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こんばんわ。管理人のuncleゆーさん(@UncleYusan)です。
昨日、USバンクから”Form W-8BEN"の様式が自宅に届きました。
ユニオンバンクの口座開設時に提出しており、これまでUSバンクから特段案内もなかったので、Form W-8BENも引き継がれているものだと思っていました。
お知らせ文には、英文で「お客様のForm W-8BENを未だ当方は受け取っていません」と書かれていたのにビックリ!。だって、口座がUSバンクに移行されてからこれまで1回も提出求められていないんだから当然でしょう。
早速、USバンクに電話で確認したところ、USバンクに口座移行したことで、W-8BENを再提出することが必要だとの話でした。それならそのように「お知らせ文」に書いておいてほしいのですが・・・。
今回届いた書類は、「お知らせ文」のほか、Form W-8BEN 様式2枚、説明文の計4枚のA4の書類が入っていましたが、いつものとおり英文のみでした。
そこで、今回は、USバンクから届いて "Form W-8BEN"の書き方や送り方について解説します。
Form W-8BENとは
Form W-8BENとは、米国源泉税の適用に関して非居住者であることを証明するために、金融機関へ提出する書類です。
本来、米国では非居住者に対し30%の源泉徴収が行われますが、日米租税条約により、日本居住者の銀行預金利子は米国では非課税(0%)となります。
Form W-8BENは、口座を所有する当該人物が日本籍を有する、日本在住者であることを証明する書類です。
今回届いた様式は、IRSのウェブサイトからダウンロードできるものとは異なっており、USバンク用にアレンジされているようです。
IRSが公開している様式は、こちらから確認できます。
書き方
米国の大手金融機関では、オンラインで手続きができるところが多いのですが、USバンクは残念ながら対応しておらず、様式に記載し、郵送しなければなりません。
様式が2枚同封されていますが、基本、郵送するのは、以下の写真の1枚のみです。
ユニオンバンクの口座開設時に、Form W-8BENを提出しているはずなので、写しを保存している人はそれを見ながら、記載すればよいと思います。

一応、書き方を説明すると、次のとおりです。
PartⅠ
1. Name of Individual who is the beneficial Owner
氏名を記入します。
例:Taro Yamada
2. Country of citizenship
国籍を記入します。
例:Japan
3. Permanent residence address (street, apt. or suite no., or rural route).
現住所の町名や番地を、英文の記載順に記入します。
例: 1-1-1 Nagatacho
City or town, state or province.Include postal code where appropriate.
市区町村、県名、郵便番号を記入します。
例:Chiyoda-ku Tokyo, 100-0014
Country
日本在住者は、"Japan"と記入します。
4. Mailing address (if different from above)
書類の郵送先です。現住所と同じ場合は、空欄のままでOKです。
5. U.S. taxpayer identification number (SSN or ITIN), if required
米国納税者番号です。持っていなければ、空欄のままでOKです。
SSN = social security number 社会保障番号
ITIN = individual taxpayer identification number 個人納税者識別番号
6a. Foreign tax identifying number (See instructions)
「記載不要」とのご意見もありますが、 私は、日本の納税者番号(マイナンバー)を記載しています。(理由はコメント欄に記載) ただし、取り扱いは金融機関により異なるため、不安な場合は事前にUSバンクへの確認をおすすめします。
6b. Check if FTIN not legally required (See instructions)
空欄のままでOKです。(6aを空欄にした場合は✅を入れる)
7. Account number(s) (see instructions)
口座番号を記入します。複数の口座を持っている場合、すべて記入します。
8. Date of birth (MM-DD-YYYY)
生年月日を記入します。必ずMM-DD-YYYYの形式で書くようにしましょう。
例:01-31-2000
Part II
この様式に記載した内容が正しいことを宣誓するための署名を行う欄です。
Signature of beneficial owner (or individual authorized…)
記載内容を確認し、間違いがなければ"Sign Here & Date"の記載の右側 (”Signature of beneficial owner (or individual authorized…)”の上の欄)に署名を行 います。(署名は、ユニオンバンクの口座開設時に提出したものと同じ書体で)
なお、この欄の上部に、「□ I certify that I have the capacity to sign for the person identified on line 1 of this form.」との記載がありますが、これは代理人が署名をする際にチェックを入れるためのものです。したがって、本人が記入している場合は、空欄のままでOKです。
Print name of Signer
これが記載されている上の欄に、氏名を記入します。
例:Taro Yamada
Date (MM-DD-YYYY)
署名した日を記入します。必ずMM-DD-YYYYの形式で書くようにしましょう。
例:08-09-2023
以下の様式(写真)も入っていましたが、こちらは、USバンクに届出している住所が米国内であったり、電話番号が米国のものであったりしているなどの場合に、提出しなければならない書類となります。多くの日本在住者は提出不要ですので、書き方について割愛します。

なお、もし提出する必要がある場合は、送る前に書き方等について、USバンクに直接お問い合わせされ、確認することをおすすめします。
送り方
日本の銀行なら、こうした書類の提出を求める場合、「受取人払い」の返信用封筒が添付されていますが、そこは米国の銀行、郵送料は「差出人払い」となります。
郵便局からエアーメールで送る場合、110円かかります。送付した記録を残したい人もいるでしょうが、外国郵便の場合、日本のような「特定記録郵便」の制度はなく、「国際書留」扱い(料金520円)と割高です。
※2023年10月に料金改定があり、エアーメールは140円、国際書留郵便は600円となっています。(2025年1月30日)
郵便料金は、切手で支払うこともできます。切手の手持ちがあったので、郵便局に行く際、持参しました。私の場合、郵便ポストから出すことも可能ですが、今回は、郵便局の窓口から通常のエアーメールで送りました。
USバンクから送られてきた封筒の宛名には、「USA」との記載がありませんので、記入しておきましょう。(郵便局の窓口で記載を求められました。)
この封筒は、おそらく、米国内在住者向けのものをそのまま使用しているように思われます。
まとめ
今回の記事は、いかがでしたでしょうか?
USバンクから届いて "Form W-8BEN"の書き方や送り方について解説しました。
今回、USバンクから送られてきた書類を見る限り、ユニオンバンクから口座移行した日本在住者向けのものではなさそうです。
恐らく、USバンクの米国在住の外国籍の既存口座開設者が、帰国等により米国非居住者になった際などに送付していたものをそのまま転用しているものかもしれません。
この点、日本在住者向けにもう少し丁寧な対応をしてもらえないかと思います。
また、米国の大手金融機関では、Form W-8BENの手続きをオンラインでできるところが多いのですが、USバンクでは郵送が求められます。この点も近い将来オンラインでできるように改善してもらいたいところです。
USバンクのウエブサイトには、Form W-8BEN関連情報が一切掲載されていません。顧客へIRS関連の情報提供をまったく行っていないこと自体問題だと思われますので、この点はすみやかに対応してもらいたいです。
Form W-8BENは、署名日から原則3年間有効(正確には「署名した年の年末から3年目の12月31日まで」)というルールになっています。忘れないように、グーグルカレンダーに登録しておきました。
※書類の書き方に関しては、USバンクに問合せを行うなどし、できる限り正確さを期したつもりですが、書類の記載にあたって不明な点等がある場合は、USバンクにご相談していただくなどした上で、ご自身の判断でご利用ください。
今回の記事がお役に立たのなら、うれしいです。
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