
読了時間の目安は、5分です。
昨日(2025年12月26日(金))、フジテレビ報道のYouTube動画「しらべてみたら」を見ていたら、思わず「あ!ここ!」と声を上げてしまいました。台北にある牛肉麺の人気店「江牛樓(ジャンニョウロウ)」が紹介されていたのです。
今や地元の台湾人や日本人観光客で大混雑し、ミシュランガイドにも掲載されるほどの超有名店になっていて驚きました。
実は私、このお店がオープンして間もない2024年2月に台湾を訪れた際、実際に行ってきたのです。
このブログでも紹介したつもりでいたのですが、改めて見返すと書き漏らしていました……。(ごめんなさい)
当時の記憶を呼び起こしながら、今や台北を代表する名店となった「江牛樓」の魅力を、約2年近く前の記憶を呼び起こしながらレポートしたいと思います!
フジテレビ報道のYouTube動画「しらべてみたら」はこちらから!
「牛肉麺嫌い」の概念を覆す
私がこのお店を知ったきっかけは、当時よく見ていたYouTubeチャンネル「ゾロの台湾グルメ」でした。そこで紹介されていた「江牛樓」に、強く心を惹かれたのです。
オーナー兼シェフの田中さんは、台湾在住20年の日本人。田中さんはその動画の中で、「日本人があまり好まない台湾の牛肉麺の概念を覆したい」と熱く語っていました。
確かに、台湾の牛肉麺といえば独特の「八角」の香りが強く、肉が固いというイメージがあり、私も実はそこまで得意ではありませんでした。
しかし田中さんは、日本人の口にも合い、かつ台湾の人たちにも愛される味を追求。その結果、2020年の「国際牛肉麺コンクール」で第3位するという快挙を成し遂げました。
もともとは新竹で人気のラーメン屋さんを営んでいた田中さん。そこで限定メニューとして出していた「牛肉麺」が評判となったところ、いっそのこと牛肉麺専門店を出そうと考えオープンさせたのだそうです。
「牛肉麺を楽しみに多くの日本人に台湾に来てもらいたい。お世話になった台湾に少しでも貢献したい」という田中さんの熱意を動画で見て、「これは絶対に行かなければ」と心に決めていました。
Youbikeで迪化街のお店へ
その日、お昼前に桃園国際空港に到着し、台北駅近くのホテルに荷物を置いた私は、すぐにYoubikeを走らせました。
目指すは、古い街並みが美しい観光スポット「迪化街(ディーホアジエ)」。

レトロな問屋街をひと通り観光し、お店に到着したのは15時過ぎでした。

お昼のピークを過ぎていたせいか、先客は2組ほど。彼らもすぐに帰ってしまい、店内は私ひとりになりました。
このお店は、当時のメニューは「紅焼牛肉麺(ホンシャオニョウロウミェン)」のみ。

当時、お店の切り盛りは、田中さんと、女性のスタッフの方(当時はお二人で切り盛りされていました)。
私は田中さんに、「ゾロの台湾グルメを見て、どうしても食べたくなって日本から来ました!」と伝えました。
すると田中さんはパッと表情を明るくされ、とても嬉しそうにこの店の牛肉麺のこだわりについて丁寧に説明してくださいました。
遊び心と「ゾロ特典」に感動!
YouTubeチャンネル「ゾロの台湾グルメ」を見て来店した人向けの、いわゆる“ゾロ特典”として、「牛すき焼き炙り」を無料でサービスしてくれるのです。(このサービスは、2024年4月末で終了)
カウンターの目の前で、田中さんがガスバーナーを使って豪快にお肉をあぶってくれるパフォーマンス!
「写真を撮らせてもらってもいいですか?」と尋ねると、「どうぞ、どうぞ!」と快諾してくださり、私がスマホを構えやすいように角度やタイミングを合わせてあぶってくれました。

さらに驚いたのが「付け合わせ」の演出。料理のふたを開けると、中から白い煙がもくもく! スモークの香りが広がるニクい演出に、田中さんの遊び心とホスピタリティを感じずにはいられませんでした。
付け合わせは、空心菜、セロリ、ベビーコーン、燻製トマト、高菜、わさび。

その後、私ひとりだったこともあり、食べながら田中さんと色々なお話をさせていただきました。
この後、私が台南に行く予定だと話すと、気さくに「台南なら、あそこの夜市がおすすめですよ」と地元の情報を教えてくださり、とても楽しいひとときを過ごせました。
忘れられない、オーナーさんの「優しさ」
出された牛肉麺は、まさに絶品。ゾロさんの「真偽にかけて」というコメントに偽りなし。八角のクセがなく、和風だしも加えた旨味が凝縮されたスープ、そして何より驚くほど柔らかい牛肉……。至福の時間を満喫しました。
もちろん完食。スープも飲み干してしまいました。本当、美味しかったです。
しかし、楽しく食事を終えてお会計をしようとした時、事件は起きました。
カバンのいつものポケットに、財布がないのです……。
「えっ、嘘? どこかで落とした!?」
血の気が引き、焦ってカバンの中をひっくり返して探している私に、田中さんは穏やかな声でこう言ってくれました。
「大丈夫ですよ、ゆっくり探してもらったらいいですからね」
こういう困った状況の時にこそ、かける言葉にその人の本当の人柄が出るものだと思いました。
おかげで落ち着いて探すことができ、財布は無事、カバンの奥の方で見つけることができました。あの時の田中さんの温かさは、今でも忘れられません。
2年経った今、大人気店になって
そんな田中さんの「江牛樓」ですが、昨日見たフジテレビの動画では、今や日本人観光客だけでなく、9割のお客さんが地元台湾人という人気店として紹介されていました。
ミシュラン掲載店となり、お店の外には長い行列ができるほどの大繁盛。それでも、お値段は2年前と変わらず290元を守り続けています。
一般的な牛肉麺と比べれば確かに少し割高かもしれませんが、あの柔らかくボリュームたっぷりのおいしい牛肉、そして「替え玉が無料」というサービスを考えれば、コスパはかなり高いと言えます。
田中さんのこだわりと愛が詰まった一杯は、台湾の人たちの心もしっかりと掴んだようです。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?
2年前の訪問時、実は一つだけ心残りがありました。それは、人気の「刀削麺(ダオシャオミェン)」が売り切れていたこと。やむなく細麺を選択したのですが、それも十分美味しかったとはいえ、やはり刀削麺を一度は味わってみたい。
実は、来年の2月に再び台湾へ行く予定を立てています。
今度は早めの時間に行って、念願の刀削麺をいただきたいと思います!
台北・迪化街を訪れる際は、ぜひ田中さんの「革命的牛肉麺」を味わってみてください。そこには、美味しい料理だけでなく、日本と台湾をつなぐ温かい心が溢れているはずです。
【店舗情報】
-
店名: 江牛樓 (Jiang Niu Lou)
-
住所: 台北市大同区民楽街6号 (台北MRT北門駅から徒歩約10分)
-
営業時間: 12:00〜18:00 (※売り切れ次第終了、定休日は公式SNS等で要確認)
-
参考URL:Facebook
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事がお役に立てたのならうれしいです。
今回の記事が良ければ、ブックマークとスターをお願いします。
また、SNSでシェアして頂けると、モチベーションが上がります。
今後も役に立つ、記事を配信していきます!