読み方:るぶりかんと
⇒潤滑剤
元来は摩擦を減少させ、摩擦面の摩耗を防ぐために用いられる物質のことをいい、鉱油、植物油、石墨、滑石、グリスなどがある。この意味を広義にとらえて異なる物質を混合する場合に、両者の濡れ性を高め、混合性をよくするために用いられる物質も意味する。塗料に顔料を混合する場合に、顔料表面に塗料樹脂を湿潤させる作用のある界面活性剤や、ゴム中に充填剤を配合するときの高級脂肪酸などがある。自動車用の潤滑油の場合には酸化防止剤、防錆剤、耐摩耗剤、清浄分散剤・流動点降下剤、粘度指数向上剤、消泡剤などの添加剤が使用されるが、これらの添加剤に含まれる多環芳香族は発がん性を示すものがあり、取り扱いには注意が必要である。
エンジンや変速機、差動装置などを潤滑するための液体状のオイル。また、ホイールベアリングやウオーターポンプの潤滑などに用いられるグリースも含まれる。エンジンオイルとしては、鉱物油あるいは合成油を基油とし、酸化防止剤、防錆剤、発泡防止剤などの添加剤を加える。エンジンオイルの作用としては、減摩作用、密封作用、緩衝作用、冷却作用、防錆作用などがある。
参照 エンジンオイル