読み方:えむおーえる
読み方:もる
国際単位系(SI)の基本単位の一で、物質量の単位。1モルは、6.02214076×1023個の分子・原子・イオン・電子などの粒子、またはその集合体で構成された系の物質量として定義される。記号mol
[補説] 初め、1モルは12グラムの炭素12の中に存在する原子の数と等しい要素粒子の物質量として定義されたが、2019年5月20日以降、アボガドロ定数を用いた新定義が適用された。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/16 06:06 UTC 版)
(mol から転送)
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| モル mole |
|
|---|---|
| 記号 | mol |
| 系 | 国際単位系 (SI) |
| 種類 | 基本単位 |
| 量 | 物質量 |
| 定義 | 6.02214076×1023(アボガドロ定数) の要素粒子又は要素粒子の集合体(組成が明確にされたものに限る)で構成された系の物質量[1][2] |
| 由来 | その物質の分子量の数字にグラムをつけた質量に含まれる物質量 |
| 語源 | ドイツ語 Molekül(分子) |
モル(英語: mole /məʊl/, フランス語: mole, 記号: mol)は国際単位系 (SI) における物質量の単位である。1971年の第14回国際度量衡総会(CGPM)の決議によって、国際単位系の基本単位として導入された[3]。
定数![]()
モルは本来は、全ての物質は分子よりできているとの考えの元に、その物質の分子量の数字にグラムをつけた質量に含まれる物質量を 1 モルと定義した。例えば酸素分子の分子量は 32.0 なので、1 mol の酸素分子は 32.0 g となる。物質量という概念は19世紀の近代化学発祥のころから使われているものであり、この単位は当初はグラム原子、グラム分子などと呼ばれていた。
しかし、イオン結合や金属結合には分子と呼べるものがないことがわかり、共有結合の場合でも単純な分子が存在しないものがあることもわかってきた。そこで、物質を表す化学式で示される元素の原子量の和を化学式量と呼び、それにグラムをつけた質量に含まれる物質量を 1 mol と定義することとした。これにより、1 mol の塩化ナトリウムは 58.5 g、鉄は 55.85 g と表せるようになった。
1 モルに含まれる要素粒子の数は、要素粒子の種類にかかわらず一定であって、6.02214076×1023 個である[10]。この数を「アボガドロ数」という。アボガドロ数は、前記のように24桁の整数であり、また無次元量である点で「アボガドロ定数」とは異なる。
また 1 モルの理想気体は、標準状態 (STP: standard temperature and pressure) では同じ体積(約22.41396954 L(リットル))を占める[11]。このように、モルは化学の分野では基本となる重要な単位である。
1913年頃から、原子の中には質量数の異なる数種の原子(同位体)があることがわかってきた。長年、モルの定義には酸素分子を使用し、酸素分子 32 g を 1 mol としてきたが、酸素原子には天然のものでも質量数 16 のほか 17, 18 のものがあることがわかった。すなわち、それまでは質量数 16, 17, 18 の酸素原子が混ざった状態のものでモルを定義していたことになる。それがわかってから、物理学の分野では質量数 16 の酸素だけを分離して(完全に分離するのは困難なので、分離できたと仮想して)、質量数 16 の酸素による酸素分子 32 g の物質量を 1 mol と再定義した。しかし、化学者たちはそれまで通りのモルの定義を使い続けた。
物理学と化学とで異なるモルを使い続けるのは不都合があるため、1960年に国際純粋・応用物理学連合 (IUPAP) と国際純正・応用化学連合 (IUPAC) が協議して、共通的に炭素12に原子量 12 の値を与えることとした。ここから、1 mol は 12 g の炭素12の物質量という旧定義が導き出せる。炭素12が選ばれたのは、これが天然の炭素の大部分を占めているためである。 炭素原子によるモルの定義を「炭素スケール」とよび、それまでの酸素基準と分けて呼ぶこともある。
モルをSI基本単位とすることおよびその定義は、1971年の国際度量衡総会 (CGPM) で採択された[12]。
1980年に国際度量衡委員会(CIPM)により以下の補則が加えられていた。これはモルの定義の一部であった[9]。
:補則:この定義の中で、炭素12は結合しておらず、静止しており、基底状態にあるものを基準とすることが想定されている。
2019年5月20日からアボガドロ定数を定義値とする現行の定義になった。
この定義により、モルはキログラムの定義に依存しないものになった。 なお、新定義では、アボガドロ定数を正確に6.02214076×1023 /molとすることによりモルを定義したので、1モルの炭素12の質量は、12 gではなくなり、11.9999999958(36) gという実験値となった[13]。
日本の法令上は、計量法第3条の規定[14]に基づく計量単位令(平成4年政令第357号)が、計量単位令の一部を改正する政令(令和元年5月17日政令第6号)により改正され、2019年5月20日に施行することにより変更された。
1971年にモルが国際単位系に採用されて以来、モルをメートルや秒と同等の単位として扱うことに対する多くの批判が生じている。
| 記号 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 名称 |
|---|---|---|---|---|
| ㏖ | U+33D6 |
- |
㏖㏖ |
モル |
Unicodeには、モルを表す上記の文字が収録されている。これはCJK互換用文字であり、既存の文字コードに対する後方互換性のために収録されているものであるので、使用は推奨されない[21][22]。
(mol から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/13 07:50 UTC 版)
萌える大百科(もえるだいひゃっか、MO-L)は、メディア・テック出版が刊行していた萌え本のシリーズ名。編集はJCNが行っていた。
2006年12月12日に同時刊行した「女神大百科」と「悪魔大百科」が第1弾。カタログ性を重視したものや中世ヨーロッパの歴史や伝承を題材にしたタイトルが中心となっている点が特徴である。
レーベルの立ち上げ当初から競合他社の萌え本(特にイーグルパブリシングの萌え萌えシリーズ)との題材の重複が目立つとされていたが、コラムの拡充や短編小説を掲載する等の差別化を図って対応していた。
2008年10月、メディア・テック出版の倒産に伴い刊行停止。これに伴い、刊行が延期されていた「あすりーとうぇあ大百科」が「すぽーつうぇあ大全」に改題し秀和システムより刊行されたのを始め、JCN編集のタイトルは同社の萌え大全に移行している。
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