出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/16 04:10 UTC 版)
taxi(タクシー)
Taxiはtaximeter cabの略でtaximeter(タクシーメーター、距離と運賃の計器)を備えたcab(辻馬車、幌馬車)に由来する。
TAXI(タクシー)
TAXi(タクシー)
(taxi から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/06 10:21 UTC 版)
| TAXI NY | |
|---|---|
| Taxi | |
| 監督 | ティム・ストーリー |
| 脚本 | トーマス・レノン ロバート・ベン・ガラント ジム・カウフ |
| 原案 | リュック・ベッソン |
| 製作 | リュック・ベッソン |
| 製作総指揮 | アイラ・シューマン ロバート・シモンズ |
| 音楽 | クリストフ・ベック |
| 主題歌 | オープニングの曲はビヨンセの「Crazy In Love」 エンディングの最初の曲はナタリー・コールの「This Will Be」 |
| 撮影 | ヴァンス・バーバリー |
| 編集 | スチュアート・レヴィ |
| 製作会社 | |
| 配給 | 20世紀フォックス |
| 公開 | |
| 上映時間 | 97分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
| 製作費 | $25,000,000[1] |
| 興行収入 | $68,895,435[1] |
『TAXI NY』(タクシー・ニューヨーク、Taxi)はティム・ストーリー監督の映画。リュック・ベッソンの『TAXi』シリーズのハリウッド版リメイク。舞台をマルセイユからニューヨークへ移している。原案およびプロデュースはリュック・ベッソン。
地下鉄やデパートの中、はてはトラックの荷台など、道なき道を走破して迅速に依頼の品を届ける凄腕の中年女性メッセンジャー・ベルは、タクシー営業の認可を取得したことから、同僚から惜しまれながらメッセンジャーを退職して、個人タクシーの運転手へと転職する。
スピード狂であるベルの改造タクシーは、ボタン一つでスーパーカーに変形し、あらゆるテクニックを駆使して街のあらゆる道を爆走し、警察の白バイさえ振り切る超絶スピードでお客を目的地まで送り届けるのだ。
ニューヨーク市警のウォッシュバーンは、車の運転が下手であるゆえに失敗が絶えなかった。ある日犯人を追いかけようとして車ごと店に突っ込み大損害を被った。その結果、同僚からはバカにされ、思いを寄せる同期で上司のマータには愛想をつかされ、散々な目にあっていた。
そんな中、主要銀行が次々と襲われる強盗事件が発生。車のないウォッシュバーンは近くにいたタクシーに強引に乗り込む。いやいやながら手を組む新人タクシー運転手ベルは、類いまれなる運転テクニックと、タクシーに搭載された超スピードを実現するスーパーチャージャー、そしてメッセンジャー時代の人脈を生かして、二人で美女4人組の強盗犯を追い詰めていく。
強盗たちは最後の銀行強盗を行うが、その際にマータが人質になってしまう。「ゴミ収集車に現金を回収させる」という、強盗たちの計画を見抜いたベルとウォッシュバーンは、これまで強盗達に盗まれた現金を見つけ出し、人質となっているマータとの交換を要求する。
カーチェイスの末に、強盗犯を途切れた工事中の高速道路に閉じ込めたベル達であったが、激怒した強盗犯の銃撃により、ベルは負傷してしまう。運転を克服したウォッシュバーンは、ベルを乗せて病院までタクシーを走らせ、ベルは事無きを得る。
その後、みごと強盗犯を捕まえたベルは、被害にあった多くの銀行がスポンサーとなり、プロの女性レーシングドライバーとなって活躍するのであった。
| 役名 | 俳優 | 日本語吹替 | ||
|---|---|---|---|---|
| ソフト版 | フジテレビ版 | 機内上映版 | ||
| ベル | クイーン・ラティファ | 朴璐美 | 森公美子 | 上村典子[2] |
| ウォッシュバーン | ジミー・ファロン | 桐本琢也 | 小山力也 | |
| ヴァネッサ | ジゼル・ブンチェン | 安藤麻吹 | 日野由利加 | |
| マータ・ロビンス | ジェニファー・エスポジート | 本田貴子 | 加藤優子 | |
| ジェシー | ヘンリー・シモンズ | 黒田崇矢 | 小杉十郎太 | |
| ウォッシュバーンのママ | アン=マーグレット | 一城みゆ希 | 鈴木れい子 | |
| マリンズ捜査官 | クリスチャン・ケイン | 咲野俊介 | てらそままさき | |
| レッドヘッド | アナ・クリスティーナ・デ・オリベイラ | 田中敦子 | ||
| その他 | N/A | 岡野浩介 相沢正輝 相楽恵美 石川ひろあき 平野俊隆 鈴木琢磨 江川大輔 三宅健太 中澤やよい 加藤将之 小泉一郎太 奥田啓人 倉持良子 |
後藤哲夫 勝杏里 五王四郎 斧アツシ 斎藤志郎 宮下栄治 山内勉 西凜太朗 恒松あゆみ 加藤悦子 長嶝高士 緒方賢一 三浦潤也 佐藤美一 田村聖子 |
|
| 演出 | 神尾千春 | 鍛治谷功 | 二瓶紀六 | |
| 翻訳 | 松浦美奈(字幕版) | 木村純子 | 松崎広幸 | |
| 調整 | 菊地一之 | 長井利親 | ||
| 効果 | リレーション | |||
| 制作 | プロセンスタジオ | ブロードメディア・スタジオ | ||
この作品はおおむね『TAXi』第1作目のストーリーを基にしているが、主人公のタクシードライバーとそのフィアンセ、強盗団のメンバーの性別が逆に変更されていたり、ジベール署長に相当する人物が登場しなかったり、ストーリー展開が一部異なるなど、若干設定は変わっている。
| 放送回数 | 放送局 | 放送日 | 放送番組名 | 吹替 |
|---|---|---|---|---|
| 1回 | フジテレビ | 2008年3月22日 | 土曜プレミアム | フジテレビ版 |
| 2回 | テレビ朝日 | 2009年7月5日 | 日曜洋画劇場 | ソフト版 |
| 3回 | 2011年9月4日 | |||
| 4回 | TBS | 2013年5月8日 | 水曜プレミア | フジテレビ版 |
| 5回 | テレビ東京 | 2015年7月21日 | 午後のロードショー | |
| 6回 | テレビ北海道 | 2015年9月13日 | 日曜イベントアワー | |
| 7回 | テレビ東京 | 2017年4月5日 | 午後のロードショー | |
| 8回 | BSテレ東 | 2019年5月12日 | シネマスペシャル | |
| 9回 | テレビ東京 | 2020年11月2日 | 午後のロードショー | |
| 10回 | サンテレビ | 2021年5月8日 | シネマスタジアム | |
| 11回 | テレビ東京 | 2026年3月4日 | 午後のロードショー | フジテレビ版 |
フランス・オリジナル版のシリーズは下記の通り。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/16 13:24 UTC 版)
| TAXi | |
|---|---|
| Taxi | |
| 監督 | ジェラール・ピレス |
| 脚本 | リュック・ベッソン |
| 製作 | リュック・ベッソン ロラン・ペタン |
| 撮影 | ジャン=ピエール・ソーヴェール |
| 編集 | ヴェロニク・ラング |
| 配給 | コムストック |
| 公開 | |
| 上映時間 | 86分 |
| 製作国 | |
| 言語 | フランス語 |
| 興行収入 | |
| 次作 | TAXi② |
『TAXi』(タクシー)は、リュック・ベッソン製作・脚本、ジェラール・ピレス監督による1998年公開のフランス映画。スピード狂のタクシー運転手とダメ刑事がコンビを組み、犯罪捜査に奮闘するカーアクション映画シリーズの第1作。サミー・ナセリとフレデリック・ディーファンタルの主演コンビでシリーズ4作が作られ、その後も別キャストによるスピンオフ的なシリーズが継続している(#シリーズ作品参照)。
シリーズを通じ、ダニエルが乗るプジョー・406の改造車(イギリスツーリングカー選手権仕様)をはじめとする名車が街を疾走する迫力のカー・アクションが見ものとなっている。
フランスのマルセイユ。無免許・スピード狂のピザ配達員・ダニエルは、書類をごまかし、念願だったタクシー運転手への転職を果たす。彼の愛車であるプジョー・406の改造車は、ボタン一つでレーシングカーのごとき姿に変形し、どんな場所でもあっという間に客を送り届けることができる。仕事を始めて間もないある日、マルセイユ警察に勤める刑事のエミリアンを乗せた際、彼が刑事とは知らずに猛スピードで警察署まで送ったため、スピード違反の現行犯で検挙されてしまう。ダニエルは違反取り消しを条件に、ある事件への協力を余儀なくされる。
その頃ヨーロッパ内では、2台のメルセデス・ベンツ・500Eを駆るドイツの武装強盗団「メルセデス」による連続銀行強盗事件が相次いでおり、各地の警察を悩ませていた。強盗団はやがてフランスに侵入し、マルセイユ市内を標的にする。
「メルセデス」は赤いベンツという目立つ車両に乗っているにもかかわらず、警察は足取りをつかめない。ダニエルは自動車関係の知人のつてをたどって、10分で乾く超速乾性の特殊塗料の存在を知り、「メルセデス」が捜査の目を逃れるわけを確信する。ダニエルは車を塗り替えたあとの強盗団のリーダー・アインシュタインに接触し、挑発的な言葉をぶつけてレースに持ち込み、自分の顔を覚えさせて走り去る。
彼らを確実に捕まえるために、ダニエルはピザ店時代の旧友たちを巻き込んだ一大作戦を提案する。警察は信号機の鍵をピザ配達員たちに配給し、各地の信号機を意図的に操作して、マルセイユから脱出を試みる「メルセデス」の行く手を、あるルートに誘導する。ダニエルとエミリアンはそこへプジョー・406で近づき、喧嘩を売ってレースを提案する。頭に血が上ったアインシュタインはそれに応じ、406とレースを繰り広げる。そこは未完成の高架道路で、ベンツは大ジャンプしたすえ孤立した高架道路で立ち往生し、駆けつけた警官隊に逮捕される。
記念パーティが開かれる。ダニエルはスピード違反こそ取り消されたものの、タクシー運転手の鑑札は再交付されなかった。パーティの場で警察高官に文句を言ったところ、ダニエルは再交付を条件にF3ドライバーに転向させられる。F3ドライバーはダニエルのもうひとつの夢だったとはいえ、ダニエルは「スポンサーが共和国保安機動隊(CRS)なのを変えてくれ!」と嘆いた。
| 役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |
|---|---|---|---|
| ソフト版 | フジテレビ版 | ||
| ダニエル・モラレース | サミー・ナセリ | 石塚運昇 | 大塚明夫 |
| エミリアン・クタン=ケルバレーク | フレデリック・ディーファンタル | 松本保典 | 関俊彦 |
| リリー | マリオン・コティヤール | 池本小百合 | 水谷優子 |
| ペトラ | エマ・シェーベルイ | 沢海陽子 | 高乃麗 |
| ジベール警部 | ベルナール・ファルシー | 水野龍司 | 富田耕生 |
| カミーユ(エミリアンの母親) | マヌエラ・グーレリ | 定岡小百合 | 鈴木弘子 |
| アインシュタイン | リチャード・サメル | 田中正彦 | 若本規夫 |
| アラン(刑事) | エドゥアルド・モントート | ||
| その他 | N/A | 田中正彦 大黒和広 石井隆夫 相沢正輝 茶風林 高瀬右光 後藤哲夫 吉田孝 柳沢栄治 伊藤和晃 小野未喜 小野健一 |
古田信幸 幹本雄之 千田光男 鳥海勝美 上田敏也 石森達幸 伊藤栄次 竹口安芸子 亀井三郎 清川元夢 竹村拓 中多和宏 田尻ひろゆき 桜澤凛 火野カチコ 荒井静香 |
| 日本語版スタッフ | |||
| 演出 | 蕨南勝之 | 春日正伸 | |
| 翻訳 | 関美冬 | 松崎広幸 | |
| 調整 | ムービーテレビジョン スタジオ |
栗林秀年 | |
| 効果 | |||
| 担当 | 小笠原恵美子 前田久閑 |
||
| 制作 | ムービーテレビジョン | ||
本作のドライバーはジャン・ラニョッティ。
疾走感はCGエフェクトで表現されている。制作費を抑えるため同じシーンが数回使われている(特にカーチェイスと銃撃戦のシーン)。
主人公は北アフリカからの移民労働者と思わしき描写がなされており(演じるサミー・ナセリも父親がアルジェリア系移民である)、白人である刑事とともに活躍する人種共生的なストーリーになっている。
本作のテーマ曲(タイトルバックBGM)はディック・デイル&ヒズ・デルトーンズの「ミシルルー」(『パルプ・フィクション』の劇中曲でもあった)。シリーズを通じて本曲のフレーズをアレンジまたはサンプリングしたものがテーマ曲や劇伴に用いられた。
2作目以降4作目まではジェラール・クラヴジックが、5作目はフランク・ガスタンビド(兼主演)が監督。
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この節には独自研究が含まれているおそれがあります。
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映画『フィフス・エレメント』は、本作の前にリュック・ベッソン監督がアメリカで撮ったSF映画。主人公がタクシー運転手、豊富なギャグ等、本作につながる作風が見てとれる。
(taxi から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/12/22 20:43 UTC 版)
タクシー(英語: taxi)は、旅客が旅客自動車の運転手に乗車の申し込みを行い、個別契約で旅客輸送を行う公共交通機関、およびその用に供する車両等である。
鉄道やバスでは時刻や経路などの運行計画が予め設定され、一度に大量の旅客を輸送するのに対し、タクシーは旅客の意思によって運行内容が決まり、輸送人数も小規模、即ち柔軟性が高い特徴を持つ。
英語のtaxicabという言葉は、taximeter(タクシーメーター)とcabriolet(カブリオレ)の合成語で、「タクシーメーターを備えたカブリオレ」を意味する。
taximeterはドイツ語のTaxameterに由来するもので、古ドイツ語のTaxanomから変化したものである[1]。ドイツ語のTaxe /ˈtaksə/ は税、料金などの意味である[2]。中世ラテン語のtaxaも同じ意味である。taxiという言葉は最終的に、整然とした戦列を指揮する[3]、あるいは納税を命じる[4]という意味のτάσσωに由来する古代ギリシャ語のτάξιςに帰着すると考えられる[5]。なお、この言葉は現代ギリシャ語では「旅」を意味するταξίδιとなっている。meterはギリシャ語で「尺度」を意味するμέτρον (metron)に由来する[6]。
カブリオレは馬車の一種で、フランス語のcabrioler(跳躍する)、イタリア語のcapriolare(宙返りする)、ラテン語のcapreolus(野生のヤギ)に由来する。多くの印欧語において、この語はオープンカーを意味する。
1898年3月9日、パリに初めて、今でいうタクシーメーターを備えたタクシーが登場した。このメーターは、当初はtaxibreadと呼ばれていたが、1904年10月17日にtaximètresに改称された[7]。
1907年初頭までに、ロンドンで「タクシーキャブ」という言葉が使われるようになり、1907年にフランスから600台のタクシーを輸入したニューヨーク・タクシーキャブ・カンパニーのハリー・ナサニアル・アレンはこの言葉を借用した[8]。
タクシーの語源について、16世紀にブルゴーニュ公フィリップから郵便局長に命じられたトゥルン・ウント・タクシス家のフランツ・フォン・タクシス(Franz von Taxis)や、その甥で神聖ローマ帝国の郵便局長だったヨハン・バプティスト・フォン・タクシス(Johann Baptiste von Taxis)に由来するという説があるが、これは誤りである。両者とも、ヨーロッパ全土における迅速かつ信頼性の高い郵便サービスの構築に貢献し、郵便物だけでなく一部では人の輸送も行っていた[9]。
馬が移動交通手段の中心を担っていた時代では、馬車は、人や荷物の輸送手段として多く用られていた。馬車を所有する者の中には運賃を収受することで、収入を得る者が現れ、タクシーの原型が作られた。日本では江戸時代からの駕籠(かご)や明治からの人力車などが主にその役割を担っていた。
鉄道駅や市街地の路上に設置されたタクシー乗り場で、旅客が乗務員(運転手)に対して乗車の意思表示を行うことで乗車できる。
乗車後、旅客が乗務員に目的地を伝え、乗務員が了解した時点で運送契約が成立する。目的地に到着したら、所定の方法で定められた運賃を支払うことで、その運送契約は完了となり、旅客は降車できる。運送契約は、一利用ごとの個別運送契約となる。
大都市部では旅客を乗せていないタクシーが走行しながら旅客を探す流し営業も行われており、この場合は挙手により乗車申込をするのが一般的である。
電話やアプリによる注文を受け付けているタクシー会社もあり、それらを用いて任意の場所にタクシーを呼ぶこともできる。
2009年にアメリカで、顧客がインターネット予約システムを利用し、一般タクシーはもとより登録している一般車両を呼び出すUberに代表される新しいシステムの構築が始まり、2014年12月31日現在、世界で約200万人がUberを利用するなど急速に普及が進んだ[10]。なお、日本では、無許可で乗客から料金を得て旅客輸送を行う事は法令により禁じられている[11]。世界的な普及が拡大する一方で、各国で既存の規制等との軋轢が生じているほか、一般者がサービスを提供することに起因する犯罪も問題視され始めている[12][13]。
タクシーは一度の輸送契約ごとに運行内容が異なるため、鉄道やバスのように区間を定めて運賃(料金)を設定し、運賃表などの方式で旅客に対し提示することが困難であるため、運行距離や時間に基づき、以下のような方法が採られる。
車内に運賃を表示するタクシーメーターが設置され、走行距離や時間により運賃を決定する方式である。メーター内の計時機構とタイヤの回転数を取得することで料金の表示が変動するものが大半であるが、近年のGPS技術の進展により、GPSにより走行距離を割り出すシステムが韓国のタクシーに導入されている。メーター制の料金は主に基本料金(初乗り)と爾後料金(その後)で構成されるが、低速時は距離ではなく経過秒数に基づき料金が加算を行う場合もある。例えば東京都多摩地域(武蔵野市・三鷹市を除く)の場合、「初乗り1200mまで500円、以後257m毎に100円を加算、時速10キロ未満走行時は95秒ごとに100円を加算」という体系である。
乗車前に運転手と交渉し、料金を決める方式。メーターの設置費・維持費はかからないが、交渉力の差で料金が変わってしまうため、公平性・明朗性に欠ける。開発途上国にこの方式のものが多いが、例えば、アメリカ合衆国であっても、ニューヨークなど一部の大都市を除くと比較的多く見られる。これは、メーターの正確性について、公的な担保が得られていないことが一因である。日本でも「円タク」という営業形式があった。
あらかじめ行き先(地区)ごとに料金が定められており、事前にチケットを購入することによって利用する方式。主に空港タクシーで採用されていることが多い。日本でも似たようなサービスとして「定額タクシー」がある。
一部の国(主に欧米文化圏)ではチップの概念があり、提示された料金よりいくらか上乗せして払う慣習がある。ヨーロッパや北アメリカの国々では料金の10%-15%程度をチップとして上乗せして支払う。他の国では、釣り銭端数にあたる金額を運転手に渡したりすることでチップとする場合もある。
運転手はチップを受取れることで、乗客に満足してもらいたい気持ちから、旅客の荷物の積み降しといったサービスをする事がある。
指定の場所に旅客を安全に輸送する為、運転手(乗務員)には安全運転の知識・技術のほかに、自分が営業する区域の地理知識が必要とされる。中にはカーナビゲーションシステムを導入し、その利用により遠方への輸送が可能になっている。
国や地域によってはタクシー運転業務に従事するのに特別な資格・免許などが必要な場合がある(例として日本の二種運転免許や大都市部における地理試験、ロンドンタクシーのノリッジ試験、ニューヨークのイエローキャブのメダリオン、韓国のタクシー運転資格など)。
営業に必要な運転免許証またはマイナ免許証や資格要件や車庫設備がなく自家用車などを用いて違法に営業するタクシーを白タクという[11]。空港や大都市中心部などでタクシーを利用しようとしている人に声をかけ、乗車後に高額な料金を請求したり、金品を奪われたりする場合がある。白タクの「白」は、日本において正規のタクシーのナンバープレートが事業用を表す緑色なのに対して、自家用車のナンバープレートが白色であることに由来する。
特筆例として、日本では深夜時間帯などで女性がタクシー乗務員としてに従事していることが挙げられる。世界各国においては男女平等が徹底している欧米先進国においても、タクシーの運転に関しては女性の進出はほとんど見られない。なお、台湾においては、夜間に女性が安心して乗車できるよう、女性乗務員のタクシーを呼び出すサービスを行う大手タクシー会社もある[14][15]。
主に4ドアセダン型の乗用車が使われるが、ロンドンタクシーなどのように専用車両が用いられている例もある。また、ニューヨークのイエローキャブに代表されるように都市ごとに統一された塗装が施されている場合と、日本では、同じ都市内でも塗装色が異なる場合がある。
後部座席のドアは、運転手が乗客に代わって運転席から開閉するドアを採用している国がある。このドアの仕組みをタクシーに採用したのは日本が世界初であり、本来の意味とは違うが自動ドアと呼ばれる。初期のものは完全な手動であり人力で開閉されていたが、負圧(エンジンの吸気負圧)やを利用してドアを開閉するのもある[16][17]。スライドドア式の車両を中心に電動のものもある。現在の香港のタクシーでも、同じ仕組みが用いられている。
日本では、複数の登録乗務員と許可を受けた複数の営業車両で営業する「法人タクシー」と、経営者と運転者が同じで1台のみ営業運行する「個人タクシー」に分類されている。
一部の国では、道路上で目立つように特定の色で塗装されている。
1970年代後半から80年代にかけてプジョー・504、505、また1990年代後半にはいすゞ・オアシス(ホンダ・オデッセイ(初代)のバッジエンジニアリング車)が採用されたことがあるが、耐久性の面で難があった事からいずれも早期に廃車となった。
なおこれらの他にも、個人タクシーやタクシー会社ごとの方針などにより他の車種を利用している場合もある。例えば、日本の東京都内では、トヨタ・クラウンアスリートやメルセデス・ベンツSクラス、BMW・7シリーズを利用した個人タクシーが実際に営業している。
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この節の加筆が望まれています。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 04:07 UTC 版)
2000年代に、IBM社内でTシリーズ、Aシリーズ、Xシリーズ、i シリーズを総称する言い方として用いられたとのこと。
※この「TAXi」の解説は、「ThinkPad」の解説の一部です。
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