
この記事は、7分で読めます。
こんばんわ。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。
2025年10月に、イギリス発のスマートバンク「Revolut」が日本でもサービスを開始しました。それから早いものでもうすぐ5年が過ぎようとしています。
この間、ルールや利用料金などに関して変更がありましたが、今もなお、従来の銀行とは異なったアプローチにより、低コストで海外送金、海外通貨両替などのサービスを提供してくれます。
今回は、Revolutのできること・メリットと注意点について改めてまとめてみました。
Revolutとは
Revolutは、2015年に英国ロンドンで設立されたフィンテック会社であり、その会社が提供するスマホサービスのことです。
これらのサービスは、一般に「スマートバンク」と呼ばれ、スマートフォン上で海外送金や外貨両替、カード決済などが行え、口座開設の容易さや手数料の安さで世界的にユーザーが急速に拡大しています。
株取引や暗号通貨の売買、貴金属取引などのサービスも提供されており、欧州を中心に4,000万以上の利用者がいます。日本でも利用者が増加しており、今後さらなる機能拡充が期待されています。
できることとメリット
できる主なことは以下のとおりです。
- 手数料無料での海外送金
- 世界各地のユーザーに手数料無料かつ瞬時での送金
- 有利な為替レート(リアルタイムレート)での両替
- 海外ATMを手数料無料で利用
- 30以上の通貨が取り扱える資金決済口座
- デビットカードの利用(物理カード・バーチャルカード)
- リアルタイム支払い通知
- 予算管理と自動分析
- 貯金箱機能
- 個人間決済
- ワンタイムバーチャルカード
- 旅行保険(プレミアム・メタル会員向け)
- 空港ラウンジアクセス(プレミアム・メタル会員向け)
- 日本国内の銀行口座への送金
会員種別としては、スタンダード(無料)、プレミアム(980円/月)、メタル(1,800円/月)の3種類があり、両替やATM引き出し限度額などで違いがあります。
| 会員種別 | スタンダード | プレミアム | メタル |
|---|---|---|---|
| 会費 | 0円/月 | 980円/月 | 1,980円/月 |
| 為替手数料無料枠(月) | 300,000円 | なし | なし |
| ATM無料引き出し限度額(月) | 25,000円 | 50,000円 | 100,000円 |
| カードのグローバルエクスプレス配送 | - | 〇 | 〇 |
| 優先カスタマーサポート | - | 〇 | 〇 |
| 特別なデザインのRevolutメタルカード | - | - | 〇 |
| ワンタイムバーチャルカード | 〇 | 〇 | 〇 |
| LoungeKeyパスへのアクセス | - | 〇 | 〇 |
| 旅行保険 | - | 〇 | 〇 |
これらのうち、特に注目すべきは、海外送金、通貨の両替、海外ATMの引き出し、そして日本国内銀行への送金対応です。これらについて、以下に説明します。
手数料無料での海外送金
海外現地銀行口座に、日本からは30以上の通貨を送金できます。
海外送金手数料は、アプリ間の送金なら、無料です。
銀行への送金も原則無料です。
例えば、米国のU.S.bankに送金する場合、送金手数料は一切かかりません。
ただし、支払い相手の銀行や中経銀行など、送金に他の銀行が関わる場合、銀行によっては手数料が発生することがあります。
日本への、または日本からの送金の場合、1回の取引あたりの上限は100万円相当額です。また、1回の取引につき最低900円相当額の制限があります。
最新の手数料については、Revolutの公式サイトでご確認ください。
有利な為替レートでの両替
日本の銀行口座から日本円をチャージをし、アプリ内で希望の通貨に両替します。
しかも、為替レートは、リアルタイムのインターバンクレートに近い有利なレートで両替が可能です。
だいたい、インターバンクレートと比較して、米ドルなら0.25%程度、ユーロなら0.1%、豪ドル0.09%、香港ドル0.2%ほど上乗せされていることが多いです。これらが実質的な両替手数料となります。
WISEはインターバンクレートを採用しており、この点、比較すると若干引けを取りますが、Revolutは送金手数料が無料のため、トータルでみたお得さは、Revolutのほうが上回ることが多いと思います。
旅行前にあらかじめ外貨に両替しておく必要がなくなるため、現地到着後、空港内でスマホで両替し、すぐさま現地ATMで引き出すという使い方も可能です。
AED(アラブ首長国連邦・ディルハム)、AUD(オーストラリア・ドル)、CAD(カナダ・ドル)、CHF(スイス・フラン)、CZK(チェコ・コルナ)、DKK(デンマーク・クローネ)、EUR(ユーロ)、GBP(英国・ポンド)、HKD(香港・ドル)、HUF(ハンガリー・フォリント)、ILS(イスラエル・新シェケル)、JPY(日本・円)、NOK(ノルウェー・クローネ)、NZD(ニュージーランド・ドル)、PLN(ポーランド・ズウォティ)、QAR(カタール・リヤル)、RON(ルーマニア・レウ)、SEK(スウェーデン・クローナ)、SGD(シンガポール・ドル)、THB(タイ・バーツ)、TRY(トルコ・リラ)、USD(アメリカ・ドル)、ZAR(南アフリカ共和国・ランド)
海外ATMの利用も手数料無料
Revolutカードを利用すれば、海外旅行や長期海外滞在でも現地のATMを利用して現地通貨を引き出すことができます。
しかも、海外ATMでの引き出し手数料は、限度額以内なら無料です。
限度額を超えた場合、超過分についてはその都度、引き出し額の2%の手数料がかかるので要注意!
利用するATMによっては、ATM設置会社が設定する手数料(ATMオーナー手数料)を支払わなければならいないことがあります。
引き出しする通貨や金額によって、ATMオーナー手数料などが発生しない「セディナカード」などのクレジットカードでキャッシングを行い、ペイジーで繰り上げ返済してしまうほうがお得なケースケースがあります。
注意点
為替市場営業時間外は1%の手数料が発生
為替市場の営業時間外は両替の取引高も少なくなるため、スタンダートプラン会員のみ手数料として「1%」を徴収されます。
為替市場の営業時間外とは、「ニューヨーク時間の金曜日17:00から日曜日18:00まで」のことです。
この時間帯を避けて、両替をおこないましょう。
なお、日本時間では何時になるかについては、当ブログの記事をご参照ください。
預金保護の対象外
銀行などの預金には適用される預金保護の対象外です。
Revolutは銀行ではなく第二種資金移動業者です。一応、預かった送金資金と同額以上の額を供託することにはなっていますが、多額の資金を長期間アカウントに保管することは推奨されません。
利用する際は、その特性を理解した上で利用すべきです。
海外送金・引き出しできるのは、銀行振込からのチャージした資金のみ
チャージ方法としては、クレジットカード、デビットカードまたは銀行振込などがあります。
このうち、海外送金やATMからの出金に利用できるのは、銀行振込によるチャージした資金のみです。
銀行振込によるチャージ:日本国内の銀行からの振込に対してはRevolut側の手数料はかかりません。(銀行側の振込手数料のみ発生)
デビットカードによるチャージ:国内発行のMastercardクレジットカード・デビットカード、Visaデビットカードからのチャージは手数料無料。
その他のカード(JCBやAMEXなど)からのチャージはできません。
海外送金やATMからの引き出しは、Revolutアカウントにチャージされた残高からのみ可能です。
現金を引き出せる国内ATMは国際標準規格(EMV仕様)に準拠したもの
国内において、チャージした資金を現金として引き出すことができるのは、ICカード取引の国際標準規格(EMV仕様)に準拠したATMに限られます。
最も身近にあるものとしては、「イオン銀行ATM」です。
下のサイトで、「条件から検索」の「海外発行カード利用可能ATM」にチェックを入れて検索することで、Revolutカードでの引き出しが可能なATMを探すことができます。map.aeonbank.co.jp
ただし、現物カードが必要になりますので、忘れずに持っていきましょう。
国内銀行口座への送金手数料無料回数には制限あり
Revolutでは、すべてのプランにおいて無料で国内銀行送金ができます。ただし、各プランごとに無料で国内送金できる限度枠(回数)が設定されています。
各プランの無料送金限度枠(回数/月)は以下の通りです。
プレミアムプラン :3回まで/月
メタルプラン:5回まで/月
それぞれの上限回数に達した場合、それ以降は1回あたり220円の送金手数料を支払う必要があります。
1か月のカウントの仕方に要注意
Revolutの1か月のカウントの仕方には注意が必要です。
例えば、月額手数料の課金タイミングはご契約日が起点となります。もし1月10日に契約した場合、2月10日、3月10日(以降省略)に月額手数料が発生します。
Revolutでは、契約日から翌月の応当日の前日までの期間(上記例において、1月10日から2月9日までの期間)のことを「月次サイクル」といいます。
月あたりの「両替限度額」、「ATM無料引出額」、「国内銀行無料送金限度枠」などはいずれもこの月次サイクルでカウントすることになります。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?
Revolutは、賢く使えば、海外送金や海外ショッピングにかかる費用を激減させてくれます。よく海外に送金をしたり、旅行でショッピングをする人たちにとっては、非常に助かるサービスです。
ただし、Revolutは頻繁にサービス内容や規約が変更されるため、公式サイトを定期的にチェックすることが大切です。
今回の記事がお役に立てれば、うれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回の記事が良ければ、ブックマークとスターをお願いします。
また、SNSでシェアして頂けると、モチベーションが上がります。