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【2026年3月最新】嘉義大学KANO棒球特展訪問記|甲子園準優勝の伝説を現地で体感

読了時間の目安は、3分です。

こんばんは。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。

現在、熱戦が続く甲子園。

その舞台で、かつて台湾の高校が夏の大会で準優勝を果たしたことをご存じでしょうか。

それが、映画にもなった伝説のチーム「KANO」です。

2026年3月3日、嘉義(ジャーイー)県で開催されていたランタンフェスティバルに行った際、KANOにゆかりのある、義大学の「KANO棒球特展」に立ち寄りました。

伝説のチーム「KANO」とは?

野球好きなら一度はその名を聞いたことがあるのではないでしょう。

KANO(嘉農)とは、日本統治時代の「嘉義農林学校」野球部のことです。

1931年、夏の甲子園に初出場した彼らは、日本人以外がいるチームは弱いという当時の常識を打ち破る快進撃を見せて、多くの日本人を驚かせました。

当時の小説家・菊池寛も、その姿に強い感動を覚えたと次のように記しています。

僕は嘉義農林が神奈川商工と戦った時から嘉義ひいきになった。内地人(日本人)、本島人(漢民族)、高砂族といふ変わった人種が同じ目的のために協力し努力してをるといふ事が何となく涙ぐましい感じを起こさせる。実際に甲子園に来て見るとファンの大部分が嘉義ひいきだ」(東京朝日新聞・1931年8月22日付け)

日本人、漢民族、高砂族という3民族で構成された混成チームは、名将・近藤兵太郎監督のもと、「不要想著贏,要想著不能輸(勝とうとするな、負けないことを考えろ)」という精神で準優勝という偉業を成し遂げました。

その清々しいプレーは、当時日本メディアが嘉義農林の快進撃を評して広めた表現「天下の嘉農」として今も語り継がれています。

嘉義大学に展示がある理由

現在、この展示が国立嘉義大学にあるのには明確な理由があります。

国立嘉義大学の前身こそが、かつての嘉義農林学校だからです。

母校の敷地内に、当時の記憶を保存し、台湾野球のルーツを伝える場所として「KANO棒球特展」が設置されました。

行き方と場所

展示は嘉義大学の蘭潭(ランタン)キャンパス内にあります。

  • アクセス:嘉義駅(台鉄)から中山幹線(ジョンシャンメインライン)に乗り、約20〜30分。終点の「嘉義大學校區内」で下車します。タクシーなら駅から15分ほどで到着します。

  • 場所:キャンパス内の大学生協である「嘉義大学員生消費合作社」の2階に「KANO棒球特展」はあります。
    • 正門を入って少し進んだ静かな一角にあります。

展示の様子:時を越えて蘇る熱狂

KANO棒球特展の中に一歩足を踏み入れると、1930年代にタイムスリップしたような感覚に陥ります。

  • 実物資料の重み:当時の選手が使っていたグローブやユニフォーム、記念の盾などが並び、厳しい練習の跡を感じることができます。

  • 歴史を物語る写真:甲子園での様子や、船での移動の写真など、貴重な記録が壁一面に展示されています。

  • 映画の残り香:2014年に台湾で大ヒットした映画『KANO』で使用された衣装や小道具も展示されており、史実と映画の世界観を同時に楽しめます。

派手な演出はありませんが、それがかえって野球に対する純粋な情熱を際立たせている、そんな空間でした。

嘉義のシンボルに異変?

大学に行く前に、嘉義の街中にあるシンボル「中央噴水池(ロータリー)」に立ち寄りました。

ここには、KANOのエース・呉明捷(ゴー・メイショウ)投手の銅像があるはずなのですが……。

なんと、銅像が撤去されていました。

街のアイコンがいなくなった光景には驚きましたが、どうやら改修工事による一時的な移動のようです。

設置から10年を過ぎたので、安全のためメンテナンスを実施しているそうで、2026年7月には銅像は戻ってくるそうです。

あの躍動感あふれる姿が見られないのは寂しいですが、次に訪れるときには、再びその雄姿を見ることができるでしょう。

まとめ

今回の記事は、いかがでしたでしょうか?

100年近く前にこの地で夢を追った少年たちの姿に思いを馳せる——そんな楽しい時間を過ごすことができました。

嘉義に行く機会があれば、ぜひ一度訪れてほしい場所です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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