moraとは、レーベルゲートが運営している音楽配信サービスの名称である。
moraを運営するレーベルゲートはソニーグループの企業であり、国内の大半のレコード会社が音楽配信に参加している点を特徴としている。姉妹サービスとして、Windows Media Playerなどと連携しているmora winがある。ファイル形式はmoraがATRAC方式であり、mora winがWMA、WMVなどのWindows Media方式である。
| 音楽配信サービス: | mixiミュージック Music Beta by Google Music Unlimited mora Napster Pandora 雷電 |
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/02/26 10:05 UTC 版)
mora(モーラ)は、ソニー・ミュージックエンタテインメント(SMEJ)グループのソニー・ミュージックソリューションズが運営する日本の音楽配信サービスサイト。以前は同じ傘下のレーベルゲートが運営を担っていたが、2021年4月1日に吸収合併・移行となった。また、2019年11月から2022年3月までサービス提供されていた高音質ストリーミング配信サービスmora qualitas(モーラ クオリタス)についてもこの項で記載する。
レーベルゲートの設立以降、各レコード会社毎に独立していた配信サイトの集約を目的に、2004年のレーベルゲートCD2の登場に合わせて開始した配信サイトである。
名称の由来は「音楽を網羅(もうら)する」である。
2012年のリニューアル以前は、SME傘下のレコード会社所属アーティストとはmoraの独占配信契約を結んでいたため、所属アーティストの楽曲はmoraでしか購入することが出来なかった。
2012年のリニューアル以降は、他社サービスへの楽曲配信、スマホ対応化、ハイレゾ対応を順次行なっていき、2019年11月より高音質ストリーミング配信サービス「mora qualitas」をPC・Mac向けに開始した。こちらはレーベルゲート→ソニー・ミュージックソリューションズ(以下SMS)ではなくSMEJが運営する。
尚、所属アーティストのmoraとmora qualitasへの楽曲配信は別運営故に別契約となっており、moraで配信されている楽曲が必ずしもmora qualitasでも配信されているとは限らない。
2004年3月の開始当初から2012年9月までは、レーベルゲートCD2のファイル音源再生に使用されていた、ソニーのOpenMG Xを採用した「レーベルゲートMQ」方式を使用し、楽曲フォーマットはATRAC3 / ATRAC3plus、ビットレートは132kbpsが中心であった。
このOpenMG XとATRACフォーマットによる楽曲ファイルの利用には制約が多く、x-アプリ(以前のSonicStage等も含む)などの専用ソフトウェアをインストールしたWindows PCとソニーのウォークマン(2007年以降の海外向け機種(型番の頭がNWZ-)及び国内向けの一部機種(型番の頭がNWD-)を除く)を中心とした一部の機器(詳しくはATRAC Audio Deviceを参照)の組み合わせでしか利用できなかった。2012年3月29日をもってサービスを終了したmora winについてもほぼ同様で、Microsoft Windows PCと対応する携帯電話/スマートフォン数機種でしか利用できなかった。仕様上、macOSやiOSには非対応だったため、iPod、iPhone、iPadでは利用不可能だった。
レーベルゲートCD2の撤廃以降も、OpenMG XとATRACフォーマットによる楽曲ファイルでの配信を引き続き行なってきたが、前述の所属アーティスト楽曲のmora独占配信も相まって、ユーザー側やアーティスト側には不評だった。
さらに、2010年前後を境にスマートフォンが普及し、ウォークマンにドラッグ&ドロップ転送システムが採用されたこともあり、配信サービスの見直しを余儀なくされ、2012年のリニューアル時よりOpenMG XとATRACフォーマットによる楽曲ファイルでの配信終了とAACでの楽曲配信が開始された。
ただし、AAC採用の動きは着うたを開始した当初から見られ、2010年4月からAndroidスマートフォン専用サービス「mora touch」を開始した際は、AAC 128kbpsを採用していた[1]。2012年10月のリニューアルでmoraと統合された。
2012年10月1日にリニューアルし、デジタル著作権管理(DRM)なしのAAC-LC(MP4) 320kbpsを新たに採用した[2]。2012年10月1日現在の楽曲数は約150万曲となっており、2012年9月以前に提供されていた楽曲(約300万曲)の一部が提供されていない。これはAAC化による(レコードレーベル側の)音源の再準備が必要なためで、現在残りの楽曲についてもAAC方式による置き換えが順次開始されており、2012年内には2012年9月以前と、ほぼ同等の楽曲数になる予定。なお、2012年9月以前に購入したATRAC形式の楽曲をAACで再ダウンロードすることはできない。
また、リニューアルに合わせて、所属アーティストの楽曲配信契約が見直され、他社サイトへの楽曲配信を開始。2012年2月22日に洋楽が、同年11月7日に邦楽がiTunes Storeで配信開始。
従来、購入及びダウンロードには(ATRAC形式及びOpenMGによるDRMを扱える)x-アプリなどの対応ソフトウェアが必要であったが、リニューアルでウェブブラウザ及びMedia Goから購入できるようになり、それによりMicrosoft Windows以外のOSやスマートフォン、PSP、PS Vitaにも対応した。また、DRMフリー化によりDRM非対応だった一部のウォークマン(型番の頭がNWD-の機種)への転送も可能となった。
反面、リニューアルと同時に従来のウォークマン向けソフトウェア全て(x-アプリ3.0以前、SonicStage全バージョン、CONNECT Player等)でのサービス提供が終了した[3][注釈 1]。今後ウォークマン向けソフトウェアは同日にリリースされたx-アプリ4.0(以降も含む)のみが対応することとなる。
ただし、AACに付加されているメタデータが原因で、iPhoneやiPod touchなどのiOS機器については、転送はできるものの再生できない問題が生じており、iTunesで再エンコードするなど一手間加える必要があった[4]。2012年12月にリリースされた「moraダウンローダー」(ウェブブラウザからの購入・ダウンロード向けサポートソフト)でダウンロードを行うとこの問題は発生しない。
mora qualitasは2019年11月から2022年3月まで提供されていた高音質ストリーミング配信サービス。月額料金は1,980円の月額サブスクリプション制で、配信楽曲数は公表されていなかった。サービス発表当初は2019年春のサービス開始を目指したが、開始時期が延期されたことで、競合するAmazon Music HD(2021年6月日本向けに提供開始)が日本国内初のハイレゾ対応ストリーミング配信サービスになった。
配信楽曲を聴くにはmora qualitasアプリをインストールする必要があり、開始当初はWindows及びMacのみ対応、2020年2月にiOSとAndroid用のアプリを配信開始した。配信フォーマットはFLAC 44.1~192kHz/16〜24bit、一部のアーティスト楽曲はAAC 320kbpsでのストリーミング配信。
x-アプリ等の対応ソフトをダウンロードの上で、moraサイト上で決済した後で楽曲のダウンロードが可能となっていた。また、楽曲毎にウォークマン等への転送回数やCD作成回数が異なっていた。
リニューアル後のmoraで配信されているコンテンツは「ミュージック」「ビデオ」「ハイレゾ」に大別される。いずれもDRMは施されていない。
| ダウンロード方法 | 適する利用方法 | 拡張子 | ファイルパス | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| ミュージック | ビデオ | ハイレゾ | ロスレス | |||
| Media Go (Ver. 2.5a以降) |
ハイレゾ音源を利用する場合 2013年秋以降に発売されたウォークマンを利用している場合 Xperia等のスマートフォンを利用している場合 タブレット端末を利用している場合 PSPを利用している場合[注釈 4] MTP/MSC転送に対応する機器を利用している場合 |
.m4a | .m4v | .flac .dsf .dsdiff |
.flac | 各アプリの既定フォルダ /アーティスト名/アルバム名 /番号と曲名.拡張子 (Media GoはVer. 2.7以降) |
| x-アプリ (Ver. 4.0以降) |
ハイレゾ音源を利用する場合(Ver. 6.0以降) USB-DACやビットパーフェクト再生(ASIO/WASAPI)を利用する場合(同上) 2013年以前に発売されたウォークマンを利用している場合 LISMO Port、旧SonicStageを利用している場合 2012年9月以前に購入したDRM付楽曲を利用している場合 |
.mp4 | ||||
| moraダウンローダー | iTunesやiOS端末を利用する場合 ブラウザからダウンロードする場合 OS Xでダウンロードする場合 |
.m4a | .m4v | |||
| ブラウザ | ダウンロード /番号と数字.拡張子 |
|||||
| Androidアプリ | Android端末を利用している場合。Google Playからのダウンロードが必要。 ハイレゾは対応機種が限られる。 拡張子は、Android搭載ウォークマンの場合は上段、それ以外のAndroid端末の場合は下段。 |
.mp4 | ダウンロード /mora/番号と数字.拡張子 |
|||
| .m4a | .m4v | |||||
ブラウザで決済した場合、「まとめてダウンロード」が利用できる。これを利用した場合は「.mora」ファイルがダウンロードされ、このファイルを期限内に開くとmoraダウンローダーが起動して、そのアプリで実際のファイルがダウンロードされる。
以前はSonicStageとWebブラウザでは使用できる決済方法が異なっていたが、2007年5月から、同じ方法となる。
クレジットカード決済は、1か月分の利用額を1つにまとめ、末日付け請求となる。決済を済ませてもダウンロードしなければ請求されない。各種電子マネーで決済した場合は8日以降に返金される。楽天Edyは「Edyギフト」で返金されていた。なお、SonicStage、x-アプリでの楽曲購入は自動的にダウンロード処理に入るため、キャンセルできない。
端末の仕様により、ハイレゾ音源の一部の楽曲情報が表示されない場合がある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/30 21:43 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動| 『MoRA』 | ||||
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| 椎名林檎 の ボックス・セット | ||||
| リリース | ||||
| ジャンル | J-POP | |||
| レーベル | EMIミュージック・ジャパン/Virgin Music | |||
| チャート最高順位 | ||||
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| 椎名林檎 アルバム 年表 | ||||
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| 椎名林檎 の ボックス・セット | ||||
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| ジャンル | J-POP | |||
| レーベル | EMIミュージック・ジャパン/Virgin Music | |||
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『MoRA』(モーラ)は、2008年11月25日に初回完全生産限定で発売された日本のシンガーソングライター・椎名林檎のCD及びDVD-Audioのボックス・セット。発売元はEMIミュージック・ジャパン/Virgin Music。また同日にはオリジナル・アルバムの『無罪モラトリアム』と『勝訴ストリップ』のアナログ盤が同時発売された。
デビュー10周年第三弾として、過去にリリースしたオリジナル・アルバムを全曲リマスタリングし、ボックス・セット化したもので、初回完全生産限定で発売された[1]。椎名林檎単独名義では初めてのボックス・セットである[注 1]。
CD-BOXには、過去にリリースしたオリジナル・アルバム3枚(『無罪モラトリアム』・『勝訴ストリップ』・『加爾基 精液 栗ノ花』)に加え、シングル1枚(「りんごのうた」)をリマスタリングしたものを収録している。その他、アルバム未収録となっていた「幸福論(シングル・バージョン)」・「真夜中は純潔」・「茎 (STEM) 〜大名遊ビ編〜」も各ディスクにボーナス・トラックとして収録された。DVD-BOXにはCD-BOXの収録内容に加え、同じくデビュー10周年記念として発売された『私と放電』が全曲96kHz/24bitの高音質で収録されている[注 2]。
DVD-BOXのみ収録
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