90年代のファッション誌を中心に、昔のファッション誌のアーカイブを兼ねてご紹介する企画、ファッションアーカイブ。
これまでの記事はこちらから。
前回に引き続き、ホットドッグプレス1982年4月10日号をご紹介します。
今も昔もブレザー=ブルックス・ブラザーズ
メインの特集である”春のキャンパスブランド講座150”の続きです。
コンバースやケッズといったバスケットシューズに続いて紹介されているのがブレザーです。つまり、それだけ当時のファッションアイテムとして重要度が高かったのでしょう。

”フロントボタンは2つか、3つか”というコピーから、当時は2つボタンと3つボタン両方がスタンダードとされていたようです、で、2つボタン派のブランドとして挙げられているのがブルックス・ブラザーズ。
2021年の今でも、ファッション誌でブレザーを取り上げられる場合、真っ先に挙げられるブランドはブルックス・ブラザーズでしょう。そう考えると、約40年間(実際はそれ以上、60年くらいですかね?)、日本でのブレザーの定番ブランドとしてずっと君臨し続けてきたということです。

ブルックス・ブラザーズの次に”現代トラディショナル派”として紹介されているのがポール・スチュアート。

そして、最後に紹介されているのがコービンというブランド。

こちら↓の2017年の記事には、コービンの新作パンツが紹介されていますが、調べてみても公式サイトなどは見つかりませんでした。
usoniangoodsstore.blogspot.com
古着では今も数多くのコービンの商品が見つかります。
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ディッキーズじゃなくてディッキー
”一本あれば心ワクワク、ワークパンツ”。

まず挙げられているアメリカンワーカーズは日本のボブソンが展開していたブランドのようです。

そして、次がディッキーズではなく、ディッキー。当時、”アメリカでのシェアは60%以上”という驚異的な人気だったようですが、”日本上陸はつい最近”で、”ワークパンツの大本命と口コミで広がっていた”そうです。紹介されているのも、ディッキーズの定番モデル874ではなく、ハンマーループ付きでカラフルなワークパンツ。

”アイビー精神をコットンパンツで語れ”。

”ジーンズがぼくたちの間に定着するまで、BDシャツとコットンパンツがアイビーの代名詞だった””ジーンズにやや押されぎみ”という表現から、当時はジーンズに勢いがあったことが伺えいますね。

右ページ、トヨタセリカターボ広告。

超格好良い!

人気テニスウェアブランド、マジア
”ウォームアップ・スーツでカラフルスポーツの提案!”。
セルジオ・タッキーニが”テニスウェアのMVP”。

で、同じくテニスウェアの定番ブランド、フィラ。

そして、ヤマハがテニスウェアを出していることに驚きました。僕が中学に入学した1992年から軟式テニスをやっていましたが、当時ヤマハのラケットはあってもウェアの記憶はありません。が、1982年はヤマハのウェアは人気があったんですね。
隣のマジアというブランドも初見です。

調べてみると、やはり当時はテニスウェアブランドとして人気だったようです。
右ページ、アシックス広告。

プロルックというウェアやアクセサリーのラインのようです。


当時の憧れブランドは今スーパーのおじさんブランド
”ボディがメルトン、アームが牛革。これ、本物のスタジアムジャンパー”。

洒落てる写真ですねー。

紹介されているブランドはアルビオンとゴールデンベア。

”アメリカのカレッジアンに絶大なる人気”で”まさにプレッピールックを代表するブランド”のゴールデンベア。
追記:日本のゴールデンベアとは違うことをご指摘いただきました。
ゴールデンベアと言うと、今やスーパーの衣料品売り場にあるおじさん、というかおじいちゃん向けライセンスブランドというイメージが強いのではないでしょうか。


ゴールデンベア|ファッション|ショップ一覧|ゆめタウン夢彩都|イズミ・ゆめタウン公式サイト|長崎県長崎市
それもその筈当時、20歳の人は今59歳。1982年にゴールデンベアのスタジャンを着ていたり憧れていた若者は、今は立派なおじさんになっています。
なので、当時若者今おじさんを惹き付けるブランドとして、現在日本のゴールデンベアはこんな感じ↓の雰囲気で展開されているのでしょう。
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”いま、スニーカー感覚でスクーターにのる”。最も大きく紹介されているのはベスパ。

ソニーのこの商品、どうやらオーディオやテレビのリモコンとしても使える時計っぽいです。

右ページ、ハンテン広告。

元々はサーフウェアブランドですが、”ウェアは、道具になった”というキャッチコピーやアメフトのヘルメットを持っている写真から総合的なスポーツウェアという打ち出しのようです。

左ページ、デッキシューズはトップサイダーとコールハーン、じゃなくてコールハン。

右ページ、スポルディングのサングラス。

製造していたのは山本光学。今もありますね。昔、ロードバイク用に山本光学のブランド、スワンズのサングラスを使っていたことがあります。

”デッキシューズで男前になる”。コンバースとLLビーン。

ティンバーランド。そして、”いま、ギャルズの人気者はUSトラッド”。

シップスはミウラ&サンズの兄貴格
右ページ、リーガルのスニーカー。

これ、かなり良さげですねぇ。

左ページはコットンセーター。最初に挙げられているのは、なんとシップス。”シップスのブランドは、ご存知「ミウラ」、直輸入ショップの草分けミウラ&サンズの兄貴格”だそうです。当時はそういうブランディングだったんですね。

グレンクラフト。 綴りは”GLENCROFT”なので、今はグレンクロフトと表記されています。

今もブランドは続いています。
www.glencroftcountrywear.co.uk
インスタグラムアカウントもあります。
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僕も大好きで何度も訪れている姫路城も何故か登場。
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現在の日本での展開は手袋や帽子などが中心のようです。
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ウィルソン広告。ベーブ・ルース。

ダイビングブランド、SASのバッグ。懐かしいですね。

今も普通に売っていました。
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当時も今もいい感じのエトニック
”ジョギングシューズをもう一足”。

筆頭はなんとエトニック。良いデザインですね。

そういやたまに見かけるな、と思って調べてみたら、なかなかいい感じのモデルが結構あるじゃないですか。一度履いてみたいですね。
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その他のブランド。

まずは、ブルックス。18,000円という結構なお値段。

お次は我らがアシックス。”ショック吸収のエア・ホールをもつよかモノ”だそうで。

ナイキ。ワッフルソールのテラ。

”日本が誇る月星製靴オリジナルのジャガーシグマ”。3,800円。安い。

”リップルソールで知られておりますニューバランス”。

そして、最後はプーマ。当時は東西ドイツがありました。

続きは次回で!
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