
前作でそれぞれの道を歩む事になり、悪い魔女に仕立て上げられたエルファバ。
原作「オズの魔法使い」のドロシーも登場し、オズの国全体が分かります。
【ウィキッド永遠の約束】ネタバレあり感想
前回の「ウイキッドふたりの魔女」は2時間30分超えの超大作でしたが、前回よりも2時間17分と思っていたよりも短めでした。
2人の素晴らしい歌声を映画館で鑑賞出来て本当に良かったです。
「オズの魔法使い」は事前に見るのがおすすめ。
ドロシーがなぜ、オズの魔法使いの所へ行く事になったのか?
一緒に「オズの魔法使い」の所までいくメンバーたちは誰なのか?
今回の映画のキーパーソンとなる人物たちが多くみられるからです。
世の中の噂というものがとてつもなく恐ろしく、正義感を持って善い行いをしたからではなく、結局誰か(社会的弱者)が悪者になってしまうという世界は今も昔も変わらないような気がしました。
人間関係というものは複雑です。
そして影響力のある人の発言は人々の行動や考えをも動かすことができます。
体裁がよく見える人ほど深刻で恐ろしいなと思いました。
どちらを信じるか?常に人を見る目を養っておかないと。
人は自分が信じたいものを信じる生き物で、真実を証明するのにはものすごく時間がかかってしまう。
かろうじてまだ言葉を話せる動物たちが去っていく時の、エルファバの言葉は強く正義に満ちていました。
言葉を奪われていく動物のために1人で立ち向かう心優しく正義感が強いけれど、孤独で悪い魔女と言われるエルファバ。
自分の進む道を行く姿は美しかった。
希望の象徴とされ、上手に世の中を渡ることが出来る様に見えるけれど、実際はその人気を利用されているだけの、善い魔女として生きるグリンダ。
グリンダ自身、利用されていることに気づいています。
そんなグリンダと結婚するかと思いきや、エルファバの登場で彼女を選ぶフィエロ。
フィエロがエルファバを選ぶシーンを観ていて「ほんまか?」と一瞬フィエロを疑いましたが、真実を知り、胸がスッとしました。
華やかそうに見えるけれど、自分の人生を生きることができない。
フィエロとグリンダの真実の愛を知って、孤独なのはグリンダの様な気がしました。
フィエロ役のジョナサン・ベイリーが男前でした。
私生活ではゲイだとカミングアウトしているそうですが、現在37歳オックスフォードシャーウォリングフォードベンソン出身の俳優さんです。
2人の生き方が「オズの魔法使い」のもう一つの物語と分かったところで、もう一度「オズの魔法使い」を観たくなりました。
竜巻によって、魔女が亡くなってしまう本当の理由とは?
この当たりは「オズの魔法使い」を見ていると話しが繋がります。
もしかしたら、この映画で一番辛い思いをしたのはネッサ(エルファバの妹)かも!?
ずっと好意を寄せていた相手は実は…
そんな気持ちを知ったら、誰だって辛いです。
臆病なライオン、ブリキの正体、カカシとエルファバの関係、どれも興味深いものでした。
そして「オズの魔法使い」として生きてきた彼の人生。
最後にエルファバとの関係が分かったとき、どんな気もちだったんだろう。
エルファバ、グリンダ、オズ、フィエロ、ネッサ、ボック、動物たち…
それぞれの立場でみる映画は何回見ても、違った視点からみれるのでやめられません。