『kikUUiki』(キクウイキ)は、日本のロックバンド・サカナクションの4作目のオリジナルアルバム。2010年3月17日にビクターエンタテインメントから発売された。
概要
- 前作『シンシロ』より、約1年ぶりとなるオリジナルアルバム。オリコンでは、初登場3位を獲得した。
- タイトル「kikUUiki」は、海水と淡水が交わる水域「汽水域」に由来する造語「汽空域」から来ており「本来相容れないものが混ざり合うところ」という意味が込められている[4]。
- 初回盤には、ボーナストラックとして「Paradise of Sunny」が収録されている。
- リリースに先駆け、2月24日から2月28日の期間限定で、レーベルのサイトにて先行試聴が行われた。タイトルにちなみ、夜と朝が交じり合う「汽空域」な時間として、朝4時から5時30分の間のみ、ランダムに4・5曲の試聴ができた。
- また、3月14日には「サカナクション『kikUUiki』爆音試聴PARTY」と題した試聴会が行われ、Ustreamで生中継された。CMのナレーションには、吉高由里子が起用された。
- Appleが主催する「iTunes Rewind 2010」ロック部門・ベストアルバムを受賞している。
| # |
タイトル |
作詞 |
作曲 |
編曲 |
録音・ミックス |
時間 |
| 1. |
「intro = 汽空域」 |
- |
山口一郎 |
サカナクション |
浦本雅史 |
|
| 2. |
「潮」 |
山口一郎 |
山口一郎・岩寺基晴 |
サカナクション |
浦本雅史 |
|
| 3. |
「YES NO」 |
山口一郎 |
山口一郎 |
サカナクション |
浦本雅史 |
|
| 4. |
「アルクアラウンド」 |
山口一郎 |
山口一郎 |
サカナクション・冨田謙 |
浦本雅史 |
|
| 5. |
「Klee」 |
山口一郎 |
山口一郎 |
サカナクション |
浦本雅史 |
|
| 6. |
「21.1」 |
- |
サカナクション |
サカナクション |
浦本雅史 |
|
| 7. |
「アンダー」 |
山口一郎 |
山口一郎 |
サカナクション |
浦本雅史 |
|
| 8. |
「シーラカンスと僕」 |
山口一郎 |
山口一郎 |
サカナクション |
浦本雅史 |
|
| 9. |
「明日から」 |
山口一郎 |
山口一郎 |
サカナクション・冨田謙 |
浦本雅史 |
|
| 10. |
「表参道26時」 |
山口一郎 |
山口一郎 |
サカナクション |
浦本雅史 |
|
| 11. |
「壁」 |
山口一郎 |
山口一郎 |
サカナクション |
浦本雅史 |
|
| 12. |
「目が明く藍色」 |
山口一郎 |
山口一郎 |
サカナクション・冨田謙 |
浦本雅史 |
|
|
合計時間:
|
|
kikUUiki Extra Track ※初回盤のみ
| # |
タイトル |
作詞 |
作曲 |
編曲 |
ダブミックス |
時間 |
| 13. |
「Paradise of Sunny」 |
- |
サカナクション |
サカナクション |
佐々木"sunny"幸生 |
|
|
合計時間:
|
|
楽曲解説
- intro = 汽空域
-
アルバムタイトル「kikUUiki」は「混ざり合わないものが混ざり合う感覚や美学、いい意味の違和感」といった意味を持つ造語であるが、本楽曲はそれを表現したものである。また、曲中では、山口がレコーディング現場をiPhoneで盗み撮りした音が使用されている[5]。
- 潮
-
タイトルは「うしお」と読む。
-
歌詞は「世の中には哲学や思想をもって生きている人がいるけど、果たしてそれは自分から発信したものなのか?」「実は社会や何かのコミュニティから得ただけのものであって、その中で躍らされているだけなのではないか?」「そして躍らされていることに気付いていないのではないか?」といったテーマに基づいて書かれたもので「ポップでありつつサイケである」ことを目指して、アレンジが行われている。なお、曲中のコーラスは、バンドのチーム(スタッフ)全員で録音したもの[5]。
- YES NO
- アルクアラウンド
-
2ndシングルの表題曲
- Klee
-
サビに登場する「クレー」という歌詞は、実はこじつけで、山口曰く、元々「くれー くれー 休みをくれー」ということを指すものであったが、最終的に、山口が敬愛する20世紀のスイスの画家であるパウル・クレーを指すものとなった[6]。
- 21.1
-
タイトル「21.1」は、2009年に新木場Studio Coastにて行われたライブイベント「version 21.1」から来ている[7]。
-
フジテレビ『FNN Live News α』内、プロ野球の試合ダイジェストにて、BGMとして使用されている。
- アンダー
- シーラカンスと僕
-
サウンド上では、前曲と繋がっており、2010年のツアー「SAKANAQUARIUM 2010 "kikUUiki"」や、日本武道館公演「SAKANAQUARIUM 21.1(B)」などのライブでも、2曲続けて演奏されている。
-
金欠で食べるものもなく、空腹だったときに作った曲だという。
-
2017年5月9日に開催されたファンクラブ限定10周年記念イベントでは、ファンによる投票で9位を獲得している。また、ファンクラブ内で行われたリアレンジ投票でも3位を獲得しており、後に限定リアレンジアルバムに収録された。ライブを除き、本楽曲が新たな音源としてリリースされるのは初となる。
- 明日から
- 表参道26時
-
Base Ball Bear・小出祐介の影響で、歌詞をフィクションで書くことに挑戦した曲。山口は「書きながら笑ってしまって……(笑)。書き上げてみたらバービーボーイズのような世界観になりましたけどね(笑)」と語っている[5]。
- 壁
-
前身バンド・ダッチマン時代から存在する楽曲で「カベ」というタイトルだった。
- 目が明く藍色
-
本アルバムのリード曲。ミュージックビデオが制作されている。
- Paradise of Sunny
-
初回盤にのみ収録されているインスト曲。「YES NO」に使用されたフルートの音が使用されている。アルバムツアー「SAKANAQUARIUM 2010 "kikUUiki"」でも演奏された。
ライブ映像作品
| タイトル |
作品名 |
備考 |
| 潮 |
SAKANAQUARIUM 2010 (C) |
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| YES NO |
SAKANAQUARIUM 2010 (B) |
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| SAKANAQUARIUM 2010 (C) |
|
| 834.194 |
完全生産限定盤に収録された、デビュー10周年を記念して行われたイベント 「"2007.05.09 - 2017.05.09" -LIVE AT STUDIO COAST 2017.05.09-」にて演奏された。 |
| アルクアラウンド |
|
| klee |
SAKANAQUARIUM 2010 (B) |
|
| SAKANAQUARIUM 2010 (C) |
| SAKANAQUARIUM 2011 DocumentaLy -LIVE at MAKUHARI MESSE- |
| SAKANATRIBE 2014 -LIVE at TOKYO DOME CITY HALL- |
| SAKANAQUARIUM 2015-2016 "NF Records launch tour" -LIVE at NIPPON BUDOKAN 2015.10.27- |
| 21.1 |
SAKANAQUARIUM 2010 (B) |
「マレーシア32」や「Paradise of Sunny」などと共にメドレー形式で演奏された。 |
| SAKANAQUARIUM 2010 (C) |
|
| アンダー |
SAKANAQUARIUM 2010 (B) |
|
| SAKANAQUARIUM 2010 (C) |
| シーラカンスと僕 |
SAKANAQUARIUM 2010 (B) |
|
| SAKANAQUARIUM 2010 (C) |
| SAKANATRIBE 2014 -LIVE at TOKYO DOME CITY HALL- |
| SAKANAQUARIUM2017 10th ANNIVERSARY Arena Session 6.1ch Sound Around |
| 明日から |
SAKANAQUARIUM 2010 (C) |
|
| 表参道26時 |
SAKANAQUARIUM 2010 (C) |
|
| SAKANATRIBE 2014 -LIVE at TOKYO DOME CITY HALL- |
| 壁 |
SAKANAQUARIUM 2010 (C) |
|
| SAKANAQUARIUM 2015-2016 "NF Records launch tour" -LIVE at NIPPON BUDOKAN 2015.10.27- |
| SAKANAQUARIUM2017 10th ANNIVERSARY Arena Session 6.1ch Sound Around |
| 目が明く藍色 |
|
| Paradise of Sunny |
SAKANAQUARIUM 2010 (B) |
「マレーシア32」や「21.1」などと共にメドレー形式で演奏された。 |
| SAKANAQUARIUM 2010 (C) |
|
脚注
外部リンク
バンドの公式サイト
歌詞掲載サイト
インタビュー記事
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| 山口一郎(ボーカル・ギター)- 岩寺基晴(ギター)- 草刈愛美(ベース)- 岡崎英美(キーボード)- 江島啓一(ドラム) |
| シングル |
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| アルバム |
| オリジナル |
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| EP |
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| ライブ |
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| リミックス |
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| コンピレーション |
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| サウンドトラック |
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| コンセプト |
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| ベスト |
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| 映像作品 |
| ライブ(フィジカル) |
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| ライブ(配信) |
1. ネイティブダンサー/セントレイ/アドベンチャー(SAKANAQUARIUM 2009 "シンシロ" FINAL @ PANNY LANE 24)- 2. 表参道26時/YES NO/アンダー/シーラカンスと僕/壁/目が明く藍色/潮(from SAKANAQUARIUM2010 "kikUUiki" -5.15新木場STUDIO COAST-)- 3. 夜の踊り子 "ZEPP ALIVE ALONE"
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| MV |
1. SAKANARCHIVE 2007-2011〜サカナクション ミュージックビデオ集〜
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| ボックス・セット |
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| 楽曲 |
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| コンサート |
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| ワンマンライブ |
| 2000年代 |
| 2007年 |
1.「GO TO THE FUTURE」レコ発ツアー - 2.「GO TO THE FUTURE」レコ発ワンマンライブ - 3. サカナクションLIVE in Okinawa 2007
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| 2008年 |
|
| 2009年 |
7. SAKANAQUARIUM 2009 "シンシロ"
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| 2010年代 |
| 2010年 |
8. SAKANAQUARIUM 2010 "kikUUiki" - 9. SAKANAQUARIUM 21.1(B)
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| 2011年 |
10. SAKANAQUARIUM 2011 "ZEPP ALIVE" - 11. SAKANAQUARIUM 2011 "DocumentaLy"
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| 2012年 |
|
| 2013年 |
|
| 2014年 |
15. SAKANAQUARIUM 2014 "SAKANATRIBE"
|
2015年 - 2016年 |
16. SAKANAQUARIUM 2015-2016 "NF Records launch tour"
|
| 2017年 |
17. SAKANAQUARIUM 2017 "多分、風。" - 18. SAKANAQUARIUM 2017 高崎アリーナオープン記念ライブ - 19. SAKANAQUARIUM2017 10th ANNIVERSARY『2007.05.09』TOUR - 20. サカナクション デビュー10周年記念イベント 2007.05.09 - 2017.05.09 - 21. SAKANAQUARIUM2017 10th ANNIVERSARY Arena Session 6.1ch Sound Around
|
| 2018年 |
22. SAKANAQUARIUM2018 "魚図鑑ゼミナール" - 23. SAKANAQUARIUM2018 "魚図鑑ゼミナール" VISUAL LIVE SESSION
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2018年 - 2019年 |
24. SAKANAQUARIUM2018-2019 "魚図鑑ゼミナール"
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| 2019年 |
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| 2020年代 |
| 2020年 |
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| 2021年 |
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2021年 - 2022年 |
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| 2022年 |
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| 2024年 |
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| 2025年 |
34. SAKANAQUARIUM 2025 "怪獣"
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| 配信ライブ |
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| その他イベント |
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カテゴリ |
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| 書籍 |
1. SAKANA ENSEMBLE 2007-2009 - 2. SAKANA ENSEMBLE 2010-2011
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| 関連項目 |
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その他各賞
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