リテールとは、コンピューターのパーツなどの販売において、メーカーが小売店で一般ユーザに販売するために出荷した正規品のことである。
通常の小売用の製品なので、説明書やメーカー保証書などが付属し、きちんとした箱に梱包されている。
これに対して、小売用ではない製品であるのに何らかの理由で小売店に並んでいる製品はバルクと呼ばれる。バルク品の多くは、業者向けに大量に生産・あるいは仕入れたものがキャンセルとなって、横流しのかたちで市場に回ってきたものであり、説明書も保証もつかない。包装も簡易なもので、多くはビニール袋に入っている。このため、化粧箱入りのリテール品をボックスと呼ぶこともある。
市場に出回るのはおおむねバルク品の方が先となる。製品は同じリテールとバルクが両方とも並んで販売されている場合があり、包装や保証、付属品の有無のためにリテールのほうが高価であるのが普通である。またバルク品には、特にCPUやハードディスクでは、試作品であって性能の劣るものがあるかもしれないので、購入時には注意が必要となる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/02 07:11 UTC 版)
Re-TAiL(リテイル)は、愛知県一宮市にある1933年建造の旧・尾西繊維協会ビルをリノベーションした地上3階、地下1階建ての商業施設である[1][2]。
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旧・尾西繊維協会ビルは、毛織物の黎明期だった昭和8年(1933年)に、尾西織物同業組合事務所として建築された。
当時、一宮市内には近代的な建物は数少ない中、持てる建築技術の粋を集めて建設された建物で、現在は経済産業省の近代化産業遺産にも指定されている。
1階は、このビルを管理する事務室を中心に、組長室、2つの応接室、文書庫、宿直室で構成されていた。 文書庫は、重厚な扉と鉄格子の二重扉で、厳重な保管状況だったことがうかがえる。文書庫の右扉には、金庫錠が破壊された盗難被害の痕跡が今も残っている。
2階は、貴賓室、検査員・組合員和室、試験室。
昭和21年(1946年)の昭和天皇の尾州行幸の際、貴賓室を使用され、その際に座られた椅子が現存し、館内に展示されている。
試験室は、この建物の大きな目的のひとつであった「粗製品防止の為の製品検査」のために使われ、尾州ブランドの発展に大きく貢献した。
3階は、会議室、陳列室、委員和室で構成されていた。
会議室には、歴代組合長の肖像画、振り子時計、黒電話など、当時の調度品が今も残っている。
陳列室は、会議室で行われる新製品発表会の展示や、パーティーの際には配膳室としても利用されていた。
地下1階は、旧・ボイラー室であった。竣工当時は温水循環方式の暖房設備が各室に設置されており、ここで温水を作っていた。
作業環境を向上させるためのトップライトも設置されており、当時のボイラーや、併設された石炭庫も残っている。
屋上の塔屋や煙突にも外壁と同じスクラッチタイルが貼られ、徹底して建物全体の意匠性をまとめ上げている。
当時から濃尾平野を一望できる眺望を誇り、現在でも名古屋駅の高層ビル群を望むことができる。
なお、現在は地下1階、屋上ともに立入禁止である。
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2016年に旧・尾西繊維協会ビルは地元の繊維会社を中心に構成された株式会社リテイルによってリノベーションされ、ビルの名称を「Re-TAiL(リテイル)」へと変更。
現在は地下1階と屋上を除く全ての階にテナントが入居している。
(retail から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/12/10 05:00 UTC 版)
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この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 (2018年6月)
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リテール(英語: retail, リテイル)とは、一般消費者向けの「小売」のことを指す。対義語はホールセール(英語: wholesale)であり、いわゆる「卸売」を指す。
衣料のリテール、金融のリテール部門、自作パソコンのリテール品などのように用いられる。
りそな銀行の目指す、リテールバンクのように顧客視点という言葉でリテールを使用することもある。新光証券に吸収合併される前の旧みずほ証券は、機関投資家を専門とする証券会社であったことから、「ホールセール証券」と称され、それに対し個人投資家を扱うということで、新光証券やみずほインベスターズ証券を「リテール証券」としていた。
古くからある商慣習では、製造会社が直接一般消費者に向けて販売するということは通常行われず、卸売業者・代理店・ディストリビューターといった業者に出荷され、次にそれらから小売店に出荷されて一般消費者の手に届くようになっていた。商品や業界によっては、小売店に並ぶ前に複数の業者を経由することもよくあった。
この方法では、製造会社にとって
というメリットがあった。しかし一般消費者や小売店(特に零細な)の側から見ると、卸売業者を経る際に上乗せされる中間マージンがリテールにおける販売価格にのしかかるという都合の悪い面があった。
インターネットが普及する以前から、製造業者自らリテールを行うことは少ないながら存在したが、インターネットの普及により、一般消費者向け製品を作る業者がむしろ積極的にリテールを行うことが急速に広まった。
製造業者としては、個別の受注や発送業務など今までは外部が実施していた作業を行わなければならないが、中間マージンをカットすることでより安く販売することが可能となった。日本国内においては偶然的な要因だが、インターネットの普及期は1990年代から延々と続く長期不況のまっただ中と重なったため、一般消費者は商品を安く買うことに高い関心を持つようになり、結果的にこのような販売形態を支えることにつながった。
また、かつてはアンテナショップを開設して消費者の反応を観察することが行われたが、立地や採算性面での負担が高く、長期的に運営するのは難しいとされた。インターネットを通じて製造業者自らリテールを行うと、消費者と直に向き合うことができるようになった。店員と直接会話することを好まない消費者であっても、電子メールで意見を述べたり、製造者側もウェブページで詳しく説明したりといった方法で製造会社と消費者が活発に意見交換することができるようになった。
しかし、従来の商慣習を製造業者自らが変革する動きに卸売業者やインターネット販売部門を持たない小売店からの不満は続出した。永く続いている製造会社から卸売業者、卸売業者から小売店といった結びつきを壊したくないと考える製造業者も多く、あらたなリテール形態とどうマッチさせるのかという課題については、それぞれの企業風土や人的な問題に合致する方法を見出すべく常に模索されている。