまでには、「子どもが少しでも興味をもったら、そのタイミングを逃さないのも親」という考えがあったと語られていました。
同時に、「失敗は怖い。でも、乗り越えた経験が自信になる」という言葉も心に残っています。
最終的に留学を決めたのは、お子さん本人でした。
親が道を決めたのではなく、世界を見せた上で選んだのは子ども自身。
私は瀬戸さんと同い年で、子どもの年齢もほぼ同じです。だからこそ、その言葉は遠い話ではなく、今まさに自分が向き合っている現実として響きました。
迷いながらも決めて進む。その過程そのものが、子どもの可能性を広げていくのだと感じました。
③ 冒険心や憧れが英語への道を広げる
お子さんの「やってみたい」という気持ち、つまり冒険心が、結果として英語への道を広げていったという話も印象的でした。
英語を学ばせたから冒険するのではなく、
冒険したいという気持ちが、英語を必要とする環境へとつながっていく。
きっかけは、「イギリスってなんだかかっこいい」——そんな素朴な憧れでもいい。
瀬戸朝香さんも森住史さんも、英語学習の出発点は必ずしも高い志である必要はないと語っていました。憧れやわくわくする気持ちが、やがて行動へとつながっていくのだと。
順番は、もしかすると逆なのかもしれません。
英語を身につけたから世界へ出るのではなく、
世界に触れたい、挑戦してみたいという気持ちが先にあり、
その結果として英語が必要になる。
そんな順番も、あっていいのだと感じました。
参加して感じたこと ― 保護者として、そして教育現場経験者として ―

英語教育は今、
「早く始めるべきか」という議論に偏りがちです。
しかし本当に問うべきなのは、
・その子にとって本当に必要か
・何のために学ぶのか
・親は何を期待しているのか
ではないでしょうか。
教員として多くの子どもを見てきて感じるのは、
自分で決めた経験のある子は強い、ということです。
親がレールを敷くことと、環境を用意することは違います。
英語を習わせる前に、親が決めておくべきこと。
それは、
「この子にどんな世界を見せたいのか」。
その問いに向き合うことが、英語教育の出発点なのかもしれません。
ブリティッシュ・カウンシルとは ― 英国の公的教育機関としての役割と日本での取り組み ―

ブリティッシュ・カウンシルは、1934年に英国で設立された英国の公的な国際文化交流機関です。文化芸術、教育、英語を通じて英国の専門知識を世界に届け、これまで100カ国以上で活動を展開してきました。全世界で170のスクールを運営し、毎年1億人を超える英語学習者に選ばれています。
日本では、飯田橋と武蔵小杉にラーニングセンターを設け、国際英語教授資格を持つ講師による大人向け英語コースおよび子ども向け英語コース(幼児・小学生・中高生)を提供しています。また、ブリティッシュ・カウンシルと日本英語検定協会は共同で日本のIELTSを運営しています。
公式サイト:
https://www.britishcouncil.jp/english-courses
今回イベントに参加し、90年以上にわたり英語教育に携わってきた機関としての蓄積と専門性を改めて感じました。
内気な子どもへの対応や、段階的に力を伸ばすメソッドについての説明からは、「できる子を伸ばす」のではなく、「すべての子どもが使える英語を身につける」ための設計がなされていることが伝わってきました。
また、日本の公教育との接点として、東京都教育委員会が実施する中学校英語スピーキングテスト「ESAT-J(English Speaking Achievement Test for Junior High School Students)」の運営にも関与していることが紹介されました。学校現場と連動しながら英語教育に取り組んでいる点は、保護者としても関心を持つポイントでした。
長い歴史と国際的なネットワークを背景にしながら、日本の子どもたちの学びに具体的に関わっている団体であることが印象に残りました。
まとめ・関連リンクのご案内 ― 英語を学ばせる前に、親が決めておきたいこと ―
今回のイベントを通して、私の中で整理されたことがあります。
海外に触れる経験は、
その後の進路や挑戦の意欲に確かに影響を与えるということ。
英語を「学ばせる」ことが目的なのではなく、
世界を知る機会をどうつくるか。
そこに、大きな示唆を感じました。
英語ができるようになることは一つの力です。
けれど本当に育てたいのは、
知らない世界に踏み出す勇気や、
自分で選び取る力なのではないでしょうか。
環境を整えるのは親の役割。
決めて進むのは、子ども自身。
英語教育を考えることは、
わが子の未来の選択肢をどう広げるかを考えること。
「いつ始めるか」より前に、
親が何を大切にしたいのかを言語化しておくこと。
それが、子どもの自己決定を支える土台になるのだと感じました。
ブリティッシュ・カウンシルの英語コースや取り組みについては、公式サイトをご覧ください。
▶ https://www.britishcouncil.jp/english-courses
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