水素イオン指数。ぺーハーと呼ぶ水溶液の酸性、アルカリ性の酸性度の程度を表す。中性のときがpH=7で、酸性のときは7より小さく、アルカリ性では大きくなるが、0以下、14以上になることはない。簡易的に酸性度を判定するリトマス試験紙は、赤色の試験紙がアルカリ性液に触れると青く変色し、青色の試験紙が酸性液に触れると赤く変色する。
水素イオン濃度指数のこと。水(溶液)の酸性・アルカリ性の強さを示すもので、pH7付近を中性、これより小さいものを酸性、大きいものをアルカリ性という。
雨水は空気中の二酸化炭素を吸収するため、大気が酸性物質に汚染されていなくてもpH5.6程度の弱い酸性を示すことがある。従って、pH5.6以下になった雨水などを酸性雨という。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/10 04:56 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動| .ph | |
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| 施行 | 1990年 |
| TLDの種類 | 国別コードトップレベルドメイン |
| 現在の状態 | 利用可 |
| 管理団体 | dotPH Domains Inc. |
| 後援組織 | PH Domain Foundation |
| 利用地域 | フィリピンに関係する団体・個人 |
| 使用状況 | フィリピンの個人、企業、団体に使われている他に、.i.phとしてブログ用にも使われている。また、電話(phone)を表すドメインとして、国外にも販売されている。 |
| 登録の制限 | 一般にはないが、特定のサブドメインは制限がある。 |
| 階層構造 | 登録はセカンドレベルかセカンドレベルドメインの下のサードレベルに行われる。 |
| 紛争解決方針 | UDRP |
| ウェブサイト | www.dot.ph |
.phは国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)の1つで、フィリピンに割り当てられている。
.phドメインの公式登録機関はdotPH Domains Inc.である[1]。dotPHはPHドメイン名の中で特に.ph、.com.ph、.net.ph、.org.ph、.mil.ph、.ngo.ph、.i.phのデータベースを作成し、維持している[2][3][4]。登録は、フィリピン国内の個人、企業、団体だけではなく、世界に開かれている.[1]。
PHドメインは現在はdotPHの最高経営責任者でもある[5][6]Jose Emmanuel "Joel" Disiniによって運営されている[7]。Disiniは、ジョン・ポステルから1990年にドメインの管理を任されて以来、ドメインの管理を行っている[8][9]。1999年8月にDisiniがITの専門家グループと設立した[10]dotPHの社会奉仕部門であるPH Domain Foundationによって支援されている[7]。
1994年、gov.phドメインの管理がフィリピン政府に一部委任された[11]。同様に、edu.phの管理もPhilippine Network Foundation, Inc. (PHNET)に一部委任された[12]。
dotPHはドメインの管理を行うだけではなく、ウェブホスティングやウェブデザイン等のウェブ関連サービスも手掛けている[13]。また、.i.phドメインで無料のブログサービスも提供している[3][4]。
dotPHが管理
DOSTが管理
PHNETが管理
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PH, ph, Ph, pH
(ph から転送)
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| 酸と塩基 |
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水素イオン指数(すいそイオンしすう、英: hydrogen ion exponent[1] 、独: Wasserstoffionenexponent[2])とは、溶液の酸と塩基の程度を表す物理量で、記号pH(ピーエッチ、ピーエイチ、ペーハー)で表す。
水素イオン濃度指数[1]または水素指数[3]とも呼ばれる。1909年にデンマークの生化学者セーレン・セーレンセンが提案した[4]。
IUPACは、水素イオン指数という名称を使わず、「pH」を物理量の名称としても、物理量の記号としても用いている[5]。また、pHは単位の付かない(単位が1の)無次元量である、としている[5]。それに対して日本の計量法は、「pH」は水素イオン濃度の計量単位「ピーエッチ」の単位記号である、と定めている[6]。
本項目では、原則としてIUPACにならって、水素イオン指数をpHと呼び、その記号をpHで表し、その値には単位を付けない。
pHの読みは、「ピーエッチ」[7][8]、「ピーエイチ」(英語読み[9])、または「ペーハー」(ドイツ語読み[9])などである。pH測定方法を規定する日本の工業規格 (JIS Z 8802) の定める読みは、「ピーエッチ」または「ピーエイチ」である[10]。計量法では「ピーエッチ」のみと定められている[11][12]。
提案者のセーレンセンは生前、pHの「p」が何の略であるか語源についての説明を一切残さなかったため、公式にはpHの由来は謎となっている[13]。以下のような説明が慣例的、または便宜上行われることがあるが、いずれも仮説の域を出ない。
| 言語名 | 語源とされる語句 | 出典 |
|---|---|---|
| 英語 | potential of hydrogen | 『新和英中辞典』[14]、『ジーニアス英和辞典』[15] |
| 英語 | power + H(symbol for hydrogen) | 『The Concise Oxford Dictionary 』, p.892, 8th edition, 1990, Oxford University Press |
| フランス語 | pouvoir Hydrogène | 『新英和中辞典』[16] |
| フランス語 | potentiel d'Hydrogène | 『ディコ仏語辞典』[17] |
| ドイツ語 | Potenz H | 『オックスフォード英英辞典』[18] |
| ラテン語 | pondus hydrogenii | [要出典] |
計量法におけるピーエッチは、濃度の計量単位であり、“モル毎リットルで表した水素イオン濃度の値に、活動度係数を乗じた値の逆数の常用対数”である[19][20]。計量法では、pHの読みが「ピーエッチ」という位置付けではなく、「ピーエッチ」そのものが計量単位であり、ピーエッチの単位記号が「pH」である[21]。計量法・計量単位令・計量単位規則では、「水素イオン指数」と「水素イオン濃度指数」の2語は用いられていない。
「pH」は、単位以外のものを表すのにも用いられる。例として、特定計量器であるガラス電極式水素イオン濃度計を定める工業規格 (JIS B 7960) における記号pHの使用法を示す[22]。
JIS B 7960 には、ピーエッチ (pH) を定義する文言はない。この規格が引用している JIS K 0211 分析化学用語(基礎部門)と JIS K 0213 分析化学用語(電気化学部門)では、pHを“水素イオンの活量の逆数の常用対数”と定義している。なお、これらの規格で用語として定義されているのは「ピーエッチ」ではなく、「pH」である。また、「ぴーえっち」の他の読みとして「ぴーえぃち」と「ぴーえいち」が挙げられている[23][24]。
“モル毎リットルで表した水素イオン濃度の値に、活動度係数を乗じた値の逆数の常用対数”と“水素イオンの活量の逆数の常用対数”は同じものである。ただし、これは概念上の定義で実測できない値であるので、実際のpH測定に当たっては JIS Z 8802 に規定されている操作的定義を用いる[23][24]。
希薄溶液のpHは、水素イオンのモル濃度をmol/L単位で表した数値の逆数の常用対数にほぼ等しい。
水溶液の大まかな液性は、リトマス試験紙(リトマス紙)で調べることができる。青色のリトマス紙で試験すると、酸性か否かがわかる (赤色を示せば酸性)。赤色のリトマス紙で試験すると、アルカリ性か否かがわかる (青色を示せばアルカリ性)。青色と赤色の両方のリトマス紙を用いれば、酸性・中性・アルカリ性のいずれであるかを判定することができる。
リトマス紙では、pHの数値まではわからない。pH試験紙を用いると、pHの数値を知ることができる。pHメーターを用いて計測すると、さらに詳しい数値を知ることができる。
市販されているpHメーターで測定ができるpH範囲は、通常は、0から14までか、それよりも狭い範囲に限られる。しかしpHに下限や上限は特には存在せず、負の値や14を超える値も取り得る。日本の高等学校の教科書などでは、pHはmol/L単位で表した [H+] の数値の逆数の常用対数として定義されている。そして1気圧・25 °CでのpHの値が0 – 14の範囲で図表が掲げられ、水溶液のpHはほぼその範囲で変化すると記述されている[37]。この定義の下で、例えば3.16 M, 10.0 Mの塩酸が完全電離すると仮定すればpHはそれぞれ−0.5, −1.0と負の値となる。一方、水は分子量が凡そ18 g/molで密度が1 g/mL程度なので純水のモル濃度[H2O] は約55.6 Mとなり、仮にこの密度のまま全てのH2O分子がH3O+となった場合でもpHが−1.75超、逆に全てのH2O分子がOH−となった場合のpHでも15.75未満と計算される。
実際に鉛蓄電池の電解液のpHは負の値であり、アルカリ乾電池の電解液のpHは14を超える。ただし、酸や塩基のモル濃度が 1 mol/L を超える水溶液のpHは、推測することも計測することも難しい。このような濃厚水溶液の酸性やアルカリ性の強さは、酸度関数によって表現するのが一般的である。
モル濃度が数モル毎リットル (mol/L)以上の濃厚水溶液では、水素イオンのモル濃度 [H+] からpHを計算しても、意味のある数値は得られない。例えば、アメリカ地質調査所の研究者は、ある廃鉱山から採取した試料水のひとつが pH = −3.6 であったと報告している[38][39]。この試料水の水素イオン濃度を 公式 [H+] = 10−pH mol/L からあえて計算すると、4000 mol/L というありえない値が得られる。このような強酸性の液体のpHを [H+] から推定するのは、不可能である。
また水溶液のガラス電極によるpH測定において、信頼性の高い値が得られるのはpHがおよそ1 – 12の範囲内、イオン強度は0.1以下である。まず濃厚な酸の水溶液をガラス電極により測定する場合、ガラス電極表面の膨潤および陰イオンの吸着などが影響し、酸誤差が生じる。次に濃厚な塩基水溶液の場合はガラス電極表面への陽イオンの吸着などの影響によりアルカリ誤差を生じ、これは陽イオンのイオン半径が小さいほど大きい傾向がある[33]。
水をどれだけ精製しても、水中から水素イオンを取り除くことはできない。たとえ超純水であっても、水の自己解離のため、1気圧・25 °Cの水中には水分子5億5千万個につき1個の水素イオンが含まれている。水素イオンのモル濃度で表すと 1.00×10−7 mol/L であり、この数値の逆数の常用対数がpHであるから、純水のpHは
液タイプとテープ(紙帯)タイプがある。
水素電極(白金黒水素電極など)は白金板の表面が微粒子の白金黒で覆われたもので、圧力 pH2 ∼ p° = 105 Pa の純粋な水素ガスを通じながら使用する。
その電極反応は以下の通り。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 09:38 UTC 版)
血清pHが 7.4 未満になった(低下した)状態をアシデミア、7.4 より上になった(上昇した)状態をアルケミアと言う。そして、平衡を酸性側にしようとする状態をアシドーシス(en:acidosis)、平衡を塩基性側にしようとする状態をアルカローシス(en:alcalosis)と言う。基本的に代償機構ではアシデミアがアルケミアになるような大きな代償は起こらない。アシデミアがある時点で、呼吸性アシドーシスか代謝性アシドーシス、あるいはその両方が最初に起こったと考えてよいと言われている。
※この「pH」の解説は、「血液ガス分析」の解説の一部です。
「pH」を含む「血液ガス分析」の記事については、「血液ガス分析」の概要を参照ください。
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