一組の観測値の散らばり 1、散布 1、変動 1、ばらつき 1はその要素間の差異 2ないし偏差 2によって定まる。ここでは、もっとも普通の散布度 3のみが論じられる。範囲(レンジ) 4は一組の要素の最大値と最小値の差である。四分位範囲 5は第一と第三の四分位数(142-2)の差で、一組の観測数の半分を占める。四分位偏差 6とも呼ばれる半四分位範囲 6は四分位範囲の半分であるが、しばしば散布度として扱われている。平均偏差 7は平均からの個別項目の偏差の正数を算術平均(140-2)したものであり、分散 8はこれらの偏差の2乗の算術平均であり、標準偏差 9は分散の平方根である。
分布の広がりを表現する値で, 確率変数 の累積分布関数を とすると, の分散は で定義される. 分散の平方根が標準偏差となる.